本日は下記の計6レースの予想になりますm(__)m。
■ペースが上がりにくい舞台だが、先行馬は多数
スワンSが行われる京都芝1400mは、向正面からスタートして2F目から坂を上り、4F目で坂を下るコース。このため前半のペースが上がりにくく、過去10年の平均前半3Fは34秒9と芝1400m戦としては遅い。内訳は極端なスローペースが4回、平均ペースが4回、ややハイペースが2回。
2017年と2018年はややハイペースが発生しているが、2017年は重馬場、2018年は開催日が雨に見舞われる日が多く、良馬場発表もやや時計の掛かる馬場で行われた年だ。2018年は唯一、追込馬のロードクエストが優勝しているが、2013年はコパノリチャード、2014年はミッキーアイル、2020年はカツジが逃げ切り勝ちを収めている。
今秋の京都芝は過去のこの時期と比べると時計が掛かっているが、それでも高速馬場。そのうえで明確な逃げ馬が不在。今春のヴィクトリアマイルで逃げの手を打ったロータスランドは、大外枠からだとよほど押して行かないとハナに行けないので、積極的に逃げたがらない岩田康騎手が鞍上となると、それをやらないだろう。
今年1月のニューイヤーCを逃げ切り、前走時からブリンカー着用で出脚が良くなった内枠のウイングレイテストも岩田康騎手と同タイプの松岡騎手が鞍上となると逃げない可能性が高く、ここは4走前の芝1200m戦、仲春Sを逃げ切ったメイショウソラフネかテンの速いタマモブラックタイ辺りが、押し出されるようにして逃げる可能性が高いと見ている。
ロータスランドは好位の外を狙うのか、後方に下げて内を狙うのかはともかく、2列目を狙う先行馬はルガル、ウイングレイテスト、トウシンマカオ。極端なスローペースではないかもしれないが、速くはならないだろう。差し馬よりも先行馬という想定で予想を組み立てたい。
本日5番 京都11R スワンS 芝1400m
◎ (12)ルージュスティリア
○ (2)ルガル
▲ (15)ララクリスティーヌ
△ (9)アヴェラーレ
△ (14)インダストリア
△ (3)ウイングレイテスト
△ (4)トウシンマカオ
△ (6)スマートリアン
△ (8)グレナディアガーズ
△ (16)ウインマーベル
結論 馬連12-2,15,9,14,3,4,6,8,16 (10:10:10:10:2:2:2:2:2) 複勝12 (50)
■有力馬とそのコメント
◎ (12)ルージュスティリア
昨秋から芝マイルを使われ、3連勝で3勝クラスの長篠Sをオープン級の指数で勝利した馬。同レースは6番枠からトップスタートを切って一旦ハナに立ったが、そこからコントロールし、内のシルヴェリオに行かせて2番手を追走。やや折り合いに苦労していたが、シルヴェリオを壁にして追走し、3~4角で最短距離を通して4角出口で同馬の外に誘導。直線序盤で追い出されるとすっと先頭に立ち、ラスト1Fでリードを広げて2馬身差で完勝した。
休み明け緒戦となった4走前の阪神牝馬Sでは1番人気に支持されながらも6着敗退。しかし、同レースは川田騎手らしからぬラフプレーが目立った。7番枠から五分のスタートを切って、二の脚で2列目を取りに行ったが、サウンドビバーチェに前を取られて好位の中目を追走。レースがかなりのスローペースだったこともあり、道中はやや折り合いに苦労していたが何とか我慢させ、3角ではスペースを作って中団に近い位置。4角中目から前のスペースを詰めて3列目で直線へ。
しかし、最後の直線では前のサウンドビバーチェに突っ込みそうになってバランスを崩し、急に外に進路を切り替えて外のイズジョーノキセキと接触。しばらく左右にフラ付く不利があった。3走前のヴィクトリアマイルでも10着に敗れているが、同レースは15番枠から五分のスタートを切ったが、そのあと内の馬に接触。そこから位置を取りに行ったが、外からソダシに切れ込まれて、そこでも内の馬に接触する不利があった。
前々走の中京記念は16番枠から好スタートを切ったが、やはり意識的に位置を下げて中団の内を狙う形。しかし、さすがに内には入れず、中団やや後方の中目。3~4角でも中団やや後方の中目でレースを進めていたが、外のディヴィーナとの接触で躓いてやや位置を下げ、何とか同馬の後ろを通して直線で同馬の外。そこから追われたがジリジリで、ディヴィーナに伸び負けする形。最後にウイングレイテストを何とか捕らえてハナ差の3着だった。大外枠のここで控えるという判断自体は良かったが、3~4角でペースが上がっていく中での不利は小さくなかった。
前走の府中牝馬Sは3番枠から好スタートを切って、前々走から一転してハナへ。最終的に外のディヴィーナがハナを主張したのでそれを行かせて2列目の外で我慢の競馬。そうしているうちにディヴィーナにどんどん離され、3~4角でペースが緩んでも動かないまま2番手で直線へ。直線序盤で追われてもジリジリで、ラスト2Fでも2列目付近で踏ん張ったが、ラスト1Fで甘くなって0.4秒差の7着に敗れた。本馬はスパっと切れる脚がなく、ある程度、前の位置を取ってこその馬。3~4角で動かなかった辺りに、本馬に乗る川田騎手は「迷手」になっていると感じさせた。
この馬に関しては、乗り替わりが懸命だろう。前走の行きっぷりなどから調子落ちはないと判断できるだけに、ここは本馬の能力全開に期待してみたい。今回は芝1400m戦だが、前半3F34秒台半ばで入って行ける先行力があるので3列目くらいは狙っていけると見ている。阪神牝馬Sや中京記念で1番人気に支持された馬が、ここでは単勝9番人気というのは実に美味しいい。
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本日1番 東京11R アルテミスS 芝1600m
◎ (4)チェルヴィニア
〇 (10)ラヴスコール
▲ (5)シュシュトディエス
△ (1)ライトバック
△ (2)ショウナンマヌエラ
結論 馬連4-10,5,1,2 (20:10:10:10) 複勝4 (50)
■阪神ジュベナイルFに繋がることが多い一戦
阪神ジュベナイルFの前哨戦として創設されて今年で11年目。過去の連対馬からアユサン(2012年)、レッツゴードンキ(2014年)、メジャーエンブレム(2015年)、リスグラシュー(2016年)、ラッキーライラック(2017年)、ソダシ(2020年)、サークルオブライフ(2021年)、リバティアイランド(2022年)と、後のGIホースを多く輩出しており、本番に繋がるという意味でも、注目度の高いレースとなっている。
このレースは本番を意識して、末脚を生かすレースをする馬が多いことがポイント。2018年のライデンシャフトのようなハナ必須タイプが出走していない限り、まず平均ペースよりも遅い流れになる。まず、平均ペースよりも遅い流れになる。このため将来のある馬が活躍する一方、2017年の13番人気馬サヤカチャンのような、前からの一発も決まっている。2019年も5番人気馬のビッククインバイオが逃げて3着、2022年は6番人気アリスヴェリテが逃げて3着だった。
キャリアの浅い馬2歳馬は、まだ脚質が定まっていない場合もあり、急な脚質チェンジもあるが、それでも騎手自ら無理に行かせてバテさせるようなレースは基本的にはさせない。将来性を紡ぐことになりかねないからだ。だからこそ前残りが発生したり、2015年の13番人気馬デンコウアンジュのように、大外枠から思い切った末脚を生かす競馬で激変したりするのだろう。そこも踏まえて予想を組み立てたい。
■有力馬とそのコメント
◎ (4)チェルヴィニア (未勝利戦の評価AA)
超ハイレベルだった6/4の東京芝1600mではボンドガールに敗れたものの3着馬には3馬身差と、しっかり差をつけて好指数の2着だった馬。新馬戦では逃げて目標にされてしまったことで最後に苦しくなった点を踏まえ、前走の未勝利戦では6番枠から好スタートを切ったが、内からハナを主張する馬を行かせて2番手からの競馬。こうなると負けるわけにはいかない。
最後の直線では逃げ馬を目標に楽な手応え、残り300m辺りで前を捉えるとそこからは後ろをグングン引き離し、6馬身差で圧勝した。指数は先に行われたダリア賞、函館2歳Sと同等。8月12日時点では、現2歳世代芝部門の指数トップタイとなった。最後の直線で馬なりのまま逃げ馬に並びかけていくなど、余裕度合いを考えると、ダリア賞の勝ち馬コラソンビートや函館2歳Sの勝ち馬ゼルトザームを上回る走りだった。
半兄ノッキングポイントと指数上の比較をすると、新馬戦の時は負けていたが、デビュー2戦目で大きく上回ったことになる。前走はかなり優秀な指数を記録。能力の天井が思いのほか低かった場合には凡退する可能性もあるが、レースぶりからもう一段上のものを持っていると見て、本命馬とした。
○ (10)ラヴスコール (新馬戦の評価AA)
札幌芝1500m戦の勝ち馬。同レースでは8番枠から好スタートを切って前に行こうとし、前進気勢の強さを見せていた。しかし、外の馬に前に入られてしまい、抑える形になって折り合いを欠いた。前に壁を作って好位の中目を追走したが、それでも行きたがる感じを見せていた。最後の直線では外に出すのに手こずったが、進路を確保するとグイグイ伸び、最後は早めに抜け出したラーンザロープスをクビ差捉えてゴールした。
3着馬には3馬身差をつけており、上位2頭はなかなかの好指数を記録。ラスト2Fは11秒6-11秒3。時計の掛かる札幌芝ではかなり評価できる数字だ。今回はスムーズさを欠くところもあっただけに、前走からの大きな前進があると見て、対抗馬とした。
▲ (5)シュシュトディエス (新馬戦の評価AA)
秋の中山芝1600mの新馬戦の勝ち馬。同レースでは11番からスタート後に外にヨレたが、このレースは16頭立てで外がゲートのつなぎ目だったことや、12番枠の馬が出遅れたこともあり、問題なく立て直し、好位の外まで上がって行くことができた。3~4角では前に並びかけ、直線では粘る逃げ馬を目標にしっかり脚を伸ばして、1馬身3/4差で快勝した。
前記の新馬戦はペースが遅く、後続馬に差を付けられなかったので指数は高いものとはならなかったが、ラスト2F11秒3-10秒8と急加速。前開催の中山芝の新馬戦は、最後に加速してゴールした馬がすごく多く、数字を鵜呑みにできないが、余裕を持って勝利したことは確か。本馬も今後の成長が期待できる。ただし、新馬戦ではやや他の馬を気にするような素ぶりを見せていたので、好位の外で進める競馬が理想的。そういう競馬ができれば、大仕事をやってくれそうだ。
△ (1)ライトバック (新馬戦の評価B)
新潟芝1800mの新馬戦の勝ち馬。同レースでは10番枠から出遅れて最後方を追走。ペースは5F通過63秒9と遅いが、4角を迎えても最後方列の中目だった。最後の直線ではズラリと前が壁で、鞍上は進路を求めて右往左往。ラスト2F過ぎでようやく外に進路を見つけたが、前とはかなりの差。あまり届きそうな感じはしなかったが、残り300mあたりでエンジンを点火してグイグイと伸び始め、最後にキッチリと差し切った。
。
ラスト2Fは11秒0-11秒4。上がり3Fタイムは32秒8。最後に前が止まったので差し切っているが、単勝1番人気でありながら、危うい競馬だった。ただし、出遅れの不利、スローペースを後方からだったことを考慮すれば悪くない内容。前走から前進必至で警戒が必要だ。
△ (2)ショウナンマヌエラ
中京芝1600mの新馬戦の勝ち馬。同レースでは7番枠から抜群のスタートを切ってハナを主張。内のサトノアイオライトが競ってきたが、これを制してじわっとハナを取り切ると、かなりのスローペースに持ち込んでの逃げ。最後の直線では後続に約2馬身差のリードを広げたものの、ラスト1Fでやや甘くなり、そこを外からウインディオーネに3/4まで迫られた。
前走の新潟2歳Sでは6番枠から好スタートを切って、じわっとハナを取り切る。そこからそれほどペースを落とさずに後続とのリードを広げ、3~4角で息を入れながらも約2馬身差のリードで直線へ。ラスト2Fでは内からルクスノアも食らいついてきたが、それを振り切ったが、ラスト1Fで外からアスコリピチェーノに捕えら切られて1馬身差の2着に敗れた。しかし、ここでは勝ち馬アスコリピチェーノは◎(4)チェルヴィニアが勝利した未勝利戦と同等の指数を記録。本馬が前走で記録した指数はここでは2位となる。前有利の利があれば、ここも好走が期待できる。
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本日2番 京都8R 萩S 芝1800m
◎ (7)ボルケーノ
○ (5)ルシフェル
▲ (3)アレグロブリランテ
結論 馬連7-5,3 (40:10) 複勝7 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にルシフェル(-3.7pt)、デルシエロ、ビーグラッド、ボルケーノ(ともに-3.0pt)、アレグロブリランテ(-2.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
■有力馬とそのコメント
◎ (7)ボルケーノ (新馬戦の評価A)
6月の東京芝1600mの新馬戦の勝ち馬。同レースでは8番枠からトップスタートを切って、そのままハナを主張。マイペースの緩やかな逃げで、外から2番手のコスモブッドレアが早めに上がってきたが、行きたがることなく、折り合いが付いていた。そのせいもあって最後の直線に向いても手応え抜群。最後まで脚色が衰えることなく、結局そのまま逃げ切った。
ラスト2Fは11秒5-11秒6とほぼ減速せずにゴール。4着馬には3馬身半差と大きな差をつけており、2着馬、3着馬は次走の未勝利戦でともに好指数勝ちしており、レベルの高い新馬戦だったと言える。この中間は古馬のオープン馬たちを相手に調教を積んで来ており、ここは決めたいところである。
○ (5)ルシフェル (未勝利戦の評価A)
前々走の新馬戦は、後にコスモス賞を高指数で勝利したエコロヴァルツの2着だった。前走は前走成績の悪い馬が揃った未勝利戦だったこともあり、単勝オッズ1.1倍の支持を受けた。ただ前々走ではエコロヴァルツが3~4角で早めに上がっていき、見た目以上に前が苦しい競馬。外から差して2着の実績は、額面通りに受け取れないところもあると考えていた。
レースは前走同様に2番枠からやや出遅れ、後方2番手を追走。しかし今回は相手が弱かったこともあり、向正面で上がっていく。3~4角では外から早々と先頭に立ち、直線では堂々と押し切って4馬身差の圧勝だった。
早めに上がっていく競馬をしながら、ラスト2Fは12秒3-12秒0。これはまだ余裕があった証拠。クラスが上がっても活躍が十分に期待できるものだった。また、このレースで離された2着争いを制したのはチョメチョメ。同馬は〇(7)ボルケーノが勝利した新馬戦で2秒も離された8着だった。やはりボルケーノはかなり強いのだろうと再認識させられた。
▲ (3)アレグロブリランテ (新馬戦の評価B)
福島芝1800mの新馬戦の勝ち馬。同レースでは4番枠からまずまずスタートを切って、前を行く3頭を見ながら好位の中目を追走。向正面で外からアーマルコライトが捲って一気に先頭に並びかけると、それを追いかけて2列目3番手で3角へ。3~4角では前2頭の内から先頭に立とうとする勢いだったが、最内のキットハナガサクに張られてポジション後退。直線では伸びないかと思われたが、最後にグイッと伸びて前を行く同馬を差し切った。
このレースでは2着と半馬身差だったが、3着とは3馬身差をつけて勝利した点は評価できる。ラスト2Fは12秒4-12秒5。減速度合いは少ないので余力はあるように感じる。ただし、上がり3Fタイムは36秒8。時計の掛かる福島最終週の馬場ではあるが、良いとは言えない。今回の走りは数字面でそこまで高い評価はできないが、今回での前進があると見て一考した。
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本日4番 東京9R 伊勢崎特別 ダ2100m
◎ (8)コルサファターレ
○ (5)クールミラボー
▲ (9)メイテソーロ
注 (14)メイショウカゲカツ
△ (1)キタノセレナード
△ (12)インテンスフレイム
△ (13)ソッコータルマカ
△ (15)トクシースタローン
結論 馬連8-5,9,14,1,12,13,15 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝8 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にクールミラボー(-17.7pt)、インテンスフレイム、トクシースタローン(ともに-14.7pt)、キングサーガ(-14.3pt)、コルサファターレ(-14.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (8)コルサファターレ
ここまでキャリア5戦で3着を外したことがない馬。前々走の東京ダート2100mの未勝利戦では、11番枠から五分のスタートを切って、じわっと二の脚で先行。向正面序盤では4番手だったが、半ばで前2頭から離れた3番手に上がり、そこからもじわじわ差を詰めて、4角では3~4馬身差の射程圏内。ラスト3F手前で先頭に立つと、そこからどんどん後続を引き離して大差の勝利を収めた。本馬が同レースで記録した指数は2勝クラスで通用級のもの。休養明けの前走の1勝クラスは、前2頭の外を追走して余裕残して快勝。得意の舞台に戻る今回はさらに前進が期待できる。
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本日6番 新潟11R 魚沼S 芝2000m
◎ (3)ビキニボーイ
○ (2)エーデルブルーメ
▲ (6)ルドヴィクス
△ (10)マイネルモーント
△ (1)バレエマスター
△ (4)ホウオウリアリティ
△ (5)セレシオン
△ (9)マテンロウアレス
△ (11)レヴァンジル
結論 馬連3-2,6,10,1,4,5,9,11 (15:15:5:3:3:3:3:3) 複勝3 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にルドヴィクス(-17.7pt)、エーデルブルーメ、マイネルモーント(16.3pt)、レヴァンジル(-14.7pt)、バレエマスター(-13.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (3)ビキニボーイ
デビュー2戦目の札幌芝1800mの未勝利戦を逃げ切り勝ちした馬。しかし、重賞では全く通用せず、京都2歳Sでは逃げるグリューネグリーンに絡んで行って撃沈したこともあった。ところが姫路、園田のタフなダートを経験することで体力が付いて、中央再転入後の4走前・佐渡S(3勝クラス)では、勝ち馬トゥデイイズザデイと0.4秒差(5着)に好走した。
4走前は1番枠から五分のスタートを切って、終始中団の最内を通して、最後の直線でも内ラチ沿いからジリジリ脚を伸ばす競馬。3勝クラスの上位常連馬(3着のオヌールは次走で長岡S勝ち)を相手にここまでやれたのは大きな収穫だった。
前走の大原Sは5番枠から五分のスタートを切って、手綱をしごきながらハナを主張し、内からハナを主張したゴールドエクリプスとの競り合いを制して、秋華賞当日のある程度時計の掛かる馬場で実質オーバーペースの逃げ。さすがに無茶過ぎた。今回は前走で厳しい流れを経験したことが、スタミナ強化に繋がると見て本命馬とした。
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本日3番 京都12R 4歳上2勝クラス ダ1800m
◎ (4)ブライアンセンス
○ (3)テンダンス
▲ (5)ドットクルー
注 (7)テーオーレガシー
△ (11)ワンダースティング
△ (13)メイショウコジョウ
結論 馬連4-3,5,7,11,13 (15:15:10:5:5) 複勝4 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にブライアンセンス(-20.7pt)、メイショウオーロラ(-15.7pt)、コンティノアール(-15.0pt)、テーオーレガシー( -12.3pt)、メイショウコジョウ(-11.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (4)ブライアンセンス
デビュー3戦目に後の関東オークス勝ち馬パライバトルマリンとハナ差の2着、この時点で古馬2勝クラス勝ちレベルを超える指数を記録すると、その次走の1勝クラスでは3着馬に8馬身差をつけ、古馬3勝クラス勝ちレベルの指数をマークした実力馬。
前記の1勝クラスは2番枠から五分のスタートを切って、そこから押して行ったが、そこまで前の位置は取れず、3列目の内目。3~4角でも3列目の中目を通して直線へ。ラスト1Fで抜け出していたブレイゼストを捉えて2馬身半差で完勝した。このレースでは当日の東京ダ1600mの立夏S(3勝クラス)と同等の指数での勝利だった。
前々走のユニコーンSは全能力を出し切れなかったが3着。そして前走の西湖特別は休養明け。最後の直線でなかなか進路が開かず、能力を出し切れなかった。叩かれた今回は能力発揮を期待できる。