2023年 府中牝馬S+京都8R+東京9R+メインRの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2023.10.14
2023年 府中牝馬S+京都8R+東京9R+メインRの予想

本日は下記の計5レースで終了ですm(__)m。

■前哨戦のここが目標の馬を狙え!!

 府中牝馬Sは、エリザベス女王杯の前哨戦。かつてはあまり本番に繋がらないレースだったが、2011年にGⅡに昇格してから、出走メンバーがレベルアップ。2011年以降のエリザベス女王杯では、オールカマーや札幌記念などの牡馬混合の中距離路線馬や秋華賞上位馬を相手に、府中牝馬S組が5勝、2着5回と活躍している。

 しかし、エリザベス女王杯で連対した10頭中、府中牝馬Sでも連対していたのは、2016年のクイーンズリング(1着)、2017年のクロコスミア(1着)、2018年のリスグラシュー(1着)、2020年のサラキア(2着)の4頭のみ。つまり、このレースで3着以下だった馬が5頭も本番で通用しているということ。

 それだけに本番が大目標と推測される馬を、前哨戦のここで本命にするのは好ましくない。しかし、前哨戦だからと言って、けっして能力で見劣る馬が連対しているわけでもなく、2011年以降の全ての連対馬は、GⅡ以上勝ちの実績があるか、前走で3勝クラスを勝利しているかの条件を満たしていた。今回ももともと実績があって、ここが目標の馬を狙いたい。

本日1番 東京11R 府中牝馬S 芝1800m
 ◎ (9)アンドヴァラナウト
 ○ (6)プレサージュリフト
 ▲ (11)シンリョクカ
 △ (3)ルージュスティリア
 △ (7)ディヴィーナ
 △ (8)ライラック
 △ (10)ファユエン
 △ (12)イズジョーノキセキ
結論 馬連9-6,11,3,7,8,10,12 (15:10:5:5:5:5:5) 複勝9 (50)

■有力馬とそのコメント

◎ (9)アンドヴァラナウト

 3歳時にはローズS勝ち、古馬になってからも阪神牝馬S・2着、昨秋の府中牝馬S・3着の実績がある馬。前記のレースは何れもGⅠの前哨戦であり、前哨戦GⅡハンターと言える存在だ。

 また本馬はもともとは好位で流れに乗れる馬だったが、昨年のエリザベス女王杯、愛知杯と長い距離の重馬場のレースを使われたことで、前々走の阪神牝馬S、前走のヴィクトリアマイルとともにスタートも行きっぷりも悪くなり、後方からのレースとなった。

 それでも前々走の阪神牝馬Sでは前と内が残る展開を最後方からレースを進め、3~4角でも最後方の中目を通して、直線序盤で窮屈になる場面がありながらも、それを捌き切って中団まで上がり、ラスト1Fでは一気に差し込んだ。ここではメンバー最速の上がり3Fを記録し、勝ち馬サウンドビバーチェに0.4秒差まで迫っている。

 近2走はマイル戦を使われて追走に苦労したが、芝1800mの今回はレースの流れに乗りやすいはず。また今回は逃げ馬が不在で、かなりの瞬力を問われる展開になる可能性が高いだけに、中団くらいの位置を取って、本来の瞬発力を発揮すれば十分に勝利が狙える。
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本日2番 京都8R 柴菊賞 芝1800m
 ◎ (3)ジュンゴールド
 〇 (2)モアリジット
 ▲ (1)ホルトバージ
結論 馬連3-2,1 (25:25) 複勝3 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にジュンゴールド(-5.0pt)、フナデ(-4.0pt)、モアリジット(-1.3pt)、ホルトバージ(1.7pt)、ナムラフッカー(3.7pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (3)ジュンゴールド (新馬戦の評価AA)

 本馬の半兄にはデビュー3戦目の東京スポーツ杯2歳Sで3着のジュンブルースカイ。そういう血統背景からも、新馬戦では1番人気に支持された。

 レースは1番枠から五分のスタートを切り、中団やや後方の中目でしっかりと脚をタメていた。手応えに余裕があるのか、3~4角でも手綱が動かない。持ったまま直線を向いて外に誘導し、ゴーサインが出されると凄い脚。一気に前を捉えて突き放し、3馬身半差で圧勝した。

 ゴールを過ぎても加速していくような脚が印象的で、やはりラスト2Fは12秒2-11秒7と急加速でフィニッシュ。上がり3Fタイムの35秒4がやや平凡ではあるが、それでも出走メンバー中では断トツの1位で、直線まで全く動かなかったこともあるだろう。ジュンブルースカイよりも新馬戦の勝ちっぷりは明らかに上。ならば重賞でも楽しめる馬となりそう。ここは通過点と見る。
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本日3番 東京9R プラタナス賞 ダ1600m
 ◎ (6)ライジンマル
 ○ (12)アマンテビアンコ
 ▲ (2)バルミーウェザー
 注 (13)イーグルノワール
 △ (1)アセレラシオン
 △ (8)サンダーアラート
 △ (5)ブループリマドンナ
 △ (7)ベルフィーヌ
結論 馬連6-12,2,13,1,8,5,7 (16:12:10:4:4:2:2) 複勝6 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にライジンマル(-9.0pt)、ヒストリアイ、アマンテビアンコ(ともに-7.0pt)、サンダーアラート、イーグルノワール、ハンデンカイザー(ともに-6.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (6)ライジンマル (新馬戦の評価AA)

 新潟ダ1800mの新馬戦の覇者。同レースでは4番枠から好スタートを切り様子を窺っていたが、スピードの違いで自然と先頭に立った。そこから折り合いながらマイペースの逃げだったが、他の馬にとっては厳しいペースだったようで、ムチが飛ぶ馬がチラホラ。4角手前で能力の足りない馬は置かれて馬群がバラけ始めた。直線に入ると他の先行各馬の脚色一杯となるなかで、本馬だけは一定の脚の回転を続け、結果は8馬身差の独走だった。

 ラスト2Fは12秒6-12秒6とかなり優秀。あの一定の脚の回転を続けた走りが数字にも良く出ている。今年の2歳ダート新馬戦は好指数決着が多く、その中で指数が飛び抜けているわけではないが、ここではNO.1の指数を記録。現段階ではキレがやや足りない感もあるが、心臓はかなり強そう。距離が延びる方が理想的だが、ここも期待してみたい。

○ (12)アマンテビアンコ (新馬戦の評価A)

 祖母は白毛のシラユキヒメ。母も白毛の活躍馬ユキチャン。そして本馬も白毛馬として産まれた。白毛はしっかりと遺伝するようで、徐々にその数が増え、毛色だけで珍重されることも少なくなっている。競走能力の高さもしっかり見せてほしいものだ。

 前走の東京ダ1400mの新馬戦では、15番枠から五分のスタートを切ったが、そこから無理をせず、リズム重視で先団馬群の後方外を追走。3~4角からじわじわ進出し、直線序盤でさらに外に出された。しかし、前を行く馬たちの脚色が良く、なかなか落ちてこない。これは届かないかと思われる場面もあったが、最後までグングン伸びて勝利した。

 ラスト2Fは12秒2-12秒4。ダートの新馬戦としては最後の減速度合いが小さい。あのラスト1Fのスピード感が数字に出ている。4着以下は大きく離れており、この時期のダート新馬戦としては指数も良い。また前走はややエンジンのかかりが悪かっただけに、今回の1Fの距離延長は好ましい。

▲ (2)バルミーウェザー (未勝利戦の評価A)

 函館ダ1000m新馬戦は、ラスト2F11秒6-10秒9が記録された驚きの一戦。そこで2着だったのが本馬だ。前走はデビュー2戦目、ダ1700mへの一気の距離延長が嫌われたが、2番人気だった。

 前走は11番枠から出脚が悪く、スタート直後に接触。新馬戦でも出脚が悪く、距離長で改善されることが推測されたが、やや改善された程度だった。このため道中は中団やや後方の外を追走。3角を過ぎても前とはかなりの差で、大敗もあるかと感じる瞬間もあった。

 ところが4角手前で一気に前との差を詰め好位の直後、そこから外に出されて2列目に並びかけると、直線では良い脚を持続し、結果5馬身差の圧勝だった。ラスト2Fは13秒1-13秒0。まだ余裕がありそうだ。スタートが悪く、当てにならない面もあるが能力自体はかなり高い。
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本日5番 新潟11R 飛翼特別 芝1000m
 ◎ (6)ロサロッサーナ
 〇 (4)ダンシングニードル
 ▲ (18)バオバフ゛スピリット
 △ (9)プレジールミノル
 △ (10)ペイシャカレン
 △ (11)エスジープリンセス
 △ (16)ディアナグラン
 △ (17)ステラダイヤ
 △ (2)ルルルージュ
 △ (5)カジュフェイス
 △ (7)ショウナンマッハ
 △ (13)ダノンセシボン
 △ (14)アジアノジュンシン
結論 馬連6-4,18,9,10,11,16,17,2,5,7,13,14 (10:10:4:4:4:4:4:2:2:2:2:2) 複勝6 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にディアナグラン(-16.0pt)、プレジールミノル(-14.0pt)、ロサロッサーナ、ショウナンマッハ、バオバブスピリット(ともに-12.3pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (6)ロサロッサーナ

 4走前の新潟芝1000m戦では、大外16番枠から外ラチ沿いを逃げて5馬身差で圧勝した馬。当時、記録した指数は3勝クラス勝ちレベルのもの。芝に路線転向してから強くなり、新潟芝1000mには実績がある。前走の稲妻Sは格上挑戦。厳しいペースで逃げて、追い込み馬台頭のレースとなった。今回は前走の経験を生かして、粘り強化が見込める。
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本日4番 太秦S ダ1800m
 ◎ (6)ガンダルフ
 〇 (1)メイクアリープ
 ▲ (7)マリオロード
 △ (4)タイセイドレフォン
 △ (5)カフジオクタゴン
 △ (9)ロードエクレール
 △ (10)エナハツホ
結論 馬連6-4,18,9,10,11,16,17,2,5,7,13,14 (10:10:4:4:4:4:4:2:2:2:2:2) 複勝6 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にタイセイドレフォン(-30.7pt)、メイクアリープ(-30.3pt)、カフジオクタゴン(-25.0pt)、リリーミニスター(-23.7pt)、マリオロード(-21.3pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (6)ガンダルフ

 昨年6月にダート路線に転向してから着実に上昇してきた馬。前々走のOP・アハルテケSは、前半4F46秒2と芝並みのペースだが、東京マイルで重馬場の超絶高速ダートということを考慮するとそこまで速い流れでもなく、5F目でやや緩んだことを考慮すると、中団中目から最後の直線で馬群を捌いての2着はそれなりに価値がある。休養明けの前走・BSN賞ははっきりと出遅れて、本来の能力を出せなかったが、叩かれてのここは巻き返しが期待できる。

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