2023年 ユニコーンS・マーメイドS+阪神9R+メインR以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

お問い合わせ

予想

2023.06.18
2023年 ユニコーンS・マーメイドS+阪神9R+メインR以降の予想

→東京12Rの予想を追加しましたm(__)m。

■ハイペース傾向がとても強いレース

 ユニコーンSは過去10年の平均前半4F46秒63-後半4F48秒83と明確にハイペースの傾向だ。過去10年で超絶ハイペースが2回、かなりのハイペースが5回、ややハイペースが1回。平均ペースで決着したのは1回のみとなっている。

 このため勝ち馬の脚質こそ逃げ1勝、先行3勝、中団3勝、差し2勝、追込1勝だが、2着は半数が差し、追込で決まっており、3着は80%差し、追込だ。連対ではそこまで脚質を意識する必要はないが、3着付けには差し、追込がオススメだ。

 実際に今年もニシノカシミヤ、ラフエイジアン、サンライズジークと逃げ馬が揃った。

本日1番 東京11R ユニコーンS 東京ダ1600m
 ◎ (3)ペリエール
 〇 (1)オマツリオトコ
 ▲ (14)ハードワイヤード
 注 (13)ブライアンセンス
 △ (8)カレンアルカンタラ
 △ (11)ニシノカシミヤ
結論 馬連3-1,14,13,8,11 (20:10:10:5:5) 複勝3 (50)

■有力馬とそのコメント

◎ (3)ペリエール

 前々走ヒヤシンスSの覇者。前々走は東京ダ1600m戦らしくかなりのハイペースだったが、3番枠から好スタートを切って外から前を主張する各馬を行かせ、好位の最内を追走。3~4角では中目を通し、直線で外に誘導して追われると、序盤の伸びは地味だったが、ラスト1Fで一気に前4頭を捉えて1馬身半差で勝利した。

 本馬がヒヤシンスSで記録した指数は2月の次点では世代NO.1のもの。同レースの2着馬ゼットリアン、3着馬エクロジャイトが後の鳳雛Sでワン、ツーしているようにレベルが高い。前走のUAEダービーは3角で前の馬が下がって進路がなく、本馬も好位の内から中団に下がり、直線序盤でその外に出す不利はあったが、進路を確保してからもそれほど伸びず4着に終わった。おそらく1900mは本馬にとってやや距離が長いのだろう。

 成長合戦の3歳戦で前々走のヒヤシンスSから成長がないとここで取りこぼす危険性もあるが、通常はその後の休養中に成長しているパターンが多い。3走前の全日本2歳優駿では3着とオマツリオトコにも敗れているが、これは超絶ハイペースの好位の外から4角先頭の早仕掛けが祟ったもの。外から捲ったデルマソトガケにも勝る強い内容で、ここでの期待が高まる。今回の本命候補だ。

○ (1)オマツリオトコ

 昨年の兵庫ジュニアグランプリを4馬身差で快勝と、メンバー唯一の重賞勝ち馬。同レースは3番枠からまずまずのスタートから押して好位の内を取りに行ったが、キックバックを嫌がったため、1角で外に出して2列目の外を追走。3~4角で先頭列に並びかけ、4角出口ではもう先頭。2着スペシャルエックスに4馬身差をつけて圧勝した。

 その次走の全日本2歳優駿は、12番枠からまずまずのスタートを切って、じわっと先行。大外のマルカラピッドを行かせながら、好位の外から内目に入れて追走。向正面でペースが上がったが、2列目の最内から前2頭を追い駆けて直線へ。ペリエールが外から早め先頭に立ったが、内からしぶとく伸びてラスト1Fで同馬を差し返したが、最後にデルマソトカゲに競り落とされ、アタマ差の2着に惜敗した。

 しかし、レースが超絶ハイペースで流れた中、ペリエールよりやや前の好位でレースを進めながらも同馬に先着したことは評価できる。また、内で砂を被る競馬にも対応できた点も収穫だった。前々走のヒヤシンスSと前走は芝で大敗したが、もともとはペリエールとそこまで大きな実力差はない。

 前々走は好位の外を追走し、3~4角では中団に近い位置で中目。直線序盤ではいつもの伸びを見せられなかったが、ラスト2Fで前のクロックフォードが最内から強引に外に出したことで、進路が狭くなって、急ブレーキで位置が下がったのは致命的だった。1400mがベストの馬で、1600mはやや距離が長い感はあるが、完全な力負けでもないだけに、立て直された今回で変われても不思議ない。

▲ (14)ハードワイヤード

 前走の東京ダ1400mの1勝クラスを勝利した馬。前走は9番枠から軽く促して好位の外を追走。3~4角で外から押し上げたにせよ、進みが悪く、鞍上の手が激しく動いていたことから、もう苦しいかのように見えたが、直線でさらに外に誘導されるとじわじわ前との差を詰め、ラスト150mくらいで先頭。そこから粘り通して外から迫るケンキョの追撃をアタマ差振り切って勝利した。

 本馬は中山ダ1200mでデビューしたが、前走時にズブさを見せていた辺りから、意外と距離延長が吉と出る可能性が高いと見ている。また、新馬戦では逃げ、2戦目は逃げ馬の外、そして前走は好位の外と砂を被らない競馬をさせていることから、今回の外枠も好材料だろう。これまでのキャリアが3戦と浅い馬で、同じキャリアが浅い馬なら展開に恵まれて中京ダ1400mの昇竜Sを勝利した(9)グレートサンドシーよりも期待したい。

注 (13)ブライアンセンス

 前々走の1勝クラスでは、先週の関東オークスを優勝したパライバトルマリンにハナ差の2着と好走した馬。前々走は9番枠からやや出遅れたが、そこから挽回して好位の外から追走。3~4角でもペースが緩まなかったが、外から位置を押し上げて4角で先頭列に並びかけ、直線でバトルパライマリンに食らいついて行く形。

 4角で約3頭分外を回ったために、そこでバトルパライマリン1馬身くらい離され、直線でもじわじわ差を広げられ、ラスト2Fでは1馬身3/4離されていた。ラスト1Fでバトルパライマリンが失速。そこでしぶとく伸びて、ハナ差の2着。惜敗したが、3着馬には2馬身半差、4着馬には8馬身近く差を付けており、好指数での勝利だった。

 続く前走では完勝。2番枠から五分のスタートを切って、そこから押して行ったが、そこまで前の位置は取れず、3列目の内目。3~4角でも3列目の中目を通して直線へ。ラスト1Fで抜け出していたブレイゼストを捉えて2馬身半差、さらに3着馬に6馬身差をつけて、前々走からさらに指数を上昇させ、当日の東京ダ1600mの立夏S(3勝クラス)と同等の指数で勝利した。

 前走時はダートがパサパサの上に強風がすごく、多くの馬がキックバックに怯んでいたが、本馬は3~4角でキックバック受けながら上がって、最後の直線でもしっかり伸びている。このことから湿ったダートでスピードを生かす競馬よりも、タフなダートでスタミナを生かす競馬のほうが合っていると見ている。昨日の東京ダ1600mは週中の雨の影響もあるにせよ、タイムが出ていただけに、そこはやや割引だが、本馬の近2走の指数はここでも十分に通用するもの。体調をキープできていれば、当然有力だ。

△ (8)カレンアルカンタラ

 昨年10月の未勝利戦、今年1月の1勝クラスを勝利した馬。1勝クラス勝利時は、6番枠からまずまずのスタートを切って、好位の最内を追走。3~4角も最短距離を通し、直線序盤で内をすくってしぶとく伸び、ラスト2Fで抜け出して1馬身先頭、そこから粘り通して2着馬に1馬身半差で勝利した。

 このレースは向正面から急激にペースが緩んで、3~4角の下り坂からの勝負になっているが、こういうレースは3~4角で外の馬が大きく張られるので、内の優位性が強く出るもの。しかし、向正面で急激にペースが緩んでも、捲り切れるほどの馬がおらず、結果、本馬が出走馬では一番強いということになる。

 その後復帰してからの2戦は人気を裏切っているが、前々走は逃げ馬ミトノオーのひとつ内枠で、同馬がスタート後に内によれてタックルされ、前に行けなかったもの。さらに外から前に行く馬も多くて、中団後方の外からの競馬になってしまった。しかし、それによりミトノオーのオーバーペースに巻き込まれなかった面はあり、3着馬と0.2秒差に善戦している。

 また前走の鳳雛Sは休養明け好走後の一戦。5番枠から好スタートを切って、外のエクロジャイトに行かせて外に出そうとしたところで、ゼットリアンに被されて逃げ馬の後ろの3番手を追走。結果、しっかり揉まれてしまった。前々走の疲れもあったと見ているし、これまであまり砂を被らない競馬をしてきた本馬には応えた面もあったはず。巻き返しを警戒する。

△ (11)ニシノカシミヤ

 前走で東京ダ1600mの1勝クラスを完勝した馬。前走は3番枠から好スタートを切り、二の脚で楽にハナを主張。そこからコントロールして行ったが、外からソールズベリーが絡んで来たため、それほどペースを落とさずの逃げ。3~4角でもほぼそのままのペースを維持して1馬身3/4差ほどのリードで直線へ。そこからどんどん後続を離してラスト2Fで独走体勢。ラスト1Fでもそのまま後続を寄せ付けずに4馬身差で圧勝した。

本馬はスタートも二の脚も速く、操作性が良いのがとても魅力だ。行く気になればハナを主張できるスピードもあるし、テンの速いサンライズジークがぶっ飛ばしたとしても、離れた2番手を追走することもできる。今回は休養明け好走後、前走でブライアンセンスと同等の指数を記録した後の一戦で、疲れが出てしまう怖さもある。しかし、能力の天井が高く、ここは通過点と見るならば勝ち負けしても不思議ない。

推定3番人気 (9)グレートサンドシー

 前走昇竜Sを勝利。前走は8番枠から出遅れて後方からの競馬。後方馬群の中目でレースを進めて3角で外。3~4角の外から位置を押し上げて直線に出されると、じわじわ伸びてラスト2Fでは中団の外だったが、ラスト1Fで前が止まりかけたところを、最後まで伸び続けて3馬身半差で圧勝した。

 前走は2番手から最後の直線で早めに抜け出したマニバドラが次走の小金井特別(2勝クラス)を快勝したことからも、後方を追走した本馬はやや展開に恵まれた面がある。また前走と同じ芝スタートのデビュー2戦目のヒヤシンスSでも明らかに出遅れ、そこからあまり進んで行かなかったように、これまではゲートが甘く、後ろからになってしまう面を見せている。

 ユニコーンSはまずハイペースになるレース。今回もヒヤシンスS同様に出遅れて後方からの競馬になりながらも、展開に恵まれて善戦する可能性はある。しかし、勝ち負けまでとなると、成長力で懸念材料を吹き飛ばせるかが課題だ。

___________________________________

本日2番 阪神11R マーメイドS 芝2000m
 ◎ (8)ウインマイティー
 〇 (1)シンシアウィッシュ
 ▲ (9)ストーリア
 △ (2)シャーレイポピー
 △ (7)ランスオブアース
 △ (3)ヒヅルジョウ
 △ (5)ホウオウエミーズ
 △ (10)ハギノメーテル
結論 馬連8-1,9,2,7,3,5,10 (15:15:8:5:3:3:1) 複勝8 (50)

■阪神芝2000m戦らしく、ペースが遅くなる傾向

 マーメイドSが行われる阪神芝2000mはスタート直後に急坂があるため、ペースが上がりにくいのが特徴。実際に過去10年の平均前半5F60秒3-後半5F59秒43とややスローペースの傾向で、過去10年で平均ペース決着したのが半数の5回。かなりのスローペース以上が3回、ややスローペースが2回。ハンデ重賞らしく、他の芝2000m重賞よりもペースが上がる傾向だが、今年は逃げ馬ハギノメーテルの斤量が50Kgと軽いので、チャンスがある馬ほど競り掛けては行かず、スローペースになる可能性が高いと見ている。

■有力馬とコメント

◎ (8)ウインマイティー

 昨年のマーメイドSの覇者。同レースでは7番枠からまずまずのスタート切って、軽く促されて先行。外のハギノリュクスに行かせて、2列目の最内を追走した。3~4角で最短距離に近い内を通し、4角で前のリアアメリアをマークして出口でその外に誘導。直線序盤で早めに抜け出したリアアメリアをラスト2F目でアタマ差捉えて先頭に立つと、外から突き抜けてマリアエレーナの追撃を楽々と振り切って1馬身3/4差完勝した。

 マリアエレーナは次走の小倉記念を5馬身差で圧勝したことからも、それなりにレベルが高かったことが推測できるはず。実際にここではNO.1の指数を記録している。本馬は3年前のオークスでも最内から積極的に動いて3着に善戦したように、昨年のこのレースまで前の位置を取ることが好走パターンだった。しかし、前々走の有馬記念では外から差す競馬でも善戦したところに成長を感じる。

 今回は8番枠だが、差しを身に付けたことで、無理に好位を取りに行って外々を回るリスクも軽減される。また今回は相手を考えれば、ハンデも56Kgで収まり、もっとも死角の少ない存在だ。

〇 (1)シンシアウィッシュ

 4走前の山中湖特別で先週のエプソムCの2着馬ルージュエヴァイユの2着に好走した馬。同レースでは5番枠からまずまずのスタートを切って、そこからコントロールして逃げ馬の外2番手。道中はややスローペースで展開していたが、3角でハナを奪ってそのまま後続を引き付けながら逃げ。最後の直線序盤でも追い出しを待ち、ラスト2Fで外からウインピクシスに並びかけられると、それを離しにかかってスパート。ラスト1Fで抜け出したが、外から一気に伸びて来たルージュエヴァイユに突き抜けられたが、相手を考えれば上々の内容だった。

 本馬はその後に休養し、復帰緒戦こそ14着と崩れたものの、その後は順調に良化し、前走の糺の森特別ではやや出遅れて中団外からの競馬になりながらも3角手前で2列目まで楽々と位置を上げて勝利。最後の直線で内から捌いてきたゴールドエクリプスにアタマ差まで迫られたが、復調はアピール出来ていた。今回はハンデも51Kgと軽く、スローペースの内々前々で立ち回れる優位性があるので、対抗評価とした。

▲ (9)ストーリア

 前々走の中山牝馬Sの2着馬。前々走は12番枠から五分のスタート、そこから促されて好位の中目を追走。向正面でじわっと動いて2列目付近の外まで上がり、3~4角も外。4角で外からスルーセブンシーズが上がって来たので、それに抵抗するように仕掛けて先頭列で直線へ。序盤ですっと反応したが、スルーセブンシーズのほうが手応えが良く、同馬に並ばれ、ラスト1Fで前に出られて1馬身1/4差の2着に敗れた。しかし、これはペースがけっして遅くはない向正面で位置を押し上げるスタミナのロスも大きかったと言える。

 前走の福島牝馬Sでは、9番枠から五分のスタートを決めたが前には行けず、一旦位置を下げて外々から動いて行く形。レース当日は外差し馬場で何の問題もないし、向正面で捲ったのも本馬の好走パターンだったが、やはり前走で激走レベルの走りをさせた疲れもあったのだろう。それでも5着なら悪くないし、また適度に凡走したことで疲れも抜けた可能性もある。阪神芝2000mは捲りにくい舞台だが、ここでは能力上位の存在なので3番手評価は外せない。

___________________________________

本日4番 阪神9R 皆生特別 芝1600m
 ◎ (7)ロールアップ
 〇 (8)ベルクレスタ
 ▲ (4)ブリュットミレジメ
 △ (6)ロンズデーライト
 △ (2)メイショウカイト
 △ (9)エアミアーニ
結論 馬連7-8,4,6,2,9 (20:10:10:5:5) 複勝7 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にブリュットミレジメ(-13.0pt)、ムーンリットナイト、ベルクレスタ(ともに-11.7pt)、エアミアーニ(-11.3pt)、メイショウカイト(-10.7pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (7)ロールアップ

 デビューから2連勝した馬。その後近3走はスタートが悪くなり結果を出せていないが、3走前の五頭連邦特別では後方2番手から、3~4角で馬場が悪化した内目から位置を押し上げ、最後の直線でもしぶとく粘って勝ち馬と0.3秒差(5着)に食い込んでいる。ここまでキャリアはまだ5戦ながら、能力値6位にランクインしており、立て直された今回で能力発揮を期待する。
___________________________________

本日3番 函館11R UHB杯 芝1200m
 ◎ (5)ブルースピリット
 〇 (4)ショウナンラスボス
 ▲ (11)カフジテトラゴン
 注 (10)イルクオーレ
 △ (1)アイルビーザワン
 △ (6)レベレンシア
 △ (7)ドグマ
 △ (8)シュアーヴアリア
 △ (12)ドロップオブライト
結論 馬連5-4,11,10,1,6,7,8,12 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝5 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にイルクオーレ(-17.0pt)、シュバルツカイザー(-15.7pt)、ドロップオブライト(-15.0pt)、オードゥメール、ブルースピリット、レベレンシア、エグレムニ(ともに-14.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (5)ブルースピリット

 一昨年、新馬戦から2連勝して朝日杯FSで5着した素質馬。古馬3勝クラスでも昨年の斑鳩Sで連対実績がある。同レースでは4番枠から好スタートを切って、内から先行争いに加わって行く形。最終的に内からハナを主張してきたシャイニーロックに行かせて、先行2頭の後ろの最内で脚をため、4角出口で前2頭の外に出されると、ジリジリ伸びてゴール寸前で失速した同馬をクビ差交わして2着と好走した。

 前記のレースは時計の掛かるダートでの2着好走。本来ならば1400mくらい距離があったほうがいいが、1200mでも今の函館の時計の掛かるダートは合うだろう。前々走の知立Sでもマッドクール以下、強敵が揃った一戦で見せ場十分の内容だった。前走のアクアラインSは高速ダートを外枠から終始外を回りながら勝ちに行く競馬で苦しくなったもの。内容はそれほど悪くない。近走は復調気配を感じる走りができているだけに、ここで結果が欲しい。
___________________________________

本日5番 東京12R 1勝クラス 芝1400m
 ◎ (5)トレブランシュ
 ○ (4)サトノヴィレ
 ▲ (12)スプレモフレイバー
 注 (13)キョウエイブリッサ
 △ (2)エナジーチャイム
 △ (7)ナックブレイブ
 △ (9)フリューゲルホルン
 △ (10)サトノレギオン
 △ (16)キャロライナリーバ
結論 馬連5-4,12,13,2,7,9,10,16 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝5 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサトノヴィレ(-10.3pt)、ビジュノワール(-9.7pt)、キョウエイブリッサ(-9.3pt)、キャロライナリーパ(-7.7pt)、スプレモフレイバー(-1.7pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (5)トレブランシュ

 デビュー2戦目の東京芝1400m未勝利戦では、後にアネモネSを勝利したトーセンローリエを倒した馬。同レースでは6番枠からトップスタート&好ダッシュを決め、うまく息を入れながらの逃げ。最後の直線でも脚色は衰えず、独走態勢。ラスト1Fでトーセンローリエが猛追して来たが、そのまま押し切って1馬身1/4差で勝利した。

 本馬は前記のレースで3、4着馬には6馬身以上の差を付けており、記録した指数は1クラス上のもの。ここではNO.1となるものである。前走はシルバーレオズに絡まれ、オーバーペースを強いられたために4着に失速したが、得意の東京芝1400mならば、当然勝利が狙える馬だ。

記事一覧へ戻る