本日は計5レースです。12レースの予想はございませんm(__)m。
■京都芝は改修後も以前とは変わらない
昨日の京都芝コースは、京都芝1600mの1勝クラスで1分32秒4。前半4F45秒1-後半4F47秒3のハイペースでこのタイムが出た。改修前のこの時期の京都開幕週なら、スローペースの前残り決着でもこれくらいのタイムが出ることが多く、以前よりやや時計が掛かかっていると言える。しかし、それでも高速馬場で改修前と大きな変化は感じない。
また、このレースは2014年(勝ち馬ワールドエース)、2018年(勝ち馬サングレイザー)に1分31秒4を切る超絶高速決着となったことがあったが、タイムがあまりに速すぎて、3~4角で内を通した馬にしかチャンスがない状況下だった。極端にタイムが出る決着だと外の馬にチャンスがなくなるので、個人歴には今の京都芝くらい時計が掛かっていた方が、好ましいと感じる。昨日は3~4角の外を回る馬でもチャンスがあった。
本日3番 京都11R マイラーズC 芝1600m
◎ (15)ソウルラッシュ
〇 (3)ジャスティンスカイ
▲ (13)シャイニーロック
△ (10)シュネルマイスター
△ (14)エアロロノア
△ (4)サヴァ
△ (7)ガイアフォース
△ (1)グラティアス
馬連 15-3,13,10,14,4,7,1 (14:8:8:8:5:5:2) 複勝15 (50)
■有力馬の紹介
◎ (15)ソウルラッシュ
マイル路線に転向して4連勝目で昨年のこのレースを優勝した馬。当時はやや時計の掛かる馬場で緩みない流れ。13番枠から出遅れて、そこから促して流れに乗ろうとするものの、外から被されてやや窮屈になって下がり、後方の中目を追走した本馬は展開に恵まれての追い込み勝ちでした。
しかし、本馬は超絶高速馬場の平均ペースだった昨秋の富士Sで中団外から差してクビ差2着と好走しているように、高速馬場にも対応できる馬。昨年の安田記念では13着に大敗したが、最後の直線で進路がなく、ラスト2Fで狭い中目から抜け出しを狙ったところを、内のロータスランドに閉められて位置が下がる不利が合ったもの。前走の秋のマイルCSでも勝ち馬と0.4秒着(4着)に善戦しているように、マイルでは崩れぬ強さがある。ここも有力だ。
〇 (3)ジャスティンスカイ
昨秋よりマイル路線に転向して3連勝と、まさに昨年のこのレースを優勝した◎(15)ソウルラッシュと同じ臨戦過程の勢いのある馬。前走の洛陽Sでは2番枠から五分のスタートを切ってそこから促されたが、先行争いが激化。控えて好位の中目を追走した。道中はペースを落ち着いたが、前4頭を見ながら我慢して3角。3~4角でもピースオブエイトを追いかけて3列目の中目で直線へ。序盤で内を突こうとしたが進路が不十分で突けず、外に替えると中目からすっと加速。ラスト1F地点では先頭列まで上がり、ラスト1Fしぶとく粘り通して勝利した。
本馬の前走内容、指数ともには悪くないが、昨年ソウルラッシュが優勝した直前のレースと比較すると指数が低く、ややエンジンの掛かりの遅い点も目についた。今回、開幕週で3番枠という点は好ましいが、詰まってしまう可能性も考えられる。また休養明け好走後になるので、スムーズに上昇しない可能性も考えられるが、勢いがある馬だけに、対抗評価とした。
▲ (13)シャイニーロック
3走前のリゲルSを逃げ切り勝ちした馬。3走前は3番枠から好スタートを切って、そこから促されてハナを主張し、前半48秒0-後半4F45秒6のかなりのスローペースに持ち込んでの逃げ切り勝ち。当時は逃げ馬が不在だったために、楽に逃げられたことは確かだが、今回も重賞として同型馬不在で先行馬も(12)キングエルメス、(11)ビーアストニッシド、あとは(7)ガイアフォースがこの距離でどこまで行けるかというくらい手薄。
前走の芝1800mの大阪城Sでは、ラスト1Fまでは粘りを見せていたので、3走前と同距離の芝1600m戦に変わるのも好ましく、逃げ切り一発に期待した。
△ (10)シュネルマイスター
海外遠征が苦手でドバイや香港のレースでは崩れているが、国内の芝1500m以上のレースでは5着以下に崩れたことがない馬。また国内の芝1500m異常で3着以内を外したのは、昨秋のマイルCSと前走の中山記念だが、マイルCSは3~4角で包まれて直線序盤で進路が作れず、仕掛けが遅れたもの。また中山記念も最後の直線で進路が作れず、最内に突っ込み、イルーシヴパンサーと進路を取り合ってラチに接触する不利があった。
ベストは毎日王冠勝ちのある中距離だが、昨年の安田記念で中団の中目を追走し、外一気のソングラインにクビ差まで迫った実績やマイルでも崩れない強さは侮れない。
△ (14)エアロロノア
一昨年、昨年ともにこのレースで5着だった馬。しかし、昨年の安田記念で勝ち馬と0.2秒差(7着)に好走すると、秋のマイルCSでも0.4秒差(7着)とここでも善戦。前々走の京都金杯でも2着と好走した。
前々走は5番枠からやや出遅れたが、そこからじわっと促して一旦中団の中目から位置を下げて内に入れ、3列目の内を追走。3~4角ではプレサージュリフトの直後の最内から位置を上げ、4角で同馬がひとつ外に出すと、そのスペースを拾って2列目まで位置を押し上げて直線へ。直線で再びプレサージュリフトが前に入ってきたので、仕掛けをワンテンポ待たされたが、その外に進路を取って、しっかりと伸びて2着。ラスト1Fでは内を完璧に捌いたイルーシヴパンサーに出し抜かれたが、勝ちに等しい好内容、好指数の2着だった。
本馬は1分31秒4で決着した一昨年のこのレースで多少外を回るロスを作ったにせよ、歯が立たなかった。しかし、前走の東京新聞杯では走破タイム1分32秒0ので勝ち馬と0.2秒差(5着)に善戦しているように、1分32秒台前半の決着ならば崩れずに走ってこれるはず。今回は14番枠と外枠に入ってしまったが、ここで来ての充実度を考えると侮れないものがある。
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本日4番 東京11R フローラスS 芝2000m
◎ (7)ゴールデンハインド
〇 (14)イングランドアイズ
▲ (4)クイーンオブソウル
注 (2)ソーダズリング
△ (1)ブライトジュエリー
△ (6)キミノナハマリア
△ (9)レシプロシティ
△ (12)ティファニードンナ
結論 馬連7-14,4,2,1,6,9,12 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝7 (50)
■内枠の先行~好位馬が有利
2回東京開幕週で行われるフローラSは、過去10年を見ても1~5番枠の馬が7勝、2着3回、3着2回と好走している。また3歳牝馬限定のトライアルらしくスローペース傾向で、かなりのスローペースが6回、ややスローペースが1回、平均ペースは1回、ややハイペースが1回しかない。全体的に内枠の先行~好位勢が活躍しており、今年もそれを踏まえて予想を組み立てたい。
また昨日土曜は芝のレースが5レース行われ、逃げ切りは一度も決まっていないが、どれも微妙な馬が逃げたもの。芝も内が絶好というわけではなく、内も中も外も絶好という状態。かなりの高速馬場なので、それに応じたタイムの速い決着になれば内の馬がもっと活躍するし、それなりの馬が逃げれば逃げ切れると見ている。
■有力馬の紹介
◎ (7)ゴールデンハインド
デビュー3戦目の芙蓉Sを逃げて2着し、豊富なスタミナを感じさせた馬。デビュー4戦目のアイビーSでは差す競馬を試みたが、決め手がやや足りずに4着と伸び負けた。しかし、近2走は好位からの競馬で着順をまとめているように、成長を感じる。
特に前走フラワーCはかなりタフな馬場の消耗戦で、差し優勢の展開となった中での4着だった。12番枠からスタートは五分だったものの、そこから押して二の脚でハナを狙って行く形。最終的に控えて2列目の外、向正面では4番手を追走したが、3角で先頭列2頭の外から並びかけ、4角出口でワンテンポ待って先頭列で直線へ。内からパルクリチュードに出られ、ラスト1Fでも踏ん張っていたが、外の2頭にも交わされ、3着馬から1馬身差。
今回は東京開幕週だけに、後半勝負では伸び負けの可能性がある。しかし、逃げて持ち味を生かし切る競馬ができれば、差し、追い込みタイプが多い今回は粘り込む可能性は十分ある。
〇 (14)イングランドアイズ
新馬戦は後にクイーンCを勝利するハーパーが4角出口の急コーナーでかなり外に振られるロスがあったにせよ、同馬を撃破した馬。次走クイーンCではハーパーに逆転されたが、デビュー2戦目でいきなり4着と好走した点は、かなり高い潜在能力を秘めていることを感じさせた。
クイーンCは6番枠から出遅れ後方から押して挽回していく競馬。中団馬群の後ろのスペースを詰めていき、中団最内で3角へ。3~4角で緩みが生じ、進路がないまま直線を向かえて序盤は前が壁だったが、ラスト2F目で抜け出しを図るハーパーの後ろから抜け出し、そこから2列目まで上がったが、最後は及ばずの4着だった。しかし、キャリアの浅さからまだ前進の余地はあるはずだ。
ただ今回は14番枠と不利な枠に入ってしまった。また前走は出遅れて後方からのレースになっている点も気になる。前走は新馬戦が芝2000mだった影響で、出遅れてレースの流れに乗れなかった面はあるが、今回は開幕週で内と前が有利となると不安だ。前走後に休養させているので疲れは取れていそうだが、良い点と懸念点が混在しているだけに評価が難しい。
▲ (4)クイーンオブソウル
昨秋の中山芝1600mの新馬戦を、逃げてラスト2F11秒2-11秒3の5馬身差で圧勝し、かなりの素質を感じさせた馬。その後は休養を挟み、今年2戦はOPクラスに格上挑戦しながら、崩れていないあたりに能力の高さを感じる。
前走のアネモネSは14番枠からやや出遅れ、そこから軽く促されたが、無理せず中団やや後方の外を追走。道中は折り合い重視で後方に近い位置で3角まで我慢。3~4角で仕掛けてすっと上がり、4角2列目付近まで押し上げた。4角出口で前も仕掛けてペースが上がったが、2列目付近を維持して直線へ。最速地点では動けずにジリジリだったが、ラスト1Fで何とか2番手に上がったところを、大外からコンクシェルに差され、クビ差で桜花賞出走権を逃した。
前走は3~4角の外から勝ちにいく競馬でロスが生じたが、新馬戦の内容から好位で流れに乗れればもっと持ち味が出る可能性がある。今回はスタートを決められるかがカギとなる。
注 (2)ソーダズリング
今年2月の阪神芝1800mの未勝利戦でデビューし、2着と好走した馬。同レースは5番枠からやや出遅れたが、そこから無理せず控えて一旦最後方まで下げ、最内のスペースからじわじわ上がっていく競馬。3角では4列目の最内。4角出口で中目に誘導して直線へ。序盤は前が壁で外に出し切るのにやや手間取ったが、ラスト1F手前で進路を確保すると、グングン伸びて先に抜け出したマンデヴィラとの差を詰めたが、ハナ差の2着まで。しかし、3着以下には差を付けており、なかなか良い指数だった。上がり3Fタイムは最速、直線で前が開いてからの末脚は光るものがあった。
前走は9番枠からまずまずのスタートを切って、課題のゲートを克服。そこからはコントロールして好位の中目に付け、折り合いはスムーズ。3角で明確にペースが落ちたが、行きたがる様子もなく、4角で早めに外に誘導しながら、出口で軽く促されて3列目付近。そこから軽く追い出されるとすっと伸びて一気に前を飲み込み、ラスト1Fで突き抜け、2馬身半差の圧勝。ラスト2F11秒4-11秒4とまだ余裕を感じさせる豪脚だった。
今回は2番枠と絶好の枠。レースの流れにも乗れそうだ。未勝利戦勝ち直後で実績はないが、他の点はあまり減点材料がない。指数上は穴馬の立ち位置となるが、チャンス十分の馬と言えるだろう。
△ (1)ブライトジュエリー
前走は初出走ながらキャリアを積んだ馬たち相手に勝利した馬。同レースは15番枠からやや出遅れて内の馬と接触して後方からの追走。そこから中団馬群の中目のスペースを拾って挽回を図ったが、さほど位置を上げられず、中団馬群の後方を追走。向正面でもペースが緩まなかったので、3~4角で最内に進路を取って4角で押し上げて直線へ。序盤で外へ誘導しようとしたが外までは出し切れず、中目から一気に加速。内に刺さっていたが、そのまま前を捉えてぶっり切り、4馬身差で完勝した。
本馬が前走で記録した指数は1クラス上のもの。ラスト2Fは12秒0-12秒0と最後まで減速せずに勝利したことも価値が高い。操作性も高く、驚きの走りだった。本馬同様に既走馬相手のデビュー戦を1クラス上の指数で勝利したミッキーゴージャスは、次走の1勝クラスを好指数で楽勝し、出走できればオークスでも有力候補と言える馬だ。本馬でやや気になる点は、前走は五分のスタートを切っているとは言え、後方からのレースとなっている点。今回は1番枠だけに、上手く出して行けるかがポイントだ。
△ (6)キミノナハマリア
函館芝1800mの新馬戦をラスト2F12秒6-12秒5と最後まで加速しながら勝利し、素質の高さを見せていた馬。同レースでは5番枠からまずまずのスタートを切って、そこから促されて好位の中目を追走にいたが、道中では位置を下げて中団最内を追走。あまり手応えが良かったとは言えず、苦しいかと思わせる場面もあった。しかし、3~4角の最内から一気に前との差を詰め、直線でも狭い最内を捌いてラスト1Fで抜け出し、2馬身差で完勝した。
新馬戦が函館記念当日の極悪馬場だったことから、高速適性に不安もあったが、近2走は高速馬場にも対応できている。前走の君子蘭賞は7番枠からまずまずのスタートを切り、そこからコントロールして後方の外目を追走。途中でじわっと位置を上げて2列目の外で3角。3~4角で一気にペースが上がり、4角地点がレース最速となったため、2頭分外を回っていた本馬はさすがに置かれて一列位置を下げたが、直線で追い出されると徐々に伸びてラスト1F地点では先頭。そこからさらにリードを広げて3馬身差で完勝した。
本馬が前走で記録した指数は重賞通用レベル。ゲートが安定しており、二の脚もまずまずなので、今回もいい位置が取れる可能性が高い。前走の疲れが残っていなければ当然チャンスがある。状態を見極めたい馬だ。
△ (9)レシプロシティ
中山芝1600mの新馬戦では4着に敗れたが、出遅れて中団外から3~4角の大外から位置を押し上げ、メンバー最速の上がり3Fタイムを記録と、それなりの素質の高さを見せていた馬。そこから立て直されて2Fの距離延長となった前走では、3着馬に3馬身差を付けて勝利した。
前走は7番枠から五分のスタートを切って、そこから促されて前へ行く2頭から大きく離れた3番手を追走。向上面序盤では先頭馬と10馬身ほど差があったが、3角では約5馬身差。3~4角ではさらに差を詰めて、逃げ馬の直後の2列目の外で直線へ。序盤で追い出されて早め先頭に立つと、ラスト2F12秒7-11秒7と加速して勝利した。
本馬は前走時、長くいい脚を使えており、芝2000mでより良さが出た感。またスタート直後にぶつけられたが、ゲートも悪くなかった。今回はさらに相手が強化されるが、前走からの前進があればここで通用していいはず。前走のラスト1Fでの加速とキャリアの浅い馬の上昇力を加味して印を打った。
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本日1番 京都10R センテニアル・パークS ダ1400m
◎ (14)ソウルトレイン
〇 (13)アオイシンゴ
▲ (3)シルヴェリオ
△ (2)ローゼライト
△ (8)ゴーゴーユタカ
△ (10)ハーランズハーツ
△ (11)トウシンモンブラン
△ (12)ホウオウラスカーズ
△ (5)ニホンピロタイズ
結論 馬連14-13,3,2,8,10,11,12,5 (13:13:7:7:3:3:3:1) 複勝14 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にソウルトレイン(-15.3pt)、アオイシンゴ(-15.0pt)、エンペザー(-14.7pt)、ローゼライト、ホウオウラスカーズ(ともに-14.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (14)ソウルトレイン
芝では3度もこのクラスで2着の実績がある能力値1位の馬。本馬は5走前の常総Sでは、前半4F49秒9-後半4F46秒8の超スローペースで逃げてレッドランメルト(次走の中山金杯で0.3秒差に善戦)にアタマ差2着と好走したように、芝1800mがベスト。芝1600mの3走前の節分Sは上位馬の決め手に屈する形で5着、逆に前々走の幕張Sはオーバーペースで逃げるルースを追い駆けすぎて苦しくなったが、芝1800mのここならその気になれば逃げられるはず。仮に2列目からの競馬でもこれまでこのクラス2着の実績があるので悪くない。
また今回は前走で厳しいダートを経験させた効果でスタミナアップが見込めるローテーション。得意の芝1800mで粘り込みを期待する。
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本日2番 東京10R 鎌倉S ダ1400m
◎ (15)フルヴォート
〇 (3)レイニーデイ
▲ (6)ウナギノボリ
注 (9)フォーヴィズム
△ (4)ラブリークイーン
△ (7)タイミングナウ
△ (10)フォルツァエフ
△ (11)ライラボンド
△ (12)ライフレッスンズ
結論 馬連15-3,6,9,4,7,10,11,12 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝15 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエルバリオ(-20.3pt)、レイニーデイ(-19.0pt)、フォーヴィスム(-18.7pt)、フルヴォート(-17.7pt)、ウナギノボリ(-16.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (15)フルヴォート
3歳春の端午Sでは1番人気に支持されたほどの馬。3歳秋には銀嶺S(3勝クラス)で既に2着している実績がある。その銀嶺Sは東京芝1400mで前半3F35秒9-後半3F36秒3の平均ペースだったが、大外14番枠から五分のスタートを切って、そこから押して2列目の外を追走。4角~直線序盤にかけて、中目から上がってきたグランパラディーゾ(3着)を内に押し込めて、そこからしぶとく伸びてるケイアイターコイズにクビ差迫った。このレースは上がりが速くなった中で、ケイアイターコイズよりも先に動いたことが功を奏したと言える。
休養してから復帰しての昨秋の2戦はスタートが悪く、前走の姫路Sは内枠で包まれてしまったことが敗因のひとつだが、今回は銀嶺S同様に大外枠。本馬はゆっくり出して早めに動いて行くのがベストの馬だけに、この枠は歓迎のはず。立て直されて乗り込みも十分な今回は変わり身を期待する。
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本日5番 福島11R 福島中央テレビ杯 芝1200m
◎ (8)ショウナンハクラク
〇 (2)アンクロワ
▲ (15)ベンガン
注 (11)マイネルレノン
△ (1)ブッシュガーデン
△ (3)ダテボレアス
△ (10)スマートルシーダ
△ (13)スズノヤマト
△ (14)ショウナンアメリア
結論 馬連8-2,15,11,1,3,10,13,14 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝8 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサイヤダンサー、マイネルレノン(ともに-13.3pt)、ブッシュガーデン(-12.7pt)、スマートルシーダ(-12.3pt)、ダンツイノーバ(-12.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (8)ショウナンハクラク
6走前の未勝利戦では後にフィリーズレビューを勝利するサブライムアンセムを倒して勝利した馬。当時の3着馬クリノマジンは現オープン馬で、かなり質の高い未勝利戦だった。続くファルコンSでは6着しているようにかなりの実績を持っている。
前走は福島芝1200m戦で、前半3F33秒6-後半3F34秒9のかなりのハイペースながら、ラスト2Fで再加速する流れ。この流れを好位の最内を追走し、最後の直線ではひとつ外から前2頭の間をしぶとく抜け出して快勝。2着馬に1馬身1/4差、3着馬にさらに3馬身半差を付けており、1クラス上の指数を記録した。ここも期待する。