2023年 桜花賞+中山7R+阪神9R以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

お問い合わせ

予想

2023.04.09
2023年 桜花賞+中山7R+阪神9R以降の予想

※本日の最終12R予想は、難解なのでございません。

■Bコース替りで高速化、内が有利に

 かつての桜花賞は外差し有利の傾向だった。しかし、京都競馬場改修の2021年以降はロングラン開催を意識し、馬場が硬い作りになっている。なので内側が悪化せず、Bコース替わりで一気に高速化する傾向だ。実際に昨日土曜も、馬場が重から回復していくにつれ、4角で内を通した馬たちが活躍していた。

 昨年の桜花賞は4角で内々を回った馬が上位を独占。16番枠から4角で外を回った前年の2歳牝馬チャンピオンのサークルオブライフが惜しい4着に敗れたように、内が有利の傾向だった。特にスローペースの上がりの速い決着では、内と前に行ける馬が活躍している。

 今年も明確な逃げ馬が不在でスローペースが濃厚。ただ内枠に差し馬が入り、外枠に先行馬が入ったことが馬券を難しくさせる。断然1番人気のリバティアイランドは難しい枠に入ったと思うが、そのあたりがどう影響するか。

本日4番 阪神11R 桜花賞 芝1600m
 ◎ (12)シングザットソング
 〇 (3)リバティアイランド
 ▲ (4)ドゥアイズ
 △ (1)ブトンドール
 △ (2)ライトクオンタム
 △ (5)ハーパー
 △ (11)シンリョクカ
 △ (14)ペリファーニア
 △ (17)ラヴェル
 △ (18)トーセンローリエ
結論 馬連12-3,4,1,2,5,11,14,17,18 (15:7:4:4:4:4:4:4:4) 複勝12 (50)

■有力馬の紹介

◎ (12)シングザットソング

 阪神芝1600mの新馬戦では、中団後方で折り合い重視の競馬でラスト2F11秒0-11秒0と最後まで減速することなく、勝利したなかなかの素質馬。次走の白菊賞は前残り決着を発馬で外にヨレて2馬身差の不利。さらに内ラチに寄せる際に、前のコスモフーレが急に内に切れ込んだことでバランスを崩す不利。また最後の直線で内にモタれ気味になったり、ゴールまで詰まる不利もあって5着に敗れた。

 その次走のエルフィンSは3着も、ここでも8番枠から出遅れた上に大きく外にヨレ、ダッシュが付かず。最後方追走から押して挽回して行く競馬。さらに前の馬のキックバックを食らってジタバタしていたが、外に誘導すると落ち着いて追走。4角最後方から直線では2着コナコーストと一緒にしぶとく伸び続け、同馬にクビ差迫ったところがゴールだった。

 白菊賞、エルフィンSではスタート後に外に逃げる癖を出すようになり、力を出し切れなかった。しかし、前走のフィリーズレビューではその癖が改善され、好スタートを決めることが出来た。その前走は先行馬には厳しい消耗戦だったが、好位の外から早めに勝ちにいく競馬で優勝。2着とはクビ差、3着とはクビ+クビ差だったが、その2頭は外から強襲したものであり、着差以上に強い内容だった。

 外へ逃げる癖が改善され、前走では課題のゲートも決めており、まさに本格化という印象を受ける。またレースを順調に使われている強みもあり、ここでの期待は高まる。今回は12番枠、先行馬だけにもっと内枠が欲しかったが、人気もないので思い切ることにした。

〇 (3)リバティアイランド

 新馬戦は中団で脚をため、ラスト3F31秒4と優秀な上がりタイムで勝利した馬。ハイレベルだった次走のアルテミスSでは2着。断然の1番人気に支持された同レースは、3番枠から五分のスタートを切って、好位の直後と出遅れた新馬戦時よりも前の位置を取りに行く形。そのため3~4角の中目で包まれ、そのままの状態で直線へ。ラスト2Fでようやく外に出して進路を確保すると、ラスト1Fで3馬身はあった3着馬との差をしっかり詰めて交わし、1着馬との差も詰めたがクビ差届かず惜敗した。

 しかし、前走の阪神JFでは巻き返しV。9番枠から五分のスタートを切り、そこからコントロールされ、これまでよりも楽な入り方で中団外目を追走。3~4角で前との差を詰め、直線の外からじわじわ加速し、ラスト1Fでは2番手。そのまま突き抜けて2馬身半差で完勝した。

 前走は完勝だったが、サンティーテソーロが逃げて前半4F45秒2-後半4F47秒9の超ハイペースを演出したことで、最後の直線で前が失速する展開に恵まれたのも確か。今回はサンティーテソーロのようなペースメーカーは不在、アルテミスS同様に3番枠となると包まれてしまう危険性もある。またぶっつけ本番という臨戦課程も、2020年にソダシが優勝しているがベストではない。おそらくオークス狙いなのだろう。それでも前走指数がメンバー中NO.1。ここでは能力値1位でもあるので、対抗評価とした。

▲ (4)ドゥアイズ

 トップナイフなど後の活躍馬が揃った新馬戦を勝利し、札幌2歳Sは好位の直後の外目から向正面で進出して2着。阪神JFは13番枠から出遅れ、そこから押っ付けたが進みが悪く後方中目を追走。3~4角で上手く内に入れたが、直線序盤では前がキレイに壁になり、ブレーキを踏む痛手があった。そこから立て直して外に誘導するとラストの伸びは良く、2着のシンリョクカにクビ差まで迫っての3着だった。

 前走クイーンCも7番枠からやや出遅れたが、そこから押してじわじわ挽回し、好位の最内を追走。向正面で2列目まで上がり、最後の直線序盤ではやや捌くのに苦労しながらも、ラスト2Fで先頭に立って押し切りを図る強気な競馬を見せた。最後にハーパーに交わされクビ差敗れたが、緩みないペースで逃げるニシノカシミヤを積極的に追いかけながらも崩れなかった点は収穫だった。

 本馬は最後の直線で不利があった阪神JFこそ3着だったが、それを含めここまで5戦して複勝率100%。総合力が高く、幅広い競馬に対応できる点が魅力だ。ゲートが良くなってきているだけに、今回も五分のスタートを切って、前走のような積極策なら内枠の利を生かせるはず。

△ (1)ブトンドール

 昨夏の函館2歳Sの優勝馬で、秋のファンタジーSでも2着と好走した馬。ファンタジーSは5番枠から出遅れ、最後方まで位置を下げ切る形。道中もそこまでペースが上がらない中で我慢し、3角外からじわっと進出。3~4角の外目を通って、後方2列目の外から直線へ。直線での伸び始めはジリジリだったが、ラスト1Fでは強烈な脚でグンと伸びて先頭のリバーラには1馬身1/4差まで迫った。

 ファンタジーSは内と前が有利な流れで、それを出遅れたのは痛かった。その後、位置を下げ過ぎて3~4角でロスを作ってしまったことが、逃げたリバーラを差せなかった理由だろう。またそこから1Fの距離延長となった阪神JFは10着に敗れたが、ここでも内有利の状況で位置を下げ過ぎ、3角中目から4角出口で外を走るロスのある競馬だった。また休養明けのファンタジーSで好走した疲れもあったと見ている。

 そして前走のフィリーズレビューでは、13番枠からまずまずのスタートを切ったが、ここでもコントロールしながら位置を下げ、中団後方を追走。3~4角では馬群の中に突っ込む形で中団中目に入れたため、4角出口で蓋をされ、進路が作れないまま直線へ。後手を踏んで仕掛けが遅れた上に、ラスト1Fで内にモタれてまともに追えず、なだれ込んでの6着だった。

 前走は明確にスムーズさを欠く競馬。ラスト1Fでモタれたのは馬の癖や余力がなかったものではなく、馬群に突っ込みブレーキを踏んでからの再加速が影響した可能性が高いと見ている。近3走のレースぶり、特に前走は全く噛み合っていなかった。なので今回の乗り替わりで、1番枠を利した上手い立ち回りが出来れば一発あっても不思議はない。

 阪神芝1600mの阪神JFでは10着に敗れているが、ファンタジーSではロングスパートしてラスト1Fでもうひと脚使えていることから、高速馬場のマイル戦ならこなせそうな雰囲気がある。

△ (2)ライトクオンタム

 前走のシンザン記念を制した2戦2勝馬。前走のシンザン記念は2番枠から出遅れ、後方からの競馬。多少促されたが、切り替えて後方で脚を温存する選択をし、道中は前2頭から離れた5番手を追走した。3~4角でも5番手の中目を通してじわじわ前との差を詰め、4角でワンテンポ待って外のトーホウガレオンの後ろを通してスムーズに大外。直線序盤で追われるとジリジリ伸び、ラスト1Fで3列目からしぶとく差し込み、先頭のペースセッティングを捉えて1馬身差で優勝した。

 デビュー2戦目で重賞を勝ったことは評価できるが、今年のシンザン記念は例年と比較した場合にレベルが低く、指数は阪神JFやアルテミスSはもちろん、クイーンCやフィリーズレビューをやや下回る。それも逃げたペースセッティングにクファシルが絡んで行ったことで、レースが前半4F46秒3-後半4F47秒4のハイペースになっており、本馬は出遅れて後方を選択したことで展開に恵まれている。新馬戦の勝ちっぷりも並みで、正直、そこまで強いと感じていないが、内枠なので連下に加えた。

△ (5)ハーパー

 前走のクイーンCでは▲(4)ドゥアイズを撃破して優勝した馬。前走は9番枠から五分のスタートを切って、そこから促されて中団中目を追走。コントロールしながら前にスペースを保って進めていた。3~4角でややペースが緩み、ここで前のスペースを詰めてゴールドレコーダーの後ろを取ったが、そこで窮屈になる場面。しかし、そこから内目を拾って捌いて好位まで上がって直線へ。序盤で外に誘導して2列目まで上がり、ラスト1Fではそこからすっと伸びて先頭列。ラスト1Fで前のドゥアイズを捉え、外から食らいついてきたモリアーナらを振り切ってのクビ差で優勝した。

 前走はスムーズな競馬ではなかったが、鞍上が川田騎手。高い操縦性と好判断で乗られており、大きな不利を感じさせなかった。また代打騎乗だったこともあり、馬に楽をさせていなかったという表現が正しいかもしれない。本馬も外枠なら当落線上だったが、内枠なので連下に加えた。

△ (11)シンリョクカ

 東京芝1600mの新馬戦では、中団馬群で脚を温存し、ラスト2Fは11秒0-11秒1と、ほぼ減速せずにゴールしたなかなかの素質馬。次走の阪神JFでは期待していたが、2着と想定以上の走りを見せてくれた。前走は3番枠から五分のスタートを切って、そこからは押されて中団の内目を追走。道中はちょうど○(3)リバティアイランドの内3列目でレースを進めた。3~4角では最内に入れ、4角最内から進路を作れないまま直線へ。序盤で中目に誘導し、狭いところから伸び、ラスト1Fで馬の間を割ってしぶとく伸びて、外のドゥアイズの追撃をクビ差で振り切って2着を死守した。

 阪神JFは上手く内々を立ち回れていたが、押されても進みがひと息のレースぶりから、もっと距離が延びたほうがいい印象を受ける。阪神JFから直行してくる辺りからもオークス狙いが窺えるが、キャリア2戦でGⅠで通用する馬は並みではないので買い目に加えた。休養中に成長していればチャンスはあるだろう。

△ (14)ペリファーニア

 中山芝1600mの新馬戦では、2着馬に2馬身、3着馬に7馬身差をつけての快勝した素質馬。その新馬戦では10番枠からやや出遅れ、行き脚もまずまずで好位直後の外を追走したが、2角で前の馬が下がって、ブレーキをかける不利。本馬も位置が下がり、中団のさらに外を追走した。この不利によって、結果的には馬場の良い外を通ることが出来ているが、スムーズではないなかでのこの圧勝撃は褒められる。

 そこから休養明けで挑んだ前走チューリップ賞では3着。新馬戦からの成長を見せることが出来た。同レースでは逃げた(6)モズメイメイが逃げ切るややスローペースを、17番枠から出遅れて序盤は後方だったが、そこから楽に好位の外まで挽回して行く競馬。ちょうど前のルカンが動いて行ったので、本馬はそれを追い駆けて2列目の外。そのままの隊列で3~4角を回って直線へ。序盤で追われるとそこまでの反応がなく、内から伸びたルミノメテオールは制したが、外からコナコーストに差されてハナ+クビで3着だった。

 前走は結果的に早めに動いたことが敗因。ただし、前走をあくまでも叩き台として捉えるならば悪くない内容だった。新馬戦も前走も出遅れている馬だけにゲートに課題を残すが、まだキャリア2戦の馬だけに、改善の余地があるし、今回での上昇度が見込める。外枠ではあるが、ノーチャンスではないだろう。

△ (17)ラヴェル

 新馬戦ではかなり出遅れたが、位置取りを最低限は挽回し、ラスト2Fを11秒7-11秒3で勝利した素質馬。その次走ハイレベルだったアルテミスSでも出遅れて最後方外2番手を追走。3~4角で前がペースを落としたところで、前の馬とのスペースを詰めながら外へ誘導し、4角でリバティアイランドに蓋をしながら直線へ。直線序盤で一気に伸びてラスト2Fでは2番手まで上がり、ラスト1Fで先頭を捉え、最後はリバティアイランドの追撃をクビ差で振り切って優勝。最後の直線で一瞬にして加速した瞬発力は素晴らしいものがあった。

 前走の阪神JFは不利な大外18番枠から出遅れ、追走に忙しい競馬。休養明けで好走した疲れもあって末脚不発の11着だったが、立て直された今回は巻き返しが濃厚だ。ただこれまで出遅れ率100%で前に行ける脚がない本馬にとって、17番枠は明確にマイナス材料だ。

 3~4角で外を回るロスが生じて、善戦止まりで終わる可能性が高いが、昨年の4着馬サークルオブライフ以上に上手く乗ってくれればという期待はある。前走の着順と今回の枠で、実力以上に人気が落ちている印象があるので買い目には加えた。

△ (18)トーセンローリエ

 前走のアネモネSを勝利し、3連勝を達成した馬。前走は5番枠からまずまずのスタートを切り、そこから促されて逃げ馬スピードオブライトの外を追走。しっかりと折り合って同馬から半馬身後ろの2番手を維持して3角を通過。4角外から後続各馬が上がってきたタイミングでじわっと仕掛け、逃げ馬に並びかけて直線へ。同馬がしぶとく抵抗していたが、ラスト1Fの坂で抜け出し、外から強襲するコンクシェルを半馬身ほど振り切った。

 超高速馬場だった前々走の春菜賞では、トレブランシュが大逃げを打ってレースがかなりハイペースとなった中、本馬は逃げ馬から離れた好位の5番手を追走。そこから3~4角でも最内と完璧に立ち回っての勝利だった。それゆえに前走は前々走から1Fの距離延長に未知数な面があったが、それを克服。正攻法の競馬で勝利している。今回は大外18番枠と最悪な枠を引いてしまったが、前へ行ける優位性はある。
___________________________________

本日2番 中山7R 4歳上1勝クラス 芝1600m
 ◎ (3)ゴキゲンサン
 〇 (1)スピードオブライト
 ▲ (8)トーセンエスクード
 注 (2)トレブランシュ
 △ (6)クリノゴッホ
 △ (9)ペイシャフェリ
結論 馬連3-1,8,2,6,9 (10:10:10:5:5) 複勝3 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にスピードオブライト(-9.3pt)、トレブランシュ(-8.0pt)、ゴキゲンサン(-4.0pt)、クリノゴッホ、トーセンエスクード(-2.7pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (3)ゴキゲンサン

 新馬戦を勝利し、函館2歳Sで4着した実績馬。芝1600mの前走はタフな馬場を逃げ、途中から絡まれながらも馬場の悪い内を通って粘っていた。馬場状態を考えるとかなり強い内容。今回は9頭立てのわりに前に行きたい馬が多く、前走から2Fの距離短縮のここはそれらを見ながらのレースが出来る。前走で厳しい経験を積んだことで、ここでの粘り強化が見込めることもあり、本馬を中心視した。
___________________________________

本日3番 阪神9R 忘れな草賞 芝2000m
 ◎ (5)ラレーヌデリス
 〇 (8)ジェモロジー
 ▲ (2)ダルエスサラーム
 注 (9)マスクトディーヴァ
 △ (3)マテンロウアルテ
 △ (6)ゴールドプリンセス
 △ (7)ミヤビ
 △ (10)ミッキーツインクル
結論 馬連5-8,2,9,3,6,7,10 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝5 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にダルエスサラーム(-10.3pt)、グランベルナデット(-9.3pt)、ミヤビ(-8.3pt)、ジェモロジー(-7.7pt)、マテンロウアルテ、マスクトディーヴ(ともに-7.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (5)ラレーヌデリス

 新馬戦では出遅れて後方からラスト2F11秒1-11秒2の流れを、直線外からよく伸びて、瞬発力の非凡さを感じさせた馬。勝利した後の弥生賞馬タスティエーラよりも上がり3Fタイムは速かったのだから、かなりの素質がある。

 休養明けの前走は、4番枠から五分のスタートを切って序盤は無理をさせず、中団中目を追走。しかし、向正面で前3頭から離れた好位の5番手まで上がり、3~4角では前のスペースを詰めて4角では2列目の外3番手。そこからしぶとく伸びて、ラスト1F標識で先頭列に並びかけると、そこから突き抜けて3馬身差で快勝した。前走時も最速の上がり3Fタイムで、まだ底を見せた感はない。ここも期待する。
___________________________________

本日5番 阪神10R 競馬法100周年記念 芝2000m
 ◎ (12)セイウンハーデス
 〇 (7)シンボ
 ▲ (10)ダークエクリプス
 △ (14)ヘッズオアテールズ
 △ (1)ハートオブアシティ
 △ (3)アウスヴァール
 △ (6)ルドヴィクス
 △ (15)ポッドボレット
結論 馬連12-7,10,14,1,3,6,15 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝12 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にシンボ(-16.0pt)、ダークエクリプス(-15.7pt)、アウスヴァール(-15.0pt)、ルドヴィクス(-14.7pt)、ヘッズオアテールズ(-14.3pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (12)セイウンハーデス

 昨春のプリンシンパルSを勝ち、秋のセントライト記念では4着の実績馬。特にプリンシパルSは、8番枠からトップスタートを切ってハナを窺うレベルだったが、そこから位置を下げて好位の中目を追走。道中は4番手の外で折り合い重視の競馬。向正面で外からディナースタが上がって来たところでも我慢して5番手中目で3角。3~4角では前のディナースタとのスペースを作って、4角で同馬の後ろを通し切って、直線では2列目外。そこから最後までしぶとく踏ん張り、外から迫るキングズパレスに半馬身凌いで勝利した。

 本馬はこの時点でこのクラスで上位入線レベルの指数を記録。前走の菊花賞はブリンカー効果絶大だったようで、大逃げを打ったうえに勝ち馬アスクビクターモアに早めに上がって来られて苦しくなってしまったが、前走でかなり速い流れを経験しているので、大幅距離短縮の今回でも好位でレースの流れに乗れそうだ。また前走で厳しい競馬を経験したことも今回での粘り強化に繋がると見て、本馬を本命視した。
___________________________________

本日5番 福島11R モルガナイトS 芝1200m
 ◎ (6)ジュニパーベリー
 〇 (16)ショウナンバニラ
 ▲ (3)モントライゼ
 △ (4)ストーンリッジ
 △ (8)サンライズオネスト
 △ (10)ルッジェーロ
 △ (13)ビップウインク
 △ (2)チェアリングソング
 △ (14)ダイメイフジ
結論 馬連6-16,3,4,8,10,13,2,14 (10:10:10:10:3:3:2:2) 複勝6 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にストーンリッジ(-18.0pt)、トップオブメジャー(-17.3pt)、ダイメイフジ(-17.3pt)、キャプテンドレイク、ジュニパーベリー(ともに-17.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (6)ジュニパーベリー

 一昨年8月の稲妻特別で16番枠を利して3馬身半差で圧勝するなど、直線芝1000mで良績がある快速馬。芝1200mでは前々走のオパールSで逃げて2着の実績がある。前々走は前半3F34秒2-前半3F34秒8のややハイペースで支配して強豪ジュビリーヘッドに食らいつかれて2着に敗れたが、それ以外の馬には完勝だった。

 休養明け好走後の前走、北九州記念はタフな小倉芝で前半3F33秒1-後半3F35秒1の激流を追い駆ける形になったために14着に大敗したが、今回は開幕週の福島芝。前と内が有利な状態で前走のテンの速力から前で戦える。同型馬も手薄なだけに巻き返しを期待する。
___________________________________

本日1番 中山11R 京葉S ダ1200m
 ◎ (3)レッドゲイル
 〇 (8)テイエムトッキュウ
 ▲ (12)サイクロトロン
 △ (2)サンライズホーク
 △ (10)クロジシジョー
 △ (4)カネサアルーダ
 △ (5)コパノマーキュリー
 △ (6)イバル
 △ (7)ボイラーハウス
結論 馬連3-8,12,2,10,4,5,6,7 (8:8:8:8:2:2:2:2) 複勝3 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にスズカコテキタイ(-26.0pt)、サイクロトロン(-24.7pt)、テイエムトッキュウ、コパノマーキュリー(ともに-24.3pt)、クロジシジョー(-24.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (3)レッドゲイル

 前々走の秋嶺S(3勝クラス)を圧勝し、オープン通用レベルの指数を記録した馬。前々走はロードシュトロームにコンバスチョンが競りかけたことで、東京芝1300mで前半3F35秒0-後半3F36秒3のかなり速い流れ。この流れを12番枠から五分のスタートを切って、3列目の外を追走。最後の直線では3列目から一気に先頭列に並びかけ、ラスト1Fで突き抜けて5馬身差で完勝した。

 前走のバレンタインSではデビュー以来初めて4着以下に沈んだが、スタミナが不足する休養明けでタフな馬場の超絶ハイペースを好位の中目から最後の直線で外に出されると、一旦は先頭に立つかの場面。追込馬が上位を占める流れではさすがに苦しく、負けて強しの競馬だった。本馬は前々走しかり、ラスト1Fで甘くなる面があるので、前走からの1Fの距離短縮はプラス。ひと叩きされての前進に期待する。

〇 (8)テイエムトッキュウ

 初ダートの前々走、初春S(3勝クラス)を逃げ切り勝ちしてダート路線に転向した馬。前走の千葉Sでは1番枠からポンとスタートを切って勢い良く先頭に立ち、前半3F33秒1-後半3F36秒2のレースメイク。前走時はいくら超絶高速ダートと言っても、さすがにスピード任せのこのペースは厳しく、最後にスズカコテキタイの強襲を食らって1馬身差の2着に敗れた。

 前走時、もう少し脚をタメて行ければ勝っていたと見ているし、ここも楽にハナに行ける組み合わせではあるが、今回は休養明けで自己最高指数を記録した疲れが懸念される。もちろんダートに慣れてさらに前進というパターンも考えられるが、危うい要素もある以上、対抗評価が懸命だ。

▲ (12)サイクロトロン

 一昨年のクラスターCの2着馬で、オープンでも2度の連対実績がある馬。前々走ジャニアリーSは長期休養明けの一戦らしく、2番枠からトップスタートを切った後に少しヨレたが、最内から勢いよく先頭に立つハコダテブショウに行かせて2番手を追走。最後の直線では3~4角で内から上がって来たアティードに前に出られて、最後まで同馬を交わせずの2着だったが、中山の時計の掛かるダートで前半3F33秒5-後半3F36秒5のややハイペースを先行しながらもよく粘っていた。

 そして前走の令月Sも時計の掛かるダートで前半3F35秒0-36秒7のハイペースを好位の外でレースを進めて4着に善戦。長期休養明けの前々走で好走しながらも、強豪相手に崩れなかったのは、順調さの証だろう。ここも警戒が必要だ。

記事一覧へ戻る