2022年 京王杯2歳S&ファンタジーSの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2022.11.05
2022年 京王杯2歳S&ファンタジーSの予想

得意(?)の2歳戦。有力馬のコメントは後ほど追加しますm(__)m。

本日1番 東京11R 京王杯2歳S 芝1400m
 ◎ (14)ヤクシマ
 〇 (3)サイモンオリーブ
 ▲ (12)ブーケファロス
 注 (16)スピードオブライト
 △ (9)エナジーチャイム
 △ (1)デイドリームビーチ
 △ (2)アンタノバラード
 △ (5)ミスヨコハマ
 △ (7)フロムダスク

 ■有力馬の紹介

 ◎ (14)ヤクシマ

 新馬戦では3番枠からはっきりと出遅れましたが、そこから徐々に前と差を詰めて行ったものの内の進路がなく、3角手前で一旦下げて3角で外に出し、4角手前では好位の外と射程圏の位置を確保。直線ではさらに外に出し、ラスト1Fで抜け出して勝利しました。

 ラスト2Fは11秒3-11秒1とかなり優秀。芦毛の馬体で映像を見るとそこまでのスピードを感じさせませんが、ラスト1Fからのスピード感はラップが示す通り、なかなかのもの。出遅れのロスを挽回してのラスト1F11秒1だけに、なかなかの素質馬でしょう。

 前走のききょうSは超高速馬場の中京でレコード決着。大外11番枠から五分のスタートを切りましたが、ややダッシュがつかず、置かれ後方の外目を追走。そこからコントロールしながらもやや掛かり気味に上がって、前の馬とのスペースを維持した中団の後ろ。3~4角で前とのスペースを詰めて4角出口で外に出されると、そこからジリジリ伸びての3着でした。

 前走は内が残る流れだったことを考えれば、外から追い上げての3着は上々の内容。今回は「控えたい」とコメントしている逃げ馬が多く、何が逃げるかは定かではありませんが、逃げ馬自体は多いのでそれなりにペースは上がると見て、本馬のやや早めに動いての末脚に期待しました。

 〇 (3)サイモンオリーブ

 新馬戦ではミシシッピテソーロ(次走、ダリア賞勝ち)の3着だった馬。前走の未勝利戦では前に行きたい馬が複数出走しており、前走でも逃げていたスナイチゴールドが外からハナを主張。しかし、本馬は5番枠から時間をかけてスナイチゴールドのハナを叩き、逃げる競馬。このため緩みない流れになりました。

 最後の直線では外から迫る馬にやられそうでしたが、しぶとく粘って勝利。ラスト2Fは11秒9-11秒9。この数字には少し驚かされました。

 新潟の芝1400mは3角までの直線距離が長いため緩みないレースになりやすく、最後は大幅に減速してゴールすることが多いですが、逃げて自ら緩みないペースを作って最後まで減速しなかったことは、高い評価できます。前走指数は並レベルなので過大評価はできませんが、意外と奥があると見て、対抗評価としました。

 ▲ (12)ブーケファロス

 新馬戦では4角手前で前とかなり離されていましたが、直線では鋭い脚で差を詰め、2着に善戦。新馬戦はラスト2Fが12秒1秒-12秒3の流れでしたが、おそらく本馬の最後の伸び脚を見ると、自身は最後まで減速せずにゴールしたものと推測され、価値のある2着でした。

 その次走の未勝利戦も13番枠から出遅れ、中団より後方でレースを進め、4角手前から外を回りながら進出開始。長く良い脚を使って豪快に差し切りました。前走のダリア賞は、新馬戦で素質の高いミシシッピテソーロ、フミサウンドらと戦って3着に敗れましたが、本馬はここでもメンバー最速の上がり3Fタイムを記録。前走のサウジアラビアRCは距離が長く、6着に敗れましたが、前々走と同距離のここならば、本馬のトップスピードが生きると見て、3番手評価としました。

 注 (16)スピードオブライト

 新馬戦では14番枠からトップスタートを切って内の2頭を行かせ、すんなり2列目の外を追走。4角では持ったまま2番手まで上がり、直線序盤でゴーサインが出されると、そこからグンと伸びて勝利しました。

 ラスト2Fは11秒7-11秒4。好位を追走し、最後まで加速して勝利した内容は高い評価ができます。またラスト1Fで伸びる馬というのは、距離延長でさらに良さが出る馬が多いもの。母サイレントソニックは新馬戦を勝利した直後のダリア賞で2着、古馬になってからもオープンのオパールSで2着するなどの活躍を見せた馬であることからまだ奥があり、距離延長が吉と出る公算が高いと見て特注馬としました。

 1番人気 (18)ロンドンプラン

 前走の小倉2歳Sは1番枠から派手な出遅れ。通常ならこの時点で終了ですが、この出遅れで戦前から懸念されていた1番枠から馬場の悪い内目を通ることなく、馬場の良いところを選びながら競馬ができました。

 3角では前と絶望的な差があり、とても届く気がしませんでしたが、4角手前で前と差を詰め、4角では外へ。ラスト1Fも伸び続けて差し差し切りました。前走は派手な追い込み勝ちでしたが、スタートを決めていたら馬場の悪いところを通って先行する形になり、失速していたのではないか。実際に本馬以外は外枠の馬が上位を独占しているだけに、1番人気のここは狙い下げました。

結論 馬連14-3,12,16,9,1,2,5,7 (10:10:10:8:3:3:3:3) 複勝14 (50)

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本日2番 阪神11R ファンタジーS 芝1400m
 ◎ (2)ミカッテヨンデイイ
 〇 (11)アロマデローサ
 ▲ (5)ブトンドール
 △ (6)レッドヒルシューズ
 △ (9)サラサハウプリティ
 △ (3)クインズエルサ
 △ (10)バレリーナ

 ■有力馬の紹介

 ◎ (2)ミカッテヨンデイイ

 新馬戦3着、次走の未勝利戦はラスト100mからよく伸びたものの3着。新馬戦も未勝利戦も指数が良い部類ではありましたが、勝つことはできませんでした。しかし、その次走ではいきなりオープンのフェニックス賞に格上挑戦。フェニックス賞は新馬戦を好指数勝ちしたタガノタントを除けば、実質未勝利クラスのようなメンバーでしたが、大外9番枠だったために内に入れきれず、緩みない流れを2頭分外の2列目を追走と、ロスのある競馬でありながらも最後まで粘って、それなりの指数を記録して勝利したことには驚かされました。

 前走の小倉2歳Sはスタート直後に接触して後方からの競馬。前半3F33秒2-後半3F34秒9の激流を馬場の悪化した中目から挽回しに行ったために苦しくなっての10着大敗。本馬は芝1200mだと追走が忙しいので、今回の1F延長はかなりプラスになると見て、巻き返しを期待しました。

 〇 (11)アロマデローサ

 小倉芝1200mの新馬戦では、9番枠から好発を切って序盤は好位にいましたが、そのあと好位直後の中目に下げて流れに乗り、最後の直線で外に出されると、しっかり伸びて2着馬に1馬身1/4差をつけて快勝しました。

 ラスト2Fは11秒6-11秒4。走破タイムは1分09秒5と平凡ですが、好位から伸びて最後まで加速する満点の競馬ぶり。地味ではありますが、オープンや重賞戦線で上位争いをできる素質を見せました。

 前走のききょうSは、超高速馬場の中京でレコード決着。内が残る流れを中団中目から抜け出して、新馬戦で2着に降した(3)クインズエルサをここでも2着に降して快勝。普通に強い内容ではありましたが、今回は休養明けで好走した後の一戦。上昇し切れない可能性もあるので対抗評価としました。

 ▲ (5)ブトンドール

 前走の函館2歳Sでは、芝では2位の指数を記録していた本馬が優勝。12番枠から好発を切ったものの、内の馬を行かせて中団外から展開に嵌めたのも良かったですが、前走の新馬戦で時計の掛かる馬場を経験しており、かつ指数が高かったことが最大の勝因でしょう。

 ただし、今年の函館2歳Sは重賞としては指数が良い決着だったとは言えず、本馬が今後活躍するためには、前走からさらに大きな上昇が要求されます。今回は3ヵ月の休養明け。成長期の2歳馬だけに、休養中に成長している可能性が高いと見て、3番手評価としました。

 △ (6)レッドヒルシューズ

 新馬戦では11番枠から先団馬群の外を追走していたものの、外から2度捲られる苦しい競馬。最後の直線では内の馬にぶつけられ、外に弾かれながらも怯むことなく、そこから立て直されると、最後までしぶとく伸びて勝利しました。前走がスムーズな競馬ではなかっただけに、ここで変わる可能性もあります。

 △ (9)サラサハウプリティ

 前走のサフラン賞では逃げて揉まれない競馬では強いサンティーテソーロに3馬身離されたものの、本馬も3番枠から出遅れ、そとから外に出して好位の外まで挽回して行く上々の内容で2着。道中で置かれ気味になっていたことから、距離がもっと長くても良さそうですが、外枠のここでゲート出たなりの差す競馬ができれば通用しそうです。

 △ (3)クインズエルサ

 芝12000mの2戦は忙しい競馬でしたが、距離を芝1400mに延ばした前走・ききょうSでは前進。新馬戦で敗れた○アロマデローサにここでも敗れたものの、同馬は今回で本来の走りができない可能性もあるので、ここは押さえます。

 △ (10)バレリーナ

 デビュー2戦目の小倉2歳Sで2着と好走した馬。小倉2歳Sは外差し馬場の外差し決着だっただけに、前走時は11番枠に恵まれた面は否めませんが、京王杯2歳Sで1番人気のロンドンブラント0.1秒差なら、無印にはできないでしょう。

結論 馬連2-11,5,6,9,3,10 (25:9:5:5:3:3) 複勝2 (50)

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