2021年 中日新聞杯の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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予想

2021.12.11
2021年 中日新聞杯の予想

おはようございます😊 中日新聞杯の◎は人気薄ですが、イケると思うので複勝厚めがお勧めです✨

本日1番 中京11R 中日新聞杯 芝2000m
 ◎ (9)シゲルピンクダイヤ
 ○ (3)アドマイヤビルゴ
 ▲ (12)ディアマンミノル
 注 (17)プレシャスブルー
 △ (10)ボッケリーニ
 △ (16)キングオブコージ

 ■3~4角から動いてもバテない、良い脚を長く使える馬が有利

 4年前に1回中京開催からこの時期に移動した、ハンデGⅢの中日新聞杯。このレースが行われる中京芝2000mは、スタンド前の上り坂の途中からスタートし、前半で緩やかに坂を上り、後半で緩やかも坂を下って行くコース。このため前半スローの上がり勝負が発生しやすいコースです。

 しかし、古馬の上位クラスが集うこのレースは、大半の馬が3角の下り坂で勢いに乗せて動くため、シンプルな前残りになることは稀。逃げ、先行馬も3角からもうひと脚使えなければ勝ち負けするには難しいものがあり、結局のところ、ある程度の持久力も求められます。

 つまり、3~4角の下り坂で勢いに乗せられる差し馬が有利ですが、その外から動いて行く、追い込み馬は不利です。一昨年こそサトノガーネットが大外一気の追い込みで優勝しましたが、2番手のタニノフランケルが3~4角から、単騎で逃げたランドネを捕らえに動いたことで、先団、中団の仕掛けが速くなったことと、サトノガーネットの強烈な末脚(同馬は夏の新潟記念で後半3F31秒9の末脚)が噛み合ったもの。基本的には3角から動いてもバテない馬が有利です。

 ■有力馬のコメント

 ◎ (9)シゲルピンクダイヤ

 昨年の中日新聞杯の2着馬。昨年は超スローペースで折り合いに苦労する馬が多い中、好位の外4番手付近でレースを進めて、3~4角ではじわっと外から位置を上げ、4角出口で外に誘導。そこからしぶとく伸びてラスト2Fで先頭に立ち、ラスト1Fで内から(10)ボッケリーニに前に出られても、食らいついてのクビ差2着でした。馬はかつての秋華賞でも3着に善戦しているように、芝2000mがベストの馬。

 今年に入っても3走前のヴィクトリアマイルで内枠からやや出遅れ、前に行った2枠2頭が広げたスペースを無理なくじわっと押し上げ、好位の内目を立ち回って、2着争いの5着に善戦しています。前々走のクイーンSは大外枠でロスの大きい競馬。前走の府中牝馬Sは着順こそ悪いものの、勝ちに行く競馬はできており、内容は悪くありません。今回のメンバーはショウナンバルディでも楽にハナを取れるほど、先行馬が手薄。牡馬たちと比べればハンデも軽く、得意の距離のこの舞台で復活を期待します。

 ○ (3)アドマイヤビルゴ

 6億円ホースの忘れ形見ということで毎度のように過剰人気になりますが、ここへ来て少しは人気に応えられるようになって来た馬。前々走のケフェウスS、前走のカシオペアSともに超スローペースで前が楽な展開ではありましたが、そこで2番手から2着、3着と好走。今回も1番人気でそれに相応しいバックボーンはありませんが、今回も同馬に展開が味方しそうなだけに、対抗評価としました。

 ▲ (12)ディアマンミノル

 京都大賞典4着、アルゼンチン共和国杯5着、4走前の函館記念では4着の実績があり、重賞の上位常連馬と言える馬。本馬が善戦止まりなのは前に行ける脚がないからであり、芝2000mの今回だと後方からの競馬になりすぎる不安はありますが、4走前のように前が崩れる展開なら馬券圏内突入のチャンスはあるでしょう。また、今回は後方からレースを進める馬が多い組み合わせでもあり、末脚トップクラスで堅実に伸びてくる、同馬を3番手評価としました。

 注 (17)プレシャスブルー

 前々走のオクトーバーSで2着、前走のアンドロメダSでも3着だった馬。本馬も▲ディアマンミノル同様に追い込み馬ではありますが、前走はかなりのスローペースを4角大外から動いて、最速の上がり3Fタイムで追い上げて3着と善戦していることから警戒が必要でしょう。

結論 馬連9-3,12,17,10,16 (各10) 複勝9 (50)

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