2021年 函館2歳Sの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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予想

2021.07.17
2021年 函館2歳Sの予想

おはようございます。「2歳馬マスター」の名にかけて、ここは的中させたい一戦です✨


本日1番 函館11R 函館2歳S 芝1200m
 ◎ (11)ナムラリコリス
 〇 (6)カイカノキセキ
 ▲ (9)メリトクラシー
 注 (4)ポメランチェ
 △ (7)ラブミードール

見解

 今回の出走馬の中では、前走の新馬戦で緩みないペースで逃げ、2着のナムラリコリスに4馬身差をつけて圧勝したポメランチェの内容が良く、指数も「-8」とここではNO.1。しかし、新馬戦であまりに強い走りは、強烈な疲労を残しがちなもの。

 名スプリンターとして君臨したモズスーパーフレアも、2歳夏の小倉新馬戦を今回のポメランチェと同レベルのかなり優秀な指数で快勝した馬ですが、デビュー2戦目の小倉2歳Sでは1番人気を裏切り、それ以降もかなり低迷した時期がありました。

 そしてその疲れが抜けるまでかなりの時間が掛かり、低迷期を抜け出し、能力を出せるようになってきたのは3歳春から夏まで約3カ月休ませたあと。その期間に疲労が抜けて、本来の高い素質を発揮できるようになり、その後の快進撃に繋がりました。それを考えると、ポメランチェは過大評価ができません。

 そこで◎には新馬戦ではポメランチェの圧倒的なスピードの前に追走に苦しみ、やっと2着に流れ込んだという内容でしたが、2着とは言っても相手次第で、勝ち馬になっていてもおかしくない指数は記録していた(11)ナムラリコリスを推します。前走はスピード感たっぷりに好位を追走し、メンバー最速の上がり3Fタイムを記録して快勝。レース内容は新馬戦時から大幅に良化し、潜在能力の高さを感じさせました。函館芝は札幌芝と比較するとかなり時計が掛かっているだけに、自在に動けることも強み。軸馬としてなら、同馬が最有力でしょう。

 ○は、新馬戦ではスタートがそこまで速かったわけではありませんが、二の脚の速さでハナを奪い、そこからいったん抑えて、折り合いながら逃げ、直線を向いて追い出されると、ラスト2Fを11秒2-11秒3とほぼ減速することなく逃げ切った(6)カイカノキセキ。レコード勝ちということ自体にあまり価値はありませんが、レース内容は優秀でした。前走は1000m戦ではありますが、途中でタメが効いており、マイル戦のような内容。一介の短距離馬と言った感じではないので対抗評価としました。

 ▲は、中京逃げてそのまま押し切って勝利した(9)メリトクラシー。走破タイムは1分10秒7と平凡であったことから、ルメール騎手が鞍上でもそこまで高い評価はされていませんが、雨が降り、良馬場発表でも馬場が悪くなり始めたタイミングだったことを考えれば、そんなに悪いタイムではありません。ラスト2Fは11秒5-11秒7。1200mの新馬戦でレベルが低いレースならば、もっとラスト1Fで落ち込むものですが、大きく減速せずにまとめたあたりからも、なかなか強い勝ち方だったと言えます。
 
 また先々週、同馬が勝利した新馬戦の上位馬が、先々週の小倉1Rの未勝利戦で上位を独占したことから、新馬戦がタフなレースではなかったことが証明済。メリトクラシーも疲れなく、順当に上積みが見込めるはず。

 以下特注馬として、前記したように、新馬戦の走破タイム1分7秒9は文句なしに超優秀の(4)ポメランチェ。同日12レースの1勝クラスの芝1200m戦が1分7秒6の決着、同日1レースの3歳未勝利戦が1分8秒4の決着。この日の札幌芝は前週同様、後半に向けて時計が掛かって行く状態。それを考慮しても今回のポメランチェのタイム、指数は抜群に優秀です。指数上の計算では今回の走りが再現できれば、このレースで勝ち負けになりますが、モズスーパーフレアの二の舞になることも考慮して狙い下げました。前走比で指数をダウンしながらも、通用するパターンは十分ありそうです。

 あとは△にダート路線から、フェズカズマよりも芝向きの体形&フットワークの(7)ラブミードール。中央馬の比べると豊富なキャリアと、前走で逃げてスピード競馬に対応させている辺りから、ここが目標である公算大。殿人気のこの馬のアッと驚く好走に、夢を預けます。

結論 馬連11-6,9,4,7 (15:15:15:5) 複勝11 (50)

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