2025年 5/11・平城京S+橘Sの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2025.05.11
2025年 5/11・平城京S+橘Sの予想

■逃げ馬不在で先行馬を狙う

 昨日は重馬場で高速ダート。内と前が有利だったが本日は回復傾向。外差しも台頭しだしているが、ここは何が何でも逃げたい馬は不在。おそらく外枠でもテンの速い(14)サンライズアリオンが逃げて、内から(7)ジューンアヲニヨシ辺りが抵抗していく形になりそうだが、同馬も逃げたくないので極端にペースは上がらないだろう。

 今回の出走各馬が経由している仁川S、総武S、吾妻小富士OPなどよりも遅いペースで前が楽な展開になると見て予想した。

京都11R 平城京S 芝1400m
 ◎ (15)メイクアリープ
 ○ (3)マリアナトレンチ
 ▲ (7)ジューンアヲニヨシ
 注 (11)クールミラボー
 △ (9)メイショウユズルハ
 △ (10)クラヴィコード
 △ (13)タイセイドレフォン
 △ (14)サンライズアリオン
 △ (16)ホールシバン
結論 馬連15-3,7,11,9,10,13,14,16 (10:10:10:4:4:4:4:4) 複勝15 (50)

■有力馬と評価ポイント

◎ (15)メイクアリープ

 6走前の三宮Sでは、好位の内から後のJpn1で2勝のキンズソードに最後までしつこく抵抗してハナ差の2着。5走前の名鉄杯でもその後の交流重賞で3勝のアーテルアストレアとハナ差の2着になるなど、強豪とぶつかってきた馬。

 3走前のみやこSでは2着。ここでは7番枠から五分のスタートだったが、二の脚を利かせて好位の中目を追走。向上面で外に誘導して3角に入った。

 3角で4頭分外から押し上げてロスを作ったが、4角では2番手に上がって内に切り、先頭のペプチドナイルと2馬身半差で直線へ。序盤でペプチドナイルにクビ差まで迫り、ラスト1Fで同馬をかわすかとのところで外から一気にセラフィックコールに差され、3馬身差で敗れた。

 ここは前後半4F48秒8-49秒7。ややハイペースを考慮してもセラフィックコールには完敗の内容だったが、同馬は後のダイオライト記念を2連覇したほどの実力の持ち主で、エンジンが掛かったらどこまでも突き抜けるような馬だ。

 評価すべきは、後のG2・Jpn2で2連覇で先週のかしわ記念でも2着となった3着馬ウィリアムバローズを3/4差で振り切ったことだろう。

 1年1ヵ月の長期休養明けとなった前走のボルックスSは心房細動で競走中止したが、今回はそこから立て直されての一戦で変わり身が期待できる。
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京都10R 橘S 芝1400m
 ◎ (3)ムイ
 ○ (4)スリールミニョン
 ▲ (10)フードマン
 △ (1)モンテシート
 △ (5)サウスバンク
 △ (6)ドゥアムール
結論 馬連3-4,10,1,5,6 (15:10:10:10:5) 複勝3 (50)

■京都芝は外差し有利

 フィリーズレビューを前半3F33秒2の激流にした(6)ドゥアムールが出走。その他、芝1200m出先行して結果を出した(5)サウスバンク、(10)フードマンなども出走しており、ハイペースが予想される。

 また、京都芝は内が荒れてきており、外差し有利の馬場になっているだけに、ここは差し馬に期待したい。

■有力馬と評価ポイント

◎ (3)ムイ

 小倉芝1200mの新馬戦と阪神芝1400mの3歳1勝クラスを連勝した馬。2走前の3歳1勝クラスでは、7番枠から出遅れたが、促して後方2列目の外を追走。3~4角でじわっと押し上げ、4角出口で大外に誘導して直線へ。序盤で追われてしぶとく伸びて中団まで上がり、ラスト1Fで甘くなった前をまとめてかわして1馬身3/4差で勝利した。

 ここは高速馬場で前後半3F33秒6-35秒4のややハイペース。2着馬にしっかり差を付け、なかなか強い勝ち方だった。

 前走のニュージーランドTは、10番枠から外の馬と接触して後手を踏み、能力を出し切れずに12着敗退。デビューからの2戦は末脚を生かす競馬をしていた馬なので、スタミナ不足で距離も応えたのだろう。実績のある芝1400mで巻き返しを期待する。

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