2020年 京阪杯・ジャパンC – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2020.11.29
2020年 京阪杯・ジャパンC

京阪杯は2014年から秋の京都開催を締めくくる、最終12Rで行われてきましたが、今年は阪神芝1200mで開催されます。京都芝1200mは、内回りの3コーナーの坂を上がって行くコースで前半ペースが上がりにくく、逃げ、先行馬の活躍が目立ちました。しかし、阪神芝1200mとなるとしばらく平坦から、内回りの3コーナーの坂をゆっくりと下って行くコースなので、逃げ、先行馬が不利とは言いませんが、楽でもないでしょう。

まして阪神芝コースは、一貫して徐々に時計を要しており、高速馬場とは言えない状況下。外差しも決まり出しています。しかも今回は、標準馬場の今夏の北九州記念で大外枠から、二の脚が速さですんなりとハナに立ったモズスーパーフレア―を追い駆け、前半3F32.7の快速ぶりを見せたジョーカナチャンが出走。さらには今夏のCBC賞を優勝しているように、1~2番手の競馬で強さを見せるラブカンプーも、同馬に競り掛けて行くでしょう。

他にも外のカレンモエやトゥラヴェスーラ、内からロードアクア辺りが前にプレッシャーを賭けていくことが予想され、さすがにハイペース、それもかなりのハイペースになりそうな気がしています。差し馬を中心に馬券を組み立てたほうがいいでしょう。
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また、このレースはよくスプリンターズS組、特に好走馬が不発することが多いのがポイント。過去10年では、2010年のスプリンターズS・2着降着のダッシャーゴーゴー⇒1番人気・10着、2013年のスプリンターズS・3着のマヤノリュウジンー⇒3番人気・9着、2014年スプリンターズS・3着のレッドオーヴァル⇒1番人気・9着、2018年のスプリンターズS・6着のワンスインザムーン⇒3番人気・16着、2019年のスプリンターズS・2着のモズスーパー1番人気・8着。スプリンターズS組で唯一、優勝したのは2016年の逃げ馬ネロで、同馬はスプリンターズSで逃げられずの6着から、ここでの逃げ切りでした。

スプリンターズS組は、相手が格下だから「あわよくば本賞金を加算」とばかりに出走してくるのでしょうが、スプリンターズSを大目標にした馬には余力がないのでしょう。今年はスプリンターズSの好走馬は出走していませんが、この傾向はしばらく使えるので、覚えておいても損はないでしょう。

●空前絶後のジャパンC

今回の『SPAIA』さんのコラムでは、テーマをひとつに絞りました。ずばり「アーモンドアイ、デアリングタクト、コントレイルの3強で一番強いのは?」+穴馬。3強の強調材料と弱点も綴っております。

読み応えある内容になっていますので、ぜひご一読下さいm(__)m。

https://spaia-keiba.com/news/detail/11875

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