2020.11.28
2020年 京都2歳ステークス
重賞に格上げされてから、今年で7回目。オープン時代の優勝馬にはナリタブライアン、ヴィクトワールピサ、エピファネイアなどの超大物が名を連ねますが、重賞になってからはクラシックにあまり繋がっていません。開催時期が出世レースと言われている東京スポーツ杯2歳Sの翌週になってしまったからでしょう。
また今年は阪神芝2000mに舞台を移して行われますが、同コースはスタンド前の直線からスタートして1コーナーまでの距離は約325m。スタートしてすぐに上り坂があるため、前半3Fは36秒台とペースが速くなりにくい傾向があります。しかし、阪神芝2000mは向こう上面のストレートも長いですから、逃げ馬が積極的にペースを引き上げれば速くなります。
今年は内からビップランバン、外からタガノカイと逃げ馬が2頭出走していることから、2歳戦としてはペースが速くなる可能性大。得にタガノカイは末脚比べに持ち込みたくないはずなので、平均ペースくらいまでペースが上がると見ています。おそらく先週の東京スポーツ杯2歳Sのようなスローペースの決め手比べにはならないでしょうから、その前提で予想を組み立てたいです。