●アルテミスステークス
阪神ジュベナイルFの前哨戦として創設されて今年で9年目。過去の連対馬からアユサン(2012年)、レッツゴードンキ(2014年)、メジャーエンブレム(2015年)、リスグラシュー(2016年)、ラッキーライラック(2017年)と、後のGIホースを多く輩出しており、本番に繋がるという意味でも、注目度の高いレースとなっています。
このレースは本番を意識して、末脚を生かすレースをする馬が多いことがポイント。一昨年のライデンシャフトのような、何が何でもハナへ行ってこその馬が出走していない限り、まず、平均ペースよりも遅い流れになります。このため将来のある馬が活躍する一方、3年前の13番人気馬サヤカチャンのような、前からの一発も決まっています。昨年も5番人気馬ビッククインバイオが逃げて3着でした。
キャリアの浅い馬2歳馬は、まだ脚質が定まっていない場合もあり、急な脚質チェンジもありますが、それでも騎手自ら無理に行かせてバテさせるようなレースは基本的にはさせません。将来性を紡ぐことになりかねないからです。だからなおさら、前残りが発生したり、2015年の13番人気馬デンコウアンジュのように、大外枠から思い切った末脚を生かす競馬で激変したりするのでしょう。
●スワンステークス
スワンSは過去10年で逃げ馬の成績が1着2回、2着2回、3着3回ととにかく逃げ馬の活躍が目立つレースです。短距離戦にして前半ペースが上がらず、前有利の展開になることが多いのがポイント。京都芝コースは年間を通しても高速馬場であることが多いうえに、芝1400mは前半で坂を上がって、後半で下るコース形態だからです。
しかし、雨の影響が残った近3年では、ややハイペースとなり、差し、追い込み馬のサングレイザー、ロードクエスト、ダイアトニックが優勝しています。京都芝コースは時計が掛かると一転して外差し馬場となることが多いことも影響しているでしょう。今開催の京都も標準以上に時計を要しており、外差し馬場。今年も差し、追い込み馬が有利となる前提で予想を組み立てたいです。
また、外差し馬場を考えると、人気の先行馬サウンドキアラ、アドマイヤマーズは1番枠と、レースの運びが難しい枠に入りましたね。どこかで外に出さないといけませんが……。
このレースは本番を意識して、末脚を生かすレースをする馬が多いことがポイント。一昨年のライデンシャフトのような、何が何でもハナへ行ってこその馬が出走していない限り、まず、平均ペースよりも遅い流れになります。このため将来のある馬が活躍する一方、3年前の13番人気馬サヤカチャンのような、前からの一発も決まっています。昨年も5番人気馬ビッククインバイオが逃げて3着でした。
キャリアの浅い馬2歳馬は、まだ脚質が定まっていない場合もあり、急な脚質チェンジもありますが、それでも騎手自ら無理に行かせてバテさせるようなレースは基本的にはさせません。将来性を紡ぐことになりかねないからです。だからなおさら、前残りが発生したり、2015年の13番人気馬デンコウアンジュのように、大外枠から思い切った末脚を生かす競馬で激変したりするのでしょう。
●スワンステークス
スワンSは過去10年で逃げ馬の成績が1着2回、2着2回、3着3回ととにかく逃げ馬の活躍が目立つレースです。短距離戦にして前半ペースが上がらず、前有利の展開になることが多いのがポイント。京都芝コースは年間を通しても高速馬場であることが多いうえに、芝1400mは前半で坂を上がって、後半で下るコース形態だからです。
しかし、雨の影響が残った近3年では、ややハイペースとなり、差し、追い込み馬のサングレイザー、ロードクエスト、ダイアトニックが優勝しています。京都芝コースは時計が掛かると一転して外差し馬場となることが多いことも影響しているでしょう。今開催の京都も標準以上に時計を要しており、外差し馬場。今年も差し、追い込み馬が有利となる前提で予想を組み立てたいです。
また、外差し馬場を考えると、人気の先行馬サウンドキアラ、アドマイヤマーズは1番枠と、レースの運びが難しい枠に入りましたね。どこかで外に出さないといけませんが……。