2020年 神戸新聞杯・オールカマー – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2020.09.27
2020年 神戸新聞杯・オールカマー

●神戸新聞杯

セントライト記念は上がり馬が集う舞台に対して、神戸新聞杯は日本ダービーの上位馬が集う舞台。このレースの過去10年の連対馬20着中15頭が前走・日本ダービー組で、そのうち14頭が日本ダービーで5着以内の馬でした。このことからもいかに日本ダービー組が優勢かがわかります。

さて、その理由は? 当然、シンプルにディープインパクトやオルフェーヴルのような4歳世代で断然の馬が出走してくることも大きな理由です。しかし、もうひとつあります。それは日本ダービーと距離が同じ(今年は中京芝2200m)ばかりではなく、展開&ペースも似ているということ。だからワンアンドオンリーやワグネリアンのような馬が出現するのです。

総体的に日本ダービーはスローペースになることが多いのですが、神戸新聞杯はそれ以上にスローペースになることが多いです。実際にこのレースの過去10年で唯一、日本ダービー組以外で優勝したのは、逃げ馬リアファルの逃げ切りでした。神戸新聞杯は今回が始動戦の馬が多いトライアルのため、あまりペースが上がらないのです。

今年の神戸新聞杯は中京芝2200mで行われますが、同コースもストレートこそ長いものの、前半で坂を上って、後半で下るコース。逃げ馬が意図と持ってペースを引き上げなければ、ハイペースにはならないでしょう。つまり、日本ダービーで上がり2位以内の馬を狙っちゃえばいいのです。

過去10年でも日本ダービーで上がり2位以内だった、2010年のエイシンフラッシュ・1着、ローズキングダム・2着、2011年のオルフェーヴル・1着、ウインバリアシオン・2着、2012年ゴールドシップ・1着、2014年のワンアンドオンリー・1着、2016年のサトノダイヤモンド・1着、2018年のエタリオウ・2着、2019年のサートゥルナーリア・2着。

今年の日本ダービーも前半5F61秒7-後半5F58秒4の超スローペース。向こう上面でマイラプソディがマクったことで後半の仕掛けが速くなったものの、それでもスローペースです。こうなると今年の神戸新聞杯は、コントレイルの2着以内は堅い?

しかし、上がり2位のサリオスが不出走なだけに、ヒモ荒れの可能性は十分あるでしょう。相手を絞るにあたってのポイントは、リアファルです。この年は日本ダービーで上がり2位のドゥラメンテ
は不出走でした。遡ればリーチザクラウンも…それではみなさん、神戸新聞杯を楽しみましょう(≧∇≦*)。

●オールカマー

『SPAIA AI競馬』にて、オールカマーの傾向及び、PP指数を用いながら人気馬、有力馬、穴馬について綴っております。

フィエールマンの回避でさらに少頭数になりましたが、人気が割れていて面白そうなメンバー構成になりました(^▽^)/。

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