2020年 北九州記念・札幌記念 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2020.08.23
2020年 北九州記念・札幌記念

●北九州記念

北九州記念が行われる小倉芝1200mは、コース最高部の2コーナー奥のポケット地点からスタートして、ゴールに向かって坂を下って行くコース。芝1200mなら息を入れたいポイントの3~4コーナーがスパイラルカーブで下りとなっているため、スピードのある馬ほどスピードを落とし切れません。つまり、上級条件ほどハイペース上等。「超」がつくほどのハイペースが発生することもあります。

実際に北九州記念の過去10年を振り返っても、全てハイペース。これには、当然、前走でアイビスサマーダッシュ出走の快速馬が多く出走していることも関係していますが、短距離戦でありながら、過去10年で逃げ馬の3着以内がゼロというのは珍しいこと。馬場の内側が荒れて、時計の掛かる馬場状態になると、2016年のバクシンテイオーのように大外直線一気が決まることがあります。

小倉開幕日の先週、土曜日の2歳未勝利で芝1200mでのレコードタイムが0.7秒も更新されたように、今夏は芝が軽く、例年にない超絶高速馬場。先週は芝1200mが8鞍行われた中、6鞍も逃げ切り勝ちが決まりました。しかし、今夏は「梅雨期間が長かったことで、芝の生育が不揃い」とのこと。これだと開催が進行するにつれて、どんどん時計が掛かるかもしれません。

実際に昨日は先週と比べて時計を要しており、3勝クラスの佐世保Sでは、前半3F32秒2-後半3F35秒2の超ハイペースで1分07秒6の決着。騎手が高速決着を意識し過ぎて、早めに動き過ぎたこともあり、逃げ馬とそれに競り掛けた馬は大敗しました。

昨年は小倉芝1200mのコース形態を意識して控えたモズスーパーフレアは、今年は逃げ宣言。モズの番手か、あるいは競り掛けて行くのかのゴールドクイン、ジョーカナチャンに、さらに積極的なレースをしたいラブカンプーも出走しているだけに、激流が濃厚でしょう。G1馬モズスーパーフレアを始め、前に行ける馬のほうが強いのは確かですが、ここは差し馬主体で予想を組み立てたいです。

●札幌記念

『SPAIA AI競馬』にて、札幌記念の傾向及び、PP指数を用いながら人気馬、有力馬、穴馬について綴っております。札幌記念は1番人気が8連覇の歴史が続いていますが、今年も荒れるか!? ラッキーライラックの評価は?

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https://spaia-keiba.com/news/detail/11020

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