2022年 ブリリアントCの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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地方競馬

2022.04.21
2022年 ブリリアントCの予想

確固たる軸馬不在のここは、人気薄馬の好走に期待します✨

大井11R ブリリアントC 芝1800m
 ◎ (10)ゴールドホイヤー
 〇 (14)レッドフレイ
 ▲ (1)セイカメテオポリス
 △ (11)ジョエル
 △ (16)ロードゴラッソ
 △ (3)フィアットルクス
 △ (5)タイサイ
 △ (7)ノンコノユメ

見解

 ◎ (10)ゴールドホイヤー

 一昨年の羽田盃、昨年の報知グランドCの覇者で1800mはベスト条件の馬。前走の京成盃グランドマイラーズは、好位にいた馬が残る流れを、離れた後方2番手からメンバー最速の上がり3Fタイムで追い込んでおり、復調を感じることが出来ました。今回はノートウォージーが逃げる可能性が高いですが、同馬は格下。何かが早めに上がって行く形で、そこまで遅いペースにならないと見ているので、同馬を本命としました。

 〇 (14)レッドフレイ

 前々走の駿麗賞では好位の外から3~4角で動いて4角で前2頭に並びかけ、ラスト1Fで抜け出して、2着に4馬身差、3着に6馬身差をつけて楽勝した馬。前走のフジノウェーブ記念では勝ち馬ルーチェドーロに3馬身半差をつけられましたが、前々走から2Fの距離短縮で序盤で置かれて追っつけながらの追走で勝ちに行く競馬をしたことを考えれば上々。近走充実しているだけに、距離ベストのここでさらなる前進に期待します。

 ▲ (1)セイカメテオポリス

 昨秋の戸塚記念、ダーボーGPは差し馬有利の展開に恵まれての1着、3着だったものの、その後に成長を見せ、前々走の金盃で2着、前走のjpnⅡのダイオライト記念でも2着と善戦。昨年12月に勝島王冠でも勝ち馬と小差の4着と善戦しているように、1800mでも実績はあるものの、近走は長距離で差す競馬をしているだけに、ここでスムーズにレースの流れに乗れるかが課題。今回は1番枠。2番枠の勝島王冠では中団の最内を上手く立ち回れてはいたものの、最後の直線での進路取りが、あまりスムーズとは言えなかっただけに狙い下ました。

 △ (11)ジョエル

 昨秋の戸塚記念、ダーボーGPは厳しい流れを好位でレースを進めて3着、2着。その後の南関東のオープンでも、正攻法の競馬で善戦しており、前走の隅田川オープンでも好位の中を追走し、3~4角で上手く内に入れ、最後の直線も内からしぶとく粘って勝ち馬と小差の2着。前走の勝ち馬はジャニュアリー賞を大差勝ちし、斤量もジョエルより2kg軽いマグナレガーロ。3着も揉まれない競馬をすると強いリンゾウチャネルだっただけに、2着敗戦も仕方ないでしょう。しまいが甘い面がありますが、スローペースなら上位争いに加われる可能性もあります。

 △ (16)ロードゴラッソ

 一昨年の名古屋グランプリで2着の実績があり、今年1月の報知オールスターCでも3着と善戦しているように長距離が得意の馬。前走の日吉オープンでは好位の外から3角で動いて、4角では一旦2番手に上がったものの、最後の直線で内から外に進路を切り替えたジョエルに交わされて3着。前走はスローペースで人気薄の逃げ馬が逃げ切る展開でしたが、最後の直線で前に突き放された内容はいただけません。しかし、同馬はここを目標に調整を強化。一昨年の名古屋大賞典を勝った時ほどのスピードはないにせよ、ペースが速くなればこの距離の重賞でも通用しそうです。

 △ (3)フィアットルクス

 昨年は3連勝と勢いに乗って、このレースも逃げ切り勝ちした馬。同馬はその次走の大井記念も逃げ馬の外2番手を追走し、ミューチャリーの2着に粘ったように(3着は次走の浦和記念で2着のタービランス)、揉まれずに行ければしぶとさを見せる馬。一方、前々走の埼玉栄冠賞のように、外から被されて揉まれると8着と凡走する傾向があります。今回は3番枠。外から来られて被される可能性もあり得る枠順なので、狙い下げました。

 △ (5)タイサイ

 前走の金盃は好位の外から早めに動いて、最後の直線で一旦先頭に立ったものの、脚が止まって7着失速。前走は距離も長く、ペースも速かっただけに、仕方のない結果でしょう。また、同馬も揉まれ弱い馬で、前記の3勝クラスを勝利した時も、逃げ馬の外を追走しての勝利でした。同馬はオープンに昇級してからは前に行けなくなってしまったことなどが祟って2桁着順に大敗し、地方入りを果たしたわけですが、今回でどこまで揉まれない競馬ができるかが課題。上手く逃げ馬の外に出していければ、重賞でも通用する力はありそうです。

 △ (7)ノンコノユメ

 4歳時に去勢手術をして競走族として生き抜く方針を決めた馬。それが功を奏して9歳馬となった今でも、そこまで大きな衰えを見せていません。昨夏の帝王賞でも、JBCクラシック優勝時のミューチャリーと同等の指数で2着。帝王賞時はカジノフォンテンとダノンファラオが競り合ってペースを引き上げたことで、中団の内で脚をタメた同馬は展開に恵まれましたが、展開の後押しがあればjpnⅠでも通用する実力があるということです。

 同馬は休養明けの前々走・日本テレビ盃でも勝ち馬サルサディオーネと小差の5着。前走の東京大賞典は、位置を取りに行って好位内ので1角を回ったものの、向正面で馬群が凝縮して包まれる形。結局下がって、位置取りが悪くなっての10着大敗でした。今回はそこから立て直されての始動戦。同馬がここでは実績NO.1ですが、目標はこの先の帝王賞だけに、ここは狙い下げました。



結論 馬複10-14,1,11,16,3,5,7 (16:14:6:6:4:2:2) 複勝10 (50)

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