2022年 ニューイヤーCの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2022.01.19
2022年 ニューイヤーCの予想

逃げてこそのノブレスノアの最内枠が吉と出るか、凶と出るか…今回はノブレスノアがハナに行き切れなければ、当たる可能性が高いでしょう。

浦和11R ニューイヤーC 1500m
 ◎ (5)ミゲル
 〇 (1)ノブレスノア
 ▲ (8)カイル
 △ (3)リヴィフェイス
 △ (12)ダイナソー
 △ (6)フレールフィーユ
 △ (11)ナインバイパー

見解
 ◎には、ハイセイコー記念では逃げ馬の外2番手から2着と好走した実力馬(5)ミゲルを推します。前走のジェムストーン賞は、格下的な相手に逃げてマークされる競馬。4角で一旦外から並ばれて差されそうになったものの、それを差し返すかのような競馬で力のあるところは見せました。前走で短い距離を逃げているので、ここはレースの流れに乗りやすいでしょう。同馬は1200mよりも1600mでこその馬。1500mのここは巻き返しに期待します。

 ○は、ハイセイコー記念を逃げ切り勝ちした実力馬(1)ノブレスノア。前走の全日本2歳優駿は、2歳ダート路線では圧倒的な存在のドライスタウトに外から食らいついて行く競馬。勝ちに行く競馬をしたために3角過ぎではもう手応えを失っており、11着大敗を喫しました。GⅠの舞台で無理をさせたあとの一戦だけに、今回は余力面でやや疑問。また、同馬は逃げて揉まれない競馬をしてこその馬。前走1200mで逃げるスピードを見せたミゲルが内に切ってハナを主張した場合には、苦しい競馬になる危険性もあるので、対抗評価としました。

 ▲は、ハイセイコー記念では差す競馬で3着の(8)カイル。前走の浦和ジュニアチャンピは斤量57Kgだった影響もあるにせよ、本調子ではなかったようで、行きっぷりがひと息。浦和1500mのコース利を活かして、最内枠から押して押して、最終的には2列目の内まで上がるレースぶり。前半でけっこう脚を使っているので、さすがに苦しいかと思った残り100mから、何とか前の2頭を交わしての2着を死守。底力を見せました。今回のカイルは17日に左海誠騎手が左鎖骨骨折する前から、見越騎手の鞍上が確定しており、調子がやや落ちている可能性もあります。しかし、カイルらしく末脚型の競馬をすればもっと走れると見て、3番手評価としました。

 あとは△に船橋1000mの新馬戦と船橋1600mのアブクマポーロMを圧勝し、前走の平和賞では1番人気に支持された(3)リヴィフェイス。前走は外枠から前に行く馬が多く、好位の後ろの3列目最内を追走。結果的に速い流れになったことで、展開に恵まれる形での4着でした。しかし、デビュー3戦目の内容としては上々。休養中に成長していれば、相手強化のここでも通用するでしょう。

 他では、3走前のブリーダーズゴールドジュニアでは差して3着、前々走のサッポロクラシックCでは、2番手からブリーダーズゴールドジュニアの2着馬モーニングショーを負かしてに行って残り100mで一旦先頭も、リコーヴィクターに差されて2着の(12)ダイナソー。前走のJBC2歳優駿は、アイスジャイアントの外差しが決まったように、前がかなり厳しい流れ。その流れを外3番手からでは6着に大敗しても仕方ありません。今回は浦和1500mで不利な外枠で、差す形になるでしょうが、前が崩れるような展開になればワンチャンスあるでしょう。

 さらに前走の浦和ジュニアチャンピは、1~2角で3頭分、3~4コ角で2~3頭分、好位の外々から向正面では2番手まで上がって、3馬身差の圧勝を収めた(8)フレールフィーユ。前走はこれまでにない成長力を見せる走りで、▲カイルを撃破。その後、乗り込んで状態が上がているとのことですが、その通りなら上位争いでしょう。ただ、前走が消耗度の高いレースになったことで、スムーズに上昇するかが微妙なところがあるので狙い下げました。

 最後に前々走の川崎若駒オープンを4馬身差で圧勝した(11)ナインバイパー。前々走は相手に恵まれた面がありますが、前に行って揉まれない競馬をすることで良さが出たのは確か。前走の全日本2歳優駿は相手が強く、負けて当然としても、揉まれてズルズル後退していく競馬でした。外枠の今回は揉まれない競馬で一考します。

結論 馬連5-1,8,3,12,6,11 (16:12:8:8:4:2) 複勝5 (50)

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