2022年 報知オールスターCの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2022.01.03
2022年 報知オールスターCの予想

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします(^▽^)/

川崎11R 報知オールスターC ダ2100m
 ◎ (9)ブラヴール
 〇 (4)ノーヴァレンダ
 ▲ (14)ロードゴラッソ
 注 (11)ハイランドピーク
 △ (5)ラッキードリーム
 △ (7)トランセンデンス
 △ (8)エルデュクラージュ
 △ (12)タイサイ
見解
 今年の初◎には、3歳時は京浜盃1着、羽田盃2着の実績馬(9)ブラヴールを推します。同馬は古馬になってからは伸び悩んでいましたが、休養明けの前々走・A2クラスを快勝。ラスト2Fを13秒2-13秒1と加速しながら突き抜けた走りは復活を感じさせました。前走の日刊ゲンダイ賞は、序盤でタイサイが逃げたものの、ブラックバゴが最初のスタンド前で最後方から一気にハナを奪って先頭。2週目の向正面で一気にペースを上げて、レース最速がラスト4F目という仕掛けの早いレースになったことで前に厳しい流れ。差し馬有利の決着となりました。

 しかし、ブラヴールは末脚が武器の馬で距離延長には不安要素があった中、3~4角の外から位置を押し上げて、距離延長に対応したことにここへ来ての好調さと成長を感じさせられました。今回もノーヴァレンダの逃げで、先行馬も多数。淡々とした流れが予想されるだけに、同馬の末脚に期待しました。

 ○は、2018年の全日本2歳優駿を優勝し、2019年の白山大賞典3着、昨年の佐賀記念3着の実績馬(4)ノーヴァレンダ。前走の報知オールスターカップTRはマイペースで逃げて7馬身差の独走。しかし、屈腱炎による長期休養後が不振で、前走で勝たないとここに出走して来られない立場だったのも確か。前走が目標だった感が強いだけに、上積み微妙も能力、実績は上で対抗評価としました。

 ▲は、昨年の名古屋大賞典の覇者で、2500mの名古屋グランプリで2着しているように長距離が得意の(14)ロードゴラッソ。近走は距離が短く、追走に苦労しているのが敗因。スタミナが不足する休養明けで長距離をこなすのは簡単ではありませんが、今回の距離ならば変わり身があっても不思議ありません。

 以下特注馬として、浦和移籍後は1400m路線を使われ、さきたま杯5着、オパールS5着と差し馬有利の流れとなったことでそれなりの結果は残せていますが、2018年のエルムSを優勝し、翌年のエルムSでも2着の実績があるように、本来は中距離馬の(11)ハイランドピーク。同馬は前走の生田オープンでは、好位で流れに乗り、3~4角の内から位置を押し上げ、○ノーヴァレンダをクビ差下しての勝利。前走は1400mのビオラ賞に出走。勝島王冠ではなく、相手が弱いところを使っているので、勝島王冠の好走馬よりも余力があるでしょう。

 あとは△に2歳時にJBC2歳優駿を優勝し、去年は門別のクラシック3冠を制した(6)ラッキードリーム。南関東の強豪が相手の前走ダービーグランプリでは、キャッスルトップがオーバーペースで逃げたことで、縦長馬群の中団でレースを進めた同馬は展開に恵まれた面がありますが、休養明けで4着なら悪くありません。川崎移籍初戦で山林堂騎手を配しているあたりに試金石を感じさせますが、明け4歳馬で再度の休養中に地力をつけている可能性もあるので警戒しました。

 他では羽田杯の勝ち馬で、3走前の戸塚記念では、セイカメテオポリスの内差しが決まる流れを、逃げ馬の後ろの3番手から最後の直線しぶとく粘って2着と好走した(7)トランセンデンス。前々走の埼玉新聞栄冠賞は逃げたことで、エメリミットやリッカルドにプレッシャーをかけられて苦しい競馬となりましたが、前走の勝島王冠では巻き返して5着。トップスタートから行きたい馬に行かせて2列目から正攻法の競馬で0.2秒差。今年の南関東勢は3歳世代はレベル「?」でしたが、同馬は地道に成長しているよう。もうワンランク成長を見せられれば、ここでも通用するでしょう。

 さらに一昨年の東京ダ2100mのブリリアントS、スレイプニルSを連勝し、昨年はダイオライト記念で2着と好走した(4)エルデュクラージュ。特にダイオライト記念は逃げたアナザートゥルースに並びかけて行く競馬で、最後の直線序盤で先頭に立っての2着と強い内容でした。近2走が短い距離を考慮してもあまりに不振ですが、南関東移籍2戦目で変われる馬も多いので、得意距離のここは警戒しました。

 最後に大井に移籍して目下2連勝の(12)タイサイ。同馬は逃げ馬に並びかけて行く競馬で中央の3勝クラスを優勝しているように、前に行ってこその馬。前走の日刊ゲンダイ賞でも逃げ馬に並びかけて行く競馬で、◎をブラヴールを撃破と強い内容でしたが、今回は逃げ馬候補が強い○ノーヴァレンダだけに、そういう競馬ができるかどうかという点と、前哨戦好走後の一戦になるので、余力面にやや疑問を感じて狙い下げました。

 番外 セイカメテオポリス
 ダートグレード上位の馬たちを差し置いての現時点(当日12時台)で2番人気。3走前の戸塚記念、前々走のダービーグランプリはキャッスルトップのオーバーペースの逃げで展開に恵まれての1着、3着。前走の勝島王冠もリコーワルサーの捲りで差し馬有利の展開。それも中団やや前の3列目の最内を立ち回ったもの。今回は再度の内枠ではありますが、相手強化のここでは評価できません。

 

結論 馬複9-4,14,11,5,7,8,12 (16:10:8:4:4:4:4) 複勝9 (50)


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