本日は下記の5レースで終了ですm(__)m。
■3角から動いてもバテない脚を使える馬が有力
6年前に1回中京開催からこの時期に移動した、ハンデGⅢの中日新聞杯。このレースの舞台となる中京芝2000mは、スタンド前の急勾配の上り坂の途中からスタートし、前半で緩やかに坂を上り、3角手前から緩やかに差を下っていくコース。このためスローの上がり勝負が発生しやすい。
しかし、古馬重賞のこのレースは、大半の馬が3~4角の下り坂で勢いに乗せて動くため、シンプルな前残りになることは稀。逃げ、先行馬も3角からもうひと脚使えなければ勝ち負けするのは難かしい。実際に一昨年の上位2頭も3角手前からスパートし、ラスト3F目となる4角で後半最速の11秒1が刻まれている。つまりこのレースは、3角から動いても最後までバテない馬を狙うのがポイントだ。
本日3番 中京11R 中日新聞杯 芝2000m
◎ (8)ホウオウビスケッツ
○ (10)リューベック
▲ (16)スパイダーゴールド
△ (2)カントル
△ (3)ドルチェモア
△ (1)ユニコーンライオン
△ (7)ヤマニンサルバム
△ (11)ハヤヤッコ
結論 馬連8-10,16,2,3,1,7,11 (15:10:6:6:5:5:3) 複勝8 (50)
■有力馬とそのコメント
◎ (8)ホウオウビスケッツ
今春の日本ダービー6着馬。同レースでは3番枠からまずまずのスタートを切り、楽にハナを主張したが、1角で外のパクスオトマニカを行かせて2列目の最内を追走。道中はペースが上がらず、掛かってコントロールに苦労していたが、向正面で徐々に後続を離していくパクスオトマニカを追い駆けずに3角へ。3角からさらに同馬は後続を引き離し、直線序盤では6馬身ほど差があったが、それをじわっと詰めて2列目。ラスト2Fで外のタスティエーラに並ばれて交わされたが、食らいついて2番手に上がったが、ラスト1Fでは内外から来られて一列下がり、最後はノッキングポイントとの5着接戦となったが、アタマ差で掲示板を外した。
本馬は3走前のタフな馬場のスプリングSの3着馬。同レースではグラニットが逃げて、前半4F47秒3-後半4F49秒5のかなりのハイペースを演出したが、その流れに乗って2列目の最内を追走。最後の直線ではベラジオオペラに一気に差されて1馬身1/4差の2着だったが、とても逃げ、先行馬が押し切れるペースではなかったことを考えると立派な内容。また、この前に行って容易にバテない強みを、コンクリート馬場の日本ダービーで、もっとパクスオトマニカを追い駆けていたならば、上の着順が狙える内容だった。
また、本馬はフリージア賞で逃げて後半5F57秒7でまとめており、良い脚を長く使える。おそらく中日新聞杯はベストマッチな舞台。また、スプリングS、日本ダービーでわずかに先着を許したベラジオオペラは先週のチャレンジC勝ち。3歳馬だけにベラジオオペラ同様に休養中の成長も見込める。意外と人気ではあるが、ここでの期待は高まる。
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本日4番 中京9R つわぶき賞 芝1400m
◎ (10)ヒヒーン
○ (12)コートリーバウ
▲ (4)ビーグラッド
△ (1)セイウンデセオ
△ (2)テラメリタ
△ (3)ステラスプレンダー
△ (6)ラヴァンダ
△ (7)ルージュレベッカ
結論 馬連10-12,4,1,2,3,6,7 (15:15:4:4:4:4:4) 複勝10 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にヒヒーン(-8.7pt)、ビーグラッド(-6.3pt)、セイウンデセオ(-5.7pt)、バウンシーステップ(-5.3pt)、アサギリ(-4.0pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (10)ヒヒーン
東京芝1600mの新馬戦では、ラスト2F11秒2-11秒3とかなり強い内容で勝利した馬。新潟2歳Sでは初戦好走の疲れで大敗したが、立て直されると良化。前々走のファンタジーSでは京都芝1400mで前半3F34秒1-後半3F35秒2とかなり速い流れを、出遅れて後方から追走したことで噛み合った面はあったが0.3秒差に善戦。前走の白菊賞では五分のスタートを切って、逃げ馬を徹底マークと勝ちに行く競馬で接戦の3着と善戦している。前走は前有利の展開に恵まれてはいるが、このように幅広い展開に対応できるのが本馬の魅力である。能力値1位のここは期待高まる。
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本日5番 中山9R 黒松賞 芝1200m
◎ (2)スピリットガイド
○ (1)シュシュトディエス
▲ (10)タイセイフェスタ
△ (4)アララララ
△ (9)マスクオールウィン
△ (3)イスラアズール
△ (11)クールベイビー
結論 馬連2-1,10,4,9,3,11 (10:10:10:10:5:5) 複勝2 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にマスクオールウィン(-9.7pt)、 アララララ(-5.7pt)、スピリットガイド、キョウエイカンセ(ともに-3.3pt)、タイセイフェスタ(-1.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (2)スピリットガイド
前走は2番手で流れに乗り、ラスト2F標付近で先頭から押し切る強い内容の競馬。上がり3Fタイムもメンバー最速で非の打ちどころがない内容だった。2着馬に1馬身1/4差、3着馬にはそこからさらに2馬身半差をつけている。今回も好位で流れに乗れそうな組み合わせ。前走の着差以上の強さを評価して本命馬とした。
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本日2番 阪神11R リゲルS 芝1600m
◎ (9)ドゥアイズ
○ (1)グラティアス
▲ (3)エスコーラ
注 (13)アナゴサン
△ (6)エンペザー
△ (2)コルテジア
△ (4)ミッキーブリランテ
結論 馬連9-1,3,13,6,2,4 (15:15:12:4:2:2) 複勝9 (50)
◎ (9)ドゥアイズ
デビュー3戦目に好位直後の外目から向正面で進出して2着に善戦した素質馬。今年2月のクイーンCでも2着に好走している。同レースは7番枠からやや出遅れたが、押してスピードに乗せ、じわっと挽回して好位の最内を追走。向正面で2列目まで上がり、最後の直線ではやや捌くのに苦労し、外の馬と接触する不利もあったが、ラスト2Fで捌いて先頭に立つと、そこからしぶとく粘った。最後にハーパーにクビ差交わされ、さらに外からモリアーナにハナ差まで迫られたが、早め先頭の競馬で2着だった内容は評価できる。
前走の秋華賞は、前々走のオークスで出遅れて最後方からレースをしたためにレースの流れに乗れず、能力を出し切れなかった。叩かれた今回は状態面が上がってくるはず。今回は実績のあるマイル戦。おそらく(7)マテンロウスカイの逃げで、クイーンCと同じくらいの平均ペースで流れそうなのも、総合力が高い本馬には好ましい。ここでの復活を期待する。
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本日1番 中山11R 常総S 芝1800m
◎ (15)カナテープ
○ (9)デコラシオン
▲ (3)ロジハービン
△ (10)ルドヴィクス
△ (11)ボーンディスウェイ
△ (4)セイウンプラチナ
△ (13)レイトカンセイオー
△ (12)モリノカンナチャン
結論 馬連15-9,3,10,11,4,13,12 (14:10:8:8:4:4:2) 複勝15 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にカナテープ(-18.0pt)、デコラシオン(-15.7pt)、ウインリブルマン(-14.3pt)、レイトカンセイオー(-14.7pt)、アールクインダム(-14.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (15)カナテープ
ここまでキャリア8戦、前々走の2勝クラス・tvk賞ではオープンでも通用するレベルの指数を記録した馬。前々走では4番枠から好スタートを切って、好位馬群の中目を追走。3~4角で包まれ、4角~直線序盤では仕掛けを待ってラスト2F標手まで外に出されると、しぶとく抜け出して2着馬に2馬身、3着馬に3馬身3/4差つけて快勝した。このレースでは上がり3Fタイムも32秒6と速く、かなりの能力を持っていることを見せる走りだった。
前走のユートピア賞は休養明けで自己最高指数を記録した反動が出たようで、行きっぷりが悪く中団からの追走。3~4角では中団馬群の中目で包まれて、直線序盤では前が壁。そこから外を狙ったが、外には出せず、ラスト2Fで進路を内に切り替え、進路を確保したのは残り300mくらい。ラスト1Fで猛追したが、3着が精一杯だった。巻き返しに期待する。