本日は下記の4レースの提供で終了ですm(__)m。
■近年はスローペース化も…
紫苑Sは秋の中山開幕初日に行われる、秋華賞トライアル。このレースがオープンだった頃は、上がり馬vs春のクラシックで通用しなかった馬の対戦図式だったが、2013年より重賞に格上げとなった途端、オークスの上位馬も出走してくるようになった。つまり、ローズSと勢力が二分化。さらに今年からGⅡに格上げされたことで、この傾向はより強まるだろう。
さらにオープン特別時代と大きく異なるのは、スローペース化したこと。これはトライアル(特に決め手が武器の牝馬限定戦)では、本番を見据えた実績馬が、本仕掛けを遅らせることで、しばしば起こる現象で、逃げ馬不在の昨年は行った、行ったが決まっている。
今年は逃げ馬の出走はアマイとフィールザオーラの2頭。マアイは前走の函館戦のように、時計の掛かる馬場で持久力を活かして逃げるタイプ。重馬場の今年はそれなりに上がりそうだ。紫苑SやローズSは平均ペースくらいで流れても差しが届いているので、ここは差し馬を中心に予想を組み立てたい。
本日4番 中山11R 紫苑S 芝2000m
◎ (17)ダルエスサラーム
〇 (3)ヒップホップソウル
▲ (16)アップトゥミー
△ (2)モリアーナ
△ (15)エミュー
△ (10)ソレイユウ゛ィータ
△ (14)グランベルナデット
△ (1)ミタマ
△ (7)ミシシッピテソーロ
△ (12)アマイ
△ (13)シランケド
結論 馬連17-3,16,2,15,10,14,1,7,12,13 (10:10:7:7:4:4:2:2:2:2) 複勝17 (50)
■有力馬とそのコメント
◎ (17)ダルエスサラーム
デビュー4戦目に紅梅Sを勝利した実績馬。同レースでは4番枠から五分のスタートを切ると、そこから押してじわっと前との差を詰め2列目の中目を追走。道中はある程度促して置かれずについて行き、3角手前で上手く外に出して押しながら3角へ。3~4角でも先頭列の外のカワキタマックスを追いかけ、4角出口で馬場の良い外に誘導すると、しぶとく伸びてラスト1F標辺りで先頭。外からバースクライが食らいついて来たが、決定的に差を詰めさせることなく、半馬身差で勝利した。
それ以降は脚を溜める競馬で、瞬発力不足で負けるレースが続いている。前走の豊明特別は休養明けで一気に距離が短くなった一戦。出遅れてレースの流れに乗れず、能力を出せなかった。しかし、前走で芝1400mを叩かれたことで、芝2000mの今回はレースの流れに乗れそうだ。4走前の実績から潜在能力は互角以上と評価できる。また4走前のように時計の掛かる馬場も好ましく、ここでの一変に期待する。
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本日2番 中山10R 汐留特別 芝1200m
◎ (7)ハギノモーリス
〇 (1)トラベログ
▲ (8)プレジャークルーズ
△ (9)タリア
△ (3)ミキノバストラム
△ (6)トーセンサンダー
△ (10)タッカーシルバー
結論 馬連7-1.8,9,3,6,10 (15:10:10:5:5:5) 複勝7 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にトラベログ(-12.3pt)、ショウナンマッハ(-11.3pt)、トーセンサンダー(-11.0pt)、プレジャークルーズ、タッカーシルバー(ともに-9.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (7)ハギノモーリス
5走前の未勝利戦を逃げて1クラス上の指数で圧勝すると、4走前の立待岬特別(1勝クラス)でも、後続にしっかりと差を付けて逃げ切り勝ちした馬。4走前は7番枠から好スタート&好ダッシュでハナに立ち、函館芝1200mで前半3F35秒1のスローペースに持ち込んでの勝利だったが、ラスト2F11秒1-11秒1と最後まで減速することなく、メンバー最速の上がり3Fタイムを記録しての完勝だった。
その後は人気を裏切るレースが続いているが、前々走の札幌スポニチ賞は11番枠から出遅れ、押して2番手外から挽回して行く競馬で苦しくなって13着と失速。前走の小郡特別は時計の掛かる小倉芝で先行争いが激化し、オーバーペースで逃げたもの。外差し決着となった中で、最後の直線でいったん後続を突き放した内容は悪くなかった。
本馬はマイペースの逃げがベストであるが、逃げ馬の外を追走した3走前の潮騒特別で勝ち馬と0.1秒差(6着)に善戦しているように、揉まれずに行ければ2~3番手でも問題がない。今回は膝骨折による長期休養からの復帰戦になるが、この中間の追い切り内容が良く、ここでの復活を期待する。
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本日1番 阪神11R エニフS ダ1400m
◎ (6)ジレトール
〇 (1)シゲルホサヤク
▲ (8)オーヴァーネクサス
△ (5)スマートフォルス
△ (2)ベルダーイメル
結論 馬連6-1,8,5,2 (15:15:15:5) 複勝6 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にベルダーイメル(-24.0pt)、オーヴァーネクサス(-23.3pt)、ジレトール(-21.7pt)、スマートフォルス(-19.7pt)、シゲルホサヤク(-16.3pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (6)ジレトール
3歳時の昇竜S、端午Sではともに、強豪リメイクの2着した実績を持つ馬。古馬になってからは4走前の3勝クラス・銀蹄S(ダ1400m)を快勝し、前々走の欅Sでも2着と好走。前々走は7番枠から五分のスタートだったが、二の脚ですっとハナを主張。外からメイショウテンスイやケイアイターコイズが絡んだことで、東京ダ1400mで前半3F34秒8のかなりのハイペースで逃げたことで、最後にバトルクライに差されたが、3着馬レッドヴェイロンに3馬身半差を付けての2着だった。
本馬はダ1400mで揉まれることなく、すんなりとしたレースができると強い馬。前走のプロキオンSは阪神ダ1400mで前半3F33秒9の超絶ハイペースの内枠で揉まれて13着と大敗したが、ここは少頭数で何が何でも逃げたい馬もおらず、揉まれない競馬ができそうな組み合わせ。巻き返しに期待したい。
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本日3番 中山12R 3歳上1勝クラス ダ1200m
◎ (14)デュアルキャリアー
〇 (6)スマイルアップ
▲ (1)ゴキゲンサン
△ (5)キングダラス
△ (12)サイモンギフト
△ (13)アポロリヤム
△ (2)ルチア
△ (4)ゲキザル
△ (7)ラッキーガブリエル
△ (11)トルーマンテソーロ
結論 馬連14-6,1,5,12,13,2,4,7,11 (10:8:8:8:8:2:2:2:2) 複勝14 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にデュアルキャリアー(-7.7pt)、スマイルアップ(-7.0pt)、ゲキザル、キングダラス(ともに-5.7pt)、アポロリヤム(-4.7pt)。
能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。
◎ (14)デュアルキャリアー
門別では7戦7勝、圧勝を続けて中央入りした馬。4走前にこのクラスで逃げて2着をはじめ、JRA1勝クラスでは何度も上位入線している実力馬だ。本馬はスタートはそこまで速くないが、行き脚が付くと速い馬。しかし、前走は内から斤量50Kgのサルフトピッチがしつこく抵抗したことで競り合いが続き、完全なオーバーペースとなって6着に失速した。
サルフトピッチは10着に対し、本馬は6着。勝ち馬との着差0.3秒差ならば、負けて強しと言える。今回はその厳しい流れを経験が持久力強化に繋がると見て、ここでの能力発揮に期待する。