2023年 京都新聞杯+東京10R+11R以降の予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

お問い合わせ

予想

2023.05.06
2023年 京都新聞杯+東京10R+11R以降の予想

本日は計5レースの予想になりますm(__)m。

■展開の振れ幅が広いレースだが、今年は前有利が濃厚

京都新聞杯は過去10年で平均ペースが半数の5度。しかし、かなりのハイペースになったことが2度、かなりのスローペースになったことも1度あり、長距離らしく、展開の振れ幅が広いレースとなっている。

今年は前走で逃げたリビアングラスがハナ濃厚の組み合わせ。本馬は新馬戦では出遅れ、その次走の未勝利戦でもやや出遅れているように、ゲートがあてにならない面がある。しかし、外回りの京都芝2200mは向正面の距離が長いため、1~2角でペースが緩みやすく、大外枠なら多少出遅れても挽回して行けるだろう。

今回はリビアングラス以外に逃げたい馬がいないので、今年はかなりのスローペースで前有利の流れと見る。ただし、過去10年の3着以内馬30頭中、逃げて3着以内だったのは2019年のロジャーバローズ(2着)のみいうように、まだ体力面が乏しいキャリアの浅い3歳馬、それも芝2200m以上を未経験で逃げ切るのは前有利の流れだったとしても逃げ切るのは難儀ばもの。実際にロジャーバローズは次走でダービー馬となっている。これを踏まえて予想を組み立てたい。

本日1番 京都11R 京都新聞杯 芝2200m
 ◎ (6)サトノグランツ
 〇 (3)ドットクルー
 ▲ (9)マキシ
 注 (2)マイネルラウレア
 △ (1)オメガリッチマン
 △ (5)マコトヴェリーキー
 △ (11)ディープマインド
結論 馬連6-3,9,2,1,5,11 (15:13:10:5:5:2) 複勝6 (50)

■有力馬の紹介

◎ (6)サトノグランツ

 前々走の未勝利戦では、好位で流れに乗って3着馬に5馬身半差を付けてなかなか強い勝ち方をした馬。前走のゆきやなぎ賞も10番枠から五分のスタートを切って、逃げ馬からやや離れた3列目の外を追走。3~4角の外から仕掛けながら進めて4角3番手で直線へ。序盤で追い出されてもさほど伸びずに外のブレイヴロッカーに並びかけられたが、後半で徐々に伸び始め、ラスト1Fではしぶとく伸びて最後はサヴォーナの追撃をクビ差で振り切った。

 前走は前半5F63秒0-後半5F58秒2の超絶はスローペース。ペースが速くなった4角~直線序盤にかけて伸びなかったように、キレる脚はない。しかし、仕掛けてからの息の長い脚は使える馬。そういう意味でも長距離は合っており、前走で長い距離を経験できていることは、まだキャリアの浅い歳馬たちにとっては大きな利点だ。

 また近走2走がここにきての高い成長力を感じさせられる勝利であり、安定感と上昇度、そして先行力を評価して本命馬とした。2列目至上主義の川田騎手が鞍上なら、本馬はここで2列目の内を狙って来ると見ている。
___________________________________

本日4番 東京10R 立夏S ダ1600m
 ◎ (6)サトノアポロン
 〇 (12)サトノロイヤル
 ▲ (13)グリュースゴット
 △ (2)テーオードレフォン
 △ (3)ラズルダズル
 △ (7)グランツアーテム
 △ (8)サトノフウジン
 △ (11)クリノクラール
 △ (16)ボルサリーノ
結論 馬連6-12,13,2,3,7,8,11,16 (10:10:5:5:5:5:5:5) 複勝6 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にビヨンドザファザー(-22.0pt)、ホウオウルーレット(-21.0pt)、サトノフウジン(-20.0pt)、サトノアポロン、グランツアーテム(ともに-18.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (6)サトノアポロン

 能力値上位の人気馬(8)サトノフウジン、(1)ビヨンドザファザー、(4)ホウオウルーレットたちは、前走で後方からレースをしている馬ばかり。一方、本馬は能力値上位であり、好位から立ち回れる点が魅力。前走で今回よりも1F短いダ1400m戦を使われ、前半3F34秒8-後半36秒8の緩みない流れを、先行できている点からも今回は流れに乗りやすいはずだ。またダートの不良馬場では抜群の好成績だけに、ひと雨降れば、さらに信頼性が増す。
___________________________________

本日2番 新潟11R 越後S ダ1200m
 ◎ (4)サンライズホーク
 〇 (11)セイカフォルゴーレ
 ▲ (2)スワーヴシャルル
 注 (5)エリモグリッター
 △ (9)ヤマトコウセイ
 △ (6)アーバンイェーガー
結論 馬連4-11,2,5,9,6 (15:15:10:8:2) 複勝4 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にサイクロトロン(-26.3pt)、クロジシジョー(-25.3pt)、ジャスパーゴールド、コパノマーキュリー(ともに-23.3pt)、サンライズホーク(-22.0pt)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (4)サンライズホーク

 芝のデビュー戦は大敗したが、ダートに転じて怒涛の4連勝で一気にオープン入りを達成した馬。前々走の伊賀S(3勝クラス)は、12番枠から五分のスタートを切って、中団の外を追走。道中でじわっと位置を押し上げ、4角では好位の1番人気馬サンライズアムールの直後から追い出しを待って直線へ。序盤でサンライズアムールの外に出されると、どんどん差を広げて2着争いを尻目に3馬身差で完勝した。

 休養明けで昇級戦の前走・京葉Sは、2番枠から五分のスタートを切ったが、ダッシュが付かず。そこから被されないようにと好位まで位置を取りに行ったために、苦しくなって10着に敗れた。よりによってテイエムトッキュウの逃げて前半3F33秒7と前半のペースが速くなったのも致命的だった。今回は前走でオープンの厳しい流れを経験したことで追走が楽になるし、ひと叩きされての体調面の上昇も期待できる。
___________________________________

本日5番 東京11R プリンシパルS 芝2000m
 ◎ (7)トラストエムシー
 〇 (3)パクスオトマニカ
 ▲ (5)アヴェニールドブリエ
 △ (1)ランプシー
 △ (4)イケイケドンドン
結論 馬連&ワイド7-3,5,1,4 (各20:20:5:5)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にパクスオトマニカ(-12.3pt)、アヴニールドブリエ(-10.7pt)、フォトンブルー(-4.7pt)、ランプシー(-4.7pt)、トーセントラム(-3.7)。

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (7)トラストエムシー

 近2走は重馬場で2番手と、勝ちに行く競馬で好結果を残している馬。このことからスタミナはかなりあると推測される。今回は超絶高速馬場の東京芝だが、単騎の逃げでそのスタミナを生かせば、粘り込みは十分にあると見る。
___________________________________

本日3番 新潟12R 4歳上1勝クラス 芝1000m
 ◎ (16)ロサロッサーナ
 〇 (10)ケヴィングクロス
 ▲ (8)フィルムスコア
 注 (15)ティフォーザ
 △ (13)ユナイテッドハーツ
 △ (14)ノアファンタジー
 △ (6)ウォータールグラン
 △ (9)クインズコスモス
 △ (1)ルクスランページ
 △ (4)エルメニア
結論 馬連16-10,8,15,13,14,6,9,1,4 (10:10:10:5:5:4:4:1:1) 複勝16 (50)

 PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にラヴォルタ(-8.0pt)、ユナイテッドハー(-5.3pt)、ボレロ(-5.0pt)、ユナイテッドハーツ(-5.3pt)、モメチョッタ(-4.0pt)、ユイノダンディズム(-3.3pt)

 能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。また穴狙いの場合は、近5走以内に能力値上位馬に準ずる指数を記録し、今回が当時と類似条件となる馬としている。

◎ (16)ロサロッサーナ

 初めての芝のレースとなった新潟芝1000mの新馬戦では、11番枠から好スタートを切って、二の脚で外に切れ込んで逃げ、5馬身差で圧勝した馬。本馬が当時に記録した指数は、このクラスで勝ち負けできるレベルのものである。その後2戦は新潟芝1000mに使われるも枠が悪く能力を出し切れず、近2走はダートで度外視出来る。今回は大外16番枠と枠にも恵まれ、能力発揮が期待できる。

記事一覧へ戻る