本日は朝日杯FS以外に、他メイン2鞍と最終3鞍他、中京9Rの計7レースをこちらで更新します。その他に良いレースがあった場合には、メール致しますm(__)m。(中京12R登録完了)
本日5番 阪神11R 朝日杯FS 芝1600m
◎ (8)グラニット
〇 (5)バグラダス
▲ (2)ドルチェモア
△ (3)オールパルフェ
△ (12)ダノンタッチダウン
△ (1)キョウエイブリッサ
△ (4)ドンデンガエシ
△ (10)ウメムスビ
△ (11)ティニア
△ (14)レイベリング
■逃げ馬多数出走も、前有利の可能性も…
今回はグラニット、スズカダブル、フロムダスク、オールパルフェと逃げ馬が多数出走。しかし、どの馬もコントロールが効くタイプで何が何でもハナに拘るタイプはいません。一方、人気の実績馬はダノンタッチダウンを筆頭に、自ら動ける馬はいません。
ドルチェモアはスタートも二の脚も速いですが、前走のサウジアラビアRCでは3~4角でワンテンポ仕掛けを遅らせたことが好走に繋がっています。また1戦1勝馬のレイベリングは新馬戦で大外17番枠からやや出遅れましたが、それをリカバリーできるほどの二の脚は見せられませんでした。2戦目で変わる要素はあるにせよ、保証はありません。
阪神芝は内側の路盤が固いようで、稍重だった昨日土曜日も内々を立ち回れる内枠の馬が有利。コーナーロスが生じる外枠の馬は、展開に恵まれないと厳しい状況でした。完全外差し馬場の昨年とは異なる状況だけに、今回も内枠の馬を中心に狙ってみたい。また自ら動けない馬ばかりが出走したデイリー杯2歳Sで前を残らせてしまったように、今回も同様の可能性があることも視野に入れ、予想を組み立てます。
■有力馬の紹介
◎ (8)グラニット
前走のサウジアラビアRCで2着と好走した馬。1番枠からまずまずのスタートを切ってハナを主張し、道中も淡々とリードを奪っていく形。大逃げをしながら、粘り通す強い内容でした。前走で緩みない競馬をしたことがさらなる地力強化に繋がれば、ここも侮れません。
前々走の新潟2歳Sでは、3番枠からトップスタートを切りながらも、外からハナを主張してくるバグラダスなど、外枠の馬に行かせて2列目の内を追走。スムーズにレースの流れに乗れていましたが、最後の直線で馬場の悪い内を通ったために勝ち馬キタウイングと0.5秒差の6着に敗れました。
本馬は2列目からの競馬にも対応できますが、上がり勝負には持ち込みたくないタイプの馬。今回は前走で緩い競馬をした馬が多いメンバーだけに、それらが緩みない流れで苦しむようならば、バテない強みを生かせるはず。
○ (5)バグラダス
福島ダ1150mの新馬戦を勝利し、芝でさらに上昇した馬。デビュー2戦目で臨んだ初芝の新潟2歳Sでは、芝と距離延長に対応し、4着と驚きの走り。そして前走は芝1400m戦で、ここまでの2戦のようにすんなり逃げられそうもない点が課題でしたが、芝1200mの新馬戦を逃げ切り勝ちした快速馬トレンディスター(昨日の中京2歳Sで2着)が緩みないペースで逃げてくれたことで、道中4番手で折り合いもついて、最後の直線ではしっかりと脚を伸ばして快勝しました。
本馬が前走で記録した指数は、先に行われた京王杯2歳Sの決着指数と同等で、新潟2歳Sを上回るもの。指数上は新潟2歳Sで先着したライバルたちをここで逆転したことになります。前走は1勝クラスとしては優秀だっただけに、疲れが残らないかが心配ですが、ダートデビューで無理をさせなかった馬というのは、その後の伸び代が大きい傾向があり、対抗評価としました。
▲ (2)ドルチェモア
新馬戦、サウジアラビアRCを連勝した馬。前走のサウジアラビアRCでは、7番枠からトップスタートを切りましたが、1番枠からハナを主張するグラニットに行かせて、2番手を追走。グラニットが大逃げしたため、離れた2番手を追走することになりました。3~4角でも前がペースを引き上げて行く中で、ワンテンポ仕掛を待ったこともあり、4角ではグラニットとの差が10馬身はありましたが、ラスト2Fでは5馬身差くらいまで詰め、ラスト1Fではしっかりと前を捕らえて1馬身1/4差で完勝しました。
ただサウジアラビアRCとデイリー杯2歳Sの決着指数は同等なもので、指数上の優位性がないのも確か。サウジアラビアRC3着のシルヴァーデュークは勝ち馬との着差は0.6秒差、デイリー杯2歳S4着時は0.4秒差ですが、シンプルにデイリー杯2歳Sでは指数を詰めていたことになります。また前走はグラニットがペースを引き上げたことで展開に恵まれた面があったのも確か。今回も前走同様に展開の優位性が欲しいところではあります。
△ (3)オールパルフェ
新馬戦ではノッキングポイントに離されての2着でしたが、次走未勝利戦を好指数で勝利し、前走のデイリー杯2歳Sを勝利した馬。前走は大外10番枠からまずまずのスタートを切り、行きっぷり良く先頭に立つと、上手くペースをコントロールしての逃げ。4角で外から並びかけてくるショーモンを振り切り、ダノンタッチダウンの追撃を凌いでの堂々の勝利を決めました。
本馬が前走で記録した指数は、先にも紹介したように10月のサウジアラビアRCの決着指数と同等のもの。ただし、前走3着馬は3角3番手のショーモン、4着馬は3角4番手のシルヴァーデュークだったように、前有利な流れだったのも確か。
これまで逃げて2勝2着1回。前走も自らレースを作って勝利した点は評価できます。本馬はテンがそこまで速くないので、今回3番枠でも他が控えてくれないと逃げるのは難しいですが、これまでのレースぶりを見るに、ハナにこだわるタイプでもありません。内々を立ち回れる枠だけに、前へ行く馬がある程度ペースを引き上げてくれればチャンスがあるでしょう。
△ (12)ダノンタッチダウン
前走のデイリー杯2歳Sで2着と好走した馬。前走は2番枠からやや出遅れ、そこから押して行ったものの二の脚が甘く後方からの競馬となりました。道中も前がある程度ペースを引き上げて行く中で、後方3番手を追走。3角では中団付近まで挽回していましたが、4角外から進出したために、直線では最後方付近まで下がっていました。しかし、そこからジリジリ伸びてラスト2Fでは中団、ラスト1Fではグンと伸びて、抜け出していたオールパルフェに半馬身差まで迫っての2着でした。
本馬は長くいい脚が使える長所はあるものの、マイル戦だとテンに置かれて位置取りが悪くなり、外々を回るロスが生じてしまうことから、本質的にマイルでは距離が短いと感じます。新馬戦でも13番枠からまずまずのスタートを切って序盤は好位の外にいましたが、直後の2角で内の馬が抵抗したことで位置が下がり、中団の外からの競馬になったことで、3~4角で外を回るロスが生じてしまいました。
その辺りは先週の香港Cで2着と好走した半兄ダノンザキッドそっくりで、本馬も距離適性の面ではホープフルSのほうが良いですが、朝日杯FSのほうがメンバー手薄で能力面の優位性があるという点では好ましいです。前走のように前有利の展開になると辛いですが、前がペースを引き上げるか、ロスを最小限に止めた騎乗ならチャンスがあるでしょう。
△ (1)キョウエイブリッサ
デビュー2戦目、初めての芝となった前走の1勝クラスで4番手の○バグラダスの直後で乗って、同馬と0.4秒差(3着)に善戦した馬。昨日の中京2歳Sで同レースで逃げて4着のトレンディスターが2着に好走したように、先行馬には厳しい流れでした。その流れを3番枠から好発を切って、序盤は2列目。外の2頭に行かせて5番手から小差ならば、芝慣れによる上積み次第では出番があるでしょう。
△ (4)ドンデンガエシ
デビュー2戦目、初芝の前々走の未勝利戦では出遅れを挽回しての勝利だったものの、前走のアスター賞では逃げ切り勝ちした馬。前走は5番枠から好発を切って、二の脚の速さでハナを主張し、マイペースでの逃げ切りでした。今回のメンバーならば、本馬でも大きな能力差がなく、4番枠と前に行ける強みを生かせればチャンスがありそう。
△ (10)ウメムスビ
前走のカンナS時は午前中まで不良馬場でかなりタフな重馬場でしたが、7番枠からまずまずのスタートを切って、前半3F33秒8-後半35秒6のかなりのハイペースの2番手から、ラスト1Fで先頭に立ち、後続に並ばせずに勝利した馬。前走内容は着差以上に強いものがありました。
今回のメンバーにおいてはタフな馬場の厳しいペースを経験していることは強みとなりそう。この中間の追い切りではスピード感あふれる走りを見せており、休養中の約3ヵ月の間に大きく地力強化した感があります。レースの流れに乗って、一発の可能性が十分ありそうです。
△ (11)ティニア
デビュー2戦目の前走で、△キョウエイブリッサの外でレースを進めて、○バグラダスと0.1秒差(2着)に好走した馬。前走は相手がバグラダスでなければ、勝っていたレースでした。つまり、それくらいハイレベルな1勝クラスだったということ。今回は○バグラダス同様に前走で激走した疲れが出る可能性もありますが、トレンディスターの好走劇も侮れない一頭となりました。
△ (14)レイベリング
新馬戦では18頭立ての17番枠から五分のスタートを切ったものの、外に行こうとして他馬と接触、位置を取りに行かずに中団に控える競馬となりました。この週の東京芝は内と前が有利な馬場状態。やはり外枠だとなかなか内に入ることができず、終始外目を回るロスが生じました。
このレースも前が残りそうな展開でしたが、最後の直線で一番外から追い出されると、前脚を大きく掻き込むかつてのスノーフェアリーのような豪快なフットワークで前を捕らえ、最後は2着に3馬身半差をつけてゴールしました。フランケル産駒らしい、ヨーロピアンなフットワークの馬です。
ラスト2Fは11秒1-11秒3と悪くありません。もっと光ったのは上がり3Fタイムの33秒1。この数字はこの日の東京芝では古馬を含めナンバー1。翌日の東京芝はさらに高速化していましたが、土日含めても本馬が記録した上がり3Fタイムは1位タイ。これはかなり高く評価できる数字です。今回の走破タイムは芝1600mで1分35秒4と平凡。これなら今回でダメージを残す可能性が低く、今後も順調な成長が期待できる点も好感が持てます。
今回であっさり勝たれても不思議ない素質馬ではありますが、新馬戦ではテンの速さが見せられず、終始外々を回らされるロスが生じてしまったことから、今の阪神芝で14番枠はマイナスでしょう。そこを考慮し狙い下げました。
結論 馬連8-5,2,3,12,1,4,10,11,14 (10:10:10:10:2:2:2:2:2) 複勝8 (50)
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本日1番 阪神12R 御影S ダ1400m
◎ (3)ジレトール
〇 (13)グットディ-ル
▲ (5)メイショウオーギシ
△ (2)タガノクリステル
△ (4)メイショウヒューマ
△ (9)プライムライン
△ (12)ドンカポノ
△ (16)スカーレットスカイ
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にジレトール(-22.7pt)、グットディール(-20.7pt)、メイショウオーギシ(-18.7pt)、メイショウヒューマ(-18.3pt)、プライムライン、ディアノイア(ともに-17.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。
◎ (3)ジレドール
3歳オープンの昇竜S、端午Sと連続連対した素質馬。復帰戦となった前々走・薩摩Sでは5番枠からハナ主張したアラジンバローズのハナを1角の入り口で叩いて先頭。そこからマイペースで逃げ、最後の直線でアラジンバローズに並びかけられてもしぶとく抵抗し、3/4差の2着に善戦しました。本馬が前々走で記録した指数は、オープン通用級のもの。
前走の天王寺特別は、オーバーペースに巻き込まれて8着に失速しましたが、だからこそ今回は控えて行くはず。ここは前を行く馬を目標に動いての抜け出しに期待します。
結論 馬連3-13,5,2,4,9,12,16 (20:5:5:5:5:5:5) 複勝3 (50)
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本日2番 中京11R ゴールドムーンS ダ1400m
◎ (11)グレートウォリア
〇 (3)タイセイサムソン
▲ (9)イモータルスモーク
△ (5)ヴァニラアイス
△ (12)リフレイム
△ (15)リプレーザ
△ (16)ディサーニング
△ (4)サイモンハロルド
△ (8)メイショウオーパス
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にタイセイサムソン(-27.0pt)、 グレートウォリアー(-25.3pt)、イモータルスモーク(-24.7pt)、ゴールドパラディン(-24.3pt)、ナンヨーアイボリー(-22.3pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。
◎ (11)グレートウォリアー
4走前にオープンの欅Sで2着の実績馬。4走前はスズカコーズライン、ヘリオスが競り合って、前半3F33秒9-後半3F36秒5のかなりのハイペース。15番枠からまずまずのスタートを切ったものの、二の脚が甘く位置が下がって中団の外からの競馬。これにより展開に恵まれましたが、本馬をマークで乗っていたタガノビューティーに最後差されてのアタマ差でした。
前走のグリーンチャンネルCはスタミナが不足する休養明けで、前々走から1Fの距離延長ながら5着に善戦。マイル戦では二の脚の甘さが解消され、終始好位の最内を追走と勝ちに行く競馬ができていましたが、その分もあってしまいに甘さを見せました。今回はひと叩きされて、ダ1400m戦。この距離なら差し競馬になるでしょう。
今回はテンが速い(12)リフレイムに対して内枠の馬がどこまで抵抗するのか。また初めてブリンカーを着用する(13)ダイメイコリーダがどこまで前を主張してくるのかにもよりますが、芝スタートで向正面の距離が長い中京ダ1400m戦らしく、それなりにペースが上がるでしょう。展開に恵まれてのグレートウォリアーの再浮上に期待します。
結論 馬連11-3,9,5,12,15,16,4,8 (16:10:5:5:5:5:2:2) 複勝11 (50)
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本日3番 中京12R 尾張特別 芝2200m
◎ (5)ダイム
〇 (1)エイカイマッケンロ
▲ (3)シュトルーヴェ
△ (2)ワーフデール
△ (6)インディゴブラック
△ (11)タガノカイ
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエイカイマッケンロ(-14.3pt)、シュトルーヴェ(-13.3pt)、ダイム(-12.7pt)、タガノカイ(-12.0pt)、イヤサカ(-11.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。
◎ (5)ダイム
デビュー3戦目にフラワーCで4着した素質馬。その後、古馬と対戦するようになっても好位からの競馬で安定したレースぶり。前走の五色沼特別では、福島最終週の馬場を2番手と勝ちに行く競馬でも3着と崩れませんでした。前走で能力を出し切っていない点も、今回に向けては好感触。前走で1800mを使われているので、芝2200mのここではレースの流れにも乗れそうです。
結論 馬連5-1,3,2,6,11 (20:15:5:5:5) 複勝5 (50)
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本日4番 中京9R 寒桜賞 ダ1400m
◎ (12)エミサキホコル
〇 (1)ヘニータイフーン
▲ (3)エメラダ
△ (4)マホロバ
△ (7)ビキニボーイ
△ (8)スマートフォルス
△ (14)ハチメンロッピ
△ (15)ニシノカシミヤ
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にエミサキホコル、ニシノカシミヤ(ともに-7.0pt)、ロードフォンス、スマートフォルス、ヘニータイフーン(ともに-6.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。
◎(12)エミサキホコル
3走前に初初ダートの未勝利戦を勝利した馬。3走前の未勝利戦は前走で5着以内に入っていた馬が3頭しかおらず、そして多くの馬が今回初ダートだった一戦。戦前の段階から、かなり低レベル決着になりそうな気配がありました。
3走前の本馬は7番枠からトップスタートを切り、芝の地点で好ダッシュを決めると内からハナを主張する馬に行かせて2番手の外。最後の直線序盤で先頭に立ち、外から迫ってきたストリンジェンドの追撃を抑えきって勝利しました。
2着ストリンジェンドには1馬身半差ですが、3着に5馬身半差、4着に9馬身半の差をつけての勝利で、ラスト2Fは12秒3-12秒5。確かに対戦相手のレベルが低い一戦でしたが、初ダートながら2番手でレースを進め、最後まで大きく減速しなかったことは評価できました。
その次走のヤマボウシ賞では、後の兵庫ジュニアGP1着、全日本2歳優駿の2着馬オマツリオトコと0.8秒差(4着)。上位馬には離されたものの、大外9番枠から好発を切って、前3頭がペースを引き上げていく中、離れた2列目4番手を追走しての4着なら悪くない内容。
前走は芝のデイリー杯2歳Sで10着と最下位に敗れましたが、ダートのここでは能力値1位タイ。好位で折り合える馬なので、ここも安定した走りを見せられると見て中心視しました。
〇 (1)ヘニータイフーン
1戦1勝馬ながら、能力値3位にランクインしている素質馬。新馬戦では13番枠からまずまずのスタートを切って中団の外目を追走。最後の直線では苦しくなって蛇行したクリノフラッシュにぶつけられる不利がありましたが、ラスト1Fでグイッと伸びて快勝しました。ラスト2Fは12秒5-12秒1ですから、まだ余力はありそうです。
ただ前走は大外枠で全く揉まれていなかっただけに、今回で揉まれた場合の怖さがあります。今回は11番枠ですが、揉まれる可能性もある枠の並びだけに、対抗評価までとしました。
▲ (2)エメラダ
デビュー2戦目、初ダートの前走で一変して完勝した馬。前走は4番枠から出遅れて最後方から、じわじわ前との差を詰めて、後方馬群の中に突っ込んでいく形になりましたが、キックバックを全く苦にせず。4角で大外に出されると、そこからじわじわ伸び始め、ラスト1Fでグイッと伸びて完勝しました。ラスト2Fは12秒9-12秒6。
スタートには課題がありますが、前走の競馬ぶりなら内枠でも問題ないでしょう。ダートに慣れてのさらなる前進があれば、相手強化のここでも通用する可能性が十分あります。
結論 馬連12-1,3,4,7,8,14,15 (20:5:5:5:5:5:5) 複勝12 (50)
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本日7番 中山12R ディセンバーS 芝1800m
◎ (9)キングストンボーイ
〇 (5)エンデュミオン
▲ (10)サクラトゥジュール
△ (2)ショウナンマグマ
△ (3)スカーフェイス
△ (1)ナイママ
△ (7)エイシンチラー
△ (16)コスモカレンドゥラ
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にキングストンボーイ(-18.0pt)、コスモカレンドゥラ(-17.7pt)、エンデュミオン(-17.0pt)、スカーフェイス、ロングラン(ともに-15.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。
◎ (9)キングストーンボーイ
昨年の青葉賞2着の素質馬。吉田和美さんの所有馬らしく、休み休みの競馬で出世を遅らせていますが、前々走のオープン、関越Sでは2着と好走。前々走は10番枠から出遅れ、そこからじわっと内に切って後方の内を追走。当然、最後の直線では前が壁、それもしばらく壁でしたが、戸崎騎手らしいカニ騎乗で外に進路を求め、ラスト1Fで進路を確保すると、早めに抜け出した2頭に迫ってのハナ差でした。
前走の毎日王冠は、前々走で自己最高指数を記録した後の相手強化の一戦。また直線一気型の本馬には、前走はやや早仕掛けでした。今回は相手弱化の一戦で、ここでは能力値1位。前半上り坂で4つのコーナーを回る中山芝1800mは、本馬にとっては好ましい条件とは言えませんが(外を回されやすいという意味で)、マーカンド騎手ならばロスを最小限に止めた騎乗で、巻き返しが期待できるでしょう。
結論 馬連9-5,10,2,3,1,7,16 (14:10:10:10:2:2:2) 複勝9 (50)