2025年 8/2・豊明S&柳都Sの予想 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2025.08.01
2025年 8/2・豊明S&柳都Sの予想

■芝1400mとしては逃げ、先行馬が手薄

 ここは芝1400mとしては逃げ、先行馬が手薄な一戦。内から前を主張する(1)ブリックワークや(2)ショウナンラスボスに、外から(11)レディマリオン辺りが競っていく形になるだろうか? それを見ながら(4)アクートゥス(9)や外のテーオーダヴィンチ辺りが先行策。

 いずれにしても(1)ブリックワーク、(2)ショウナンラスボス、(11)レディマリオンはテンが速くなく、(1)ブリックワーク、(2)ショウナンラスボスはスロー逃げて結果を出している馬だけに、ここも極端ではないにせよ、前有利の展開になる可能性が高い。

中京7R 豊明S 芝1400m
 ◎ (9)テーオーダヴィンチ
 ○ (13)マイネルチケット
 ▲ (11)レディマリオン
 注 (12)トワイライトシティ
 △ (1)ブリックワーク
 △ (3)スーサンアッシャー
 △ (4)アクートゥス
 △ (8)キャプテンシー
結論 馬連10-9,13,11,1,3,8,12 (10:10:10:5:5:5:5) 複勝10 (50)

■有力馬と評価ポイント

◎ (9)テーオーダヴィンチ

 2023年以降の芝1400mでは6戦して全て着差0.3秒差以内と崩れていない馬。特に4走前の戎橋Sは昨秋の信越S(L・新潟芝1400m)の覇者レイベリングと同タイムの2着。ここでは1番枠から五分のスタートを切り、じわっと中団中目を追走。道中は行きたがるの我慢させ、前にスペースを作って3角へ。

 3~4角で前のスペースを潰しながら外に誘導して直線へ。序盤で追われて3列目付近まで上がり、ラスト1Fで早めに抜け出したレイベリングにしぶとく迫ったが、アタマ差届かずの2着だった。

 ここは標準馬場で前半3F34秒6-34秒6の平均ペース。位置取りによる大きな有利不利はなかったが、本馬は二の脚が遅いので、芝1200mよりも芝1400mがベストだ。

 本馬は今回は繋靭帯炎による休養明け2戦目。繋靭帯炎は屈腱炎と並ぶ不治の病で、ある程度順調に追い切れるようになるまで1年近くも掛かることから引退させるケースが多い。

 しかし、本馬は現役続行を選択。それは所有者が個人オーナーというのもあるが、3勝クラスでも十分通用する実力があるからだろう。また1年2ヵ月も休養させていることから、ほぼ完治していることが推測される。

 前走のテレQ杯は実績のない芝1200mで速い流れを積極的に出していく形。結果12着に崩れたが、着差は0秒6差だから悪くない。今回はひと叩きされてベストの芝1400m。前走で芝1200mを使っているのでここは好位でレースを進められると見て本命馬とした。
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■ウィンドフォールが展開のカギを握る

 内から(3)ウィンドフォールがハナを主張するが、テンが速くないので昇級のここでハナを取り切れるかどうか? 今回は骨折による休養明けでもあり、外の(14)ジェットランドとのハナ争いになりそうだ。

 この外から(15)サトノアイオライトも先行策。中目のユアフラッシュや(13)ダイシンイメルも先行する可能性が高いが、(12)デコラシオンは今回は「じっくりと構える形から敢えて仕掛けを遅らせる」とコメントしている。

 何れにしろ、しっかりレースを引っ張れる逃げ馬は不在なだけに、ここもそこまでペースが上がらない可能性が高い。

新潟7R 柳都S ダ1800m
 ◎ (15)サトノアイオライト
 ○ (12)デコラシオン
 ▲ (3)ウィンドフォール
 △ (8)フルオール
 △ (2)メテオールライト
 △ (7)ユアフラッシュ
結論 馬連15-12,3,8,2,7 (15:15:8:6:6) 複勝15 (50)

■有力馬と評価ポイント

◎ (15)サトノアイオライト

 デビューから一貫して牝馬限定戦を使われており、牡馬と戦うのは今回が初となる。しかし、休養明けの2走前・舞鶴Sでは強豪ダブルハートボンドと0秒6差の3着に健闘。

 2走前は2番枠からまずまずのスタートを切り、二の脚でハナへ。外から前を主張したバスタードサフラン、ダブルハートボンドらを行かせて、2列目の最内を追走。向上面で中目に誘導してダブルハートボンドをマークして3角へ。

 3~4角でもダブルハートボンドを徹底マークしていたが、直線序盤で同馬に離されてしまう。ラスト1Fで甘くなったバスタードサフランをかわして2番手に上がったが、最後にネバーモアに差されて同馬とクビ差の3着となった。

 ダブルハートボンドには3馬身半も突き放されたが、同馬は次走でOPの三宮Sを勝利し、デビューから5戦5勝。この先の交流重賞でオーサムリザルトのライバルになりうる素質馬だ。

 また2着のネバーモアは次走で3勝クラスを勝利。7着のヘニータイフーンも次走で牡馬相手の3勝クラスを勝利したようにハイレベルだった。

 前走のアリエスSは休養明け好走の反動で5着に敗退。ハイペースを先行して早め先頭に立っての1秒1差だけにそこまで悪い内容ではない。そこから立て直されての今回は巻き返しが期待できる。

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