秋華賞の予想は別ページにて予想を掲載しておりますm(__)m。
東京11R オクトーバーS(L) 芝2000m
◎ (6)ボーンディスウェイ
○ (3)マイネルケレリウス
▲ (7)アドマイヤハダル
△ (1)レインフロムヘヴン
△ (5)グランディア
△ (10)ベラジオソノダラブ
△ (14)ラヴェル
△ (16)ドゥラドーレス
結論 馬連6-3,7,1,5,10,16 (15:10:5:5:5:5:5) 複勝6 (50)
■有力馬と評価ポイント
◎ (6)ボーンディスウェイ
2歳時には葉牡丹賞を逃げ切り、3歳春の弥生賞では2列目の最内を上手く立ち回って3着と善戦。デビュー当初から芝2000mで活躍していた馬だ。その後伸び悩みの時期があったが、昨年暮れに3勝クラスを勝利し、今年に入って中山金杯4着と立ち直ってきた。
前々走の福島芝2000m戦、福島民報杯の2着馬。前々走では4番枠から五分のスタートを切り、そこから押していったが、あまり進んで行かず、外から内に切り込みながらハナを主張するテーオーシリウスの外に誘導。道中は好位の外を追走した。
ペースが上がった3角で3頭分外から追っつけて押し上げ、4角でも3頭分外から3列目で直線へ。そこから追われると2番手に上がり、ラスト1Fでもしぶとく伸びて内のショウナンマグマは捉えたが、最後はまとめてリフレーミングに捉えられ、クビ差で敗れた。
前々走では前後半5F60秒0-58秒9のややスローペースではあったが、ペースが上がった3角でロスを作って勝ちに行く、濃い内容の2着だった。
休養明けの前走の七夕賞は前後半3F57秒3-60秒6のかなりのハイペース。前半3F33秒6と短距離のように前半が速い展開の中で、かなり押して先行し、道中も3番手と積極的に位置を取っていったため、最後の直線でしんどくなって9着に敗れた。
しかし、ここは逃げ、先行馬が手薄で、前走の前半3F比較ではボーンディスウェイがもっとも速い。外の(8)ギャラクシーナイトや(10)ベラジオソノダラブが絡んで行く形でそれなりにはペースが上がると思うが、超高速馬場の東京なら前走ほどペースは上がらないはず。前走で厳しい流れを経験したことでスタミナが強化されての押し切りを期待する。
○ (3)マイネルケレリウス
3走前に東京芝2000mの府中市政記念(3勝クラス)を勝利した馬。ここでは8番枠から五分のスタートを切り、前が飛ばして隊列が縦長になっていく展開をコントロールしながら中団中目で進めた。3~4角で徐々に進出して、直線序盤で外へ。ラスト2Fで追われると伸び始めて好位列まで上がり、ラスト1Fで突き抜けて1馬身半差で完勝した。
3走前は前がある程度飛ばして、前後半5F59秒1-58秒7の平均ペースだったが、ラスト3F11秒7-11秒8-11秒3と加速する展開を差し切って勝利している。ラスト1Fで加速した辺りに成長を感じさせると同時に、距離が延びてこそを感じさせる。
前々走のエプソムCは休養明け好走後の一戦で距離も短く、後方のままで13着に大敗したが、前走のケフェウスSでは巻き返して4着。
前走は11番人気の(10)ベラジオソノダラブが3着に好走しているようにかなりのスローペースで前有利の展開だったが、3~4角の最内で包まれて直線序盤で前が壁。そこで位置が下がって仕掛けが遅れ、4着に敗れている。今回◎(6)ボーンディスウェイが逃げるとなると極端なスローペースは考えにくく、中団内目を立ち回ってのスムーズな競馬で前進を期待したい。
▲ (7)アドマイヤハダル
一昨年の中山記念の3着馬。同レースは12番枠から五分のスタートを切り、じわっと好位直後の外まで挽回。しかし、このレースは逃げ馬が多数出走しており、それらがパンサラッサに競り掛けたため1~2角でもペースが落ちず。本馬は向正面では前5頭に引き離され、中団の外を追走する形。
3角手前で外からダノンザキッドが上がってきたので、これに内から抵抗して3~4角で位置を押し上げ、3列目で直線へ。そこからしぶとく伸びて2列目まで上がり、ラスト1Fではバンサラッサとの差を詰めていったん2番手に上がったが、最後は外からカラテに差されてクビ差の3着だった。
ここではパンサラッサが序盤から極端に速い流れを作ったことで、3~4角でペースが落ち、そこから押し上げての3着だった。ただ序盤で脚を使い、3角から動いての3着は褒められる。
その後1年1ヵ月に及ぶ長期休養明けの六甲Sでは12着に敗れたが、その次走の都大路Sでクビ差2着、前々走の毎日王冠でもハナ+ハナ+アタマ差の4着に善戦するなど、オープンや重賞で安定した成績を残せている。
今回のメンバーでは実力断然。しかし、今回も11ヵ月に及ぶ長期休養明けだ。前回の長期休養明け(六甲S)で大敗したことで今回は意外なほど人気がないが、前回は中山記念で自己最高指数を記録した後に強いダメージが出ての休養明け。そのうえ「重」とタフな馬場で、スタミナが不足する休養明けで結果を出すのが難しい状況だった。
六甲S時よりも今回のほうが走れると見ているが、脚元を気にしながらの調整で直前の追い切りが軽い点が気掛かりでやや評価を下げた。