新潟記念と小倉2歳Sは文字量の都合で別ページに掲載しています。
→本日は重賞2レースと下記の2レースで終了ですm(__)m。
本日2番 札幌9R シンガポールTC賞(2歳OP) 芝1200m
◎ (4)カワキタマナレア
○ (5)ヴーレヴー
▲ (1)ピコローズ
△ (6)ポッドベイダー
△ (9)モズナナスター
△ (10)マキシマムドライブ
結論 馬連4-5,1,6,9,10 (15:10:10:10:5) 複勝4 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にカワキタマナレア(-7.0pt)、ポッドベイダー(-6.0pt)、モズナナスター(-5.7pt)、ヴーレヴー(-4.0pt)、ロードヴェルト(-3.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。
◎ (4)カワキタマナレア
札幌芝1200mの新馬戦では9番枠から五分のスタートだったが、ダッシュがつかず置かれ、そこから押して中団まで挽回していく形。3~4角でじわっと押し上げていったが、ラスト2Fの4角でも前とは差があった。しかし、直線に向くと一気に前を飲み込み、ラスト1Fで先頭に立つと、そのまましっかりとした脚で2着馬に3馬身半差、3着馬に7馬身半差をつけて圧勝した。
走破タイムの1分9秒0はこの開催の札幌芝1200mとしてはかなり優秀。上がり3Fタイム33秒8はこの週の札幌芝では古馬を含めて最速で、これはかなり高評価できる。ラスト2F11秒8-11秒5も悪くなく、指数も優秀なものとなった。
前走が強すぎる内容だったため、疲れが残るかやや心配だが、能力を出し切れるコンディションなら重賞勝ちを十分に期待できる馬だ。
○ (5)ヴーレヴー
前々走の函館芝1200mの新馬戦は、2番枠からまずまずのスタート。外のラピッドグロウスの方が速かったので控えるかとも思われたが、気合いを付けると加速がついてハナを奪取した。道中は後続を引き離して緩みないペースで逃げた。3~4角で息を入れたことで後続が迫ってきたが、手応え十分に1馬身半差のリードで直線へ。最後までその差を維持したまま逃げ切った。
走破タイムは1分9秒2。これは同日1Rの3歳未勝利戦よりも速い。この日の函館芝は後半に向けて徐々に時計が掛かっていく状態だったので、1Rの3歳未勝利戦が相対的に低レベル決着だったことになる。この新馬戦はそれなりに高く評価でき、指数は函館1週目の新馬戦2鞍よりも上となった。
ラスト2Fは11秒5-11秒7。そこまで余裕を感じさせる数字ではなく、次走の函館2歳Sでは疲れが出ると見て軽視したが、案の定の9着敗退。しかし、出遅れて後方2番手からの追走となったのも敗因のひとつだったと見ている。今回はハナへ行くことも可能な組み合わせ。早期デビューの利でレースを使われての前進がありそうだ。
▲ (1)ピコローズ
函館芝1200mの新馬戦では4番枠から出遅れ。内にヨレる行儀の悪いスタートだったが、ダッシュはついて先頭列4頭の直後を確保。道中で前から1頭下がってきたが、2列目の最内をスムーズに追走。3~4角で前との差を徐々に詰めて直線へ。序盤で先頭列の間をスパっと割って、一気に先頭に立った。ラスト1Fで内から迫られたが、さらにもうひと伸びして1馬身差で勝利した。
走破タイム1分10秒8はこの日の函館としてはなかなか速い。面白いのは残り3F目の11.6からラスト2F12秒4-11秒9と再加速したこと。ラスト1Fの数字自体は平凡だが、最後にもうひと伸びした脚は評価できる。
また、ピコローズは5月の遅生まれ。新馬戦自体はややダメージがありそうな内容だったが、遅生まれの豊富な成長力を生かして使われながら徐々に上昇していきそうな馬だ。
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本日4番 札幌11R タイランドC 芝2600m
◎ (6)プラチナトレジャー
○ (2)ディナースタ
▲ (11)ハヤヤッコ
注 (5)ゴールデンスナップ
△ (1)シルブロン
△ (3)マイネルファンロン
△ (4)ショウナンバシット
△ (8)ブレイヴロッカー
△ (14)エリカヴァレリア
結論 馬連6-2,11,5,1,3,4,8,14 (9:8:8:5:5:5:5:5) 複勝6 (50)
PP指数の各馬の(前走指数+前々走指数+近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にショウナンバシット(-20.0pt)、ゴールデンスナップ(-18.3pt)、プラチナトレジャー(-17.0pt)、ブレイヴロッカー、エリカヴァレリア(ともに-16.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っている。
◎ (6)プラチナトレジャー
芝中距離を主体に使われ、昨秋の東京芝2000m戦で3勝クラス(甲斐路S)を勝利した馬。今年に入ってからは福島民報杯3着、函館記念5着とオープンで通用するところを見せている。
この馬が近5走で自己最高指数を記録したのは、4走前の福島民法杯。同レースは福島芝2000m戦で前後半5F60秒0-58秒9のスローペースでラスト4Fが最速という、仕掛けが速いレース。トップスピードが維持できないと厳しい長距離適性が求められるレースになっているが、ここで中団最内で脚を温存し、直線で捌くのに苦労しながらもラスト1Fでしぶとく差してきた。
この内容から「少し距離を延ばした方が面白そう」と見ていたが、初めての芝2600mとなった前走の札幌日経OPで5着。後方2列目の中目に控えながらも、道中で上がらないペースを意識して動いていったために最後に甘さを見せたが、後方で脚を温存し、2周目の3角から動いて行く形ならもっと面白かったと見ている。
今回は距離に慣れが見込める。馬場悪化で上がりの掛かる馬場も追い込み馬のこの馬にとって願ってもない材料である。順調かつ、ここでは能力値上位となるだけに、チャンスは十分にありそうだ。