2020年 青葉賞 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2020.05.02
2020年 青葉賞

青葉賞は、みなさんもご存知のダービートライアル。このレースは皐月賞から中1週で行われるため、皐月賞組の参戦はほどんどありません。このためレベルが低い年もありますが、遡ればゼンノロブロイやシンボリクリスエスのように、遅れてデビュー&年明けに休養から復帰した大物が出現することもあります。

2011年の優勝馬ウインバリアシオンや2012年の優勝馬フェノーメノは、次走のダービーで2着。2013年の2着馬アポロソニック、2014年の6着馬マイネルフロスト、2017年の優勝馬アドミラブルが次走のダービーで3着と好走しています。今年は皐月賞のレベルが高く、このレース自体が敗者復活戦のようなメンバー構成になりましたが、キャリアの浅い馬の成長次第では、ノーチャンスではないでしょう。

また、このレースはは大半の馬が初距離となるトライアルレースということもあり、スローペース、それもかなりのスローペースが基本。時期的に超高速馬場~高速馬場で行われることが多いこともあり、先行馬か、メンバー最速クラスで上がってこられる馬が馬券の対象となっています。

ただし、さすがに牡馬のレースだけあって、仕掛けのポイントが早くなることが多いのもポイント。ラスト4F目から11秒台の脚が求められることも少なくなく、2016年はラスト7F目から11秒台が連発したほどです。

つまり、このレースはトップスピードの持久力、長距離適性が必要であるということ。過去10年の連対馬20頭中、18頭が前走芝2000m組なのもそのせいでしょう。残る2頭は前走芝1800m組( スプリングS凡退馬)ですが、それらにはもともと芝2000mで勝利した実績がありました。

また、よく穴を開ける馬は、2014年に10番人気で優勝したショウナンラグーンや2012年に10番人気で連対したエタンダールのように、前走芝2200m以上の1勝クラスの3着以内馬で、昨年も前走芝2200mの大寒桜賞を勝利していたリオンリオンが5番人気で逃げ切り勝ちを決めています。これらのことを踏まえて、予想を組み立てたいです。

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