2019年 鳴尾記念 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2019.05.30
2019年 鳴尾記念

昨日、金曜日の正午の時点でダートが稍重だっただけに、超高速馬場かどうかはともかく、3回阪神開幕日のパンパンの良馬場で行われる鳴尾記念。阪神はスタートしてから坂を下って上るコースがほとんど。全体に的にはペースが上がりやすい競馬場です。しかし、阪神芝2000mはスタート直後に上り坂があるため、意外とペースが上がりません。

阪神芝2000mが舞台の今春のG1・大阪杯で逃げたエポカドーロは早々とバテましたが(後日報道によると、鼻出血)、その内々を先行したアルアインが押し切って優勝。また、阪神芝2000mで行われるようになった過去6年のこのレースでも、2度ほど逃げ切り勝ちが決まっています。(2013年のトウケイヘイロー、2017年のステイインシアトル) このことからも、逃げ、先行馬向きのペースになりやすいのがご理解いただけるでしょう。

今回は二の脚こそ遅いもののスタートが上手い内枠のタニノフランケルが逃げるか、大外からブラックスピネルが逃げるかといったところ。タニノフランケルの鞍上・武豊騎手が主導権を握ると、前後半差のない平均ペースでまとめてくることが多いとはいえ、開幕週を考慮すると先行馬向きの流れになる可能性が高いでしょう。先行馬主体で予想を組み立てたいです。


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