2021年 京都新聞杯 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2021.05.08
2021年 京都新聞杯

勢力図

出走馬が経由しているレースで もっとも高指数決着だったのはシャフリヤールとグレートマジシャンがマッチレースを演じた、毎日杯の「指数-18」。毎日杯は超高速馬場だったにせよ、5F通過が57秒6と速い流れになった中、行きっぷり良く好位の中目の2番手でレースを運び、上位2頭と0.5秒差(4着)に善戦したのが、ルペルカーリアでした。デビュー3戦目、初めての重賞でこの走りは上々。ここでは能力値2位にランクインします。

また、今回で1番人気に支持されている、マカオンドールが経由したホープフルSも決着指数が高く「指数-15」。強豪相手のホープフルSでは通用しなかったものの、その後に成長し、前走で大寒桜賞勝ち。大寒桜賞も決着指数も高く、これがゆきやなぎ賞と同等の「指数-14」で、一気にここで能力値1位に浮上しました。

大寒桜賞当日は高松宮記念当日でタフな馬場。タマモネックタイが大逃げを打ったことでペースも速くなり、やや出負けして中団の外目でレースを運んだマカオンドールは、3~4コーナーで早めに動いて行ったにせよ、展開に恵まれました。

大寒桜賞で今回と同じ中京芝2200mを経験してはいますが、今回は開幕週で稍重からの馬場回復の上にブレークアップやサイモンメガライズあたりの逃げ。スローペースの上がりの競馬が濃厚だけに、前走で同距離コースを経験している優位性がさほどありません。また、同馬は京都2歳Sで3着の実績があるように、高速馬場でも悪くはないですが、時計の掛かる馬場のほうが良いでしょう。マカオンドールは前走と同じ走りは期待できないでしょう。

逆にゆきやなぎ賞は、稍重発表で時計は要していましたが、超スローペースの上がりの競馬でした。出負けして最後方から3コーナー手前から2列目まで進出して、4馬身差で楽勝したレッドジェネシスは強い内容だったと言えるでしょう。しかし、ゆきやなぎ賞で大幅に指数を上昇させたせいか、ダメージが強く出たようで、その後に休養。この中間の調教も軽く、重目残りも予想されるだけに、ここは狙い下げたいろころではあります。

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