2021年 青葉賞 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2021.04.30
2021年 青葉賞

勢力図編

出走馬が経由しているレースで もっとも高指数決着だったのはディープインパクト記念弥生賞で「指数-17」。次がさらぎ賞と若葉Sでともに「指数-16」。その次がサウジアラビアRC、ホープフルS、共同通信杯、スプリングSでともに「指数-15」。さらに1勝クラスの葉牡丹賞、ゆきやなぎ賞、大寒桜賞の「指数-14」が続きます。

ディープインパクト記念弥生賞は、タイトルホルダーとシュネルマイスターの行った、行ったが決まったように前が楽な競馬。後方からレースを運んだワンディモアは出番がなくて当たり前の競馬ではありましたが、そもそもゲート出たなりで後方からになってしまう次点で問題があるのです。つまり、追走力不足であるということ、ただ今回は弥生賞時よりもペースが上がりそうなだけに、直線勝負に徹すれば、一発はありそうです。

きさらぎ賞、若葉Sを経由したのはタガノガイとアウスヴァールですが、タガノガイは逃げて2勝を上げ、前々走のきさらぎ賞でも逃げて4着に粘っているように逃げてこその馬。しかし、若葉Sで主導権争いに敗れたアウスヴァールが出走しているとなると、ここはハナへ行けないでしょう。今回は他にもテンの速い馬が出走している上に、外枠を引いてしまいました。

また、前々走で未勝利戦を勝ち上がったばかりのアウスヴァールは若葉Sが皐月賞出走権をかけて、目一杯の走り。 それも若葉Sが前半5F61秒5-後半5F58秒0の超絶スローペース逃げ切れなかったことを考えると、ここも厳しいでしょう。

そう考えるとサウジアラビアRC、ホープフルS、共同通信杯、スプリングSの経由馬が有力となるでしょう。ここを経由している馬はキングストンボーイ、アオイショー、テンカハル、レインフロムヘヴンの4頭。テンカハルはその後の成長を欠いた感がありますが、主力はそれら。

そこに2歳時以来の休養明けでの出走となる葉牡丹賞の勝ち馬ノースブリッジやワンダフルヘブンがどこまで上位に食い込めるかの戦いになるでしょう。ワンダフルヘブンが制した京都2歳Sも、「指数-12」と、2歳秋の指数としては上々。ここでは能力値1位タイとなります。

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