2021年 アンタレスS・皐月賞 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

お問い合わせ

BLOG

2021.04.18
2021年 アンタレスS・皐月賞

勢力図編

アンタレスS

出走馬が経由しているここ1年のレースで、もっとも高指数決着だったのは、佐賀記念で「指数-41」。次がチャンピオンズCで「指数-36」、その次が名古屋大賞典、名古屋城Sでともに「指数-35」。その後にみやこSの「指数-34」が続きます。さらにその次がエルムS、武蔵野S、マーチSで「指数-32」。ちなみに昨年のアンタレスSも「指数-32」でした。

佐賀記念、名古屋大賞典、みやこSの優勝馬は、ご存じクリンチャー。チャンピオンズCの優勝馬はチュウワウィザード。つまり、クチンチャーとチュウワウィザードが経由したレースがハイレベルであり、そこに唯一、食い込んでいるのが名古屋城S。つまり、同レースの覇者テーオーケインズが、ここでは能力No.1の存在となります。

名古屋城Sのテーオーケインズは、4番枠から二の脚の速さでハナ争いに加わったものの、外の2頭を上手く行かせて少し離れた3番手。3コーナー手前で外から取り付いて2番手まで上がり、そのまま3~4コーナーでは、逃げるハヤブサレジェンドに並びかけ、4コーナー先頭で直線。序盤から追われて後続とのリードを広げに行ったものの、2着アッシェンプッテルに食いつかれて同馬との着差は1馬身半差ほど。しかし、3着馬のサクラアリュール(昨秋のシリウスSの2着)には8馬身差をつけての快勝でした。

テーオーケインズに前走と同等のパフォーマンスで走られたら、ここも勝てるでしょう。しかし、前走の名古屋城Sは休養明けで好走したもの。休養明けで最高指数を記録した馬というのは、昨年のこのレースで1番人気に支持されたベストタッチダウンのように、ダメージが出る可能性がかなり高まります。同馬は目下3連勝、休養明けでオープンの北山Sで最高値を記録した後に挑み、14着大敗を喫しました。

つまり、テーオーケインズは楽観視できないということ。これはマーチSの上位2頭のレピアーウィット、ヒストリーメイカーにも同じことが言えるでしょう。前記2頭は休養明けのマーチSで自己最高指数を記録しています。ヒストリーメイカーはみやこSの2着馬でここでは実績上位ですが、どうやらその次点の馬を中心視するのがベストのようです。

皐月賞

無料の『SPAIA AI競馬』のコラムでご確認くださいm(__)m。
https://spaia-keiba.com/news/detail/13122

記事一覧へ戻る