2021年 フィリーズレビュー・金鯱賞 – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2021.03.14
2021年 フィリーズレビュー・金鯱賞

フィリーズレビュー

フィリーズレビューが行われる阪神芝1400mは、スタートして前半3F目まではほぼ平坦、4F目から坂を下って行くコースのため、テンが速く、下り坂で動ける差し馬が有利のコース。また、最初の3コーナーまで約443mと長いため、逃げ、先行馬が多数出走していると、最初のコーナーまで競り合いが続き、ペースが速くなることがほとんど。

しかも、フィリーズデビューは、前走芝1200m戦組が多数参戦し、そこで逃げ、先行した馬たちがペースを引き上げることもあって、過去10年とも平均ペース以上で決着しているのがポイント。逃げ馬が絶対絶命レベルの超絶ハイペースで決着したことが5度もあります。逃げ馬の活躍は2着1回、3着2回に対して、。追込馬は3勝、2着1回、3着2回ですから、このレースで逃げ切りを狙うのは危険です。

また、先行策から押し切って優勝した馬たちは、2012年のアイムユアーズ、2014年のベルカント、2016年のソルベイグ、遡って2009年のワンンカラットなど。ソルベイグを除いては、前年のファンタジーSの連対馬であり、後々の重賞、特にスプリント重賞で活躍した馬ばかりです。つまり、それくらいの実績がなければ先行馬は狙いにくいということ。

特に今年は、逃げ候補はアンブレラデート、ポールネイロン、ヨカヨカ、先行候補はラヴケリー、フリード、スティクスと、何が逃げるのかを当てるのが難しいほど逃げ、先行勢が揃っているだけに、激流は避けられないでしょう。そこを踏まえて予想を組み立てたいです。

金鯱賞

チューリップ賞でメイケイエールが大接戦の1着同着、弥生賞でダノンザキッドで3着と、実績馬でも敗れるのが前哨戦。中山記念のヒシイグアスのように、順調に使われている上がり馬タイプなら、前哨戦でも能力を出し切ることができますが、始動戦となると…

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