京都金杯
今年の京都金杯は、京都芝1600mから中京芝1600mに舞台を変えて行われます。中京芝1600mは、1~2角の中間にある引き込み線からのスタートして、約198mで本線に合流するコース。1コーナーのポケット地点からスタートして約170mで本線と合流する、札幌芝1500mとよく似たコース形態です。
このため外枠に何が何でも逃げ馬がいた場合には、最初の2コーナーでハナを取るために序盤からペースが上がることがほとんど。例えばこのコースで行われた2018年の中京記念では、13番枠のウインガニオンが逃げたために、前半4F45秒7-後半4F47秒0のハイペースになりました。
一方、内枠に逃げ馬がいてそれが逃げた場合は、最初の2コーナーで楽にハナが取れるので、そこまでペースが上がりません。2016年の中京記念は1番枠のカオスモスが逃げたために、前半4F47秒2-後半4F46秒4のスローペースでした。
しかし、今回は逃げ馬不在。おそらく外目の枠のボンセルヴィーソが逃げると推測さえますが、内から何かが抵抗していいかなければ、そこまで無理なくハナを主張できると見ています。平均ペース前後が濃厚ではないでしょうか。そうなると、脚質による大きな有利不利はなく、実力どおりに決まりやすいということ。
また、あとほひとつポイントを挙げるとすると、昨年末の阪神CででマイルCS好走馬が苦戦したように、このレースも苦戦。昨年のマイルCSで6着に善戦し、1番人気に支持されたカテドラルはこのレースで17着大敗を喫しました。また、2015年にもマイルCSで3着と好走したグランデッァが1番人気に支持されましたが、5着に敗れています。今年はマイルCSの好走馬は出走していませんが、覚えておいて損はないでしょう。
中山金杯
今年の4歳世代は苦戦の傾向ですが、4歳トップクラスのコントレイル 、サリオスらは古馬一線級が相手でも通用しています。さて、人気のディープボンドは、通用するのか?
『SPAIA AI競馬』ではPP指数を用いて、当レースの指数上位馬と穴馬を綴っております(○>v<○) ぜひ、ご一読ください♪