ブログ – 競馬予想 – 山崎エリカ –

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2024.04.29
2024年 兵庫CSの予想
■ダートで伸びしろがある馬が集った一戦  現在、世界のトップクラスを相手に活躍しているウシュバテソーロ、デルマソトガケ、ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデは全てデビュー当初に芝を使われていたことをご存じですか?  これはデビュー当初、芝を使ったことが良かったのではなく、若い頃に不適条件を使って能力を出し切れなかったこと(無理をさせなかったこと)が後々の成長に繋がったもの。まだ肉体が完成していない若い時期から、最適条件を使って無理をさせると、尻つぼみの成績になりがちだが、無理をさせないと大きな成長力で大輪の花を咲かせる場合もあるということだ。  今回出走のJRA所属馬の4頭中3頭は、デビュー当初は芝を使われていた馬。(6)エコロガイアもダ1200mでデビューしたが、そこで大敗してデビュー2~4戦は芝を使われている。つまり、4頭ともまだまだ伸びしろがあるということになる。 園田11R 兵庫CS ダ1400m ◎ (6)エコロガイア ○ (5)イーグルノワール ▲ (3)エートラックス 注 (1)チカッパ △ (7)ギガース結論 馬複6-5,3,1,7 (30:10:8:2) 複勝6 (50) ■有力馬と評価ポイント ◎ (6)エコロガイア  ダ1200mで2勝を上げた馬。前々走のダ1200mの1勝クラスは、大外7番枠から抜群のスタートを切ってハナに立ったが、内からラヴオントップが先手を主張したので、抑えてその外2番手を追走。行きたがるのを宥めながら3角を回り、ラヴオントップと半馬身差で直線へ。そこからラヴオントップとのマッチレースとなったが、最後まで伸び続けて3/4差で勝利した。しかし、このレースは3着馬に6馬身3/4差を付けており、ハイレベルな一戦だった。  エコロガイアは前走、3Fの距離延長となるブルーバードCに出走。距離が不安視されてJRA所属馬3頭のみの出走で4番人気ともっとも人気がなかったが、それを覆して前後半4F49秒2-53秒8のかなりのハイペースで逃げて上位3頭接戦の2着に粘った。このレースで本馬にクビ差で先着したアンモシエラは次走の京浜盃、羽田盃で2着しているように、なかなか良い指数での決着だった。  しかし、エコロガイアは前々走から指数ダウン。初距離でペースが速かったこともその理由だが、前々走で自己最高指数を大幅に更新したことで、疲れが残っていたのだろう。今回はそこから立て直されての一戦。本馬はスピードがあるので、1800mよりは1400mのほうが好ましく、ここでの上位争いを期待する。 ○ (5)イーグルノワール  今回と同舞台となる昨年の兵庫ジュニアGPの優勝馬。同レースでは7番枠で外の2頭が速かったが、スムーズに外目に誘導し、2列目の外を追走。3角手前で前2頭に並びかけ、外から動いてきたサトノフェニックスと併走で先頭に進出して直線へ。序盤でサトノフェニックスに前に出られたが、最後に差し返してハナ差で勝利した。このレースでは3着馬に5馬身差をつけており、今回のメンバーではNO.1の自己最高指数を記録した  その次走の全日本2歳優駿では、勝ち馬フォーエバーヤングに7馬身離された2着に敗退。ここでは最内枠だったこともあり、外から被されないことを意識しながら2番手のフォーエバーヤングの外に誘導して行く。3角で先頭に立った同馬を追い駆け、4角で並びかけて直線へ。しかし、そこからフォーエバーヤングに突き放されての7馬身差の2着だった。  優勝したフォーエバーヤングは、その後、サウジダービーとUAEダービーを連勝するような馬。この7馬身差は仕方なく、同馬よりも一列後ろの最内でレースを進めていた3着サントノーレ(後の京浜盃で圧勝)以下に全く差を詰めさせず、2馬身半差で勝利したことは高評価できる。  前走の雲取賞は2番手でレースを進め、ラスト1Fで甘くなって2頭に差されての4着。前走はスタミナが不足しがちな休養明けで、1Fの距離延長。逃げたブルーサンがかなりのハイペースに持ち込み、ラスト1F14秒0のスタミナ比べに持ち込んだことが敗因のひとつ。兵庫ジュニアGPのレースぶりから、巻き返しが濃厚だが、前走時はやや物足りない面もあり、対抗評価とした。 ▲ (3)エートラックス  デビュー当初は芝を使われていたこともあり、1勝目を挙げるのに5戦も要したが、昨年12月に休養明けから復帰すると、馬体重12Kg増の成長した姿を見せ、未勝利戦を逃げ切った。エートラックスはそこから上昇一途で、前走では中央のOP・バイオレットSを勝利した。  前走は7番枠から好スタートを切ったが、内からハナを主張するロードフォアースを行かせてその外2番手を追走。3~4角でも同馬に離されずに付いて行き、4角では2列目の外。序盤でロードフォアースが振り切りに行って、そこで1馬身ほど差を広げられたが、ラスト1Fで同馬を差し切って1馬身半差で勝利した。  前走は前後半3F34秒8-38秒1のかなりのハイペース。それを2番手から押し切ったことは評価できる。記録した指数は◎(6)エコロガイアの前々走、(1)チカッパの前走と同等で2位タイのもの。前走からさらなる前進があればここも上位争いだが、前走時は消耗度の高いレースになっており、ここで先行して4着だったニホンピロカラットが次走の1勝クラスで1番人気に支持されてドボンしている。エートラックスも疲れが出る可能性もあり、3番手評価とした。 注 (1)チカッパ  前走で中央のOP・昇竜Sを勝利した馬。前走は6番枠から好スタートを切ってじわっと先行、内からジョージテソーロがハナを主張すると、その外2番手を追走した。ほぼそのままの隊列で3~4角を楽な手応えで回って、直線で追い出されると伸び始めはやや地味でラスト1Fっでもまだ2番手。ラスト1Fで外からナスティウェザーが猛追したが、それを3/4秒差で退け、ジョージテソーロをハナ差かわして勝利した。  前走は後に行われたバイオレットSと比べてもペースが遅く、前有利の流れ。同じ2番手からの追走でもバイオレットSのほうが先行馬に厳しい流れだったことから、本馬の評価を下げた。ただし、地元の騎手、吉村騎手が騎乗するのは、大きなアドバンテージだ。 △ (7)ギガース  南関東では今年1月からネクストスター東日本まで、地方馬限定の3歳重賞はニューイヤーC(浦和1500m)のみしかなく、今年はこのニューイヤーCに地方の強豪が集結したが、その一戦を勝利した馬。地方勢では京浜盃を7馬身差で圧勝したサントノーレに次ぐ存在で、前走でもこのレースのTRであるネクストスター東日本を勝利した。  前走のネクストスター東日本は4番枠から好スタートを切って、内からハナを主張するライゾマティクスを行かせてその外2番手を追走。3角手前で同馬に並びかけ、プレッシャーをかけ、4角でライゾマティクスが苦しくなると、そこで先頭。直線でじわじわ後続を引き離し、2着クルマトラサンに2馬身半差で完勝した。  前々走の雲取賞は距離が長かったようだが、前走も含め1500m以下では崩れていない。ここの照準を合わせた臨戦過程ならJRA勢が相手でもワンチャンスはあるが、おそらく前走が目標。また前走はタフな馬場でラスト1F15秒4の消耗度の高いレースになっており、2着のクルマトラサンが次走のアヴニール賞で格下馬相手に2着に敗れたことを考えると評価が下がる。  ただし、今回はJRA勢がペースを引き上げてくれるので、前走のように自ら勝ちに行く必要がないのが押さえておきたい理由だ。
2022.07.15
2022年 札幌2歳S・小倉2歳S参考用
2歳馬ジャッジまとめ一覧 8月 8月20日・21日https://spaia-keiba.com/news/detail/19117 8月13日・14日https://spaia-keiba.com/news/detail/19031 8月6日・7日https://spaia-keiba.com/news/detail/18943 7月 7月31日・8月1日https://spaia-keiba.com/news/detail/18851 7月23日・24日https://spaia-keiba.com/news/detail/18760 7月16日・17日https://spaia-keiba.com/news/detail/18661 7月9日・10日https://spaia-keiba.com/news/detail/18570 7月2日・3日https://spaia-keiba.com/news/detail/18484 6月 6月25日・26日https://spaia-keiba.com/news/detail/18386 6月18日・19日https://spaia-keiba.com/news/detail/18277 6月11・12日https://spaia-keiba.com/news/detail/18191 6月4日・5日https://spaia-keiba.com/news/detail/18106
2021.12.09
2021年 阪神JF・朝日杯FS・ホープフルS予想参考用
2歳馬ジャッジまとめ一覧 ■11月 11月27日・28日https://spaia-keiba.com/news/detail/15607 11月20日・21日https://spaia-keiba.com/news/detail/15522 11月13日・14日https://spaia-keiba.com/news/detail/15449 11月6日・7日https://spaia-keiba.com/news/detail/15388 ■10月 10月30日・31日https://spaia-keiba.com/news/detail/15293 10月23日・24日https://spaia-keiba.com/news/detail/15203 10月16日・17日https://spaia-keiba.com/news/detail/15128 10月9日・10日https://spaia-keiba.com/news/detail/15044 10月2日・10月3日https://spaia-keiba.com/news/detail/14961 ■9月 9月25日・26日https://spaia-keiba.com/news/detail/14869 9月18日・19日https://spaia-keiba.com/news/detail/14794 9月11日・12日https://spaia-keiba.com/news/detail/14727 9月4日・5日https://spaia-keiba.com/news/detail/14647 ■8月8月28日・29日https://spaia-keiba.com/news/detail/14577 8月21日・22日https://spaia-keiba.com/news/detail/14503 8月7日・8日https://spaia-keiba.com/news/detail/14288 8月14日・15日https://spaia-keiba.com/news/detail/14427 8月7日・8日https://spaia-keiba.com/news/detail/14354 ■7月 7月31日・8月1日https://spaia-keiba.com/news/detail/14288 7月24日・25日https://spaia-keiba.com/news/detail/14219 7月17日・18日https://spaia-keiba.com/news/detail/14153 7月10日・11日https://spaia-keiba.com/news/detail/14087 7月3日・4日https://spaia-keiba.com/news/detail/14010 ■6月 6月26日・27日https://spaia-keiba.com/news/detail/13923 6月19日・20日https://spaia-keiba.com/news/detail/13837 6月5日・6日、12日・13日https://spaia-keiba.com/news/detail/13767
2021.11.17
2021年 ハイセイコー記念の予想
本日の重賞は、手応えを感じています。張りきっていきましょう(^▽^)/http://blog.erika-y.com/about_expected/大井11R ハイセイコー記念 ダ1600m 🎯🎯🎯 ◎ (8)ノブレスノア ←1着(2番人気) 〇 (6)マロース ▲ (3)ママママカロニ 注 (2)フォラステロ △ (4)カイル ←3着(7番人気) △ (7)ナックファルコン △ (11)ミゲル ←2着(7番人気)見解 ◎には、前々走のTR・若武者賞では、 2番手から楽に4角で先頭に立って、2着タツノエクスプレス、3着メンタイマヨらに2馬身半差をつけて完勝した(8)ノブレスノアを推します。前走の鎌倉記念で連勝はストップしましたが、向正面の外からシルトプレが並びかけてくる厳しい展開ながら、3着に粘り通したもの。強い内容でした。同馬は右回りの経験がなく、対応できるかという不安な面もありますが、同型手薄のここで普通にレースを進められれば、まず好勝負になるはず。  ○は、門別の未勝利とアタックチャレンジの2勝して、重賞のサッポロクラシックカップでも5着の実績馬(8)マロース。2~3走前は、後で重賞のフローラルC、ブロッサムCを連勝したコスモポポラリタとともに0.5秒差に善戦。南関東移籍初戦となった前走のシャイニングヒューチャー賞でもスタートで寄れて後手を踏みながらも、1角の中目から位置を上げ、向正面では外から先団まで進出。3角では前に並びかけ、3番手から直線で前を交わしての勝利でした。走破タイムは平凡でも、外から勝ちに行っての勝利は内容が濃く、更なる前進があれば、相手強化のここでも通用するでしょう。  ▲は、3走前のゴールドジュニアCでは、9馬身差の大楽勝を飾った(3)ママママカロニ。前走の鎌倉記念は、1.5Fの距離延長が不安視されましたが、◎ノブレスノアとシルトプレの競り合いで、ラスト4Fが12秒3-12秒5-13秒0-13秒4という消耗戦となったことで、前記2頭を見ながら動いていく競馬になった同馬は展開に恵まれました。一転して今回は逃げ、先行馬が手薄。内枠の今回は積極的に出していくか、包まれるかという選択肢の狭まった競馬になるので狙い下げました。また、マイルもこなせる馬ではありますが、ベストは1200mでしょう。  以下特注馬として、門別のデビュー戦を勝利し、次走のオープンでも、後の鎌倉記念を制したシルトプレと0.4秒差(2着)の(2)フォラステロ。前走は2番手追走から、ラスト1Fまで追い出しを待ってそこから逃げ馬を交わして、1馬身差の勝利。今回は2Fに距離延長で相手強化となると不安もありますが、素質は高い馬なので要注意でしょう。  あとは△に、3走前にアローセプテンバーMでは、3着馬を7馬身引き離して完勝の(4)カイル。前々走の金沢の重賞、兼六園ジュニアカップでは、門別デビューの上位2頭に完敗でしたが、スタート後に躓いたところから立て直して、前の2頭に置かれないように、無駄な脚を使って行く競馬をしたのも確か。また、前走の鎌倉記念では、出鞭を入れて2番手追走したことで、オーバーペースに巻き込まれており、また、砂を被って一気に5番手まで後退する不利もありました。しかし、外に出して、再び4着馬に迫る5着に巻き返しており、悪い内容ではありません。警戒が必要でしょう。  他では、3走前のつばめ特別では内枠からダッシュ良くハナに立ったものの、外からローレンスターにプレッシャーをかけられ、緩みないペースで逃げながらも2着に好走した(7)ナックファルコン。連闘昨年のゴールドジュニアは5着とひと息でしたが、前走は4頭立てを外の3番手から抜け出して2馬身差の完勝。前走を見る限り、距離が短いほうが良さそうですが、マイルでも折り合って脚をタメるレースなら通用の余地はあります。  最後には3ヵ月の休養明けとなった、前々走とき特別では成長を見せて勝利した(11)ミゲル。前走の平和賞は内枠を利して、中団よりやや前の内を追走し、3角外から動いて好位で直線へ。そこからじわじわと伸びて来ましたが、ラスト1Fを過ぎたところでミスターブラストが外から寄れ、前のライアンも左鞭で外に膨れて、挟まれてしまいました。騎手がバランスを崩す不利でしたが、そこから再び追われての5着。前走は勝負所での致命的な不利でしたので、ここで巻き返しがあっても不思議ありません。結論 馬複8-6,3,2,4,7,11 (14:14:510:4:4:4) 複勝8 (50)
2021.11.11
2021年 ロジータ記念の予想
ケラススヴィアは、本来の調子に戻っておらず、危ういです。http://blog.erika-y.com/about_expected/川崎11R ロジータ記念 ダ2100ⅿ 🎯🎯  ◎ (7)ウワサノシブコ ←1着(4番人気) 〇 (2)ケラススヴィア ▲ (5)カイカセンゲン ←2着(2番人気) △ (3)ディアリッキー △ (4)カルフレグランス △ (11)グロリオーソ △ (1)ティーズアレディー △ (14)プレストレジーナ見解 今回のメンバーで実績断然なのは、牝馬クラシック二冠を制し、関東オークスでもウェルドーンと一騎打ちの2着となった(2)ケラススヴィアでしょう。しかし、同馬はジャパンダートダービー馬キャッスルトップにハナを奪われた前走ダービーグランプリでシンガリ負けを喫したように、ハナへ行ってこその馬。しかし、前走で9.1秒差も敗れたのは、ハナへ行かなかったこと意外に、前崩れの展開になったことや状態面の悪さも影響しているはず。  今回のメンバーで2番枠ならハナを主張できる可能性は高いですが、騎手に「何が何でもハナ」というプレッシャーがかかると、前半から飛ばしすぎたりするなど、ペース配分を誤ることも少なくありません。本来の状態を取り戻せていれば、それでも勝ち負けになる馬ですが、前走で走っていないわりに調教が軽めなのは気掛かりです。今回は相手弱化とはいえ、取りこぼしがあっても不思議ないので、対抗○までとします。  そこで◎には、2月のユングフラウ賞で〇ケラススヴィアに唯一、土をつけた(7)ウワサノシブコを推します。同レースはケラススヴィアが前半3F36秒8‐後半3F38秒9のオーバーペースで逃げて自滅したもの。しかし、同馬も早めに動いて、けっして楽なレースではなかったことを考えれば上々。また、4走前に川崎2100mを勝利しているようにこの距離も得意。  前走のサルビアCは大外枠から逃げ馬カルフレグランスの外2番手でレースを進め、3~4角で同馬に並びかけ、4角先頭の勝ちに行く競馬。スタミナが不足する休養明けのぶん、最後は苦しくなり、カルフレグランスに差し返され、ラブオブマイライフにもクビ差差されての3着でしたが、強い内容でした。今回はひと叩きされての前進があると見て、本命としました。  ▲は、新馬戦、特別戦を2連勝した素質馬(5)カイカセンゲン。同馬はその後、行きっぷりが悪くなりスランプ状態になっていましたが、復帰から3戦して随分と内容が良化しました。前走のルドベキア特別では、スローペースを意識して向正面から逃げ馬カルフレグランス(次走サルビアC勝ち)に並びかけて行く積極的な競馬でハナ差2着。これならばあとひと押しが期待できるでしょう。  △に前々走の東京プリンセス賞では、〇ケラススヴィアには引き離されましたが、好位の外からしぶとく粘って2着と好走した(3)ディアリッキー。休養明けの関東オークスでは8着と崩れましたが、立て直されての今回は変わり身を期待します。  あとはルドベキア特別とサルビアCを2連勝した(4)カルフレグランス。同馬は勢いもあるし、これまでの実績からも折り合う競馬も可能ですが、相手強化のS1となると、どこまで通用するかという不安もあるので狙い下げました。  他ではユングラグ賞で◎ウワサノシブコ、◎ケラススヴィアと0.1秒差(3着)、桜花賞ではケラススヴィアと0.6秒差(2着)の(11)グロリオーソ。同馬は東京プリンセス賞や関東オークスではケラススヴィアに2.5秒差以上も離されたように、1400~1600mがベストの感があります。しかし、ケラススヴィアが案外と長距離指向で、距離を伸ばしてパフォーマンスを上げてきた面があり、一概にそうとは言い切れません。  休養明けの前走、秋の鞍オープンは前々走の関東オークスで後方からレースを進めた後の大幅距離短縮だったため、追走に苦労していましたが、前走で短い距離を使ったことで、今回での追走が楽になるでしょう。ここでの変わり身を警戒します。  更に東京プリンセス賞の3着馬(1)ティーズアレディー。他力本願の同馬は、前走のサルビアCは前有利の流れに泣きましたが、ペースが上がればワンチャンスあるでしょう。  最後に1200mの新馬戦を圧勝したことで長らく短い距離を使われていましたが、マイル戦で前半4F49秒0-後半4F51秒9のハイペースを逃げて3着に粘った前走内容から、距離延長が吉と出る可能性が高い(11)プレストレジーナ。2100mが未経験で、前走から大幅距離延長となると不安もありますが、同馬はスピードよりも持久力を生かしてこその面があるので、人気薄のここは一考します。結論 馬複7-2,5,3,4,11,1,14 (20:8:6:6:6:2:2) 複勝7 (50)
2021.11.03
2021年 JBCクラシックの予想
帝王賞馬テーオーケインズは真の王者か? 地方競馬最高の優勝賞金額8000万円(2021年度は東京大賞典と同額)を誇る、JBCクラシック。まさに地方競馬の最高峰レースだが、過去10年で地方馬の3着以内は、2010年のフリオーソ(2着)のみと地方馬受難。中距離路線は中央馬と地方馬の実力差が大きく、容易に狙えない現状だ。 また、JBCクラシックはチャンピオンズカップ、東京大賞典と続く秋ダート三冠の1冠目に当たる。このため先を見据えて帝王賞から直行するなど、休養明けで出走してくる馬も多数。このため休養明けの実績馬vs前哨戦の日本テレビ盃、マイルチャンピオンシップ南部杯の上位の上がり馬という対戦図式となる。 しかし、休養明けかどうかに関係なく、もっとも活躍しているのが… 続きはこちら!https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=13222 予想はこちら!https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=13222
2021.11.03
2021年 JBC2歳優駿の予想
今年は中央か?それとも地方か? JBC2歳優駿は2019年まで「北海道2歳優駿」として行われていたが、昨年よりJBCの2歳カテゴリー競走としてリニューアル。第1回の昨年は3着こそ中央馬だったものの、門別のラッキードリーム(8番人気)とトランセンデンス(13番人気)がワン、ツーを決め、馬複1万7980円、3連単37万5940円という波乱の幕開けとなった。 まず、このレースの特徴は、2歳最初のダートグレードであるエーデルワイス賞ほどではないにせよ、地方馬が活躍しているということ。実際に過去10年で中央馬は1着6回、2着5回、3着4回に対して地方馬は1着4回、2着5回、3着6回という成績。エーデルワイス賞よりも中央馬がやや優勢になるのは、秋口から中央の2歳1勝クラスが豊富に施行されることが影響している。 このレースの主な対戦図式は、中央の1勝クラスvs門別の重賞上位馬だが、中央の短距離の1勝クラス組は、距離の壁で取りこぼすことも少なくない。 続きはこちら!https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=13238 予想はこちら!https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2021110336150505
2021.11.03
2021年 JBCスプリントの予想
外差し馬場で最内のリュウノユキナはどう乗るか? JBCスプリントは、ダートスプリント路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で第21回目を迎えるが、第6回目の川崎開催時にはまさかの『JBCマイル』として行われ、競馬関係者やファンからブーイングを食らったことがあった。それ以降は、距離1000m~1400mで施行されている。 主なメンバーは、前哨戦の東京盃組やマイルチャンピオンシップ南部杯組。近年は芝のスプリンターズSからの参戦も目立つ。また1400m開催時には、JBCクラシックへの出走が叶わなかった同年の白山大賞典の優勝馬が出走して来たこともあった。 本来は前走で同距離が今回と1F前後の距離を使われている馬のほうが有利なはずだが、2.5Fの距離短縮でも白山大賞典の優勝馬が連対してしまうのが、スプリント路線の現状である。2008年にスマートファルコンが、2009年にアドマイヤスバルがともに2着と好走している。近年、スプリント路線はメンバーが充実しているので、それらが出走してくるチャンスはそうないが、前走でスプリント戦に出走している馬よりもマイル~中距離に出走している馬のほうが有力というのを覚えておいて損はない。 つまり、このレースは同年の東京盃に出走していた馬よりも… 続きはこちら!https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=13218 予想はこちら!https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2021110322160509
2021.11.03
2021年 JBCレディスクラシックの予想
サルサディオーネの距離不安で荒れるか!? JBCレディスクラシックは、ダート牝馬路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で11年目と歴史が浅く、大井1800mで行われることもあれば、今年のように金沢1500mで行われることもあり、JBCクラシックやJBCスプリントを比べても、距離の幅が広い。しかし、距離に関係なく求められるのは、実績と順調さだ。 このレースの最有力馬は、近2走とも牡馬相手のダートグレードに出走して3着以内だった馬。該当馬は、昨年の優勝馬ヤマニンアンプリメのみだが、同馬は2着馬に2馬身、この後に紹介するファッショニスタに8馬身差をつけて圧勝している。このことからも、牝馬が相手のここなら当然、本命候補となるだろう。ただ、そのような馬が出走してくるのは稀なことだ。 そこで主力として紹介したいのが… 続きはこちら!https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=13214 予想はこちら!https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2021110322160508
2021.10.14
2021年 エーデルワイス賞の予想
今年は地方か!? 中央か!? エーデルワイス賞は、今年デビューの2歳世代の最初のグレードレース。ホッカイドウ競馬ではリリーカップ、フローラルカップに続く2歳牝馬三冠競走の最終戦として行われている。このレースは2013年には3連単1,227,740円のウルトラ高配当が飛び出すなど、過去を遡っても高配当決着の連続。本命サイドの決着があたりまえとされるダートグレードで、もっとも荒れるレースだ。 まず、ダートグレードではダントツで中央馬の活躍が目立つが、このレースでは立場が逆転。過去10年で地方馬が6勝、2着が8回、3着も7回と、とにかく地方馬が活躍している。これは地方、特に門別はデビュー時期が早く、番組が充実しているのが理由。キャリア数戦で挑まなければならない中央馬はとても不利だ。それなのにJRAブランドを信頼する傾向が強く、そのことが高配当続出の歴史に拍車を掛けている。 続きはこちら!https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=13207 予想はこちら!https://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?race_id=2021101436140311&user_id=3100000007