2016年10月13日

エーデルワイス賞の予想

高配当が出現するか!?
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2歳最初のダートグレードとなる、エーデルワイス賞。ホッカイドウ競馬ではリリーカップ、フローラルカップに続く2歳牝馬三冠競走の最終戦として行われています。このレースは2013年には3連単1,227,740円が飛び出すなど、過去を遡っても高配当決着の連続。本命サイドの決着があたりまえとされる交流重賞の中で、もっとも非常識に荒れるレースです。

対戦図式は、当然、地方勢vsJRA勢。地方勢のほうがデビュー時期が早いことやレース数が充実していることから、キャリアが豊富な地方勢が圧倒的に有利。逆に、キャリア数戦で挑まなければならないJRA勢は不利です。しかし、それでもJRA勢に夢を託す傾向が強く、そのことも高配当続出の歴史に拍車を掛けているようです。


続きはこちら→http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7894


予想はこちら→http://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2016101336130611
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2016年10月10日

本日の見所(京都大賞典)

2016年 京都大賞典
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京都芝2400mで行われる京都大賞典は、スタートしてから最初の1コーナーまでの距離が約600mと長く、極端なハイペースからスローペースまで考えられるレースです。オーケンブルースリが勝利した2009年やメイショウベルーガが勝利した2010年のように、前が崩れて外からの差し、追い込みが届くこともあれば、ヒットザターゲットが勝利した2013年や、ラブリーデイが勝利した2015年のように、内々をロスなく立ち回った瞬発力のある馬が上位入線することもあります。ただし、1コーナーまでペースコントロールできない逃げ馬は、どのみち不利です。

結局のところ、逃げ馬が単騎で行ければスローペース、競り合えばハイペースになります。しかし、近年は「最初の600mを行き切るよ!」という気合いの入った逃げ馬は、まず、いません。逃げ馬が複数頭いても折り合おうとする傾向があります。今回もキタサンブラックが逃げるか逃げないかで流れが決まりますが、キタサンブラック自身は逃げなくてもOKの馬なので、ヤマカツライデンあたりがハナを主張してくれば、それに行かせのスローペースが濃厚でしょう。内々をロスなく立ち回った馬や瞬発力のある馬が上位入線する可能性が高そうです。

しかし、ここは飛んでもおかしくない要素があるという時に限って内枠を引き当てる、キタサンブラックって何なのか? 馬場散水で「今日は逃げたら危ないぞ」っていう時に限って、外から被されて自然と位置取りを下げて、結果オーライだったし…これぞ、サブちゃん、パワー???
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マイルCS南部杯の予想

逃げなくなって強くなったコパノリッキー
今回はハナへ行くか、控えるか?
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マイルCS南部杯は、あのメイセイオペラを送り出した岩手最大のレース。JBCスプリント、JBCクラシックの最後の前哨戦ですが、さすがG1のマイル戦だけのことはあって、同年のフェブラリーS上位馬やかしわ記念の上位馬が集います。休養明けの実績馬vs上り馬の図式が作られますが、実績馬に軍配が挙がることが大半です。

過去10年で同年のフェブラリーS・5着以内だった馬のマイルCS南部杯での成績は…

続きはこちら→http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7872


今年は、アウォーディーなどの新興勢力との対戦を避けるように、王道路線の上位馬が日本テレビ盃ではなく、ここに集結しました。例年よりもメンバー質が高く、ハイレベル。しかし、王道路線の上位馬には一長一短ありです。

予想はこちら→http://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2016101010090611
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2016年10月09日

本日の見所(毎日王冠)

2016年 毎日王冠
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土曜日はかなり雨が降り続きましたが、そこまで馬場に大きな影響を与えるものではありませんでした。10レース以降でやや時計を要した程度です。しかし、日曜日も雨が降るとなると、さすがに高速馬場とまではいかないのではないでしょうか。

そのような状況下で、6月のエプソムC(東京芝1800m)でも逃げたマイネルミラノが逃げ宣言。エプソムCのマイネルミラノは、外枠から押して押して先頭に立って、じわじわとリードを奪って行くレースメイク。前半、中盤とペースを上げずに、極限の決め手比べへと持ち込みました。マイネルミラノが切れる脚が使えるならば都合のいい流れですが、マイネルミラノは切れる脚が使えないから逃げ馬になったタイプ。つまり、前半で脚をタメれば、とにかく切れるルージュバックに都合のいい流れを作り出した形になってしまいました。

しかし、今回はロゴタイプもいるので、そこまで前半と中盤のペースを落とせないのではないでしょうか。馬場状態の影響もあち、今回はもっと平均ペースよりの流れになると見ています。上り3Fの速い馬が上位を独占するような流れではなく、ここを目標にした強い馬が勝つという前提で予想を組み立てました。
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2016年10月08日

本日の見所(サウジアラビアRC)

2016年 サウジアラビアRC
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降り続ける雨の中で行われるサウジアラビアRC。第1回の昨年は東京の開幕週らしい高速馬場で行われましたが、今年は時計を要する馬場で行われます。しかし、程良く時計を要せば、素質や能力どおりに決まることが多いので、個人的には恵みの雨かなぁ〜?


今回1番人気のクライムメジャーは、前走の中京開催最終日の新馬戦は露骨なほどの外差し馬場を外から差して勝利したもの。クライムメジャーの1頭内目の外から差して2着のアドマイヤミヤビがその次走で阪神マイル戦を勝利していることから大きく嫌う必要もありませんが、過信も禁物でしょう。良くも悪くも底を見せておらず、実はそれほど強くない可能性もあります。

今回2番人気のダンジュライトは、前走の不良の中京マイルの新馬戦を圧勝しました。2着馬に5馬身、3着馬に7馬身差です。確かに道悪をこなせることは証明しましたが、同日の未勝利戦よりも1.2秒ほど最終走破タイムが遅く、未勝利戦よりもPP指数がワンポイント低いだけに、高い能力を証明するものではありません。

今回3番人気のロジムーンは、レースを使われるごとに上昇した馬。デビュー2戦目の未勝利戦ではプレスジャーニーに完敗でしたが、レースを使われるごとに上昇し、前走の新潟未勝利戦を完勝しました。ただ、休養明けの前走でパフォーマンスを上げているだけに、今回でのダメージが気になるところ。あと、この馬よりもキャリアの浅い馬の上昇力に食われる可能性もあります。


人気馬が一長一短あるだけに、本命馬は自然と人気のないところで収まりました。配当妙味もそれなりにあるので、個人的には勝負に出たいところっでもあります。
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2016年10月07日

お尻まる見え騎手

超ウケる!
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YouTubeの「あなたへのおすすめ」にこんなのが紛れていたよ。
なぁ〜んでわたしが好きなのを知っているの? (笑)

もともと日本人の騎手はほとんどパンティを履いていますが、外国出身の騎手はノーパンが定番。
デムちゃん、ルメちゃんならあり得るかも〜(笑)。



だけど、このシン騎手のお尻は桃尻でキレイ。
正面から見たら、フルムーン状態だったのかしら(*ノ▽ノ)イヤン。


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2016年10月06日

石川ワタルさんのお別れ会

イガン退職した石川さん
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先週末は、8月20日に逝去された石川ワタルさんのお別れ会でした。石川さんとは10年以上前に東邦出版の忘年会で知り合って、私がもともと海外競馬好きだったこともあって意気投合? 石川さんに海外競馬のことをたくさん教えてもらいました。また、新宿ゴールデン街の遊び方も教わりました。さらに石川さんからダジャレや下ネタは、インターナショナルランゲージであることも学びました。

また、私が海外のレープロコレクターということもあり、石川さんが海外競馬に出かける度に、お土産と一緒にレーシングプログラムをを頂いたりもしました。一時期は馬券をお願いして、当たれば現金でもらっていたこともありました。でも、数年前に再婚されて、しばらく会っておらず、友人をとおして石川さんが胃がんになったことを知りました。そして本人に直接電話で確認したら、次のような答えが返ってきました。


「ボクもとうとう胃がんで、イガン退職です」


あっ、ええええ!? 聞けばステージ4という生命の危機なのにそこダジャレなの(?)って感じです(笑)。


だけど、いつも「ボクは死ぬのが怖くない」と言っていた石川さんが、自分を貫く姿勢は素晴らしいとも思いました。私も死ぬのが怖くないと思っているけど(痛いのはすごく苦手ですが)、いざ死に直面したとき、そこまで言える余裕があるかどうかはわかりません。情けなく弱音を吐くかもしれません。いや、たぶん土壇場で「助けてぇー」って喚くなぁ〜(笑)。


かつて米国のサンタアニタ競馬場で石川さんとお会いして、現地に知人がいなかったので、石川さんにロサンゼルスでショッピングするのにつき合ってもらったことがありました。しかし、石川さんも私も方向音痴のくせに、気が向くままのお買い物。当然、道に迷います。しかし、お互いに旅のハプニングやトラブルを楽しむ性格上、浮浪者にお金をせがまれても能天気。「なんとなくホテルの方向に歩いていればそのうち着くだろう」とタクシーを利用せずに1〜2時間歩き続けました。すると途中で暗闇が襲ってくるし、拳銃で撃たれそうな気配がする通りはあるしで、私がしびれを切らして、石川さんに得意の英語で近くを歩いていたお兄さんに道を聞いてもらうようにお願いしました。


そのお兄さんの車で、私にとって人生2度目のヒッチハイク―――。


しかし、石川さんはこれまで何度もそういう経験があったようでとてもヒッチハイクが慣れていました。そのとき「さすが石川ワタルは世界をワタルだわ」と感心した反面、私はこういう人とは結婚したくないとも〜いました。たまたまお兄さんがいい人だからホテルまで送ってくれたけど、変なところに連れて行かれて、身ぐるみ剥がされたらどーすんのさぁ。命がいくつあっても足りねぇ〜(笑)。だけど、今となっては全てがいい思い出です。


また、このお別れ会に行ってから石川さんの「イギリスの一流馬は凱旋門賞に本気で挑まない」という言葉がずっと頭から離れず、凱旋門賞でポストポンドが馬群に沈むような気がしてなりませんでした。石川さんは、イギリス競馬500年、フランス競馬200年という歴史の違いから、イギリスのほうが奥深さがあってお好きなようでした。それで「イギリス人は、お金よりもイギリス人としての誇り」というのを度々口にしていました。

確かにイギリス人は、自国の愛チャンピオンSを勝つことが名誉なこと。だから、毎年、愛チャンピオンSに、豪華メンバーがズラリと揃うわけです。フランスよりもイギリスのほうがレベルが高い年は、総じて凱旋門賞よりも愛チャンピオンSのほうがレベルが高くなります。イギリスやアイルランドの一流馬は愛チャンピオンSのおつりで凱旋門賞を使うから、度々ぶっとんで、凱旋門賞が波乱になるわけです。愛チャンピオンSと凱旋門賞を連覇した馬は、シーザスターズやゴールデンホーンなど無敗クラスの馬や、連続連対級の馬ばかり。

では、なぜポストポンドは、一番名誉あるレースを使わなかったのでしょうか? 愛チャンピオンSを勝てば種牡馬価値も上がります。しかし、英インターナショナルSのポストポンドは、これまでのポストポンドの勝ち方かすればそこまで強くもなかったこと、愛チャンピオンSをスキップしたことなどから、基調の低下の推測が成立するわけです。つまり、ポストポンドを管理するヴェリアン調教師の弱気な発言は本音。自国で負けるのを嫌った可能性もあるでしょう。

少なくとも凱旋門賞を予想するにあたり、冷静な判断をするきっかけを与えてくれたのは石川さんです。石川さんの言葉がなければ、日本発売第一弾の凱旋門賞の万馬券は当てられなかったかもしれません。よく考えると、他の人にお願いした馬券はあまり当たらないのに、石川さんにお願いして買ってもらった馬券はよく当たっていたなぁ…。周りに幸せを運ぶ人でした。


黙祷、献杯。
今までありがとうございました。


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2016年10月04日

白山大賞典の予想

どの馬が1番人気かなあ?
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白山大賞典は、金沢で行われる唯一の交流重賞。この時期は『Road to JBC』と称して、レディスプレリュード、東京盃、日本テレビ盃、マイルチャンピオンシップ南部杯などのJBC指定競走が行われていますが、唯一それに所属しないのが白山大賞典です。本来は、時期的にも、ダ2100mという距離からも、JBC指定競走であってもいいはずですが、そこに所属しないのはG3だからです。

稀にレディースプレリュードや日本テレビ盃に調整が間に合わず、マイルチャンピオンシップ南部杯では距離が短いという馬が出走してくる場合もあります。金沢でJBCが行われた2013年は、1着馬に高額賞金が用意されていたこともあり、G1馬のハタノヴァンクールが出走してきたこともありました。しかし、基本的にJBCに繋がるというよりは、この先の浦和記念、名古屋グランプリへと繋がっていくレース。


続きはこちら→http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7860


予想はこちら→http://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?race_id=2016100422140411&user_id=3100000007
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2016年10月02日

凱旋門賞の見所

いよいよ凱旋門賞
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今年の凱旋門賞は、ロンシャン競馬場の大改修により、シャティイ競馬場で代替開催されます。さて、そのシャティイは、フランス最古の歴史ある競馬場だけあって幅員が狭くトリッキー。芝2400mはスタートしてすぐに左に曲がる急コーナーがあるために、まず、外側に走って、右側に戻らなければなりません。この右側に戻ったところでほぼ隊列が決まり、そこから約10mの坂を上って行きます。そして3コーナーから下り坂。下り坂では勢いを利用しつつ、ペースは上げずに最後の直線。G1レースだと約600mもある最後の直線の約500mあたりからレースが加速して行きます。

起伏の激しいコースなので、どの馬も逃げたがらずに基本的に超スローペース。それを考慮してハーザンド陣営がウェデヴァニというラビットを用意して出走してきましたが、ウェデヴァニはそんなにスピードがある馬ではないので、1枠1番から逃げるにしてもそこまで速い流れにはならないでしょう。2番手はKG6世&QEステークスを逃げ切り勝ちをしたハイアンドリールあたり。ハイアンドリール陣営は「この馬は前に行かないと持ち味が生きない」とコメントしているので、おそらく2番手を狙う形。ポストポンドはドバイシーマクラシックや英インターナショナルSのように、ハイアンドリールの出方を窺いながら仕掛けていく形になるでしょう。スローペースゆえに、外枠の先行馬はコーナーでの距離損が強いられますが、マカヒキのような差し馬はそこまで影響ないでしょう。

さて、今回断然人気のポストポンドは、みなさんもご存知のように、ドバイシーマクラシックでドゥラメンテを撃破した馬。今年の凱旋門賞がオルフェーヴルが出走していた頃よりもレベルが高いかはともかく、今回の出走馬の中では一番の実績馬であり、強いのは間違いないでしょう。ただし、ポストポンドがドバイシーマクラシックでマークしたPP指数は29ポイント。マカヒキが勝利した日本ダービーは22ポイントですから、タイムに換算すると0.7秒しか差がありません。この程度ならば、成長力で詰めることも出来ます。対ポストポンドで見るならば、マカヒキの勝利も夢ではないでしょう。

しかし、ポストポンドもマカヒキも休養明け2戦目。スプリンターズSのビッグアーサーの二の舞になる可能性もあります。ビッグアーサーは確かにインで詰まったのも敗因のひとつでもありますが、進路が開いてからも伸びなさすぎでしょう。休養明け好走のダメージが出たのです。それにもしポストポンドとマカヒキがワン、ツーを決めたとしても3着の座は残っているわけで…心ではマカヒキを応援しつつ、私は高配当を狙っちゃいます! 予想は22時を目途にnetkeibaやウマニティで更新する予定ですので興味があればご確認下さい<(_ _*)>。
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2016年10月01日

今週の見所(スプリンターズSなど)

シリウスS、スプリンターズS
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●シリウスS

シリウスSは、阪神ダ2000mが舞台。阪神ダ2000mはスタート地点が芝で加速がつく上に、最初の1コーナーまでの距離が約500mと長いため、先行争いが熾烈になりやすいコースです。また、上級条件になると、よっぽど単騎逃げの型でなければ、直線でリードを奪って最初の急コーナーで息を入れようとしたところで、後続勢に突かれます。たいていは2コーナー(4F目)まで息を入れられなくなるので、逃げ馬が残るのがなかなか難しいものになるのです。

2014年は、逃げ馬の出走がサトノプリンシパル唯一で、前年オーバーペースで飛ばして大差シンガリ負けした経験を生かして、直線のリードをセーブして、2コーナーでしっかりと息を入れる、逃げ馬の乗り方としては最高の乗り方をしましたが、それでも4着が精一杯でした。サトノプリンシパル自身がそこまで強くなかったのもありますが、いずれにしても強くなければ逃げ切るのは容易ではないということです。先行馬も前を突いて行くなど、深追いすると容易に粘れません。

今年のシリウスSは、1番枠のマスクゾロは内からある程度は出して行って、外からメイショウイチオシがハナを切り、その2番手にピオネロの形が濃厚。そこまでペースが上がらないとは見ていますが、先行馬が残るのも楽ではないでしょう。ただ、先行勢は後の交流重賞でも通用しそうなメンバーなので、2014年の再現のような結果になるかもしれません。先行馬でもチャンスがあるでしょう。


●スプリンターズS

スプリンターズSが行われる中山芝1200mは、外回りの坂の頂上付近からスタートして、約4.5mもの坂を下って行くコースです。スタートから約250m地点のところに最初の3コーナーがありますが、皆さんもご存知のように中山の外回りはおむすび型。コーナーが緩いため、下り坂で加速がついたまま4コーナーに突入というのが基本の乗り方。短距離戦ということもあり、へたに折り合いをつけようとはせず、ゲートを出たなりに下り坂でスピードに乗せて、そのまま行かせてしまうことが多いです。つまり、前傾ラップが基本でペースが上がりやすいコース形態ということ。

しかし、昨年のスプリンターズSでは、前半3F34秒1‐後半3F34秒0(同日の10Rの1000万下よりも0.1秒差遅い)という、おそらく史上初なのでは(?)という後傾ラップが出現。これは逃げ馬がペースコントロールしたというよりは、強い逃げ馬の不在がもたらしたもの。もっと言うと、昨年逃げたハクサンムーンはもともと出たなりなら33秒台前半、おっつけてやっと前半32秒台後半で行けるテンの遅い逃げ馬でしたが、昨年のスプリンターズSではややズブくなってしまっているそのハクサンムーンのハナを叩ける馬が存在しなかったことによる結果です。

また、スプリントの大レース、高松宮記念が行われる中京芝1200mもスプリンターズSが行われる中山芝1200mも、ハイペースになりやすいコース形態。よって、重賞で通用する馬になると、好位で立ち回れる馬に育てようとする陣営の意志も、大舞台のスローペース化を作り出す要因になっています。逃げ、先行馬はよほどの気性難ではない限り、後方を意識する競馬をさせて、差し、追い込み馬は前を意識したレースをさせます。より多くのコース、展開にも対応させるためです。

つまり、短距離G1のスローペース化は、陣営の工夫によるもの。アストンマーチャンが勝った2007年のように、極悪馬場になれば後続勢が追走に消耗して極上の切れ味が使えなくなるため、強ければ問答無用に押し切れます。しかし、馬場高速化の近年においては、スピードのある馬ほど下り坂で加速がつきすぎて最後に失速してしまうことが多いために、陣営は馬に折り合う教育を施すのでしょう。

ただし、今年のように逃げ馬や2番手にはつけたい馬が多いと、さすがに後傾ラップになることはないでしょう。逃げ、先行馬が揃って内枠に入ったので、騎手はなるべく折り合おうとしますが、それでもある程度速い流れの前傾ラップになるはず。基本的に差し馬有利のレースになると見ていますが、今回は逃げ、先行馬のほうが一枚上なので、前々から押し切る可能性も十分あります。


※上記は、下記の本より一部抜粋させて頂いております!

posted by 山崎エリカ at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所