2018年10月03日

日本テレビ盃の予想

上がり馬不在で帝王賞の再戦ムード
しかし、帝王賞の着順どおりには決まらない
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日本テレビ盃は、JBCクラシックの前哨戦。実績馬にとっては、この先のJBCクラシック→チャンピオンズC→東京大賞典へと続く始動戦になります。つまり、実績馬にとって、このレースの位置付けは叩き台。基本的には夏場に順調にレースを使われている上り馬が活躍しています。

しかし、上がり馬が出走してくることがそれほど多くないのも事実。特に、ブリーダーズゴールドCが牝馬限定戦へと様変わりした近年はその傾向がより強く、夏の上がり馬は同週に行われるシリウスSや翌週の白山大賞典へと駒を進めることが多くなりました。つまり、近年の日本テレビ盃は、休養明けの実績馬同士の対戦図式になることがとても多くなったのです。

ただし、同年のマーキュリーCの勝ち馬がここに出走してくれば優勢。過去10年では、2009年のマコトスパルビエロが1着、2013年のソリタリーキングが2着、遡れば2005年のこのレースの優勝馬サカラ―トもマーキュリーCの勝ち馬でした。

さらに同年7月以降の中央のオープン勝ち馬も有力で、該当馬は2015年のサウンドトゥルーのみですが、同馬ははこのレースで同年の帝王賞馬帝王賞馬クリソライトに3馬身、フェブラリーSの優勝馬コパノリッキーに10馬身差をつけて圧勝しました。前走で中央のオープンで勝利した馬も、この舞台では信頼できることになります。
また、休養明けの実績馬同士の対戦図式の場合は……。


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2018年10月02日

白山大賞典の予想

白山大賞典はステイヤーが活躍の舞台
隠れステイヤーのあの馬に期待!
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本州日本海側および北陸地方唯一の競馬場、金沢で行われる白山大賞典。この時期は『Road to JBC』と称して、日本テレビ盃、南部杯、東京盃、レディスプレリュードなどのJBC指定競走が行われていますが、唯一、それに所属しないのがこのレースです。

金沢でJBCが行われた2013年は、1着馬に高額賞金が用意されていたこともあり、同年の川崎記念の優勝馬ハタノヴァンクールが出走してきたこともありました。しかし、基本的にJBCに繋がるというよりは、この先の浦和記念、名古屋グランプリへと繋がって行くレース。長距離志向が強く、過去1年以内にダ2000m以上のダートグレード勝ちのある馬が活躍しています。

かつてブリーダーズゴールドCが牡馬混合のG2で行われていた頃は、同年の同レースの連対馬が活躍していました。2008年−2013年までの5年間を見ても【2・1・3・0】という成績。2009年のアドマイヤスバル、2011年シビルウォーなどの優勝馬を始め、2013年にハタノヴァンクールが2着入線するなど、とにかく同年のブリーダーズゴールドCの連対馬を3連複の軸にすれば、「間違いない」というレベルの安定感がありました。

しかし、ブリーダーズゴールドCが牝馬限定のG3となってからは……。


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2018年09月30日

本日の見所(スプリンターズS)

2018年 スプリンターズS
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阪神は台風の影響で開催中止。中山も降り続ける雨の影響で、重〜不良のかなり時計の掛かる馬場で開催が推測されます。ここまでのタフな馬場で行われるのは、3歳馬のアストンマーチャンが逃げ切った2007年のスプリンターズS以来でしょうか。

アストンマーチャンは、同年のファンタジーSを5馬身差の圧勝を飾るなど、もともと高いスプリント適性を兼ね備えていた馬。さらに休養明けの前走・北九州記念でオーバーペースに巻き込まれて失速したことがスタミナの復活へと繋がって、まんまとこのレースを逃げ切ることができました。

しかし、ペースは前半3F33秒1-後半3F36秒3で、ラスト1Fでは13秒2まで失速しており、本来は、逃げ切るのが難しい展開でした。さて、今年は、どうでしょうか?

逃げ馬がワンスインナムーン、その直後に前に行く構えを見せているナックビーナス。それらの出方を窺いながらラブカンプ―、セイウンコウセイという隊列が濃厚。好位勢が手薄なだけに、ファインニードルが早めに動いて、他有力馬はその直後を狙って行くレースになる可能性が高いでしょう。

そうなると意外とペースが上がらない可能性もありますが、それでも道悪である以上、前に行く馬にとって楽ではないはず。それに前に行く馬たちで厳しい流れを経験しているのがナックビーナスとラブカンプ―ですが、連対してしまっている点がネック。福永騎手が『祐言実行』で発した「逃げ切った馬の次走の好走率は極端に下がる」というコメントもニ理はありませんが、一理はあります。

逆に、ワンスインザムーンやセイウンコウシは、そこまで厳しい流れを経験していないので、消耗戦にどこまで対応できるが疑問。相手候補ならばともかく、本命馬は回避したいところです。

また、1番人気に支持されている高松宮記念の覇者ファインニードルに関しての取り扱いは……、セントウルSの『見所』から予想がつくでしょう(笑)。
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2018年09月24日

オーバルスプリントの予想

1番人気は勝てないジンクスを打ち破れるか?
1番人気はウインムート
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2011年にグレードレースとして生まれ変わり、今年で早8年目のテレ玉杯オーバルスプリント。このレースはかつて12月に南関東限定重賞「S2」として行われていましたが、格上げに伴って9月に移行。最近は、秋の大一番へ向けての始動戦として、すっかり定着しました。

実はこのオーバルスプリントには、「1番人気は勝てない」というジンクスがあって、過去7年とも1番人気が優勝していません。昨年も全日本2歳優駿の優勝馬で、NHKマイルC・2着のリエノテソーロが1番人気に支持されましたが、結果は勝ち馬から大きく離されての5着でした。


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2018年09月21日

中野省吾奮闘記外伝(続き)

競馬王のブロマガ
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競馬王のブロマガにて、『中野省吾奮闘記外伝』を掲載中。
また、ご覧になられていない方は、Check it out!


【2018/9/13 号外】 中野省吾奮闘記外伝B 絶妙な愛と勇気をくれたフィリピンの友人

【2018/9/20 号外】 中野省吾奮闘記外伝C 騎乗停止2回、マカオは制裁が厳しい


※次回更新は9月27日を予定しています。


バックナンバー

【2018/8/30 号外】
中野省吾が日本に帰って来た!

【2018/9/6 号外】
中野省吾奮闘記外伝A 生活カツカツ、でも物価が安い!
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2018年09月17日

本日の見所(セントライト記念)

2018年 セントライト記念
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神戸新聞杯はダービーの上位馬が集う舞台に対して、セントライト記念は上がり馬が集う舞台。セントライト記念は主にダービー組vs上がり馬の対戦図式となります。例年ならば今回が始動戦となるダービー組より、指数上位の上がり馬を積極的に狙いたいのですが、今年は休養明けで激走レベルの走りをした馬ばかり。上昇期の3歳馬とはいえ、二走ボケが気になるところです。

また、セントライト記念が行われる中山芝2200mは、超スローペースか、超ハイペースが発生しやすいのが特徴。中山芝2200mは、スタートしてから高低差約5.3mの最高地点(1コーナー)を目指し、後半で最低地点まで下って行くコース。基本的にはスローペースが発生しやすいコース形態ですが、大逃げ馬が出走していると1コーナーを過ぎたところから、後続との差を広げてオーバーペースが発生する場合があります。

なぜなら大きな坂ほど上りながら後続との差を広げるのが困難だから、緩やかに坂を下る2コーナーで後続との差を広げていくのです。また、2コーナーが緩やかなカーブだから、積極的に動けるのもあるでしょう。逃げ馬がここでもハロン11秒台のラップを踏み続ければ、5F通過57秒台、58秒台の超ハイペースになるし、ここで逃げ馬が無理せずに一旦脚をタメつ形を取れば5F通貨60秒台、61秒台の超スローペースになります。

ただ、近年はハナに行けないと脆いヤマニンエルブ(2010年)、ロイヤルクレスト(2011年)のような馬が出走しておらず、超スローペースの傾向。今回はハナへ行ってこそのタニノフランケルが出走していますが、この馬はニの脚が遅い馬。逃げ宣言しているジェネラルウーノが本気で行けば、同馬のハナは叩けないでしょう。

普通に考えるとジェネラルウーノの単騎逃げで超スローペースが濃厚ですが、場合によってはノーザンFのダブルフラットがジェネラルウーノを突く可能性もあるでしょう。ノーザンFのあの馬を勝たせるために……。これだけノーザンFの馬が出走していれば、やりようがあります。
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2018年09月16日

本日の見所(ローズS)

2018年 ローズステークス
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オープン時代の紫苑Sは上がり馬が集う舞台に対して、ローズSはオークスの上位馬が集う舞台でした。しかし、今年のオークス上位のアーモンドアイ、リリーノーブル、ラッキーライラックは揃って秋華賞に直行。最近はG1レースの優先出走権がある馬は、前哨戦を使わなくなってきているとはいえ、寂しいメンバー構成になりました。

また、ローズSが行われる阪神芝1800mは、外回りコースで最初の3コーナーまで約665mとたっぷりと距離があります。このため先行争いが激化することもあれば、各馬が長い直線を意識して序盤でペースが落ち着くこともあります。つまり、非常に展開に振れ幅が広いということ。

先行馬が手薄ならば、ホエールキャプチャ(2010年)、ジェンティルドンナ(2011年)、ヌーヴォレコルト(2014年)が優勝した年のように、先行押し切りが決まることが多いです。一方、玉砕型の逃げ馬が出走していたり、先行馬が集うとデニムアンドルビー(2012年)やタッチングスピーチ(2015年)が優勝した年のように、追い込み馬が上位を独占することもあります。9番人気のムードインディゴが2着に追い込んだ2008年も、オーバーペースでした。

まとめるとローズSは展開読みが重要。特に今年のような実力拮抗のレースでは、より展開が重要になってくるでしょう。さて、今回はというと、逃げ馬がラテュロスくらい。さらに上位人気のサトノワルキューレ、センテリュオは追い込み馬、サラキアもゲート難で後方からが基本スタイル。また、馬場も昨日土曜日から回復して高速馬場が濃厚なだけに、前目からの穴一発が決まる可能性が高そうです。私自身はその前提で予想を組み立てる予定です。
posted by 山崎エリカ at 03:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2018年09月12日

新連載はじめました♪

9月13日発売
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今号の『競馬最強の法則』より、連載を始めました。せっかくなのでこのブログのような「デス、マス調」をやめて、『競馬最強の法則』独特の表現方法を取り入れてみました。

連載にあたり競馬最強の法則のバックナンバーを読んでみると、馬券的中への近道としての内容もさることながら、読者の覚え書き的な表現方法で競馬雑誌のキングとしての地位を確立したように思えるので、そうしてみました。

女性だからという理由から、男前な表現は編集者からNG出される場合もあるのですが(そう思っていたけど、女性じゃなくて、若い女性という理由からだったんだと、この頃認識)、担当の阪さんからもそういう強い要望があったので('◇')ゞ。


立ち読みはダメ、絶対!
ぜひ、お買い求め下さいね♪


saikyonohousoku201810.jpg



↓写真がないのが悲しい(´;ω;`)ウゥゥ。

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2018年09月08日

今週の見所(セントウルSなど)

2018年 京成杯AH、セントウルS
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●京成杯オータムH

京成杯オータムHは、エアレーションやシャッタリングの本格導入により、かつてほど顕著ではありませんが、内枠の馬が断然有利。中山で行われた過去10年では、枠番7&8の連対率が5.0%に対して、枠番1&2の連対率は24.2%もあります。

枠番7&8の該当馬は、優勝馬は2008年のキストゥヘブン、2着馬はアスコットフィス。枠番1&2の優勝馬は、2007年のキングストレイル、2009年のザレマ、2012年のレオアクティブ。2着馬は2007年のカンファ―ベスト、2008年のレッツゴーキリシマ、2012年のスマイルジャック、2016年のカフェブリリアント、2017年のガリバルティ。

2枠3番のレオアクティブと、1枠1番のスマイルジャック、おまけに1枠3番のコスモセンサーが4着に粘った2012年は、1分30秒7の中山芝1600mのレコードが記録された年。決着タイムが速いほど、内枠有利が顕著。これは中山芝1600mが、円状コースだからでしょう。緩やかなカーブが続くようなコースなので、最初のコーナーで内に入れられないと、終始外々を回らされてしまうことになります。

ただ、中山芝1600mは、高低差約5.3mの最高地点から下って行くコース形態。開幕週でも前半からペースが上がることが多く、逃げ、先行馬はラスト約1Fの急坂で失速しやすい傾向。逃げ馬の優勝は2006年のステキシンスケクンまで遡らなければないし、過去10年で逃げ馬の3着以内は一度もありません。また、先行馬の連対も過去10年で4頭のみです。

しかし、追い込み馬も苦戦の傾向。これは脚質的に4コーナーで外に張られてしまうことが多くなるためでしょう。過去10年では、2015年に唯一、フラアンジェリコ(13番人気)が追い込み勝ちを決めていますが、この年はエアレーションがけっこう利いていて、レースの上がりが掛かっていました。また、4コーナーでは中目を回って、直線序盤で外に進路を切り替えたことが嵌ったことも大きいです。

ただし、起伏が激しいタフなコースの上にペースが上がりやすいレースだからこそ、フラアンジェリコのような前走芝1800m以上に出走していた馬が、高配当の立役者となっているのも確か。これまでにも2008年にレッツゴーキリシマが10番人気で、2009年にアップドラフトが14番人気で、2010年にキョウエイストームが7番人気で、2011年にアプリコットフィズが7番人気で2着と好走しています。もちろん、前走芝1800m以上に出走していた馬は、人気馬でも活躍しています。

まとめると京成杯オータムHは、馬場が高速化するほど内枠が有利。脚質は中団〜差し。内ぴったりの中団から、位置を上げていくタイプの馬は実力以上の走りが見せられることが多いでしょう。また、人気馬、人気薄ともに前走芝1800m以上のレースに出走していた馬の活躍が目立つ傾向があるので、本命に穴馬に一考の価値はあるでしょう。


●セントウルS

中団から差しが有利な京成杯オータムHに対して、セントウルSは内枠の逃げ、先行馬が有利。開幕週で高速馬場の上に、最初の3コーナーまでの距離が約243mと短く、しかもコーナーが鋭角気味のため、この地点でハナへ行き切れなかった馬が折り合う形でペースが落ちつくことが多いです。

ただし、前に行ける脚のない内枠の馬は、包まれてしまうことも多く、また、一昨年のビッグアーサーのように、本来は逃げ馬ではない馬が積極的に出して失速することも少なくありません。ビッグアーサーは実力があるからそういう競馬でも通用しましたが、2013年のマジンプロスパーは逃げて大失速しています。

また、セントウルSは芝1200mでは唯一のG2ということもあり、休養明けの実績馬がしばしば参戦します。当然、それらは本番を見据えての叩き台として出走してくるわけですが、超高速馬場の上に芝1200mだと距離が短く、ほとんどスタミナが求められないために、走ってしまうことこの上ありません。

これまでもスリープレスナイト(2009年)やラッキーナイン(2011年)、ロードカナロア(2012-2013年)、ハクサンムーン(2014年)、ビックアーサー(2016年)などのG1馬が休養明けで連対しました。しかし、始動戦を叩き台に使えなかった馬のその次走はむごいことが多いもの。ラッキーナインやハクサンムーン、ビックアーサーは本番スプリンターズSで凡退、大敗。スリープレスナイトに至っては、その後、屈腱炎を発症して引退しました。

また、過去10年でロードカナロアだけがこのレースから始動して、スプリンターズSを連覇していますが、逆に言うと、ロードカナロアがG1レース以外の重賞で勝てなかったのは、内で包まれた2012年の函館スプリントCと2012-2013年のこのレースのみ。どれも2着です。前記したように、このレースは内枠と逃げ、先行馬が有利ですが、ロードカナロアは前に行ける脚がない上に、外目の枠を引いたことが幸いしたのでしょう。本番に繋がったという意味で。

さて、今年の高松宮記念の覇者ファインニードルは、どうか? これまでの流れだと、セントウルSは休養明けのG1馬は「買い」という流れですが、実は、2009年のローレルゲレイロは、始動戦のこのレースではしっかりとぶっ飛び、春秋のスプリントG1を連覇しています。また、鞍上の川田騎手は、叩き台と本番をきっちりと使いわかてくる男。この答えは……、ここでは教えない! (笑)
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2018年09月07日

今週の見所(紫苑S)

2018年 紫苑ステークス
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秋の中山開幕初日に行われる、秋華賞トライアルの紫苑S。オープン特別時代は、上がり馬vs春のクラシックで通用しなかった馬の対戦図式でしたが、一昨年より、重賞に格上げとなった途端、クラシックの上位馬も出走してくるようになりました。何たる現金!(笑)

ここ2年はオークスの上位馬が優勝していますが、今年は春の勢力図を覆せる馬が出走しているのか? 今年もそこが最重要ポイントとなるでしょう。このあたりは指数からしっかりと見極めたいです。

また、中山開催でもっとも馬場が高速化するのは、例年、野芝がメインのこの開催。近年はエアレーションやシャッタリング作業で一時期と比べると時計を要すようにはなりましたが、それでも超高速馬場で内枠と逃げ、先行馬が有利のイメージが強くあります。

しかし、過去10年で逃げ馬が3着以内だったのは、2013年のセキショウ(1着)と、2008年のデヴェロッペ(2着)のみ。(2014年は新潟開催) 先行馬も2着2回、3着2回ですから、中団より後方、差し、追い込み馬が断然有利と言えます。

この理由として、紫苑Sが行われる中山芝2000mはレースが淀みなく流れることが多いからでしょう。中山芝2000は、前半が上り坂のため、前半3Fのペースはそこまで速くなりませんが(紫苑Sならば34秒台後半〜35秒台前半)、向こう上面で下り坂があるために、上級条件ほどそこでペースが上がります。

特に、一昨年のビッシュ(戸崎騎手)やファータグリーン(田辺騎手)などのように、決め手に欠ける馬&ベテラン騎手のコンビは、向こう上面で位置を上げて来るので、他馬もそれに合わせて動いて行く傾向。昨年は、珍しくホウオウパフュームの田辺騎手が、自身が乗って完勝した寒竹賞のイメージで乗ったために、5F通過61秒3のややスローで流れましたが、例年は5F通過60秒を切ることがほとんどです。

5F通過59秒台でも古馬や牡馬のレースなら逃げ、先行馬でも十分残れますが、普段、末脚を生かす競馬ばかりしている牝馬、それも3歳馬のレースでは、ペースが厳しすぎます。3歳牝馬ならば、超高速馬場でも5F通過60秒台までペースを落とさないと前からの押し切りは簡単ではないでしょう。今回は枠番確定前に書いているため、そこまで展開のイメージが沸いていませんが、紫苑Sは逃げ、先行馬は不利ということでまとめておきます。
posted by 山崎エリカ at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所