2019年02月11日

佐賀記念の予想

ここもハイレベルな4歳馬か?
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佐賀記念は、夏のサマーチャンピオンと並ぶ佐賀二大レースのひとつ。JRAの中距離路線G3は、前年11月のみやこSからここまでレースがないために、なかなかの強豪が集います。2009年にはスマートファルコンが、2013年にホッコータルマエが出走して、圧勝したこともあったほど。

主にホッコータルマエのように東海SでフェブラリーS出走権を逃した東海S(旧、平安S)の上位馬や、東海Sで通用しなかった馬、また、前年12月のベテルギウスSや同年1月のポルックスS上位の上り馬が出走してきます。また、佐賀記念の開催時期によっては、2014年のランフォルセのように川崎記念の上位馬が出走してくることもあります。

このように中央勢が手強いために、地方勢が他のG3よりも苦戦の傾向。地方馬のこのレース3着以内は、2008年のチャンストウライ(1着)まで遡らなければありません。チャンストウライのように、前年の帝王賞で4着、名古屋GPで3着など、よほどの実績馬ではない限り、今後も地方馬の苦戦は続くでしょう。

さて、それでは佐賀記念ではどのような馬を狙えばいいのかというと……。


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2019年02月08日

今週の見所(京都記念など)

2019年 共同通信杯、京都記念
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●共同通信杯

昨日のクイーンCの「見所」で、クイーンCは桜花賞への前哨戦の意味合いを持つレースであることをお伝えしました。共同通信杯も同じで、弥生賞やスプリングSと並ぶ、皐月賞の前哨戦の意味合いを持ちます。弥生賞やスプリングSと異なるのは、皐月賞への優先出走権があるかないかです。

つまり、すでに朝日杯フーチュリティS勝ちの実績があるアドマイヤーマーズは、総収得金額上位の枠で皐月賞にも出走できるし、NHKマイルCにも出走できるということ。わざわざトライアルに出走する必要がないのです。ですから、共同通信杯で勝ち負けして、本番に直行すれば、弥生賞やスプリングSからの優先出走権獲得のチャンスを、例えば、きさらぎ賞で勝ちそこなった他の同系列牧場の馬たちに渡すことができます。もちろん、先週のゆりかもめ賞を強い勝ち方をしたサトノジェネシスなどにもです。

だから、クラシックがノーザンF系列の馬たちで埋め尽くされていく――。他牧場で賞金が足りていない有力馬がいれば、出走予定のなかった馬にも出走させることが可能という、素晴らしいシステム(?)です。これが競馬をつまらなくさせてはいますが、ルールの範囲内で行っているので、仕方がありません。

今回、伝えたいのは、前記システムの批判ではなく、このレースの連対馬ディーマジェスティ、ドゥラメンテ、イスラボニータ、ゴールドシップなどが、本番・皐月賞を制したのは、必然であるということ。もともと実績馬やそれに対抗できる素質を秘めた馬たちがこのレースを使い、重賞で敗れた馬や遅れてデビューした馬たちが皐月賞トライアルに回るわけですから、本番に繋がることが多いのは当然でしょう。

今年はその筆頭が朝日杯フーチュリティSを強い勝ち方をしたアドマイヤマーズですが、他にも小頭数ながら素質馬が多数。また、今回も本来は札幌2歳Sの時のように、持久力を生かしてこそのナイママの陣営から、「末脚生かしたい」というコメントが出ているだけに、高速馬場前提ならば、前に行く馬が楽にレースを運べそうな感はあります。今回も本来は札幌2歳Sの時のように、持久力を生かしてこそのナイママの陣営から、「末脚生かしたい」というコメントが出ているだけに、高速馬場前提ならば、前に行く馬が楽にレースを運べそうな感はあります。

メンバー最速の上がりで勝ち上がって来た馬たちを相手に、ナイママが末脚で挑むというのは可笑しな話ですが……脚をタメれば、どの馬も切れる脚を使えますが、どの馬も33秒台の末脚が使えるわけではありません。しかし、明日、土曜日の雪の影響で、東京が高速馬場ではなかった場合には、その選択も正しいものになるかもしれません。もちろん、今回は相手指定ですが、先週のきさらぎ賞同様に、馬場が悪くなるほど、波乱の要素を含みます。


●京都記念

京都記念は、一昨年よりG1に昇格した大阪杯の前哨戦であり、ドバイワールドCの前哨戦でもあります。また、昨秋のG1で上位争いをした一線級の馬たちにとっては、休養明けの始動戦になります。前走でジャパンCや有馬記念、日経新春杯、昨年のクリンチャーやアルアインのように菊花賞組など、距離2400m以上を使われている馬が多く出走してくるのがこのレースのポイント。

前走で今回距離よりも長距離を使われている馬が多く参戦することや、例年のように少頭数で行われることもあり、芝2200m戦としては各馬の仕掛けどころが遅くなることがほとんど。過去10年でまあまあ速い流れだったのは、雨の影響を受けて時計の要す馬場となった一昨年のみと、とてもスローペースが発生しやすいのがこのレースの傾向です。

レース全体の傾向としては、逃げ、先行馬が圧倒的に有利であり、3年前に1番人気に支持されたレーヴミストラルが1番人気で2桁着順に敗れたように、追い込み馬は受難。また、4年前に断然の1番人気に支持された追い込み馬ハープスターのように、スローペースを意識して、普段よりも早めに仕掛けて最後失速と、人気を裏切るケースも少なくありません。

つまり、追い込みタイプは狙い下げる必要があるということ。過去10年でこのレースを差して勝ったのも、次走の天皇賞(春)でも2着と好走した抜群の末脚を持つ2013年のトーセンラーのみです。今年のような差し馬場の京都でも基本的には先行馬から予想を組み立てるのが好ましいでしょう。


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2019年02月07日

今週の見所(クイーンC)

2019年 クイーンC
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桜花賞の前哨戦のグレードレースは、みなさんもご存知のように、昨年からG2に昇格したチューリップ賞とフィリーズレビュー。しかし、フリーズデビューは距離が芝1400mと短く、短距離指向が強いレースとなるため、クイーンCはチューリップ賞に次ぐ、第二の桜花賞の前哨戦、もしくはNHKマイルCの前哨戦としての意味合いを持ちます。

近年は、3年前のメジャーエンブレムや一昨年のアドマイヤミヤビ、昨年のテトラドラクマのように、このレースを勝って桜花賞やNHKマイルに直行する馬がとても多いのです。これには強豪が同じレースで凌ぎを削り、無駄な消耗を避けることを目的とする、ノーザンFの意向も影響しています。同じ馬が重賞を何連覇もするよりも、同じ馬が重賞を何連覇もするよりも、ブラックタイプが複数いたほうが、牧場にとっても都合がいいわけですから。

また、このレースは、2歳最強牝馬決定戦の阪神ジュベナイルF組が有力。しかし、阪神ジュベナイルFを大目標とし、そこで好走した馬は、一昨年のレーヌミノルや昨年のマウレアのように取りこぼす場合もあります。メジャーエンブレムのように、圧倒的な存在ならばともかく、阪神ジュベナイルFで能力を出し切れなかった馬を狙うのがこのレースでの基本。

ただし、阪神ジュベナイルFで能力を出し切ったタイプや、いくらなんでも能力が足りないという馬ばかりだった場合には、別路線組が浮上し、波乱になる場合もあります。さて、今年はどちらか?

また、今年のクイーンCは、珍しく小頭数で9頭立て。逃げたい馬は、赤松賞を逃げ切り勝ちしたジョディーだけ。しかし、アークヴィグラスの出方ひとつで変わってくるでしょう。個人的に、アークヴィグラスの鞍上の瀧川騎手の出方、レースに対する考え方は手中に入れたつもりなので(雲取賞のヒカリオーソは、99%逃げると思った)、これに関しては、明日8日20時半からの『競馬王チャンネル』とレース当日の予想でお伝えします。


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2019年01月29日

川崎記念の予想

ケイティブレイブがどう乗るかが鍵
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ダートのG1では、最長距離の2100mで行われる川崎記念。このレースの位置付けは、フェブラリーSの前哨戦であり、ドバイワールドCの前哨戦。しかし、フェブラリーSを目指す馬は、長距離のこのレースよりも、1800mの東海Sに出走することがほとんど。

また、ドバイワールドCを本気で目指す馬ほど、前年の東京大賞典からドバイワールドCへ直行する傾向があり、その場合はメンバーが一気に手薄。新興勢力にもチャンスが巡ってきます。一昨年のこのレースで準オープンを勝ったばかりのオールブラッシュが優勝したのは、前年の東京大賞典の連対馬の不在がもたらしたものでしょう。前年の東京大賞典の連対馬、アポロケンタッキー、アウォーディーともにドバイワールドCへ直行でした。


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2019年01月27日

本日の見所(シルクロードSなど)

2019年 根岸S、シルクロードS
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●根岸S

ダ1400mのグレードレースは地方競馬では数あれど、中央で行われるのは今回の根岸Sと夏のプロキオンSのみ。さらに中央のダ1400mは、東京、京都、阪神、中京と中央4場で行われていますが、スタート地点がダートなのは、東京コースのみ。このため地方からの参戦が目立ちます。今年は岩手から参戦予定だったラブバレッドが中央へ移籍。地方からの参戦は、船橋のキタサンミカズキのみですが、強い地方馬の参戦なくしてこのレース盛り上がりません。

話は戻りますが、東京ダ1400mは、各馬のスタートダッシュが速くなる芝スタートコースではありませんが、前半ペースがかなり速くなることがあるのがこのレースの特徴。これは最初の3コーナーまでの距離が約442mとやや長い上に、前半で坂を下って、後半で坂を上るコースだから、物理的にペースが上がるのです。

実際に根岸Sの過去10年を見ても、逃げ馬の勝率はゼロ。2008年にはタイセイアトムが逃げて2着に粘っていますが、この年は降雪により、月曜日に代替開催。不良馬場の上に、2列目を追走していたトウショウギアが故障して、有力馬がことごとく後退する不利がありました。基本的に差し、追い込み馬が有利のレースを考えてもいいでしょう。、

さて、今回で逃げる可能性が高い馬はというと、当然マテラスカイでしょう。大外枠に入りましたが、内枠にこの馬の抵抗できるほどスピードがある馬もいなので、まず、逃げるでしょう。鞍上の武豊騎手は、他馬に絡まれるのが嫌いなので、序盤で行き切るかの勢いで出して行くはず。

ただし、テンが一番速い馬が逃げると、隊列がスムーズに形成されることが多いので、同じハイペースでも、極端に上がり過ぎないのがポイント。競馬はレッドゲルニカのように、テンがそこまで速くない馬が逃げると、快速馬が競り掛けて超絶ハイペースが発生しやすくなるのです。

しかし、レッドゲルニカは鞍上が逃げたがらない蛯名騎手ですから、マテラスカイの2列目を狙ってくるはず。それならば、前半3F35秒前後−後半36秒台半ばくらいでまとまるのではないでしょうか。案外と前からでも強ければ押し切れる気がしています。


●シルクロードS

シルクロードSが行われる京都芝1200mは、スタートしてから内回りの3コーナーの坂を上がって行くコース。それゆえに京都が超高速馬場で、いかなる快速馬が逃げたとしても、前半3F32秒台に突入することはありません。例年のシルクロードSならば、前半3F34秒前後まで掛かることが多く、34秒台半ばならば後半3F33秒台でまとめてスローペースが発生することもあります。つまり、逃げ、先行馬が断然有利ということ。実際に過去10年でも逃げ馬が5連対もしているほどです。

しかし、今回は、ラブカンプー、サイタスリーレッドトウショウピスト、セイウンコウセイとテンの速い馬たちが揃いました。これだけ他場で前半3F33秒前後で行ける馬が揃って、ここで34秒台半になるとは、さすがに考えづらいでしょう。33秒倍台半ば、場合によってはそれ以上速くなって前が崩れることも視野に入れて馬券を組み立てたいです。


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2019年01月26日

本日の見所(愛知杯)

2019年 愛知杯
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3年前より暮れのターコイズSがG3に昇格した影響で、かつてほどメンバーが集わなくなった愛知杯。今年は昨年のこのレースの覇者エテルナミノルや春の福島牝馬Sの覇者キンショ―ユキヒメなどの重賞ウイナーが出走しているものの、それらは近走不振。他、重賞ウイナーは、昨年の紫苑Sの覇者ノームコアのみですが、京都大賞典の2着馬レッドジェノヴァが出走していますから、ここ3年と比較をすると、まずまずのメンバー構成ではあるでしょう。

また、中京芝コースは、先週の日曜日はやや雨の影響があったものの、ベースは普通の高速馬場。さらに中京芝2000mは、最初の1コーナーまでの距離は、約314mと普通ですが、スタンド前の直線の上り坂の中間からスタートするため、比較的ペースが落ちつきやすい舞台。

おそらくは内枠のティーエスクライがまずはハナを主張し、中目からランドネが出して、この2頭の主導権争いになると見ていますが、ランドネは番手でもオーケーの馬。ティーエスクライがペースを引き上げていたとしても、平均ペースくらいで止まる可能性が高いでしょう。先行馬のノームコア、ワンブレスアウェイも、ハイペースにはしたくないタイプです。

つまり、どの位置からでも脚を引き出せる展開になる可能性が高いということ。能力どおりに決まる可能性が高いのではないでしょうか。穴が開くとすれば、もともと強い近走不振馬。実績馬が立て直しを図って出走してきているので、それらの一発ならばありそうです。


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2019年01月23日

TCK女王盃の予想

さて、今年も荒れるか!?
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年明け最初のダートグレードは、牝馬限定戦でお馴染みのTCK女王盃。このレースは、女王クラスの馬が引退して繁殖入りしたり、休養していることも少なくないため、年によってレベルに差が生じます。女王クラスの馬が出走していればそれらが勝ち負けすることが多く、出走していなければ新興勢力や地方馬が馬券圏内に突入して波乱になることもあります。

まず、最有力は……


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2019年01月20日

本日の見所(AJCCなど)

2019年 東海S、AJCC
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●AJCC

AJCCが行われる中山芝2200mは、レース前半で坂を上っていくコースなので、前半でペースが上がるポイントがありません。あの暴走型逃げ馬ツインターボが圧勝したのも、中山芝2200mのオールカマーです(当時としては高速馬場)。前半で坂を上っていくことで珍しく折り合いがついて、最後の脚に繋がったんですね(笑)

つまり、AJCCはスローペースが発生しやすい舞台。過去10年の脚質別データを見ても、逃げ馬の1着1回、2着2回、3着1回に対して、追い込み馬の連対はゼロです。上級条件だと一昨年のこのレースのように、向こう上面でペースが緩まずに、平均ペース〜ややハイペースになることもありますが、大きな傾向としては、前が有利と考えてもいいでしょう。

昨秋のG1連対馬は、京都記念や中山記念から始動する馬が多い中で、今年は菊花賞の連対馬がここから始動。ジェネラーレウーノは「菊花賞で2番手宣言」をしながら、逃げようとするアイトーンの進路を締めてスローペースに持ち込み、コーナーでもペースを上げないという意味深な騎乗でしたが……宣言しながら、意図的に逃げたらダメでしょう!! 今回はジェネラーレウーノが逃げるかどうかが焦点となりそうです。

今回はジェネラーレウーノが逃げるかどうかが焦点となりそうです。ジェネラーレウーノ自身は2番手でも問題がない馬ですが、最内枠の今回で出して行かなければ、外枠の馬に被されて包まれるリスクを背負います。


●東海S

東海Sは、チャンピオンズCでもお馴染みの中京ダ1800mが舞台。中京ダ1800mは、ゴール手前の坂を上がってコースで、最初の1コーナーまでの距離は約291m。最初のコーナーまでの距離が短いものの逃げ、先行馬が多数出走していると、2コーナーまで先行争いを持ち越して超ハイペースになることもあります。しかし、東海Sに関しては、スローペースになりやすい傾向があります。

これは東海SがフェブラリーSの前哨戦であり、スピードのある馬は東京ダ1400mの根岸Sへ出走することが多く、東海Sは逃げ、先行馬が手薄になりがちだからです。今回逃げるのはインティが好スタートを決めた場合のアンジュデジール。アンジュデジールのほうが二の脚が速く、最近はゲート不安がなくなってきているので、案外と外からスッと行ってしまうかもしれません。

スナハマが行く可能性もありますが、今回はスタミナが不足する長期休養明けですから、積極的に行かない可能性が高いでしょう。行くとすれば、次走フェブラリーSを本気で狙っている場合のひと叩きのパターンですが、スナハマの実績を考えると、無理はさせないでしょう。

スタミナに自信のあるインディがハナを切れた場合は、平均ペース前後ですが、アンジュデジールがハナへ行ってしまうと、インディが競り掛けて行く展開となり、ハイペースの可能性もあるでしょう。極端ではないにせよ、ややハイペースの可能性も視野に入れて予想を組み立てたいです。


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2019年01月14日

本日の見所(京成杯)

2019年 京成杯
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皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる京成杯。このレースは、暮れのホープフルSが重賞、そしてG1に昇格しても変わりなく、トップクラスが相手となると少し足りない馬が出走して来ます。しかし、2010年のエイシンフラッシュや遡ればサンツェペリンのように、さらなる成長を遂げてクラシックで穴を演出する馬もいるだけに、見逃せない一戦となっています。

また、このレースも最初の1コーナーまでの距離が約405mと長いほうなので、逃げ馬の出方ひとつでレースの流れが変わります。日経新春杯の見所でも綴ったように、多少行きっぷりが悪い馬でも、騎手がその気になれば逃げられるということです。

ただし、スタートしてからゴール前の坂を上って行くコースなので、前半がハイペースになることはありません。前半が遅いからこそ、向こう上面の下り坂でペースが緩み切らず、全体的に速い流れが生まれやすくなるという仕組みです。

今回、普通に出して行けばハナを切るのはカテドラルですが、陣営が「ゆっくり行かせてみたい」とコメントしているので、逃げない可能性が高いです。そうなるとハナを切るのはナイママか、スタートを決めた場合に押し出される形でのランフォザローゼですが、どれも行きたがるタイプではありません。特にナイママは、前半で脚をタメて向こう上面でハナを狙う札幌2歳S・2着時の競馬があっているように感じます。

京成杯は平均ペースよりも速い流れになることが多いレースですが、ここまでハナを切りたがる馬がいないとなると、今年はスローペースよりの平均ペースになる可能性が高いでしょう。標準馬場の現在の中山で、スローペースよりの平均ペースだと、前から押し切るのも楽ではないし、後方から追い込んでも届かない可能性が十分。位置取りによる大きな有利不利なく、実力どおりに決着する可能性が高いのではないでしょうか。


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2019年01月13日

本日の見所(日経新春杯)

2019年 日経新春杯
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古馬中距離のハンデ重賞となる日経新春杯。このレースは、2009年のアドマイヤモナーク(前年の有馬記念・2着)や2014年のラブイズブーシェ(前年の有馬記念・4着)のように、前走・有馬記念で好走した馬の凡走がしばしば見られます。G1を大目標とした後の間もない一戦で、余力がない上にハンデが課せられるからでしょう。

一方、菊花賞上位馬を始め、4歳馬や上がり馬の活躍がしばしば見られます。勢いがある上にハンデが軽いからでしょう。実際にこのレースで穴を開けているのは、2013年の優勝馬カポーティスター(ハンデ52kg・5番人気)や昨年の3着馬ガンコハンデ52kg・7番人気)など、前走条件戦勝ちの軽ハンデ馬たちです。

ハンデキャッパーがいかに新興勢力を求め、この先のAJCCで実績馬vs新興勢力の対戦図式を作ろうとしているのが伝わってきますよねぇ〜。確かにAJCCが実績馬ばかりだとつまらないです。ハンデキャッパーの思惑どおりにならないのが競馬ですが、大きな傾向としては、実績馬よりも勢いがある馬が優勢と考えてもいでしょう。

また、日経新春杯が行われる京都芝2400mの舞台は、4コーナーの奥ポケットからスタートして最初の1コーナーまでの距離が約600m。最初のストレートが長いこともあり、逃げ馬の出方ひとつでレースの流れが大きく変わります。2010年のように、逃げ馬揃いながらハンデ50kgのドリームフライトがゲート出たなりに行かせてオーバーペースが発生した年もあれば、2016年のように、逃げ馬不在でどスローが発生することもあります。

私の逃げ馬本にも書いてありますが、最初のストレートが長いコースは逃げ馬の出方次第、もっと言うと、多少行きっぷりが悪い馬でも、騎手の意識ひとつで逃げることができるのです。これを今年にあてはめて考えると、逃げるのはアイトーン、メイショウテッコン、ロードヴァンドールのどれか……。

スタートが速く二の脚も速い順にあげると、ロードヴァンドール、メイショウテッコン、アイトーンですが、アイトーンでも騎手が行く気になれば逃げられます。また、陣営が逃げの構えを見せていませんが、ウインテンダネスもその気になれば逃げられます。アイトーンは前走の菊花賞では、テンの速いジェネラルウーノに進路を絞められて逃げられなかっただけで、本来は逃げたかったはず。今回で逃げる可能性が高いのはアイトーンでしょう。

もっともスピードがあるロードヴァンドールがハナを取り切ってしまえば、隊列も落ち着き、この馬にもチャンスが巡って来ますが、テレビ馬のアイトーンの出方が非常にに厄介。しかし、これだけ逃げ馬とそれに絡んで行くとなると、平均よりもペースが速くなる可能性が高いでしょうね。中団から差し馬を中心に馬券を組み立てたいです。


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