2018年03月04日

本日の見所(弥生賞)

2018年 弥生賞
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昨日のチューチップ賞は、前哨戦らしくスローペースになりやすいことをお伝えしましたが、近年の弥生賞も同じ。5F通過61秒を越えるのがあたりまえで、5F通過63秒2までペースが落ちた昨年は、マイスタイルが逃げて2着に粘りました。今年も小頭数。逃げるのが本来ハナにはこだわらないサンリヴァルかリビーリングとなれば、スローペースの上がりの競馬が濃厚でしょう。

また、2013年の弥生賞で後の皐月賞、ダービーで連対のエピファネイアとキズナがぶっ飛んで万馬券決着となったことがあるように、今回が始動戦の馬が苦戦の傾向。2013年の弥生賞を制したのは前走で同年の500万下を制したカミノタサハラ、2着が前走・若駒Sの4着馬ミヤジタイガだったように、穴を開けるのは、同年の500万下の勝ち馬や若駒Sの上位馬が定番。しばしば京成杯や京同通信杯の敗退馬なども穴を開けています。

弥生賞でとにかく穴を開けているのは、レースを順調に使われている上がり馬たち。今年は同年の500万下勝ち馬や若駒Sの上位馬、京成杯や京同通信杯の敗退馬も出走していませんが、それらと同等の馬は出走しています。無敗の2歳チャンピオン、ダノンレジェンドも、無敗でクラシックの登竜門・東京スポーツ杯2歳Sを制したワグネリアンも、今回が始動戦。ここが本番ではないことがわかっているだけに、レースを順調に使われている馬を本命◎としたいです。
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2018年03月02日

明日の見所(チューリップ賞など)

2018年 オーシャンS、チューリップ賞
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●オーシャンS

オーシャンSが行われる中山芝1200mは、外回りの坂の頂上付近からスタートして、約4.5mもの坂を下って行くコース。スタートしてからすぐに最初の3コーナーがありますが、「どこがコーナー?」というくらいコーナーが緩いために、そこでスピードが落ちることなく、ペースが上がりやすいのが特徴。

基本的にペースが上がりやすいコースではあるのですが、近年のこの時期の中山は高速馬場のため、阪急杯ほどペースが上がらないことが多いです。よって、逃げ、先行馬でも十分がんばれますが、有利なのは好位〜差し馬。追い込み馬は、下り坂で加速したまま4コーナーをカーブすることになるので、一昨年に1番人気に支持されたアルビアーノのように、がっつり外に張られてアウトになることも少なくありません。そういう意味で、外枠で前に行ける脚がない馬は不利でしょう。

今回はナックビーナス陣営が、「気が抜けないように包まれたほうがいい」とコメントしているので(外枠で包まれる競馬というのは、勝ち負けを意識するとなると難しいオーダーですが)、それを鵜呑みにすれば、テンの遅い逃げ馬ネロか、ハナに拘れないけど、なかなかテンが速いラインスピリットが主導権を握る可能性が高く、それほどペースが上がらない可能性大。

しかし、個人的には差したい馬がネロよりも内枠、先行したい馬がネロよりも外枠に入ってしまったので、それらが前を意識して動いて行くことで、ある程度レースが流れる可能性も十分あると見ています。どう転んでも内枠の好位で立ち回れる馬が有利ではありますが、レースが速い流れになった場合もが発生した場合も想定して予想を組み立てたいです。


●チューリップ賞

今年からG2に格上げされたチューリップ賞。入着賞金の大幅総額により、阪神ジュベナイルFの1〜3着馬やアルテミスSの上位馬、、新興勢力も集い、少頭数ながら豪華メンバー構成となりました。

また、このレースは、桜花賞と同距離コースで行われますが、桜本番とは真逆の流れになることが多いのがポイント。桜花賞はフィリーズデビューなどの短距離組がペースを引き上げてハイペースになりやすいのに対して、こちらは脚慣らしの前哨戦らしく、各馬が無理をせず、スローペースの上がり勝負になることがほとんどです。

このため逃げ馬の活躍が目立ち、過去10年の逃げ馬の成績は、1着2回、2着1回、3着2回ととても優秀。一方、差し馬や追い込み馬の活躍が目立っているのも事実。しかし、それらの多くはブエナビスタやシンハライトなど、桜本番を嘱望されている馬。少なくともそれまでの時点では、トップクラスの存在だった馬ばかりです。

桜本番でも連対圏内突入が見込める、将来の活躍が期待できるレベル瞬発力を兼ね備えた馬であれば、逃げ、先行馬が有利のこのレースでも上位争いが期待できるでしょう。本命に据えるのも十分アリです。
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2018年02月28日

エンプレス杯の予想

ダートで上昇一途のミッシングリンク
相手強化のここで人気に応えられるか?
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今年で64回目を迎えるエンプレス杯は、数ある牝馬限定ダートグレードの中でも、もっとも歴史があるレース。近年は牝馬のダートグレードの充実により、TCK女王盃などのG3と横並びのようなレースですが、かつては最強牝馬決定の位置付けで行われていました。地方競馬のグレード制導入元年(1995年)にホクトベガが目が眩むほどの歴史的大差勝ちを収めたことがあまりに有名。

そんなこんなのエンプレス杯の近年の主な対戦図式は、前走TCK女王盃組vs新規参戦組。2〜3月はこれまでの実績馬が繁殖入リすることも多く、中央の条件クラスの馬が繰り上がりで出走してくることがしばしばあるのが特徴。前走TCK女王盃組のほうがやや優勢ではありますが、過去10年で見ると意外と人気に応えられていないのも確か。


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2018年02月24日

明日の見所(中山記念など)

2018年 阪急杯 中山記念
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先週の東京ダートは、東京とは思えないほど時計を要していましたが、急に馬場が高速化した2016年の高松宮記念の時みたいに、JRA批判をする競馬評論家さんが現れなかったのが不思議。良馬場発表の先週と比べても2秒近くは時計を要しており、テイエムジンソクでも上がり3F39秒台まで失速して当然のダートでしたけでども…なぜ、あんなに時計が掛かったのかが謎すぎます。


●阪急杯

阪急杯は、本番・高松宮記念に繋がりやすいレース。近年ではロードカナロアやコパノリチャードなどがこのレースを勝って、高松宮記念も優勝しています。一昨年もこのレースを逃げ切り勝ちしたミッキーアイルが、次走の高松記念では2着と好走しました。

しかし、本番に繋がっているのは、このレースを逃げ、先行して連対した馬がほとんど。このレースを差して勝った3年前のダイワマッジョーレや昨年のトーキングドラムは、高松宮記念ではドボンしています。

このメカニズムは至って簡単! 阪急杯が行われる阪神芝1400mは、スタートしてすぐ最初の3コーナーの阪神芝1200mよりも最初のストレートが1F分長く、前半が平坦〜下り坂のために、ペースが上がりやすいからです。これは暮れの阪神Cとも傾向が同じで、今回出走予定のアポロノシンザンの近走成績を見れば一目瞭然。また、今年は昨年暮れ同様に超高速馬場ですが、例年はこの時期の阪神は、開幕週でもある程度、時計を要していることが多いのもポイントでしょう。

つまり、阪急杯は、差し馬有利の流れになりやすいということ。過去10年を振り返っても、10年とも前傾ラップ。もっともペースに緩みが生じた2008年でも、前半3F34秒7-後半3F34秒6で決着しています。ゆえにこのレースを不利な逃げ、先行策で連対した馬たちは、高松宮記念へと繋がり、有利な差しで連対した馬たちは、相手強化の高松宮記念では通用しないことが多いのです。

今年、このレースで勝ち負けするのは、逃げ、先行馬か? それとも差し馬か? 本番を占う意味でとても楽しみなレースとなりました。さて、私が期待するのは、どちらかというと高松宮記念には繋がらない阪急杯のパターン。アポロノシンザンか、決してペースが厳しかったとはいえないシルクロードSで大敗したダイアナヘイローが逃げる展開ならば、おそらくおそらくそうなるでしょう。


●中山記念

中山記念は、昨年からG1に格付けされた大阪杯への前哨戦ですが、ドバイ国際競走やQエリザベス2世Cの前哨戦としても大切な役割を果たします。中山記念がこの時期に行われていなければ、ジャスタウェイやリアルスティール、そして昨年のヴィブロスのドバイなどのドバイでの快挙、ネオエアリズムの香港での快挙がなかったかも〜と言っても過言ではないでしょう。

なぜなら、中山記念が行われる中山芝1800mは、タフなコースだからです。中山芝1800mは最初の1コーナーまでの距離が短く、スタートしてすぐに急坂を上がっていくコースのために、前半ペース事態は上がらずにスローペース。しかし、上級条件となると中緩みしないのがポイント。

重賞のメンバーともなると、向こう上面の下り坂でスピードに乗せて、動いて行くことがほとんど。高速馬場ならば、坂を下った辺りの5F目から1F11秒台の脚が問われることも少なくありません。つまり、5F目から1F11秒台の脚を使っても最後までバテない持久力がなければ、勝ち負けに持ち込めないということ。

競走馬の前哨戦は、「心肺機能を鍛えて疲れを残さない」ことがポイントなので、中山記念は実にその条件を満たしていると言えます。休養によって失われたスタミナを、このレースで先行することで補うことが出来るのです。逆に言うと、かなり強くなければ休養明けでは厳しいものがあるでしょう。

実際に過去10年でこのレースを休養明けで連対しているのは、2009年のカンパニー(1着)、2011年のキャプテントゥーレ(2着)、2014年ジャスタウェイ(1着)、2015年のヌーヴォレコルト(1着)、2016年ドゥラメンテ(1着)、2017年ネオエアリズム(1着)。G1勝ちの実績がある馬と、その後のG1馬ばかりです。

しかも、今年は少頭数ながら逃げて好指数を叩き出して来た馬が集い、さらにマルターズアポジーのレースメイクとなると、緩みないペースで流れる可能性大。しかし、最後の直線が短い中山では、よほどの道悪にでもならない限り、後方一気は決まらないのも事実。マルターズアポジーも昨年の小倉大賞典を緩みないペースで逃げ切っている強い馬ではありますが、逃げ馬が休養明けで逃げ切るのは容易ではないこと。前半で脚をタメて、向こう上面で動いて行ける馬を本命にしたいところです。
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2018年02月18日

本日の見所(フェブラリーSなど)

2018年 小倉記念、フェブラリーS
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●小倉大賞典

小倉大賞典が行われる小倉芝1800mは、スタートしてすぐに最初の1コーナーを迎えるために、内枠が有利なコース。この傾向は馬場が高速化するほど顕著。また、2コーナーまでに坂を上って行くコースなので、他場の芝2000mコースよりも逃げ、先行馬ががんばれます。

このため、過去10年で2010年のオースミパーク、2012年のエーシンジーライン、2014年のラストインパクト、2015年のカレンブラックヒル、そして昨年のマルターズアポジ―と逃げ切り勝ちが5度も決まっています。(2015年は道悪。カレンブラックヒルは、外から切り込んでくる逃げ馬に一度ハナを譲って、2コーナーを過ぎてハナを奪う形)

しかし、今年は逃げなければ持ち味が生きないウインガナドルが外枠に入り、ヤマカツライデンやクラリティスカイがそれに抵抗して行く形。内枠から最初のコーナーをロスなく立ち回りたいダノンメジャーもある程度は出して行くでしょう。それゆえに例年よりもペースが上がる可能性大。おそらくハイペースと見ています。

ただし、小倉は例年のこの時期と比べると高速馬場。昨日、土曜日は雨の影響もあって、代替え開催の先週と比べると時計を要していましたが、馬場回復化となると、昨日よりも前ががんばれる状況になるはず。つまり、直線一気を決めるのも簡単なことでもないということ。

つまり、先行争いに加わっていく馬たちは狙いたくないものの、強くもない追い込み馬を本命にもしたくない一戦。よって、今回は、標準馬場の速めの流れを得意とする馬を本命馬とします。


●フェブラリーS

昨年、世界が相手のドバイワールドC、それもアロゲートやガードランナーなど、例年よりもハイレベルな米国勢を相手に5着に激走したアウォーディが、その後はすっかり不振。ドバイワールドCでのアウォーディの走りを指数化すれば、クロフネやスマートファルコンの全盛期のレベルはあると見ているのですが…。本当に強い馬と対戦させて、リミッタ―を振り切るほど走ってしまうことの怖さを思い知らされている現状です。いつか復活して欲しいですが、G1レースで善戦止まりの現状を考えると、今回はあくまでも相手候補の1頭と考えるのが順当。

また、アウォーディがスランプ期の間に、新興勢力のテイエムジンソクが浮上。しかし、この馬はこれまで芝スタートコースを未経験。テイエムジンソクは、ダートでの二の脚で前に行って横綱競馬で押し切ることがウリの馬。芝スタートが未経験だと、レースぶりが良く似ている2011年のこのレースに挑戦したフリオーソのように出遅れるリスクがあるし、また、レースぶりからもフリーオーソ同様にステイヤー色が強く、マイル適性への不安もあります。

2011年のフリオーソは、指数的に見ても、テイエムジンソクよりも強かったために、出遅れ覚悟の本命◎にしましたが、テイエムジンソクは、どうなのか? もちろん、芝スタートだからこそこれまで以上に、スイスイ加速して行く可能性もありますが、十中八割は出遅れ、もしくは出脚が悪くなることが多く、確率論で言えば悪いほうに出る可能性が高いのも事実。

さらに内枠に逃げ、先行馬が揃った中での10番枠と、最悪な枠順引いたようにも感じます。前に行き切ることが出来ず、後方には人気の有力馬が控えているため、動くタイミングひとつが結果を左右します。持久力のある馬だけに、どういう競馬でも善戦してくるでしょうが、全幅の信頼を置けるだけの材料がない気がします。

では、昨年のこのレースの覇者であり、12月のチャレンジCをも制したゴールドドリームはどうかというと、チャレンジCはともかく昨年のフェブラリーSは完全前崩れの展開に恵まれての優勝だっただけに、これもまた過信禁物。

今年は3番ノボバカラ、1番ニシケンモノノフ、そしてダ2100mを使った後の一戦で逃げられるかどうかはともかく、前に行きたい意識が働いている2番ケイアイブレイブ、そして昨年のこのレースでは、逃げたインカンテ―ションが6番。14番ゴールドドリーム、おそらくはゴールドドリームをマークで乗る16番サンライズノヴァ、そして砂を被らない位置でレースを進めたい12番ノンコノユメなどの追い込み馬が外枠。いかにも隊列がすぐに形成されて、ペースが落ち着きやすい枠の並びだけに、今年は昨年ほどペースが上がらない可能性が高いでしょう。

また、昨秋のチャレンジCもゴールドドリームが強かったというよりは、テイエムジンソクがニ走ボケによって不発したものであり、武蔵野Sあたりと何ら変わらないG3レベルの決着。さらに昨年はチャレンジC凡走後の一戦でしたが、今年は好走後でローテーションとしても不安材料が大きいものがあります。

昨日、土曜日の準オープンの速い流れで1分38秒台で決着する、東京としては珍しいほど時計を要するダートは、前崩れが発生しやすいという意味で、この馬にとっては好都合でしょう。昨日、テイエムジンソクのような玉砕型か差し、追い込み馬しか上位争いできていなかったことを考えると、ゴールドドリームも少し怖くなってきましたが、少なくとも先週の高速ダートの時点では、「消してしまえ!」と思っていたくらい(笑)。

これは今年の根岸Sで展開に恵まれてワン、ツーを決めたサンライズノヴァやノンコノユメにも同じことが言えます。また、テンが遅いケイティレイブも外からくインカンテ―ションやテイエムジンソクが外から被せて、包まれてしまうような気がして怖いものがあります。フェブラリーSを大目標とする多くの有力馬は、そういったパターンを警戒してダ2100mの川崎記念を使いたがりませんが、川崎記念を使った時点で、ここが目標ではなかったのでしょう。そんなこんなで今年は大波乱フェブラリーSに期待します。
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2018年02月17日

本日の見所(ダイヤモンドSなど)

2018年 京都牝馬S、ダイヤモンドS
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●京都牝馬S

1回京都開催最終週の芝1600m戦から、2回京都開催最終週の芝1400m戦に生まれ変わって今年で2年目。エリザベス女王杯や秋華賞組は1月の愛知杯へ、スプリント路線馬は京都牝馬Sへという形で定着してきました。

京都芝1400mは、前半で坂を上って、後半フラットのコース形態のため、短距離戦としてはペースが上がりづらい舞台。スタートしてすぐに3コーナーの坂を上る芝1200mほどではありませんが、基本的には、逃げ、先行馬が有利なコースです。

しかし、連続開催の最終週で時計が掛かると、そう一筋縄でいかないのも確か。一昨年は雨が降った影響もありますが、前半35秒2‐後半3F36秒0と前が崩れています。

さて、今年はどうか? 外枠のエンジェルフェイスが「逃げ宣言」をしたことによって、同馬よりもテンの速いワンスインナムーンやソルヴェイグは、控える選択も視野に入れているのではないでしょうか。

もっともワンスインナムーンが内枠とダッシュの速さで、結局、逃げる形になるでしょうが、ワンスインナムーンもソルヴェイグも控える意識ができたのは大きいこと。今回は、逃げ、先行馬が揃った一戦ですが、そのわりにはペースが上がり切らずに、どうにか平均ペースの範囲内で収まる可能性大。差し、追い込み馬も十分チャンスがありますが、逃げ、先行馬でもがんばれるでしょう


●ダイヤモンドS

トップハンデで58.5kgから最軽量48sとハンデ差が10.5kgもあるメンバー構成。フェイムゲームのように重賞で結果を出してしまうと、どうしてもハンデが重く、さらに人気にもなるので、下級条件でオープン級の指数をマークしている手頃なハンデの馬を本命候補とするのがこののレースでのポイントであり、ハンデ重賞のセオリー。

しかし、前記のような隠れ実力馬が毎年、出走しているとは限りません。そこで2012年に15番人気でこのレースを制したケイアイドウソジンのような中距離路線を主体に使わていたけど、実はステイヤーという隠れステイヤータイプを探してみたりもします。字面の実績がなければハンデが手頃、場合によっては軽量に収まるからです。

だけど、これもまた滅多におらず、特に近年は実績と人気をなぞるだけの予想。しかし、今年はラッキーなことに、下級条件でオープン級のPP指数をマークしている隠れステイヤーが出走。昨年のダイヤモンドSならば2着、アルゼンチン共和国杯出走ならばソールインパクトに先着できていたレベルの馬ですが、驚くほど人気がありません。これはツイているのか? ストレートに狙い撃ちたいと思います!
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2018年02月12日

本日の見所(クイーンC)

2018年 クイーンC
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近年、桜花賞の前哨戦の意味合いが強まったクイーンC。桜花賞への第一ステップがチューチップ賞ならば、第二ステップはクイーンCと言ったところ。昨年のアドマイヤミヤビや一昨年のメジャーエンブレムのように、ここを勝って桜花賞へ直行するケースが多いです。

これは桜花賞よりも距離が短いフィリーズレビューを前哨戦に使って、桜花賞で前に行く厳しい競馬をするよりも、同距離のクイーンCを使うことで、チューチップ賞組と互角に戦わせたいという陣営の意志の表れでもあるでしょう。また、社台系一色ムードの近古、一軍はチューリップ賞、二軍はクイーンC、短距離馬はフィリーズレビューと勢力分散を図っている一面もあります。

このため前走短距離組がクイーンCに出走してくるケースがとても少なく、大半がマイル路線組。それも末脚を生かしてマイル路線を勝ち上がって来た馬ばかりが集うために、逃げ馬不在の状況が非常に作られやすくなっています。3年前のクイーンCのように、内枠の差し馬ダノングラシアスが包まれないように出していったら、他馬が競って来ず、まさかの逃げる展開になるなんてことも…。

逃げ馬不在で、本来は逃げ馬ではないまさかの馬が逃げることがあるレースなので、このレースでの逃げ馬の活躍はイマイチ。しかし、逃げ馬不在によって、東京芝1600mとしてはペースに緩みやすい状況が発生するので、先行勢が息を入れるポイントが少ないこのコースにして先行馬が活躍しているのも事実。

今年も逃げ馬候補が少ない上に、決め手がなく前に行きたいライレローズやツヅミモンが揃って外枠に入ったとなると、本来は逃げ馬ではない内枠の馬が逃げる可能性が高いでしょう。逃げるのは、逃げ馬不在のレースでは逃げることが多い、田辺騎手&テトラドラクマか? 芝をこなせた場合のアトムアストレアか?

どの馬が逃げるにしろ、逃げ切りV経験のない馬たちばかりなので、レースが平均よりもスローペースよりの流れになる可能性大。今年はアドマイヤミヤビのように強烈に切れる脚が使える馬がいないこともあり、本命馬は先行馬から選びたいところです。
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2018年02月11日

本日の見所(京都記念など)

2018年 共同通信杯、京都記念
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●共同通信杯

共同通信杯は、一昨年の優勝馬ディーマジェスティや3年前の上位2頭リアルスティールやドゥラメンテのように、クラシックへ繋がることが多いレース。過去10年の優勝馬を見ても、後のG1で活躍できなかったのは、ダービー後に脚部不安を発症した2010年のハンソデバンドくらいです。

しかし、今年は、新馬戦で包まれる不利があったオウケンムーンや1戦1勝馬のサトノソルタスなど、底を見せていない馬はいるものの、トップクラスの参戦は不在。デビュー2戦目の京都2歳Sをタイムフライヤー(後のホープフルS・1着)を徹底マークで乗ったことがハマって優勝したグレイルが1番人気に支持されるメンバーでは、レベルに疑問符がついてしまいます。

また、グレイルのようにデビュー2戦目で重賞にぶつけて好走した馬は、昨年の札幌2歳Sの優勝馬ロックディスタウン、新潟2歳Sの優勝馬フロンティア、東京スポーツ杯2歳Sの2着馬ルーカスのように、成長力を欠くところが多いもの。

確かにデビュー2戦目でサウジアラビアRCを制したダノンプレミアムこそ、その次走の朝日杯フュチュリティSを圧勝しました。しかし、それはサウジアラビアRCの優勝が同馬にとっては、ひと叩きの一戦にしかすぎなかったパターン。

グレイルがダノンプレミアムのパターンかと問われるとこれもまた疑問符がついてしまいます。今回は相手があまり強くないという強調材料はあるのですが、成長比べの3歳重賞で前走の京都2歳SからPP指数を横ばい〜下げてまで通用するようにも感じません。

また、デビュー2戦目のホープフルSで前崩れの流れに恵まれて3着と好戦したステイフーリッシュが2番人気。グレイルとステイフーリッシュの仲良く揃っての凡走により、レースが大波乱となても不思議ないでしょう。今回はそういった可能性も視野に入れて、予想を組み立てます。


●京都記念

京都記念は、昨年よりG1に格上げされた大阪杯の前哨戦であり、一線級の馬たちにとっての始動戦。前走でジャパンCや有馬記念、日経新春杯、今年ならば菊花賞など、距離2400m以上を使われている馬が多く出走してきます。

また、例年、少頭数で行われることもあり、芝2200m戦としては各馬の仕掛けどころが遅くなることがほとんど。過去10年でまあまあ速い流れだったのは、雨の影響を受けて時計の要す馬場となった昨年のみと、とてもスローペースが発生しやすいレースです。

レース全体の傾向としては、逃げ、先行馬が圧倒的に有利であり、一昨年に1番人気に支持されたレーヴミストラルが1番人気で2桁着順に敗れたように、追い込み馬は受難。また、3年前に断然の1番人気に支持されたハープスターのように、スローペースを意識して、普段よりも早仕掛けして人気を裏切るケースも少なくありません。

とどのつまり、今回で追い込むタイプも、前走追い込みんでいるタイプも狙い下げる必要があるということ。差し馬でも過去10年のスローペースのこのレースを勝ったのは、次走の天皇賞(春)でも2着と好走した抜群の末脚を持つ2013年のトーセンラーのみです。本日は昨日よりも馬場が悪化しているようですが、昨日よりも外が伸びていません。先行馬から予想を組み立てるのが好ましいでしょう。
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2018年02月06日

佐賀記念の予想


今年も好メンバーの一戦
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中央競馬の3日間連続開催により、佐賀記念が1週前倒しになったのをすっかり忘れ、危うく『ダートグレード特集』コラムを落とすところでした(;'∀')。

普段は、コラムの対象レースにまつわるエトセトラに感嘆する悪い癖があるため、普通にやれば2時間程度で終わる原稿を3〜4時間も掛かることがあります。本当に費用対効果が悪い人間なのですが、追い込まれるとはやっ。

しかし、書き終えた後に、結局、感嘆に浸りました。先日、引退したコパノリッキーは、2014年の佐賀記念を補欠1位で除外され、しかたなくフェブラリーSに出走して、フェブラリーS2連覇という歴史的快挙を達成したんだよなぁ〜というもの。

一方、前年のホッコータルマエは、佐賀記念の出走権を手にしたゆえに、フェブラリーSに出走できなかった…。これは不幸だったのかというと、PP指数的に見れば、ホッコータルマエが佐賀記念でマークした指数は、同年のフェブラリーS・2着エスポワールシチーと同等。

しかも、その年のフェブラリーSは差し、追い込み馬台頭の速い流れ。東海Sで二ホンピロアワーズを突きバテして出走権を逃した当時のホッコータルマエの体力では厳しかったはず。おそらくフェブラリーSに出走していたら、勝てませんでした。ホッコータルマエにとって、まだ、その時期ではなかったのです。

人生って不思議なことに、どう転んでも都合が良いことが多いんだよね。これは競馬に学んだ教訓。うまくいかないのは、まだ実力が伴っていないから。一時の不幸は、生涯で見れば都合のいい不幸。だから自分に不幸が起こると、ここから繋がる幸福はどんなものかを想像し、ワクワクしちゃいます!((o(^-^)o))


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佐賀記念は、夏のサマーチャンピオンと並ぶ佐賀二大レースのひとつ。JRAの中距離路線G3は、前年11月のみやこSからここまでレースがないために、なかなかの強豪が集います。2009年にはスマートファルコンが、2013年にホッコータルマエが出走して、圧勝したこともあったほど。

主にホッコータルマエのように東海SでフェブラリーS出走権を逃した東海S(旧、平安S)の上位馬や、東海Sで通用しなかった馬、また、前年12月のベテルギウスSの上位の上り馬が出走してくることが多いです。また、佐賀記念の開催時期によっては、2014年のランフォルセのように川崎記念の上位馬が出走してくることもあるほど。

このように中央勢が手強いために、地方勢が他のG3よりも苦戦の傾向。地方馬のこのレース3着以内は、2008年のチャンストウライ(1着)まで遡らなければありません。チャンストウライのように、前年の帝王賞で4着、名古屋GPで3着など、よほどの実績馬ではない限り、今後も地方馬の苦戦は続くでしょう。

さて、それでは佐賀記念ではどのような馬を狙えばいいのかというと…。


続きは、こちら!
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=9992


予想は、こちら!
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2018年02月04日

本日の見所(東京新聞杯など)

2018年 きさらぎ賞、東京新聞杯
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●きさらぎ賞

きさらぎ賞は、近5年とも9頭立て以下で行われているように、少頭数で行われることがほとんど。きさらぎ賞の前日にはエルフィンS、翌週には共同通信杯、クイーンCと、この2週に3歳の重賞やオープンが集中しているからです。

よって、スローペース化が顕著。昨年のように道悪にならなければ、ハイペースが発生することは、まず、ありません。追い込み馬でも2009年にリクエストソングが、2012年にはヒストリカルが2着入線していますが、リクエストソングは内枠から最短距離を立ち回ったもの。ヒストリカルは実力によるものですが、上がり32秒8の強烈な末脚を使っても2着が精一杯だったことを念頭に入れて予想を組み立てたいもの。

今年の京都はやや馬場がタフの上に、さすがに重賞のメンバーとなると、後方勢も前を意識して動いてくるので、さすがに行った、行ったはないはず。しかし、中団より前を立ち回れる馬を本命にするのが理想的ではあるでしょう。

また、きさらぎ賞の過去10年で、1戦1勝馬の3着以内がゼロという歴史が示すように、キャリアが豊富な馬たちを相手に、新馬戦を勝ったばかりの馬が通用するのは、容易なことではありません。昨日の春菜賞でも1戦1勝馬の1番人気馬レッドイリーゼが人気を裏切りました。今回断然人気のダノンマジェシティは、データを裏切ることができるのか、今回の見所でもあります。


●東京新聞杯

東京新聞杯が行われる東京芝1600mは、緩やかに坂を下っていくUターンコースのため、淡々としたワンペースでレースが流れることが多く、スローペースでも末脚の持続性が問われやすいコースです。末脚の持続性というのはトップスピードを持続させる性能のこと。つまり、前走で上がり3Fが速い馬だけを狙うと、痛い目に遭うこともあります。

では、どのような馬を狙えばいいのかというと、3〜4コーナーから動いていっても大きくバテないタイプになります。わかりやすい例を挙げるなら、3年前の東京新聞杯を優勝したヴァンセンヌでしょう。前走の阪神芝1600mの準オープンでは、3コーナーの外13番手から長くいい脚を使って、4コーナーでは先頭まで位置を押し上げての勝利。目下3連勝で準オープンを制したために、東京新聞杯では3番人気でしたが、負けていればもっと人気薄になったはず。

東京芝1600mでは、とにかく脚質に関係なく、いい脚を長く使える馬を狙うこと。近2年の東京新聞杯では、スマートレイヤー、ブラックスプネルが逃げ切りVを決めていますが、これは展開に恵まれたというよりも、単に強いからです。実際にレースがスローペースで流れたぶん、3コーナーから動いてラスト3Fで1F11秒台よりも速い脚を使っているわけですか、そう評価するしかないです。

東京芝1600mで狙う馬のイメージとしては、早仕掛けして直線半ばまでは見せ場を作りつつ、失速した馬。前走で好走していてもいいですが、その場合、ダメージが出る可能性もあります。チョイ負けしているほうが好ましいでしょう。テンの速さが求められない東京マイルは、ほとんど実力どおりに決まることが多いですが、前記したタイプを上手く組み合わせれば、案外と簡単に万馬券が獲れることもあるはず。今回は、もっと詳しい穴馬の見分け方を、東京新聞杯の予想コメントにてご紹介しましょう。
posted by 山崎エリカ at 04:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 今週の見所