2018年03月31日

本日の見所(ダービー卿CT)

018年 ダービー卿CT
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ダービー卿CTは、この先のマイラーズCや京王杯スプリングC、さらには安田記念へと繋がる一戦。ハンデ戦ではありますが、2010年の優勝馬ショウワモダン、2013年の優勝馬トウケイヘイロー、2015年のモーリスのように、同年の安田記念や秋のG1戦線で活躍している馬もけっこういます。上がり馬が勝てば、この先のG1レースが見えてくる場合もあるでしょう。

また、ダービー卿CT当日からAコース→Bコースに替わり、前週のよりも馬場が高速化する傾向。騎手は前週のイメージで乗ることが多いために、前週の日曜日に雨の影響を受けて時計を要した年ほど、このレースがスローペース化しやすくなっています。

このレースの逃げ馬の成績は、過去10年で3勝、2着1回と、極端な活躍は見せられていません。しかし、これは一昨年のキャンベルジュニアや昨年のクラレントのように、本来、逃げ馬ではない馬が逃げていることも少なくないのが理由です。キャンベルジュニアは最内枠から押し出されての逃げ、クラレントは大外枠からロスを嫌っての逃げでした。

さて、今回はどの馬が逃げるのかというと、昨夏の関屋記念をスローペースで逃げ切ったマルターズアポジ―の可能性が高いでしょう。同馬は前走で芝1800m戦を使われていることを考えると、ペースが速くなることもないはず。しかし、ある程度思い切った逃げを打たなければ、前走で芝1400m戦を使われているソルヴェイグや前走・東風Sを逃げ切り勝ちしたミュゼエイリアンにハナを譲ることになるので、序盤はある程度速く、道中でペースを緩めそう。

まとめると前々を意識して動いて行けるか、モーリスには及ばずとも、モーリスくらいの末脚を持つ馬を本命◎にするのが好ましいでしょう。もちろん、最初の2コーナーで外を回ると、終始外を回ることになる円状コースの中山芝1600mだけに、外枠だったら内枠のほうが有利なのも確か。その辺りも加味して予想を組み立てれば、より的中に近づけるでしょう。
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2018年03月29日

佐賀記念の予想

実績のある地方馬が参戦
久々に混戦の様相
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先日行われた黒船賞が短距離路線の実績馬にとっての始動戦とするならば、こちらは中距離路線の実績馬にとっての始動戦。2011年のエスポワールシチーや一昨年のアウォーディーのように、ここから始動する実績馬もいます。名古屋大賞典の前後にJRAではハンデ戦のマーチSが行われますが、実績馬はハンデを背負わされることを嫌って、ここへ出走してくることが多いです。

よって、主な対戦図式は、休養明けの実績馬vs佐賀記念の上位馬となります。この場合、休養明けの実績馬が優勢であっても不思議ないですが、このレースに関しては佐賀記念の上位馬が優勢。なぜなら佐賀記念の上位馬は、実績馬が出走してくれば、対戦を避けるように、より出走手当てが高いダイオライト記念やマーチSに出走することが多いからです。


しかし、今年は佐賀記念の上位馬不在。
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2018年03月25日

本日の見所(マーチS)

2018年 マーチS
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「1番人気は勝てない」というジンクスを持つマーチS。2009年には2000年のタマモストロング以来、1番人気のエルポワールシチーが優勝しましたが、それ以降は全く勝てていません。一昨年は1番人気のバスタータイプが連対を死守しましたが、これも久しぶりの出来事でした。

なぜ、マーチSは1番人気馬が勝てないのかというと、理由はいたって簡単! これはこの時期、地方では名古屋大賞典、中央ではアンタレスSやオープンの総武S、仁川Sが行われ、有力馬を所有する陣営はハンデ戦のこのレースよりも前記のレースを目標に使うことが多いからでしょう。

マーチSはG3でありながら「総武Sや仁川Sを使った後で、おつりがあれば出走」「ハンデが軽いから出走」「実績馬でハンデ重いけど、始動戦だから、まあ、いっかぁ〜」という具合に、流動的に使ってくることが多いために荒れるのです。

そして多くの場合、総武Sや仁川Sの勝ち馬が1番人気に支持されますが、まず、中途半端な着順で終わります。もちろん、今回が始動戦でハンデが重い実績馬が1番人気に支持されることもありますが、陣営のやる気があまりないのでぶっ飛びます。

前走の総武Sや仁川Sを勝利した馬で、ここも優勝した馬となると最近は、2007年のクワイエットデイくらい。この馬はペースがそれほど速くなくとも、逃げるのはなかなか難しい阪神ダ2000mの仁川Sを、逃げ切り勝ちしたほど馬。

また、2009年に優勝したエルポワールシチーは、同年の平安S・2着、フェブラリーS・4着の実績馬でありながら、そこまで速いラップを刻んだわけでもないのに、ラスト1Fで急失速。ダイショウジェット、サトノコクオー、トーセンアーチャーなどに0.2秒差まで追い詰められるギリギリセーフの勝ち方でした。これは前走のフェブラリーSが大目標だったことと、トップハンデ57.5sが影響したものでしょう。

今年は、仁川Sの勝ち馬は出走して来ず、総武Sの勝ち馬センチュリオンが2番人気。1000万下、準オープンを連勝したハイランドークが1番人気に支持されています。(このコラムを更新時点) 今年も「1番人気は勝てない」ジンクスや前走のオープン勝ち馬が勝てないジンクスは続行か? それも終止符を打つか? とても楽しみなマーチSとなりました。


※高松宮記念は、有料コラム(拡大版)のために、公開いたしません(m´・ω・`)m ゴメン…。
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2018年03月24日

本日の見所(日経賞など)

2018年 毎日杯、日経賞
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●毎日杯

かつての毎日杯といえば、NHKマイルCへと繋がる一戦でした。しかし、近年は、昨年のこのレースを制したアルアインが次走の皐月賞を優勝するなど、皐月賞最終便、あるいは皐月賞の前哨戦の意味合いも持つようになりました。

要は、この先の何かしらのG1を目指すための、賞金加算のレース。遡ればディープスカイ、ダノンシャンティ、キズナや昨年のアルアインやのように、キャリアが浅い馬が勝てば、この先のG1に繋がる場合もあるでしょう。

そのようなレースゆえに、決着レベルも年によってマチマチ。しかし、今年は2戦2勝馬が3頭も出走しているように、素質馬が集った一戦と言えるでしょう。もっとも3頭中、1頭はフェイクな素質馬の感があり、個人的には買わない予定。確かにキャリアの浅い馬には成長力がありますが、他2頭同じ条件だけに、ここは連対を外す可能性が高いと見ています。

また、今回は、これまでに逃げたことがある馬が不在でスローペースが予想されますが、前に行く馬と、差し馬の能力差が大きいだけに前に凝りが決まるかは「?」。それにこれまでに逃げたことがない馬が逃げれば、自身にとって楽でもないはずだし、道中で捲られて苦しくなる場合もあるでしょう。そこで今回は好位〜差し馬をヒモ穴でチョイスしてみました。


●日経賞

日経賞は天皇賞(春)の前哨戦。日経賞は土曜日に行われることもあってやや注目度が低いですが、2014年の天皇賞(春)では日経賞上位馬が1〜3着を独占するなど、阪神大賞典と同様に天皇賞(春)へと繋がっています。昨年より大阪杯がG1に格上げされたことにより、今後はより大阪杯組が天皇賞(春)で活躍する可能性もありますが、穴メーカーとなるのは阪神大賞典や日経賞の上位馬のはず。

また、日経賞は有馬記念と同じアップダウンの激しい中山芝2500m(長距離)で行われるため、しばしばスローペースが発生します。しかし、同じスローペースでも下級条件は単調なスローペースになることが多いのに対して、上級条件は中山の短い直線を考慮して仕掛けのタイミングが早くなります。(日経賞の過去10年を見ても、単調なスローペースになったのは、ゴールドアクターとサウンズオブアースがハナを揺すり合った一昨年くらい)

差し、追い込み馬は、向こう正面の下り坂である程度勢いに乗せて、3〜4コーナーの外から位置を押し上げてくる傾向があるため、前も早めに動いてスタミナが問われるレースになることがしばしば。つまり、ある程度の長距離適性も問われるので、昨年のディーマジェスティのように長距離適性に疑問がある馬が通用することは、ほとんどないでしょう。

また、昨年のこのレースで前年の有馬記念の3着馬ゴールドアクターや前年の菊花賞の2着馬レインボーラインが1〜2番人気に支持されてぶっ飛んだように、今回が始動戦の馬は苦戦しています。そもそも前哨戦は、実績馬にとっては叩き台のため、人気に応えられないことがままありますが、スタミナが問われるレース、長距離戦ほど取りこぼし率がアップする傾向。今回出走の香港組は格上ですし、ゼーヴィントも抜群の安定感を見せていますが、それでもレースを順調に使われている馬を本命にするのがベストでしょう。
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2018年03月20日

黒船賞の予想

実績馬が下降線気味
ここは波乱に賭ける
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黒船賞は高知競馬唯一のダートグレード競走。2008年には経営逼迫で休止したこともありましたが、そこから見事に盛り返して今では盛大に開催されています。また、地方で行われる短距離のダートグレードでは、前年のJBCスプリント以来の別定戦で行われることもあって、実績馬が「待ってました!」とばかりにここに出走してくることも多いです。

その実績馬の中でも、最有力は…。


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2018年03月18日

本日の見所(阪神大賞典など)

2018年 スプリングS、阪神大賞典
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●スプリングS

昨年のアルアインや2014年-2016年の皐月賞馬イスラボニータやドゥラメンテ、ディーマジェスティのように、近年は皐月賞トライアルを使わない馬が皐月賞馬になるのがトレンド。

その一方、スプリングSの勝ち馬からは、2015年のキタサンブラック、2013年のロゴタイプ、2011年のオルフェーヴル、2009年のアンライバルドなど、古馬になってからも一線級で活躍する超大物が誕生しています。(オルフェーヴルが優勝したスプリングSは、阪神芝1800mで行われたもの)

思えば、オルフェーヴルの快進撃もこのレースから始まりました。弥生賞はそれまでの実績馬が集いますが、スプリングSはこれまでマイル路線を主体に使われて来たオルフェーヴルやロゴタイプのような馬や、キタサンブラックのような年明けデビュー馬が、弥生賞以上に出走してきます。

もちろん、中距離路線組も多く出走し、それらが勝ち負けすることも多いですが、その場合は弥生賞よりもレベルが低いことが多く、ほとんど皐月賞には繋がっていません。今年はマイル路線を主体に使われて来た馬や年明けデビュー馬は不在ですが…。

また、このレースは同距離コースで行われる中山記念とは異なり、2コーナーから向こう上面にかけての下り坂でペースが上がらず、比較的に前が残りやすいペースになっているのがポイント。

向こう上面でペースが上がったのは、2013年と昨年のみ。昨年は逃げたサウンドテーブルが勝ち馬から離されること3.4秒差の最下位に敗れたように、完全に前か崩れました。2013年は逃げ、先行馬が2桁着順に大敗する中、ロゴタイプが先行押し切り勝ち。そのロゴタイプは、見事、皐月賞馬となりました。

3歳馬にとって先行して向こう上面でペースを上げ、押し切るというのはそれほど苦しいことなのです。だから中緩みすることが多く、結果的に前を残らせてしまうことが多いのです。今年は逃げて厳しい流れに持ち込んだ実績があるコスモイグナーツやエポカドーロなどが序盤からペースを上げて、平均ペースに持ち込もうとするとは見ていますが、向こう上面で極端にペースが上がることなく、逃げ、先行馬でもがんばれると見ています。

その理由として、昨年のエトルディーニュのように、向こう上面で位置を上げて一発を狙てきそうな馬がいないから。テンが遅いながらもいい脚を持続させることが出来るステルヴィオのような馬が、皐月賞に出走できないとなると厄介でしたが、同馬はすでに賞金が足りている状況下。普通に乗って上位着順を拾ってくる可能性が高そうです。1番人気のこの馬が向こう上面で動かなければ、後続も動かない可能性が高いので、逃げ、先行馬でもがんばれるという前提で予想を組み立てました。


●阪神大賞典

阪神大賞典は、春の天皇賞へ繋がる古馬長距離路線の重要レースだったのですが…昨年より、G1・大阪杯が新設されたことにより、天皇賞よりも大阪杯を目指す馬が多く、一気にメンバーが揃わなくなりました。

昨年は、サトノダイヤモンドとシュヴァルグランの参戦によって例年のレベルは保たれたのですが、ワンアンドオンリーが3番人気に支持されるメンバー構成。さすがの私でも◎サトノダイヤモンド、○シュヴァルグランにせざるを得ないメンバーでした。

しかし、今年は、サトノダイヤモンドは先週の金鯱賞に出走し、シュヴァルグランはぶっつけ本番で大阪杯に挑む形。このため一気にメンバーが手薄となり、G1勝ちの実績がないクリンチャーが1番人気、G1では歯が立たないアルバートが2番人気に支持されるというメンバー構成になりました。

クリンチャーは休養明けの前走・京都記念を自己ベストのPP指数で優勝しているだけに、今回で二走ボケを起こす可能性もあります。それに今年の京都記念は、雨の影響を受けて、クリンチャーの得意とする時計の掛かる馬場状態でした。阪神の軽い馬場にどこまで対応できるかという疑問もあります。

また、アルバートは今回が始動戦。あくまでも叩き台の一戦だけに、昨日の若葉Sのタイムフライヤーのようにドボンする可能性も十分あるでしょう。

ここはメンバー的にも、実績馬のローテーション的にも波乱の要素が満載。これまでこのレースは、馬連3桁配当で決着することが多く、穴党にとってはくだらないレースでしたが、今年は面白そう。ここは大波乱も視野に入れて、予想を組み立てます。
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2018年03月17日

本日の見所(ファルコンSンなど)

2018年 フラワーC、ファルコンS
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●フラワーC

今開催は中山芝1800mで、中山記念、中山牝馬S、フラワーS、スプリングSと連続で重賞が行われます。前記4レースを総合的にペースが上がりやすい順にあげると、中山記念、中山牝馬S、スプリングS、フラワーCであることは先週の『見所』でお伝えしました。

中山牝馬Sのときと重複しますが、古馬トップクラスが集う中山記念は、ほとんどの馬が2コーナーの急坂の下りで勢いに乗せるため、道悪にでもならない限り、向こう上面でペースが緩むことはほとんどありません。それゆえに前が潰れることがよくあり、先行策から押し切った馬は、G1級の馬ばかり。

しかし、まだ体力のない3歳牝馬同士の戦いとなるフラワーCは、騎手が2コーナーの急坂をゆっくり下ることを意識するので、向こう上面でペースが上がらず、しばしば前残りが発生します。一昨年はアルビアーノの逃げ切りが決まり、昨年はエンジェルフェイスの逃げ切りが決まり、昨年は7番人気のドロウアカードが逃げて3着に粘りました。

実際にフラワーCの過去10年を振り返っても、中山記念に近いラップ構成になったのは、2008年のフラワーCのみ。この年は逃げ馬不在で、1番枠から押し出されるようにして逃げたのは1番人気馬ブラックエンブレム。本来、逃げ馬ではないブラックエンブレムが逃げたために、前半3Fのペースは過去10年でワーストタイムの37秒1。

前半3F目で13秒0まで緩んだだめに、外枠のスペルバインドが坂の下りで折り合いを欠いて向こう上面で捲る形。ブラックエンブレムはそれに応戦してペースを引き上げたために、中盤が速く、ラスト1Fで12秒3まで失速しました。この失速によって、500万下勝ちの実績もなかった8番人気の追い込み馬レッドアゲートがブラックエンブレムにアタマ差まで迫る結果。

ブラックエンブレムが強かったために何とか逃げ切りましたが、実際は、差し、追い込み馬が有利の流れでした。つまり、前半ペースが遅くとも中緩みせずに、差し、追い込みが決まってしまうことがよくあるのがこのコースの恐ろしさであり、面白さでもあります。

さて、今年はどうなるのかというと、明確な逃げ馬は不在でも逃げ馬候補がたくさんいるので、前半3Fのペースが速くなるのではないでしょうか。前半が上り坂のコースなので、ペースが上がると言っても前半3F目は36秒台前半くらい。過去3年のように良馬場前提で前半4F通過49秒台に持ち込めば前が相当有利になりますが、今年は楽ではなさそうです。比較的に平均ペースに近い形になることで、実力どおりの決着になるのではないでしょうか。


●ファルコンS

中京競馬場が新装オープンし、ファルコンSが芝1400mで行われるようになって今年で6年目。過去6年の逃げ馬の着順はと言うと、2012年エクセルシオール・17着、2013年カシノランナウェイ・14着、2014年ネロ・8着、2015年セカンドテーブル・9着、2016年ミスキララ・13着、2017年レジーナフォルテとことごとく馬群に沈んでいます。(全てフルゲート18頭立て)

過去6年の前半3F−後半3Fのレースラップは、2012年・34秒8-36秒8、2013年・34秒9-35秒5、2014年・33秒0秒-36秒3、2015年・34秒4-36秒9、2016年33秒3−3F39秒7(極悪馬場)、2017年・34秒0-35秒3。中京はビックアーサーが勝った2016年の高松宮記念より以前は、時計の掛かる馬場状態だったとはいえ、前半後半のペース落差が2.0秒を越える前傾ラップがほとんど。

来週の高松宮記念に出走予定のネロやセカンドテーブルも大きい着順になってしまっているのですが、前半後半のペース落差が2.0秒を越えるほどのハイペースでは仕方ないでしょう。ネロが8着に敗れた年は、シゲルカガが競り合ったために3.3秒も差があります。

つまり、ファルコンSは、全体的な傾向として、逃げ、先行馬がとても苦戦するレース。その一番大きな理由は、中京芝1400mという舞台が、スタートして約120mほど坂を上って、そこから4コーナー過ぎまで一気に坂を下って行くコースだからでしょう。馬場高速化によっていくらかはマシになっていますが、基本的には差し、追い込み馬が有利。

また、この時期の3歳馬は、レース経験を重ねて体力もつき、逃げ、先行馬が行くだけ、行かせるようなレースをさせるのも、このレースでオーバーペースが発生しやすい理由でしょう。もちろん、この先、スプリント路線に行くのか、マイル路線に行くのかも視野に入れて、全力疾走させたいなどの陣営の思惑もあるでしょう。

今年もモズスーパーフレアが逃げる展開。ペース落とせばアサクサゲンキや外から内に切り込んで来るタイセイブライドあたりが突いてくる可能性が高く、ハイペースが濃厚。デビュー2戦目の中京ダ1400mの芝スタート地点で好ダッシュを決めたミスターメロディも先行争いに加わってくる可能性が高いです。

しかし、差し、追い込み馬有利だからと言って、昨年のナイトバナレットように、追い込み馬をやみくもに狙うのも禁物。ナイキバナレットは前走のジュニアCで前崩れの流れに恵まれて勝利した馬でしたが、そういう馬に「再び」を期待しても9割方は無理でしょう。ファルコンSに限らずですが、能力と展開のバランスが重要なのです。
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2018年03月14日

ダイオライト記念の予想

JRA勢の出走は3頭だから1頭切ろう!
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ダートグレードでは名古屋グランプリに次ぐ、長距離2400mで行われるダイオライト記念。主に川崎記念の上位馬やフェブラリーSでは、距離不足の実績馬が集います。また、地方で行われるダートグレードは1番人気が勝って本命サイドで決着することがとても多いですが、ダイオライト記念は過去10年で1番人気の3着以内が6回と、けっこう人気に応えられていません。

それではこれまでにどのような馬が1番人気、それも単勝オッズ1.0倍台の断然の1番人気に支持され、人気を裏切ってきたのでしょうか? 傾向はいたってワンパターン。


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2018年03月11日

本日の見所(金鯱賞など)

2018年 フィリーズレビュー、金鯱賞
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●フィリーズレビュー

フィリーズレビューが行われる阪神芝1400mは、先々週の阪急杯の見所でもお伝えしたように、差し、追い込み馬が有利なコースです。スタートしてすぐ最初の3コーナーを迎える阪神芝1200mよりも最初のストレートが1F長く、前半が平坦〜下り坂のために、ペースが上がりやすいからです。

実際に過去10年とも平均ペース以上で決着しており、6度も超ハイペースが出現。4度も直線一気が決まっています。逆に先行策から押し切って優勝した馬たちはワンカラット、アイムユアーズ、ベルカント、ソルベイグなど後々の重賞、特にスプリント重賞活躍している馬ばかり。

今回のメンバーにおいて一枚上の存在でなければ逃げ、先行馬は狙い下げたほうがいいでしょう。差し、追い込み馬を中心視してこそ的中に近づけるレースと言えます。


●金鯱賞

金鯱賞が行われる中京芝2000mは、前半で直線の坂を上って、後半で坂を下るコースのため、前半スローの後傾ラップが発生しやすいコース。しかし、古馬一線級が集うこのレースは、ほとんどの馬が3コーナーの下り坂で勢いに乗せて仕掛けて行くため、単純な前残りレースになることは稀。前に行く馬も3コーナーからもうひと脚使えなければ厳しいものがあり、結局のところ、持久力も問われていることになります。

さらに今回は逃げ馬不在で、内枠先行馬のサトノノブレスが押し出されてハナか(?)というメンバー構成。前半かなりのスローが予想され、もしかするとレースが3コーナーどころか、向こう上面から動く、昨年の日本ダービーのようなレースになる可能性もあるでしょう。

そういうレースになった場合、今回で断然の1番人気のスワーヴリチャードが通用するのかやや疑問。昨年の日本ダービーでは、レイデオロが向こう上面で動くのを見て、早仕掛けをしたものの、結局、レイデオロとの差を詰めることができませんでした。もちろん、スワーヴリチャードが成長力を見せる前の段階での実績ですが、得意ではないことは確か。

また、昨年のこのレースで香港C・3着以来の休養明けで挑んだステファノス(次走大阪杯・2着)がこのレースでは6着に敗れたように、いかにもG1の前哨戦らしく、今回が始動戦の実績馬が苦戦の傾向。よって、休養明けの実績馬はやや割り引く必要があります。個人的には、スワーヴリチャードがサトノダイヤモンドが昨年の凱旋門賞で本来の姿を見せられず、内容のない大敗をしたことで断然の1番人気に押しだされているように思えるのですが……。
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2018年03月10日

本日の見所(中山牝馬S)

2018年 中山牝馬S
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今開催は中山芝1800mで、中山記念、中山牝馬S、フラワーS、スプリングSと連続で重賞が行われます。前記4レースを総合的にペースが上がりやすい順にあげると、中山記念、中山牝馬S、スプリングS、フラワーCとなります。

古馬トップクラスが集う中山記念は、ほとんどの馬が2コーナーの急坂の下りで勢いに乗せるため、道悪にでもならない限り、向こう上面でペースが緩むことはほとんどありません。それゆえに前が潰れることがよくあり、先行策から押し切った馬は、G1級の馬ばかり。

しかし、まだ体力のない3歳牝馬同士の戦いとなるフラワーCは、騎手が2コーナーの急坂をゆっくり下ることを意識するので、向こう上面でペースが上がらず、しばしば前残りが発生します。これについては、来週のフラワーC時にお伝えしますが、その中間的なペースになるのが中山牝馬SとスプリングSです。

中山牝馬Sは、過去10年で大きく分けると平均ペースが5回。ややハイペースが1回、超ハイペースが1回に対して、超スローペースが3回。しかし、超ハイペースになったのは、ブライティアパルスが大逃げをぶちかました2010年のみ。逆に超スローペースだった年は、逃げ馬ではない馬が逃げているか、逃げ馬が貧弱だった年です。

今年は、何が逃げるのかにもよりますが、カワキタエンカが逃げるのであれば、平均ペースが濃厚でしょう。この馬はロースSや秋華賞で淀みないペースで逃げてはいますが、前走の洛陽Sで逃げて大敗したことで、ペースを落としたい心理が働くはず。

また、大外枠に入ったことで、無理に逃がさない可能性もありますが、他の先行馬がスローペースに持ち込みたい馬ばかりなので、カワキタエンカが向こう上面で動いて、平均ペースに持ち込んでくれるでしょう。展開に恵まれての一発という馬はおらず、実力どおりの決着になる可能性が高そうです。
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