2017年03月05日

本日の見所(弥生賞)

2017年 弥生賞
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皐月賞の前哨戦となる弥生賞。昨年こそチャンスがない馬が無駄に飛ばしてハイペースが発生したものの、基本的にトライアルらしく、ペースがそこまで上がりません。ただ、弥生賞が行われる中山芝2000mの舞台は、最初の1コーナーまでの距離が約405mく、もともと先行争いが激化しやすい舞台。極端なスローペースになることもそう多くはありません。脚質や枠番による大きな有利不利は考えなくてもいいでしょう。

しかし、弥生賞はあくまでも皐月賞の主役候補たちにとっては始動戦。例えば2013年のエピファネイアのように、人気を裏切って大波乱となる場合もあります。今年も今回が始動戦となるカデナが1番人気に支持されていますが、余力残しのレースでも通用するほど強い馬でしょうか?

また、弥生賞の最大の穴パターンは、2012年の勝ち馬コスモオオゾラ(9番人気)や、2013年の勝ち馬カミノタサハラ(6番人気)のように、年明け出走組。主役候補が休養明けだからこそ、レースと順調に使われている強みが生きてくるのです。今年の弥生賞もそのようなパターンに期待して穴狙いです。配当面では穴でも、個人的には順当な狙い目です。
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2017年03月03日

明日の見所(オーシャンS)

2017年 チューリップ賞、オーシャンS
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●チューリップ賞

桜花賞の前哨戦となるチューリップ賞。このレースは、桜花賞の主役候補たちの始動戦、叩き台となるために、しばしば番狂わせが起こります。その中でも最もよく起こるパターンは、4コーナーの下り坂までペースが上がらずの前残りです。

2008年には5番人気のエアパスカルが逃げ切り勝ち、2009年には7番人気のサクラミモザが逃げ粘り2着となりました。また、2013年のクロフネサプライズの逃げ切りや、2015年のレッツゴードンキのまさかの逃げで3着に粘ったことが記憶に新しいところです。

チューリップ賞は、あくまでも桜花賞の主役候補たちにとっては叩き台。よって、無理をさせたくない(消耗度の激しいハイペースにはしたくない)という心理が、本来は前が残るのがなかなか厳しい阪神芝1600mという条件にして、前残りを誘発しているようです。

しかし、例えば2007年のウォッカやダイワスカーレットのように、強い馬は問答無用に強いので、叩き台でもある程度の上位着順を拾ってくるのも事実。余力残しのレースでも、チューリップ賞で勝ち負け出来るような馬でなければ、本番・桜花賞でも通用しません。つまり、穴目は逃げ、先行馬から、本命馬は問答無用に強い馬から狙うべきということになります。


●オーシャンS

高松宮記念の前哨戦、オーシャンSは中山芝1200mが舞台。中山芝1200mと言えば、外回りの向こう上面の坂の頂上からスタートして、約2Fほど勢いよく坂を下って行くコース。3コーナーまでの距離は250m強ですが、見た目にどこがコーナーなのかわかりづらい緩やかなカーブのため、逃げ、先行馬は勢いがついたまま3コーナーを曲がることもしばしば。つまり、オーバーペースが発生しやすいコース形態になっています。

例えば、先週の土曜日に行われたアクアマリンS(準オープン)。外枠の馬がスタートで加速がついてハナを主張するかの勢いを見せ、内枠の逃げ、先行馬がそれに抵抗して行ったために、前半3F33秒5-後半3F35秒0のオーバーペースが発生しました。前走準オープン2着のファインニードルこそ先行策から粘り込んだものの、2〜6着馬は差し、追い込み馬という結果です。

また、先週の日曜日の500万下も外枠軽量馬のキャラメルフレンチが好スタートを切ったために、逃げ馬ソレイユフルールが内目から必至に抵抗して、まさにアクアマリンSと似たような結果。つまり、逃げ、先行馬が揃ったレースはもちろんですが、外枠にテンが速い馬がいるとよりオーバーペ―スの発生率が上がります。

しかし、今年のオーシャンSは、芝1200m戦としては、逃げ、先行馬が少ないのは確か。この舞台で前走時、前半3F33秒2のオーバーペースで逃げバテしたクリスマスは、「昨夏の連勝時のように好位から競馬をしたい」とコメントしているので、おそらく控えるはず。また、外枠に取り立ててテンの速い馬もおらず、先週よりも馬場が回復していることを考えると、そこまでペースは上らないのではないかと見ています。

中山芝1200mで極端に前が残ることも滅多にありませんが、ある程度は前が残れる前提で予想を組み立てたいです。
posted by 山崎エリカ at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2017年03月01日

エンプレス杯の予想

ワンミリオンスが断然人気も…
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今回で63回目を迎えるエンプレス杯は、数ある牝馬限定ダートグレードの中でも、もっとも歴史があるレースです。みなさんもご存知のように、この時期はこれまでの実績馬が繁殖入りするために引退することが多い時期。そのぶん中央の条件クラスの馬でも繰り上がりでここに出走できることが多く、前走TCK女王盃組vs新規参戦組という対戦図式が作られがちです。

前走TCK女王盃組vs新規参戦組の対戦図式となると、前走TCK女王盃の連対馬が有利のように感じるかもしれません。しかし、前走で初めて重賞で連対したタイプは、2008年ラピッドオレンジ、2010年ウェディングフジコなど…


続きはこちら→http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8665


予想はこちら→http://nar.umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=3100000007&race_id=2017030121140311
posted by 山崎エリカ at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 競馬を語る

2017年02月25日

本日の見所(アーリントンC)

2017年 アーリントンC
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阪神芝1600mは、最初の3コーナーまでの距離が約440mと長いために逃げ、先行馬の隊列がスムーズに形成されず、ペースが上がりやすい舞台。さらに差し、追い込み馬は直線の下り坂で勢いに乗せてラスト約1Fの上り坂を上ることが出来るために、基本的に差し、追い込み馬の活躍が目立ちます。

しかし、アーリントンCは、阪神の開幕初日に行われるため、意外とペースが上がりきらずに前が残れることもしばしば。このレースの過去10年で、2桁人気で穴を開けたマイネルエルフ(2009年)、キョウエイバサラ(2011年)は、ともに最内を先行した馬でした。最内を立ち回れる先行馬の一発を警戒しつつ、自在性ある差し馬を本命に据えるのが理想的でしょう。

個人的に本命馬は、これしかないと思うのですが、意外と人気がないので驚いています。
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2017年02月17日

明日の見所(ダイヤモンドS)

2017年 京都牝馬S、ダイヤモンドS
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●京都牝馬S

昨年から京都芝1400mで行われるようになった京都牝馬S。京都芝1400mは、前半で坂を上って、後半フラットのコース形態のため、短距離戦としてはペースが上がりづらい舞台です。スタートしてすぐに3コーナーの坂を上る芝1200mほどではありませんが、基本的には、逃げ、先行馬が有利なコース。

しかし、この時期は本当に雨が多く、明日も昨年同様に雨模様とのこと。昨年のこのレースは逃げ、先行馬が揃った上に、重馬場でペースがやや速くなり、2着、3着に差し馬が台頭しました。今年も雨模様のこと。ある程度は、タフな馬場が予想されます。

今年も、スプリント路線組の参戦が多く、逃げ、先行馬が揃った一戦。差し馬の台頭を警戒しましょう。


●ダイヤモンドS

ダイヤモンドSは、2012年の勝ち馬ケイアイドウソジン(15番人気)のような、中距離戦を主体に使われてきた隠れステイヤータイプが穴を開けることがとても多い舞台。このレースがハンデ戦で行われ、実績がなければ軽ハンデの恩恵を受けることも好走要因ですが、一番の理由は、中距離では追走に苦労していた馬が、距離が長くなることで、楽に前を意識して動いて行けるということでしょう。

本来は逃げ馬でありながら、中距離では楽に逃げられなかったケイアイドウソジンはその典型。距離が長くなったことで、楽にハナを奪って逃げ切ることが出来ました。2007年に6番人気で穴を開けたエリモエクスパイアも中距離では追い込み馬で、長距離では先行馬。初距離のこのレースで2着入線し、同年の天皇賞(春)でも2着と健闘。ステイヤーとしての資質の高さを証明しました。

つまり、今回でスタミナ特化型の隠れステイヤータイプがいるかどうかが馬券の重賞ポイント。いればハンデの軽い新興勢力にチャンスがありますが、いなければ実績馬が上線する形になるでしょう。
posted by 山崎エリカ at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2017年02月11日

本日の見所(クイーンC)

2017年 クイーンC
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昨年は牝馬が2歳重賞を賑わせたように、牝馬クラシック路線はハイレベル。今回も百日草特別で後の京都2歳Sの覇者カデナを撃破したアドマイヤミヤビ、アルテミスSで後の阪神ジュベナイルFの2着馬リスグラシューと差のない競馬をしたフローレスマジックを筆頭に強豪が集いました。

短距離馬ではありますが、阪神ジュベナイルFの3着馬レーヌミノルも強いし、オーバーペースとなったサフラン賞、フェアリーSで2番手追走からしぶとく粘って連続2着のアエロリットも地味ながら強い馬です。相手がここまで強いと1戦1勝馬が今回で上積みを見せたとしても、勝つのは容易なことではないと見ています。やや評価を下げてもいいのではないでしょうか。

逆にここまで相手が揃った中で、1戦1勝馬が勝ったならば、一躍、阪神ジュベナイルFの上位馬と並ぶ、牝馬クラシック候補です。さて、どうなることやら?

あと、フローレスマジックが1番人気というのはちょっと…前走のアルテミスSは、勝ち馬リスグラシューの直後から動いて行ったのが良かったと思うのですが…リスグラシューが切り開いて行った進路を突かなければ、リスグラシューを0.1秒差まで追い詰められなかったと見ています。

確かに3着馬に3馬身半差(着差0.6秒差)つけた点や休養させて成長を促した点は褒められますが、前走のレース内容から言うと、人気し過ぎだと思います!
posted by 山崎エリカ at 09:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 今週の見所

2017年02月10日

競馬王3月号発売

山崎元さんと山崎エリカさんの対談
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white johnsonさんがコメントしてくれていますが、今号の競馬王では、経済評論家の山崎元さんと、「経済学で競馬に勝てるのか会議」を行いました。競馬ファンのみならず、株式などの投資を考えている方にも、興味のある内容になっていると思います!


ご興味のある方は、ぜひ、ご購入ください♪

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また、競馬王やガイドワークから出版されている単行本のダイジェスト版、「競馬王テクニカル 馬券の基本編」も併せてどうぞ!


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2017年02月07日

佐賀記念の予想

チョイ荒れしそう!
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佐賀記念は、短距離のサマーチャンピオンと並ぶ佐賀二大レースのひとつ。中距離路線のG3は、前年11月のみやこSからここまでレースがないために、佐賀記念はなかなかの強豪が集います。過去には、スマートファルコンやホッコータルマエが出走して、圧勝したこともあったほど。ホッコータルマエのように、フェブラリーSの前哨戦、東海Sで取りこぼしてここに出走してくる馬がとても多いのです。

つまり、意外とレベルが高いレース。これでは地元の馬を中心とする地方馬の出番はなかなかありません。もともと地方はメンバー層が薄いところがありますが、経費削減などで中距離のレース番組が少なく、中距離経験が不足してしまうことでより中央との格差が広がり、中距離路線で地方馬が勝つのはより難しくなってきています。




あと、コラムが長くなりすぎるので削りましたが、佐賀はウルトラ小回りコースであることが予想のポイントです。


posted by 山崎エリカ at 12:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 南関東&交流重賞の予想

2017年02月05日

本日の見所(きさらぎ賞)

2017年 東京新聞杯、きさらぎ賞
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●東京新聞杯

古馬マイル重賞路線の確たる逃げ馬不在により、例年スローペースが発生しやすいレースです。しかし、本来は逃げ馬ではない馬が逃げていることが多いために、スローペースでも容易に逃げ切りが決まらないという現象が起こっています。

過去10年で唯一の逃げ切りは、昨年のスマートレイアーのみ。他に3着以内もありません。スマートレイアーはそれまで出遅れ癖があったために、後方からレースをすることが多かったのですが、昨年は好発を決めて前半4F48秒4-後半4F45秒7の超絶スローペースで逃げ切りました。

ただ、スマートレイア―はもともと持久力のあった馬。トップスピードを持続させることの出来る馬だけに、東京新聞杯で出遅れないと読み切れるならば、本命候補レベルの馬だったはず。つまり、これまでに逃げたことがない馬が逃げる場合、スタミナが特化した能力上位馬でなければ、容易に通用しないということです。

今年は、一応、逃げ馬マイネルアウラートが出走していますが、勝つ競馬よりも怒られない、叩かれない騎乗を好む柴田大知騎手ですから、行き切ることはないでしょう。前走のニューイヤーSのように各馬の出方を窺いながら前を意識する競馬。当然、ペースはスロー。

このあたりは多くの競馬ファンが考えていることなのか(?)、G1でも好走の連続だったエアスピネルは別格として、ヤングマンパワーを始めとする先行馬の馬券が過剰に売れているようです。しかし、あえて差し馬を中心視するのも面白い気がします。

ヤングマンパワーは、昨年の関屋記念、富士Sを連勝しているように、実績は問題ないのですが、前走のマイルCSで16着に凡退しています。一応、前走の敗因は、夏場を休ませずに連勝してきた疲れがどうの、輸送の影響で12sの体重減がどうのってことになっていますが、馬がそう言ったならともかく、人が考えた理由なので違う可能性もあり得るという話です。


●きさらぎ賞

一昨年はルージュバック、昨年はサトノダイヤモンドと近年はクラシックの活躍馬を出しているきさらぎ賞。今年も一昨年のセレクトセールで1億9500万円で落札された、大本命馬のサトノアーサーが出走してきます。

サトノアーサーは、サトノダイヤモンドと同じ馬主、厩舎で、秋にデビューして2戦2勝。池江厩舎と言えば、かつてドリームジャニーやオルフェーヴルのように、期待馬は夏の新潟デビューから朝日杯フュ―チュリティSを目指すのが主流でしたが(オルフェーヴルは、京王杯2歳Sで惨敗して朝日杯フューチュリティSに出走できず)、近年は仲良しの堀厩舎スタイルを真似たのか(?)、成長を促して秋デビュー、新馬戦から馬を作り過ぎないスタイルに切り替えて、盛り返した感があります。

堀厩舎スタイルは、馬がスムーズに上昇しないと、クラシックに間に合わないローテーションですが、早期デビュー馬はクラシックまでにスランプ期間がないと競走成績が尻窄まりになるリスクも多し。よって、期待の高い馬ほど秋にデビューさせるべきと、新ためて実感する今日この頃です。

確かにサトノアーサーは、デビュー2戦目のシクラメン賞では、上り3F32秒7の鬼脚を繰り出して突き抜け、圧勝したほどの高素質馬。この馬が先頭に立ったラスト2F目のレースラップは10秒8。これは超絶スローペースでも暮れの阪神ではなかなかお目に掛かれない数字です。高素質なのは確かですが、昨夜の前売りで単勝オッズ1.3倍とは、過剰人気をとおりこして、異常人気。勝つ可能性も十分ありますが、本命にはしづらいというのが本音です。

その理由は2つ。前走であれだけ強烈な競馬をしてしまうと、今回でダメージが出る可能性があること。また、本日は雨模様で例年のきさらぎ賞よりも速い流れが予想される中、サトノアーサーは速い流れを経験したことがないこと。しかし、それでも勝つようなら、やや低調な牡馬クラシック路線にピリオドを打って、皐月賞、ダービーと2冠馬になる可能性も十分あります。

馬券はサトノアーサーが勝つ可能性も視野に入れて、2着馬をしっかりと仕留めたいです。サトノアーサーがうっかり取りこぼせば、高配当が狙えるように組み立てました。
posted by 山崎エリカ at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2017年01月31日

2017年・春のクラシックを賑わせそうな馬たち

メルマガにて執筆
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今週はきさらぎ賞が、来週はクイーンCと共同通信杯が行われます。3歳重賞がヒートアップし、春のクラシックがとても待ち遠しい季節となりました。

クラシック路線も大勢が形成されつつありますが、それでも毎週、新馬戦で高い素質を見せた馬はいないか、500万下やオープンを高指数で勝ち負けした馬はいないかと、クラシック候補探しにワクワクしています。

そこで今回は、そんな思いを3歳馬番付にして、お伝えすることにしました。牝馬編は告知するのを忘れて発行してしまいましたが、牡馬編は2月2日か3日に配信する予定です。

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posted by 山崎エリカ at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ