2020年 チャンピオンズC

国内無敗でJBCクラシックも優勝と、一見全く死角がないように見えるクリソベリルですが、実は…。

「クリソベリルは歴代の猛者たちが苦戦した臨戦過程 ここを勝って伝説になれるか?」

『SPAIA』ではPP指数を用いて、当レースの有力馬と穴馬を綴っております。

交流重賞の指数も算出してありますので、ぜひ、JRAのレースとの対比をしてみて下さい(^▽^)/。

https://spaia.jp/column/horserace/11942

2020年 ステイヤーズS・チャレンジC

●チャレンジC

この時期の阪神ではかつて鳴尾記念(別定戦)が行われていましたが、8年前にハンデ戦芝1800mのチャレンジCに変更。さらに3年前から年から別定の芝2000mへ変更。目まぐるしく施行条件が変わるこのレースは、一体、何にチャレンジするのだろうか? 有馬記念の前哨戦としても、例年、メンバーが手薄です。

ただし、阪神芝1800mから阪神芝2000mに変ったことで、前からでも押し切りやすくなったのは確か。阪神芝1800mは最初の3コーナーまでの距離が約665mとストレートが長く、隊列形成が長引くため、何が何でもハナへ行きたい馬は、3コーナー(4F目あたり)まで息を入れられません。目下5連勝で挑んだあのエイシンヒカリに初めて土が付いたのも阪神芝1800m時のチャレンジCです。

しかし、阪神芝2000mは、スタート直後に坂を上って約365mで最初の1コーナーを迎えます。芝1800mよりも最初のコーナーまでの距離が約半分。つまり、早い時点で隊列が形成され、ペースが落ちつきやすいということ。

実際に過去3年ともスローペースで、2017年はサトノクロニカル、2018年はエアウインザーが先行策から押し切り、昨年はトリオンフが逃げて2着に粘っています。今年は過去3年とは違い、連続開催の阪神1日目で行われますが、逃げ、先行馬が手薄なだけにこれまでの傾向を踏襲しそうです。

●ステイヤーズS

ステイヤーズSは、ご存知のように日本の最長距離戦。天皇賞(春)などのG1では、やや能力が足りない長距離馬にとって、最終目標となるのがGⅡのこのレースです。重要なのは、芝3000m級の距離実績。過去10年の優勝馬10頭中8頭が、芝3000m以上で3着以内の実績がありました。該当馬は2011年のマイネルキッツ、2012年のトウカイトリック、2013年-2014年のデスペラード、2016-2017年のアルバート、2018年のリッジマン。2着馬6頭、3着馬は4頭が前記項目に該当しています。

しかし、距離3000mを超えるレースは、国内ならばステイヤーズS以外に、万葉S、ダイヤモンドS、阪神大賞典、天皇賞(春)、菊花賞と、そう多くはありません。これまで長距離を使われていなかっただけで、実はステイヤーという馬が潜んでいることでしょう。当然、芝3000m以上を何度も経験して馬券圏内に加われない馬よりも、未経験馬のほうがチャンスがあります。

よくある穴パターンは、2010年の優勝馬コスモヘレノス(5番人気)、2011年の2着馬イグアス(6番人気)のように、デビューから距離を延ばしてパフォーマンスを上昇させたタイプ。2009年に13番人気で2着に入線し、波乱の立役者となったゴールデンメインも、近走、中距離戦を使われて凡退続きで人気の盲点になっただけ。もともとは距離を延ばして指数を上昇させた馬でした。

ただし、前記の馬ほどわかりやすいタイプもそう多くないのも確か。長距離戦はトップスピードの速さよりも、早めのスパートから押し切れる持久力が求められるだけに、そういうタイプを積極的に狙いたいです。中山芝3600mなら2週目の向こう正面(ラスト5F目あたり)から動いても、最後までバテない馬が理想的です。

2020年 クイーン賞

牝馬限定のダートグレードでは唯一、ハンデ戦で行われるクイーン賞。このレースは前走JBCレディスクラシックの上位馬に優先出走権があるが、ハンデを背負わされることを嫌って出走して来ないことも少なくない。また、JBCレディスクラシックの優勝馬は、一昨年のアンジュデジールのように、牡馬相手のチャンピオンズカップに出走することも多く、この隙にこれまで牝馬限定の交流重賞の出走枠に入れなかった馬が、新規参戦してくることも多い。

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2020年 兵庫ジュニアグランプリ

全日本2歳優駿の前哨戦となる兵庫ジュニアグランプリ。2歳最初のGⅢ・エーデルワイス賞は、過去10年で地方馬が6勝2着8回と優勢。次のGⅢ・北海道2歳優駿は地方馬は1着4回、2着4回と中央馬とほぼ五分五分(2011年~2019年終了現在)。しかし、3度目の兵庫ジュニアグランプリとなると、過去10年で地方馬が1勝2着3回と中央馬との逆転現象が起こる。

なぜ、このタイミングで逆転現象が起こるのかというと、JRAでは秋になるとダートの1勝クラスが行われるようになり、中央勢もある程度のキャリアを積むことが出来るからだ。キャリアを何戦も積んで大きな上積みが見込めない地方馬と、キャリアの浅い時点で2勝した中央馬の対戦図式になれば、後者に軍配が上がることがほとんど。競走馬はデビューしてから5戦目くらいまではレースに慣れて、大きな上昇を見せるものだからだ。

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