2017年06月14日

関東オークスの予想

地方馬は、どこまで通用するか?
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3歳牝馬限定の唯一のダートグレードとなる関東オークス。関東オークスは、昨年、船橋のミスミランダーが7番人気で2着入線して波乱となったように、地方馬の活躍がとても目立つレースです。記憶に新しいところでは、2012年に川崎のアスカリーブルが中央の強豪を抑えて勝利したこともありました。

地方馬のこのレースでの成績は、過去10年で1着1回、2着4回、3着6回。中央馬の活躍ばかりが目につくダートグレードで、この成績は驚くほど優秀です。これは地方競馬が牝馬競走の振興と牝馬の入厩促進を目的として、2010年よりグランダムジャパン(対象レースの競走成績に応じてポイントを付与し、上位3頭の地方馬はボーナスがもらえる)を開催するなど、牝馬の番組が充実していることが一番の理由でしょう。

現在のグランダムジャパンの3歳シーズン対象レースは、若草賞(名古屋)、桜花賞(浦和)、ル・プランタン賞(佐賀)、東海クイーンカップ(名古屋)、留守杯日高賞(水戸)、東京プリンセス賞(大井)、のじぎく賞(園田)。各地区の重賞レースが該当します。実際に過去10年で連対した地方馬5頭中3頭は、前記したレースのうちのどれかで3着以内の馬でした。2012年の勝ち馬アスカリーブルは東京プリンセス賞の勝ち馬、2009年の2着馬ツクシヒメは東京プリンセス賞の2着馬、2014年の2着馬トーコーニーケは若草賞、東海クイーンカップ、のじぎく賞の連勝馬です。

また、2010年の2着馬ハーミアこそ、距離が伸びて良さが出たタイプで、中央のダ1700mの500万下で2着の実績があったものの、昨年の2着馬ミスミランダーも、2歳シーズンのグランダムジャパンで上位争いをしていた馬。2歳シーズンの対象レース、ラブミーチャン記念を勝ち、プリンセスカップや東京2歳優駿牝馬で3着するなど、早い時点から活躍していた馬です。東京2歳優駿牝馬3着以降は休養していましたが、地元の条件戦をひと叩きして、このレースで巻き返しました。

つまり、中央の中距離500万下で連対実績があるか、現在のグランダムジャパンの対象レースの上位馬ならば、十分にチャンスがあることになります。その中でも一番活躍が目立つのは……。




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2017年06月08日

北海道スプリントCの予想

ショコラブランは試練の外枠
断然1番人気に応えられるか?
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旭川競馬場の廃止により、2009年から門別のダ1200mに舞台を移して行われている北海道スプリントカップ。このレースは放牧地の北海道という土地柄で行われることもあり、秋の大一番を目指して、この後にリフレッシュ放牧予定の春の実績馬が多く集います。とにかくG3でありながら、実績馬が出走してくることが多いため、本命サイドで決着することが多いのが特徴。

実際に2009年以降のこのレース過去8年のうち、6度も1〜3番人気で決着しているのです。1〜3番人気を裏切ったのは……。



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2017年05月31日

さきたま杯の予想

難儀な枠番に入った1番人気のモーニン
出して行けるか、包まれて終わるか??
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さきたま杯はダートグレード導入後の1997年に創設され、長らく地方馬の2着はあっても、なかなか勝てない歴史が続いていました。2004年に川崎のロッキーアピールがこのレースを勝利してはいますが、同馬はJRAからの移籍馬。ピンとこない人も多いはず。

しかし、2011年にナイキマドリード(船橋)、昨年はソルテ(大井)とここへ来て地方の生え抜き組が勝利。確かにめでたいのですが…裏を返せば、アジュディミツオーやフリオーソのような馬がいなくなったということ。かしわ記念から帝王賞ではなく、かしわ記念からここを目指す馬が多くなっている現状は、手放しでは喜べません。

それでも地方馬がダートグレードで活躍したほうが、一瞬でも楽しいはず。果たして、今年は地方馬が勝ち負けになるのか? まず初めに、このレースの対戦図式から説明すると、主にかしわ記念で凡退した馬、東京スプリント、かきつばた記念の上位馬の対決になります。

 かしわ記念はG1レースですので、そこで上位の馬ならば、当然、ここも有力に感じるかもしれません。しかし、前走のかしわ記念で3着以内だった馬のこのレースでの成績は、過去10年で【1・1・1・1】と、意外と結果を残せていません。2011年にかしわ記念の2着馬ラヴェリータが断然1番人気に支持されて、このレースで5着に凡退したこともありました。




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2017年05月05日

かしわ記念の予想

フェブラリーSの先行馬が優勢
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ゴールデンウィークのダートグレード第3弾は、船橋で行われるG1・かしわ記念。このレースは、上半期の大一番・帝王賞を目指す実績馬が集うレース。いかにもG1戦らしく、上がり馬よりもG1勝ちの実績馬が活躍するのが特徴です。

実際にこのレースの過去10年の勝ち馬10頭を見て行くと、出走当時4歳だった2009年のエスポワールシチー、2013年ホッコータルマエを除く8頭全てに、過去1年以内にG1勝ちの実績がありました。基本的に本命馬は、過去1年以内にG1勝ちの実績があるか、前記したエスポワールシチーやホッコータルマエのように、目下3連対以上(一度は、ダートグレードを含む)4歳馬を選出したいものです。





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2017年05月03日

かきつばた記念の予想

ショコラブラウン1番人気?
いやいや、危険な人気馬では?
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ゴールデンウィークに3日間連続で行われるダートグレード第1弾は、名古屋1400mが舞台のかきつばた記念。このレースは昨年よりJRAの出走枠が1枠増えて、計5頭が参戦できるようになりました。これによりJRAの新興勢力がより出走しやすくなり、地方勢劣勢の傾向が強まってしまいました。

かきつばた記念の対戦図式は、前走東京スプリントの上位馬を始めとする既成勢力vs同年のJRAオープン勝ちの新興勢力。2014年にJRAから園田に転厩したタガノジンガロが勝利したこともありましたが、大きな傾向としては過去1年以内にダートグレードで連対実績のある既成勢力が優勢です。




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2017年04月19日

東京スプリントの予想

レベル(?)の短距離戦で波乱の余地十分
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今年のトゥインクルナイター開幕後の最初のダートグレードとなる東京スプリント。このレースはダートグレードとしては歴史が浅く、今回が9回目。かつて4月に行われていたJRAのプロキオンS(阪神ダ1400m)が夏場へと移行し、スプリント路線の馬が3月の黒船賞から5月のかきつばた記念まで出走するレースがないという状況から、3月に行われていた東京シティ盃を「東京スプリント」と改名してこの時期に行われるようになりました。

つまり、4月に行われる短距離のグレードレースはここしかないため、前年のJBCスプリントの上位馬をはじめとするトップクラスのスプリンターが集います。確かに前年のJBCスプリントの勝ち馬でありながら、2012年のこのレースで11着に敗れたスーニーのように、なかには休養で調子を崩してしまう馬もいますが、能力の裏づけがある前年のJBCスプリントの上位馬が優勢。


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2017年04月12日

クイーンCの予想

人気は三つ巴戦も…
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船橋で行われるマリーンカップは数ある牝馬限定ダートグレードの中でも、本命党好みのレースです。もともと船橋競馬場は、コーナーの内外に高低差があるスパイラルカーブが使用されており、トップスピードに乗せたまま3-4コーナーをカーブすることが可能。内ががっぽり開いてイン突きが決まることが、滅多にありません。つまり、騎手の手腕が問われにくいコース。現在、15開催地で行われている地方競馬の中でも、もっとも1番人気の勝率、連対率、複勝率が高いコースです。

さらにマリーンカップは、このあと牝馬限定ダートグレードが7月のスパーキングレディーカップまで行われないため、G3ながら女王クラスの馬が出走してきます。1番人気がもっとも活躍する競馬場で女王クラスの馬が出走してくるとなれば、1番人気が活躍するのも無理もないでしょう。個人的にいつか非常識な波乱が起こるのではないかと見ていますが、過去10年のマリーンカップの1番人気の勝率は80%、連対率は90%、複勝率は100%という、それは恐ろしい活躍ぶりです。


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今年の1番人気に輝いたのは、エンプレス杯の勝ち馬ワンミリオンス。ただ、今年のエンプレス杯はレベルが高くなく、JBCレディスクラシックはもちとんのこと、クイーン賞やブルーチッパーが勝った昨年の昨年のスパーキングレディ―Cを下回るものだっただけに、その辺りがどうか?


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2017年03月30日

名古屋大賞典の予想

JRA勢、能力拮抗の混戦?
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日本で一番直線が短い楕円コースの名古屋で行われる名古屋大賞典。先日行われた黒船賞が短距離路線の実績馬の始動戦ならば、こちらは中距離路線の実績馬の始動戦となることが多く、これまでにエスポワールシチーやワンダーアキュート、アウォーディーなどがここから始動しました。名古屋大賞典の前後にJRAではハンデ戦のマーチSが行われますが、実績馬はハンデを背負わされることを嫌って、ここへ出走してくることが多いです。


よって、例年の対戦図式は、主に休養明けの実績馬vs佐賀記念の上位馬となります。この場合、休養明けの実績馬が優勢であっても不思議ないですが、このレースに関しては佐賀記念の上位馬が優勢。なぜなら佐賀記念の上位馬は、エスポワールシチーやワンダーアキュート、アウォーディーのような強豪が出走してくれば、対戦を避けるように、より出走手当てが高いダイオライト記念やマーチSに出走することが多いからです。


つまり、佐賀記念の連対馬は、強豪が出走して来ない場合のみ、ここへ出走してくるということ。そのため前走の佐賀記念で連対していた馬のこのレースでの過去10年の成績は【3・3・1・0】と、けっこう優秀。複勝率100%を誇ります。今年は、佐賀記念の勝ち馬ロンドンタウンが川崎記念の勝ち馬オールブラッシュやG2の上位馬との対戦を避けて、マーチSへ出走しました。これは名古屋大賞典のメンバー質が高い証でしょう。



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2017年03月15日

ダイオライト記念の予想

今年も荒れる!?ダイオライト記念に期待
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ダートグレードでは名古屋グランプリに次ぐ、長距離2400mで行われるダイオライト記念。主に川崎記念の上位馬やフェブラリーSでは、距離不足の実績馬が集います。また、地方で行われるダートグレードと言えば、総体的に堅く収まる傾向にあります。しかし、ダイオライト記念は、けっこう荒れる!?

特に最近は、波乱の傾向が顕著で、2010年のフリオーソ、2012年のワンダーアキュート、2013年のハタノヴァンクール、2014年のムスカテールなど、単勝オッズ1.0倍台の馬がことごとく人気を裏切っているのです。2010年、2012年は、断然1番人気のフリオーソ、ワンダーアキュートがともに4着凡退により、馬連6千円台の高配当が出現。さらに2012年は2番人気のフリーオソも5着に惨敗したために、3連単13万5060円の超高配当が出現しました。




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2017年02月07日

佐賀記念の予想

チョイ荒れしそう!
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佐賀記念は、短距離のサマーチャンピオンと並ぶ佐賀二大レースのひとつ。中距離路線のG3は、前年11月のみやこSからここまでレースがないために、佐賀記念はなかなかの強豪が集います。過去には、スマートファルコンやホッコータルマエが出走して、圧勝したこともあったほど。ホッコータルマエのように、フェブラリーSの前哨戦、東海Sで取りこぼしてここに出走してくる馬がとても多いのです。

つまり、意外とレベルが高いレース。これでは地元の馬を中心とする地方馬の出番はなかなかありません。もともと地方はメンバー層が薄いところがありますが、経費削減などで中距離のレース番組が少なく、中距離経験が不足してしまうことでより中央との格差が広がり、中距離路線で地方馬が勝つのはより難しくなってきています。




あと、コラムが長くなりすぎるので削りましたが、佐賀はウルトラ小回りコースであることが予想のポイントです。


posted by 山崎エリカ at 12:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 南関東&交流重賞の予想