2016年09月09日

明日の見所(紫苑S)

2016年 紫苑S
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紫苑Sはもともと秋華賞のトライアルレースでしたが、今年からG3に格上げされました。これまでは翌週のG2・ローズSにトップクラスの馬が殺到し、オープンの紫苑Sはメンバーが手薄という傾向が続いていましたが、紫苑Sの賞金が高くなったことで、これまでよりも勢力が分散されるはず。一昨年にこのレースの2着馬ショウナンパンドラが秋華賞馬になりましたが、今後はより秋華賞へと繋がるレースになることでしょう。

また、秋の中山の開幕週だけに馬場状態が気になるところ。昨年は台風18号の影響で前週の日曜日から木曜日までに降水量350mを超え、紫苑Sでも追い込みが決まったように、開幕週から時計を要していました。もちろん、エアレーションやシャッタリング作業の影響もあったでしょう。今秋もエアレーションやシャッタリング作業を行っているだけに、さすがに行った、行ったが決まるような超高速馬場ではないはずですが、昨年ほど時計を要すことも考えづらいでしょう。

今年は、オークス3着のビッシュに注目がありますが、世間で言われているほど悪い騎乗ではなかったような? 確かにオークスのビッシュは早仕掛けであり、同馬の早仕掛けが、オークス1着シンハライトや2着チェッキーノを楽な競馬をさせる結果になりました。しかし、14番枠にもかかわらず、デムーロ騎手らしくうまく道中内々に入れて、3コーナーでは後方勢が外から追い上げていく中で、ビッシュは内々。内々で脚をタメることと引き換えに早仕掛けをしているので、まあ、順当な結果だったのではないでしょうか。

そもそも今年のオークス自体がレベルがやや低調な上に、実績馬は今回が始動戦。上り馬にも大いにチャンスがあるし、別路線組でも成長次第ではチャンスがあるでしょう。ビッシュもキャリア4戦にしてオークス3着ということ自体は評価が出来るのですが、過大評価も禁物といったところでしょう。
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2016年09月04日

本日の見所(新潟記念など)

2016年 小倉2歳S、新潟記念
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●小倉2歳S

土曜日のメイン、北九州短距離Sはラインハートとプレイズエターナルの外差しが決まりました。しかし、そのひとつ前の玄海特別では前半スローから後半5Fを57秒9でまとめて、2分00秒2で決着したように馬場状態がけっして悪いわけではありません。また、内もそこまで伸びていないわけでもなく、玄海特別では内々、前々で立ち回ったビオラフォーエバー、メイショウオオゼキが3着、2着に粘っていました。さらに北九州短距離Sの3着馬も内々を逃げたマルヨバクシンです。やや外目が有利ではあるものの、標準的な馬場で能力どおりに決まっている印象を受けます。

日曜日は台風の影響をどこまで受けるのかわかりませんが、雨の影響を受けて、外差し有利の傾向が強まる可能性も十分。大雨が降って、どこを走っても同じタフな馬場になるかもしれませんが、そうなれば前が厳しい競馬を強いられることになるのも当然のこと。逃げ馬はカシノマストは、フェニックス賞で前半3F32秒8のペースで行って2着に粘ったり、ひまわり賞ではちょっとペースが緩んだらぶっち切ったりと強い馬ではありますが、それでも軸馬には差し馬を据えるのがベターでしょう。

もっとも厄介なのは、開催終了まで天候が持ち堪えてしまうパターンかなぁ? これだと意外と、へたしたら土曜日以上に、内枠の先行馬が活躍する可能性もあります。


●新潟記念

距離2000mでありながらワンターンコースで行われる新潟記念。最初の3コーナーまでの距離は約948m(Aコース時)と長いために、先行争いが最初のコーナーまでの948mもの間続くこともあれば、各馬が長い直線を意識して序盤でペースが落ち着くこともあります。つまり、非常に展開に振れ幅が広く、スローペースにも、ハイペースにも転がりやすいレース(コース)です。

しかし、新潟記念の過去10年で前半5F58秒1-後半5F59秒7ともっとも前半が速い流れだった2007年は、逃げ馬不在の年。内枠から好スタートを切ったトリリアンカットに外枠からガッツ後藤騎手のトップガンジョーが競り掛け、3コーナーまで隊列争いがもつれました。逆に過去10年で前半5F61秒8-後半5F57秒8ともっとも前半が遅い流れだった2009年は、逃げ馬のメイショウレガーロが行く形で隊列がすぐに決まりました。2010年〜2012年あたりも逃げ馬がしかりといて、ペースがスローに落ちています。

このように大きくは最初のコーナーまでの距離が長いコースでは、逃げ馬不在のほうがハイペース傾向になるようです。ただ、前半があまりにもスローペースだと、各馬が3コーナーを過ぎたあたりから一気に動いてラスト3-4F目から11秒台が連発するような早仕掛け戦になるので、結局のところほぼ能力どおりに決まっているのではないでしょうか。

逃げ馬は前半でリードを奪い切るか、前半で脚をある程度タメて再加速するかの選択しかなく、後続もそれに合わせて動くしか手がありません。よく「府中の千八展開いらず」と言いますが、「新潟の二千も展開いらず」でしょう。展開当てはめ形式で対象馬を消去できないという意味では難解ですが、狙いたい馬をそのまま狙えるというメリットがあります。
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2016年08月07日

本日の見所(小倉記念など)

2016年 レパードS、小倉記念
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●レパードS

今年で早8年目のレパードS。過去の勝ち馬はトランセンドやホッコ―タルマエなど、名だたる馬ばかり。格付けはG3ですが、3歳ダート馬のトップクラスが出走してくるため、実質G2くらいのイメージ。ここから将来のG1で勝ち負けする馬が誕生するので、毎年とっても楽しみにしています。

さて、このレパードSは、「前が残る」と言われています。確かに近年はペースが上がらず、昨年のクロスクリーガーは文句なく強いとしても、2013年はサトノプリンシパルが、2014年はクライスマイルが逃げて2着に粘っています。

新潟と言えば、JRA全10場の中でどこよりもコーナーがきつい競馬場。コーナー距離が350m弱なので、外からは容易に捲れません。後方から簡単に捲って来れないことを騎手が知っているから逃げ馬はペースを上げない。また、最後の直線は353mと短く、後方勢は4コーナーで外に張られるから、より逃げ馬が残るという仕組みです。

ただ、今年は例年よりも頭数が少ないからどうかなぁ? 13頭立てなら、後方勢は3コーナーから加速して行けば、たいして外を回らなくても済むのではないでしょうか。個人的に逃げ、先行馬が勝ったら、素直に称賛したいレースです。


●小倉記念

土曜日の小倉は、前崩れが半端なものではありませんでした。下級条件は、前が厳しいペースでも逃げ馬が強くてなんとか連対を確保できていますが、メインの九州スポーツ杯は、前半3F32秒5で通過して、前がキレイに崩れました。おそらく騎手の意識は、1分06秒台後半のイメージ、しかし、実際は1分07秒後半の決着というように、騎手の意識と、馬場状態にズレが生じているのでしょう。

ただ、本質は例年の小倉ほどではないにしても高速馬場だし、中距離戦ならば比較的ペースが落ち着いていました。また、土曜日があそこまで派手に前が崩れると、日曜日はもう少し騎手の意識が消極的になりそうです。土曜日の傾向だけを見ると、小倉記念も差し、追い込み馬を狙いたくなるのですが、どうも騎手が修正してきそうな気がしてなりません。まして小倉記念は中距離戦ですから、短距離よりは騎手の意識によって息が入れやすいはずです。

結論として、昨年のこのレースで2着の追い込み馬ベルーフにはロックオンしたくないかなぁ? 逃げ馬のメイショウナルトは、前走の七夕賞でオーバーペースで行ってバテて乗り替わりになったのだから、普通はペースを落とすんじゃないかなぁ? ただ、決め手勝負には持っていきたくない馬でもあるので、平均ペースからハイペースを視野に入れた予想を組み立てたいです。
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2016年07月31日

本日の見所(アイビスサマーDなど)

2016年 クイーンS、アイビスサマーD
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●クイーンS

夏場に行われる唯一の牝馬限定重賞ということもあり、かつてはそれなりのメンバーが揃っていましたが、今年はオークス2着馬チェッキーノやフェアリーSの2着馬ビービーバーレルなどの3歳勢が回避して、けっこう手薄になりました。

また、クイーンSが行われる札幌芝1800mの舞台と言えば、スタートしてからすぐに1コーナーがあるために、外枠の先行馬が不利なコース。スローペースになった年の外枠先行馬は、1コーナーでがっつり外を回らされてことごとく壊滅しています。今年は昨年同様の11頭立て、一見それほど影響ないようにも感じますが、内枠にけっこう先行馬がいるので、その大外を回るとなると大きなロスになるしょう。

さらに大きな特徴としては、このレースは開幕週らしく、前半が多少速いペースで流れでも、差し、追い込み馬は2着、3着がやたらと多いということ。対して勝つのは総じて逃げ、先行馬なので、やはり本命は前々で立ち回れる馬を選びたいです。

今回は、休養明けの実績馬が、ここを叩いてこの先の重賞狙いという具合で、ローテーションや追い切りから本気モードが受け取れません。どの馬かが1本被りしているわけではないので、大波乱とまではいかないかもしれませんが、波乱の要素は満載です。


●アイビスサマーD

『週刊・プレイボーイ』に掲載しているとおり。同じことは書きたくないので割愛させて頂きます<(_ _*)>。
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2016年07月24日

本日の見所(中京記念)

2016年 函館2歳S、中京記念
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●函館2歳S

中央では世代最初の重賞となる函館2歳S。意外と知られていませんが、実はこの時期の2歳戦はキャリアが豊富な馬が優勢です。競走馬はデビューしてから5戦目くらいまでは成長曲線を描く傾向があり、経験する度にパフォーマンスを上昇させていくものだからです。総体的に新馬戦よりも未勝利戦のほうが決着指数が高くなるものなんですね。

実際に3年前と昨年に、前走未勝利勝ちの馬が9番人気、11番人気でこの舞台で2着入線して穴を開けています。函館2歳Sは、新馬戦の勝ち馬に優先出走権があり、門別の指定レースの勝ち馬にも出走枠が3枠も用意されているため、中央のキャリアが豊富な馬が出走できるのは一度に3〜4頭程度。それでいて函館2歳Sの前哨戦、ラベンダー賞廃止後の過去4年で2頭、遡ればもっともっとキャリアが豊富な馬が連対しているので、基本的には前走未勝利組を狙ってこそです。

ただ、3年前の勝ち馬クリスマスのように新馬戦を圧勝したとか、昨年の勝ち馬ブランボヌールのように新馬戦でメンバー最速の上り3Fを使ったなど、いわゆる“性能が違う”タイプならば話は別です。今年はそういうタイプの馬が出走していますが、キャリアを積んだ差でそれにどこまで迫れるのか? とても楽しみな一戦となりました。


●中京記念

夏の中京開催最終日で行われる中京記念。中京リニューアルとともに、マイル重賞に生まれ変わり、今年で5年目となります。昨日、土曜日の中京の芝は、馬場の内側が極端に痛んで、ゲート出たなりなら馬番10番、11番あたりから外が伸びる状態。馬場の内側は重く、外側は軽く、外を回せば時計が出ます。

よって、位置取りがあまり後方過ぎると届かず、多頭数で先行馬揃いだと直線で馬場のいいところを走らせようと、レースの流れが速くなることもあります。さらに今年の中京記念は実力が拮抗したメンバー構成。となれば本命馬は好位でレースを進めて、ゲート出たなりの馬番10番、11番あたりを狙える馬が理想的です。
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2016年07月09日

明日の見所(七夕賞など)

プロキオンS、七夕賞
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●プロキオンS

地方で行われるダ1400mの交流重賞は、黒船賞、かきつばた記念、さきたま杯、サマーチャンピオン、オーバルスプリント、兵庫ゴールドトロフィーと数がありますが、中央で行われるのは2月の根岸SとプロキオンSのみ。よって、このレースは必然と好メンバーが集います。そして、このレースを勝てば、昨年このレースを2連覇したベストウォーリアのように、この先の南部杯やJBCスプリントへと繋がっていくでしょう。

今年は、昨年のJBCスプリントで上位のコーリンベリーやダノンレジェンドが昨年よりも斤量を背負わされ、前に行くのに昨年以上に手間取っているところがあるので、ひょっとしたら、この舞台から逆転候補が現れるのかもしれません。

また、土曜日は不良馬場で水たまりが出来ていましたが、明日は天候次第で重馬場くらいまで回復するはず。重馬場ならば高速ダートなので、前目で立ち回れる馬を主体に馬券を組み立てたいです。今回は、逃げ馬のポメグラネイトが外枠に入ったので、外枠の馬のほうが楽に2列目につけられそうです。あっちの馬はポメグラネイトと突いていくでしょうから、一番楽な競馬ができるのはあの馬か? このレースは当てやすそうですね。


●七夕賞

土曜日はひと雨降って高速馬場とは言えない状態でした。明日、日曜日は晴れとのことですが、さすがに先週のような高速馬場まで回復しそうにはありません。内枠に逃げ馬がいるし、それを突っつきそうな馬も内枠。それゆえに『週刊プレイボーイ』で綴った傾向に拍車が掛かりそうです。穴はやはりあの馬でよろしいのではないでしょうか。
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2016年07月02日

明日の見所(CBC賞など)

2016年 CBC賞、ラジオNIKKEI賞
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●CBC賞

中京は、前開催の高松宮記念で1分06秒7のレコードタイムが出て、主催者はマスコミやファンから散々叩かれました。そこで今開催前に芝の張り替え作業やエアレーション作業でバーチドレンの半径を大きくしたとのこと。しかし、「それ、ホントなの〜?」と疑いたくなるくらい芝が軽くて時計が速い! 土曜日の芝1600mの準オープン、豊明Sはスローペースだったので決着タイムこそ1分33秒6ですが、ラスト2F目に10秒9が出るほど。おそらくリニューアルして緩かった路盤が、しっかりと固まって、いくらエアレーションで通気性を良くしてもどうにもならないのでしょう。高松宮記念の週と比べてもそれほど大きく変わりがなく、今回のメンバーならば1分07秒台前半で決着しそうです。

決着タイムが1分07秒台前半となると、当然、ロスが致命的となるために内々をロスなく立ち回れる馬が有利です。1列目、2列目有利。3列目よりも後方にいたら、上り3F32秒台の末脚が使える馬でなければ、3着くらいまでなのではないでしょうか? 今回はエイシンブルズアイが1番人気に支持されていますが、3列目より前のポジションを確保できるのか? 仮に2列目、3列目につけたとして、土曜日のキャンベルジュニアのようにポケットに入り込んでキレ負けする可能性もあります。騎手の腕が問われる難しい枠番に入ったと言えます。本命馬は、当然、前々で立ち回れる馬にしたいです。


●ラジオNIKKEI賞

傾向としては『週刊プレイボーイ』で綴ったとおりです。ただ、強い先行馬のアーバンキッド、ブラックスピネルが揃って先行馬揃いの大外枠に入り、1コーナーで外に張られて、終始外々を回る可能性が高まりました。こうなると強い差し馬の浮上もあるかもしれません。

個人的にNHKマイルCで、メジャーエンブレムのマイペース(しかし、他馬にとっては厳しい流れ)の2列目を追走したアーバンキッドの巻き返しに期待したかったのですが、この枠の並びだと消極的になってしまいます! とにかく波乱要素満載のレースなので、一発高配当を狙いたいレースです。
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2016年06月25日

今週の見所(宝塚記念)

2016年 宝塚記念
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ワールドワイド級の大本命馬ドゥラメンテが、まさかのファン投票6位という衝撃で始まった今年の宝塚記念。多少なりとも堀調教師のドバイでのコメント拒否などが影響したのかしら? レース後に調教師から敗因が発表されなければ、ファンにとってドゥラメンテが良くわからない存在になるし、そうなれば必然とファン投票もためらいがちになります。

しかし、逆に言えば、2着という結果は、堀調教師にとっては納得のいかないものだったのでしょう。それなのに2着に負けた…3着ラストインパクトにも0.2秒差まで詰め寄られた…これをどう考えるかが今年の宝塚記念の重要ポイントとなりそうです。

また、今年はドバイターフをリアルスティールが、安田記念をロゴタイプが勝ったように、中山記念組の逆襲が目立ちます。大阪杯で春の天皇賞馬キタサンブラックを破ったのも中山記念の2着馬アンビシャスです。

その中山記念。どういうレースだったかというと、前半スローから向こう正面の下り坂で急激にペースアップ、3〜4コーナーで一度緩めて、もう一度ペースアップという2段階も加速が入った消耗戦。マラソンをやったことがある人ならわかると思いますが、2度もスパートしたら走り慣れた距離でも脈拍の上がり方が半端ではありません。

前で立ち回ってしまったことで、2度の加速を強いられたラストインパクト、ロゴタイプ、リアルスティールが、その次走で大きく巻き返したように、先行馬はけっこう厳しかったはず。もちろん、おっつけて行ったドゥラメンテも厳しいレースをしました。ただ、厳しい流れを経験した(前哨戦を前哨戦として使うことが出来た)ことがその次走へと繋がったリアルスティールは安田記念で大きく凡退しました。

さて、ドゥラメンテは中山記念で厳しい流れを経験したことがドバイシーマクラシックに繋がったのか? それとも消耗度の高いレースを制したことで、ドバイシーマクラシックでダメージが出たのか? 繋がったのであれば安田記念で余力なしのリアルスティールの二の舞も考えられますが、ダメージが出たのであれば、ダメージが出たのであれば、今回で圧倒的なパフォーマンスを見せつけてくれるかもしれません。
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2016年06月19日

本日の見所(函館スプリントSなど)

ユニコーンS、函館スプリントS
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●ユニコーンS

来月の大井のジャパンダートダービー、そして8月のレパードSへと繋がるユニコーンS。3歳ダート重賞路線は、ここからスタートします。今年はUAEダービーを制したラニというとても強い馬がいますが、その二番手は兵庫チャンピオンシップを圧勝したケイティブレイブで、トップクラスのレベルは水準。そのケイティブレイブは伏流Sの3着馬だったように、展開ひとつで上位馬が入れ替わるような能力関係です。

そこでユニコーンSは、例年どのような流れになるのかを調べてみると…過去10年では道悪だった2013年以外は、見事なほどのハイペースでした。過去10年で唯一逃げて3着以内を確保しているのは、一昨年のコーリンベリーのみという状況。良馬場ならばハイペースは確定的な傾向を示しています。

しかし、今年は逃げ馬が不在。各馬の近5走を見ても、ダート戦で逃げたことがあるのは、ダノンフェイスとスロトングバローズという状況です。(ともに新馬戦) ダノンフェイスは前走の青竜S・4着の敗因として、陣営が「3コーナーでペースが上がったときに砂を被り、位置取りを悪くしなのが敗因」とコメントしているので、今回の4番枠だとダノンフェイスが逃げるのかもしれません。もし、逃げるのがダノンフェイスじゃなかったとしても、これまで逃げ馬を突いてペースを上げることで結果を出して来たスロトングバローズは、とにかく前を突い行く競馬になる可能性が高いでしょう。

これまでパーフェクト連対の優等生スロトングバローズが、初めて連対を外すとすればこの舞台かもしれません。今回はそういう前提で予想を組み立てたいです。


●函館スプリントS

サマースプリントシリーズの第1戦となる函館スプリントS。洋芝の函館も開催初めは毎年のように高速馬場ですが、雨の影響を受けた昨日、土曜日もやはり高速よりの馬場でした。おそらく日曜日には完全に乾くはず。函館芝1200m戦は、向こう正面に長くてきつい上り坂があるので1分08秒台を切るのはなかなか難しいですが、前半3Fを33秒台前半で通過すれば1分07秒台の決着も視野に入ってくるでしょう。

また、このレースは開幕週ながら、例年ハイペースで、過去10年で平均ペースで流れたのは1番枠の逃げ馬フォーエバーマークが3着に粘り、その2番手のパドトロワが勝利した2013年のみ。今年は高松宮記念を控えて4着と好結果を出したアクティブミノルが「控えます」宣言をしていますが、テンが速いローレルベローチェ、前走直線1000m組のスカイキューティー、内から前に行き切らなければ持ち味が生きないシュウジと、ハナを意識したい馬がそれなりには揃っています。やはり本命は、差し馬から選ぶのが無難でしょう。
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2016年06月12日

本日の見所(エプソムCなど)

2016年 マーメイドS、エプソムC
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●マーメイドS

マーメイドSは、2006年にハンデ戦となるまでは、エリザベス女王杯を始めとする秋のG1戦線へ向けて飛躍が期待されるレースでした。しかし、ハンデ戦になってからは、牝馬の一線級はルージュバックのように、重いハンデを背負わされることを嫌って、エプソムCなどの牡馬相手の重賞に出走することが多く、秋のG1戦線へはほとんど繋がらなくなりました。

それではどのような馬が活躍するのかというと、2012年に7番人気のクリスマスキャロルが、2014年に13番人気のコスモバルバラがともにハンデ50sで2着入線したように、ハンデ戦らしく軽量馬が活躍を見せています。特に近年は馬場が軽くなりスローペース化が顕著なので、加速がつきやすい軽量馬が実力以上の活躍をしているようです。レース当日は雨が降るようですが、現在の阪神ならば稍重レベルでもそこまで時計が掛からないので“一発は軽量馬にあり”と言っても過言ではありません。

また、一昨年はディアデラマドレが、昨年はシャトープランシュがこのレースを勝利したように、マイル路線馬よりも中距離路線馬が断然の活躍を見せています。これには距離適性も関係していますが、それ以上に前走のヴィクトリアマイルを大目標とした馬にとっては、ローテーション的に厳しいということなのでしょう。それが格下の軽量馬の一発を許してしまっている部分でもあります。

まとめるとこのレースでは、本命馬は前走でヴィクトリアマイルを使わなかった馬で、芝2000m以上の実績、及び距離適性があると馬から選ぶのがベスト。芝2000m以上のレースは、年内エリザベス女王杯しかないので、芝2000m以上の実績、及び距離適性がある馬は、ここが大目標のはず。それでハンデも軽いことにはこしたことはありません。この条件に当てはめていくと…超人気薄に辿りつきます。馬券的には順当でも、配当上の波乱が期待できるレースかもしれません。個人的にちょっとアツいなぁ!


●エプソムC

エプソムCは、主に新潟大賞典の出走馬や安田記念を除外された馬、前走準オープンの勝ち馬やオープンで上位の上り馬が参戦するレースです。東の中央場所では最後の重賞となるために、例年、G3とは思えないメンバーが集う傾向がありますが、特に今年は、安田記念のモーリスを避けてここへ出走してきた馬も多く、重賞勝ち馬8頭という豪華メンバー構成になりました。

また、このレースが行われる東京芝1800mは、1コーナーのポケット地点からコーナーを斜めに横切り向正面に合流するコース形態のため、前半のペースが上りづらく、スローペースからの決め手比べとなりやすいのが特徴。逃げ馬がよく活躍する舞台でもあります。

しかしながら、エプソムCは春の東京開催最終日という時期的なものや実力拮抗で前半で隊列形成の攻防が行われることもあり、意外とペースが上がることが多いです。ペースが上がると言ってもあくまでも「東京芝1800m」としてはですが、ほぼ平均ペースくらいで流れて脚質に関係なく能力どおりに決まることが多いです。

ただし、近年はこの時期まで良好な馬場状態が維持できるようになり、近2年はスローペース化。前と内枠が有利な決着が続いています。今年も良好な馬場状態が維持され、先行勢も手薄。今年も極端な前残りとまでは行かずとも、やや前と内枠が有利な競馬になると見て、予想を組み立てたいです。
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