2017年01月22日

本日の見所(AJCCなど)

2017年 東海S、AJCC
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●東海S

土曜日の中京は、凍結防止剤がまかれての良馬場ということで非常に時計を要していました。メインレースの中京スポニチ賞(1000万下)でもラスト3F、ラスト1Fで13秒台が刻まれて、決着タイムは2分01秒0という具合です。ここまで馬場がタフだと、道中で容易に息を入れられないので、基本的にPP指数の能力値や最高値の高い馬を狙うというスタンスでいいでしょう。

また、スタミナが不足する休養明けで、タフなダートをこなすのは容易なことではないので、そういう馬は割引が必要でしょう。確かに芝スタートで最初の1コーナーまでの直線が長い阪神ダ2000mらしく、淀みの少ない流れとなった昨年のシリウスSで、逃げ馬マスクゾロのキックバックを食らいながら2着したピオネロは強いです。ダートでは底を見せてもいませんが、連軸にするのはどうかなあ? 

個人的にはピオネロがリスクを背負ってくれたことで、本命馬がわりとスムーズに決まりました。当てたいです(^▽^)/。


●AJCC

AJCCが行われる中山芝2200mは、レース前半で坂を上っていくコースなので、前半でペースが上がるポイントがありません。あの暴走型逃げ馬ツインターボが圧勝したのも、中山芝2200mのオールカマーです(当時としては高速馬場)。前半で坂を上っていくことで珍しく折り合いがついて、最後の脚に繋がったんですね(笑)

つまり、AJCCはスローペースが発生しやすい舞台。過去10年でも速い流れとなったのは、ネコパンチが玉砕逃げを打った2013年ぐらい。逃げ馬が意図的にレースを引っ張らなければ、ハイペースになることはほとんどありません。そのぶん後続勢が3コーナーあたり(ラスト4-5F目)からレースが動いて前が潰れることもありますが、基本的に前々有利を考えてもいいでしょう。

話は変わりますが、ちょっと前に田辺騎手がバックヤードで「ワンアンドオンリーは力んで走って行って、力を抜くことを覚えさせたい。力が抜ければ復活する」とコメントしていたのが耳に入ってきたことがあります。その打開策が馬群に入れないことだそう。つまり、前に行かせるか、行けなければ外目を走らせる選択をするということ。おそらく確固たる逃げ馬不在の今回ならばハナを主張してくるでしょう。

本質的に逃げ馬ではない馬がハナを切る流れだと、出たなりだと後方から競馬をすることになるステイヤータイプの馬は、厳しいんじゃないでしょうか? タンタアレグリアは一昨年のゴールドシップと似たような結果になってしまいそうな予感がしています。ただ、想定1番人気で実績断然のタンタアレグリアは、驚くほど人気がなく…この人気ならば、ヒモに加えてもいいのではないでしょうか。
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2017年01月15日

本日の見所(日経新春杯など)

2017年 京成杯、日経新春杯
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●京成杯

京成杯は、葉牡丹賞で前崩れの展開に恵まれて2着のコマノインパルスが前売り1番人気(先週のフェアリーSで逃げて2.2秒差の最下位に負けたアルミューテン▲に推しましたが、予定以上に雨が降り、時計の掛かる馬場のオーバーペースとなったわりに先行策から5着に粘りました)。ホープフルSで前崩れの展開に恵まれて2着のマイネルフェーンが3番人気。そしてレベルがそれほど高くない新潟2歳Sで3着&休養明けのイブキが2番人気。

確かに2勝馬が前走の京都2歳Sで最下位に敗れたアダムバローズだけなので、前記した馬たちが人気に支持されるのもわからなくはありません。それらもここに入れば、能力上位の存在です。しかし、これがこの先の皐月賞へと繋がっていく一戦であることを考えると、もう終わった(!)って感じ…。現時点では、ここからクラシックで通用するような馬が誕生する気配が感じられません。

このレベルなら新馬戦や未勝利戦を勝ったばかりの馬でも通用してしまうのではないでしょうか。それほど目立つレースはしていないけど、実は強い、素質を見せているという馬を狙いたいレースです。

また、昨日、土曜日の中山は、雪の影響もあったのか先週よりも特に中距離戦ではラスト1Fで急失速するレースが目立ちました。ただ、蛯名騎手が逃げ馬(アダムズバローズ)に騎乗するとなると、ペースを落とし過ぎるか、他の馬に行かせるかでスローペースが発生しやすいのも確か。実は、以前、蛯名騎手は芝のレースで逃げて勝った記憶があまりないなぁ〜と思い、過去に調べたことがあります。結果、マイル以上では今から2015年の2月8日の早春Sのメイショウカドマツまで遡らないとないのです。メイショウカドマツの逃げも純粋な逃げではなく、前半でスーサングレードに行かせて3コーナー先頭から押し切る形。

短距離の芝でも2015年7月25日の白川特別のゴールドペガサスまで遡らなければありませんでした。それ以来、蛯名騎手が芝のレースでいつになったら逃げ切り勝ちを決められるかという、カウントの日々が続いていますが、なかなか勝てません。

なぜ勝てないか、わかりますか? 蛯名騎手が芝のレースで逃げ馬に乗る機会が極端に少ないのではなくて、逃げ馬に乗っても逃げさないか、タメごろししていることがやたら多いということなんです。つまり、中山は時計が掛かる馬場ですが、蛯名騎手が逃げ馬に乗る以上、この馬が逃げても、逃げなくてもスローペースが発生しやすいということ。そういう前提で予想を組み立てると、京成杯でも思わぬ高配当にぶち当たるかもしれません。


●日経新春杯

日経新春杯が行われる京都芝2400mの舞台は、4コーナーの奥ポケットからスタートして最初の1コーナーまでの距離が約600m。最初のストレートが長いこともあり、ある程度はレースが流れます。秋の京都開催が開幕して間もない時期に行われる同距離の京都大賞典ではしばしばスローをとおりこしてどスローが発生することもありますが、この時期は秋の京都開幕当初と比べると時計を要すために、なおさらレースが流れがちです。

ただし、あくまでもそれは全体の傾向。距離が2400mもあるので、前半で脚をタメて後半に特化させる馬もいれば、前半からリードを奪って、後続の末脚を封じようとする馬もいます。後半に特化しようとする馬が揃えば、当然、前が残るし、前半からリードを奪おうとする馬が揃えば、当然、前が潰れます。

さて、今年の日経新春杯はというと後半型の馬や追走力のない馬が多いので、前が残る可能性が高いのではないでしょうか。今回は前走で菊花賞やステイヤーズSなどの長距離を使われている実績馬が多く、さらにそこでも先行できない馬たちが揃っているとなると、前を残してしまう可能性が高いでしょう。長距離でも通用するスタミナを利して、4コーナーまでに位置を上げて行ければチャンスがありますが、そういう馬に田辺騎手や横山典騎手が騎乗しているわけではないのでその辺りがどうか?

実績馬に乗っている騎手が、決め手特化型の高素質馬に乗り慣れている方ばかりなので、教科書どおりに4コーナーまで動かず、「あのペースじゃ、厳しいよねぇ〜」と言い訳するシーンが頭を過ります。いちファンの視点で聞いていると、「地方で機動力のない馬に乗って、揉まれてこいや!」と思いますが…(笑)。

つまり、日経新春杯は、実績馬が向こう上面で動いて行くかが勝敗の分かれ目。さて、どうなるか?
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2017年01月13日

明日の見所(愛知杯)

2017年 愛知杯
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重賞ウイナー不在の愛知杯。昨年よりターコイズSが重賞に格上げされ、愛知杯が1月に行われるようになってから、本当にメンバーが揃わなくなりました。近年、牝馬のトップクラスの馬は、エリザベス女王杯から有馬記念に向かうことが多く、また、マイルCSを目指した馬は、暮れのターコイズSに出走するからでしょう。

また、重賞で2着実績があるシャルールやヒルノマテーラあたりがハンデ設定の基準馬なのか(?)、出走馬15頭中、ハンデ51s以下の馬が7頭もいる組み合わせ。実に大混戦模様です。

その上で雪も降るとなると、ますます予想が難しくなりますが、昨年の暮れの中京開催は、開幕週が超高速馬場。開催が進むにつれて徐々に時計が掛かって行きましたが、それでも全体的に見れば高速馬場でした。さらに何が何でも逃げたい馬が不在の牝馬限定戦となると、ペースがスローになることが多く、Bコース替わりとなると、内々、前々有利が濃厚と見ています。できれば午前中のレースで様子見したいところですが、愛知杯当日は、7レースまで芝のレースがないという事実…。
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2017年01月08日

本日の見所(シンザン記念など)

2017年 フェアリーS、シンザン記念
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●フェアリーS

関東圏では数少ない3歳牝馬の重賞。桜花賞と同距離でありながら、阪神ジュベナイルFが終わった直後の一戦ということもあって、トップクラスの参戦は稀。遅れてデビューした大物は、ここではなくシンザン記念に出走することも理由のひとつでしょう。とにかく2勝馬の参戦は、ほとんどありません。

例年、ほぼ500万下レベルのメンバー構成。500万下を勝てる能力があれば通用することが多いですが、今年は新馬戦で素質の一端を見せた馬が1頭出走してきています。それがここを突き抜けて圧勝なら、この先のクラシックで通用する可能性もあるでしょう。

また、このレースが行われる中山外回りの芝1600mは、スタート地点が高低差5.3mの最高地点となる1コーナー横のポケット。そこから2コーナーまで緩やかに坂を下って、向こう正面で約4.5mの坂を駆け下りるコースです。この坂は、レースの3-4F地点。ここで息を入れるか入れないか、加速がつくかつかないかで、スローペースかハイペースかの明暗が分かれることが多いです。

この時期の3歳馬は体力がないので、坂で仕掛けて行かない馬が多く、結果として前残りになるケースがしばしば。これまでも2013年のクラウンロゼ(10番人気)、2015年のノットフォーマル(11番人気)、、2016年のビービーバーレル(3番人気)など、逃げ馬が穴を開けてきました。(未勝利戦が圧勝のビービーバーレルは順当だったかもしれませんが)

ただ、今年は逃げ馬ツヅクがスローペースで逃げ切れなければ、ハイペースで逃げてみる江田照騎手なので、極端なスローペースは考えにくいものもあります。雨が降ればなおさらでしょう。平均ペースよりの流れで、意外と紛れなく素質や実力どおりに決まると見ていますが果たして? 馬券を絞るために、すでに底を見せているような実績馬は切り捨て、実は素質がありそう、成長力がありそうという馬を積極的に狙いたいレースです。


●シンザン記念

先日の京都金杯の決着タイムは、1分32秒8の例年どおりの好タイムでしたが、上り3Fが35秒2も要したように、この時期の京都としては時計を要しています。その上でさらにひと雨降る(降ってる?)となると、京都らしい決め手勝負は期待できないでしょう。

もともと京都外回り芝1600mは、ちょうど中間地点に坂を挟む形となり、物理的にここでペース調整が起こるため、極端なスローペースは発生しづらい舞台ですが、前走で芝1200mを逃げ切ったメイショウゾンビを始めとする、前走短距離組が多く出走してくるとなると、けっこうペースが上がりそうです。

主軸は、自然とオーバーペースに巻き込まれることなく、好位で競馬をすることが出来る、マイル組か芝1800mで前々で立ち回って結果を出して来た馬ではないでしょうか。能力の断層がはっきりと出ているレースなので、本命馬を間違えずにしっかり当てたいレースです。
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2017年01月05日

本日の見所(金杯)

2017年 金杯
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●中山金杯

中山金杯が行われる中山芝2000mは、4コーナー過ぎからスタートして、ゴール手前から1-2コーナーの中間地点まで坂を上って行くため、序盤はスローペースになることが多いコースです。しかし、上級条件になると、2コーナーから向こう上面にかけての下り坂(4F目)でペースが上がることも少なくありません。また、下り坂でペースが上がらない場合には、後続勢が最後の直線が短いことを意識して向こう上面(ラスト5F目)で位置を上げてくることが多いので、中山金杯はいずれにしてもトリッキー。

昨年のように高速馬場であれば、単純なスローペースになる場合もありますが、基本的に二段階加速戦かロングスパート戦。消耗度の高いレースになることが多く、基本的に強い馬が勝ちます。それは過去10年を見ても、軽ハンデ馬が苦戦していることが証明しています。2007年にハンデ53sのシャドウゲイトが勝利したこともありましたが、この馬は後のシンガポール空港国際C(G1)を勝つなど、時計の掛かる馬場で強烈な強さを見せていた馬です。

つまり、中山金杯はPP指数の能力値が高いか、最高値が高い馬を狙うべきレース。それらを打ち破ることがあるとすれば、明け4歳馬の成長力ということになります。条件を満たした馬を狙うといいでしょう。


●京都金杯

京都の開幕週、Cコースで行われる京都金杯は、高速馬場で行われることが多く、内々、前々有利になることが多いです。ただ、今年は昨秋の京都開催が時計を要していたので、そのあたりがどうでるか…。

ただ、京都の開幕週ならば字面上は平均ペースでも実質はスローペース。中山金杯とは打って変わって、加速力が問われることが多いレースです。このため、2012年・アスカトップレディ・3着(10番人気)、2013年・ヤマニンウィスカー・3着(7番人気)、2015年・マイネルメリエンダ・3着(7番人気)などの軽ハンデ馬が、勝てずとも波乱の立役者になっていることが多いです。

他の傾向としては、2011年にシルポートが7番人気で逃げ切り、2013年にはヤマニンウィスカーが7番人気で逃げて3着と、逃げ馬が穴を開けています。遡れば2006年に6番人気で勝利したビッグプラネットも逃げ馬でした。

競馬は強い馬が勝つのが基本ですが、軽ハンデ馬や逃げ馬はあまり人気にならないので、このあたりは穴で馬券に仕込む価値はあるでしょう。逆に内枠有利が通説の京都(特に芝1600m)は、内枠が過剰人気になるので、馬券妙味はあまりありません。

あくまでも馬場の内側が悪化して使用されるCコースなので、大衆の意に反して意外と内が伸びない場合もあります。個人的に昨年13番人気のテイエムタイホーを本命にしたように、Cコースの外枠狙いは好きですが、あくまでも強ければが条件。また、内枠が断然有利な年もあるので、このあたりは前半のレースを見てから判断したいです。
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2016年12月25日

本日の見所(ホープフルS)

2016年 ホープフルS
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2年前にラジオNIKKEI杯2歳Sを引き継ぐ形で創設されたG2のホープフルS。1着馬の賞金が6700万円(昨年まで6500万円)も用意されているというのに、例年、メンバーが手薄。これは朝日杯フーチュリティSが、枠順による有利不利のない阪神で行われるようになったことも影響しているでしょう。

近年、クラシック候補は、朝日杯フーチュリティSを積極的に出走してくるようになり、朝日杯フーチュリティSのレベルアップとともにホープフルSは手薄。今年もフェイクっぽい馬たちが集いました。

例えば、断然1番人気のレイデオロ。葉牡丹賞で4コーナー10番手からゴボウ抜きした末脚から、下馬評では怪物のように取り扱われています。確かに素晴らしい馬体の持ち主で、自分のPOGの所有馬でもありますが、個人的には葉牡丹賞の内容で、クラシックは絶望的に感じました。エンジン点火が遅く、要所で動けない――。動けない馬に仕掛けが遅いルメール騎手だから、余計にズブさを見せている感じがします。

昨年のこの時期の中山であれば、問答無用に消しでしたが、今年は昨年以上に時計が掛かっているというのは、この馬を後押しする材料でしょう。ただ、個人的にはあまりペースが上がりそうもないメンバー構成だけに、差し損ねに期待してみたいです。3着以下に敗れれば、高い配当が見込めるでしょう。
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2016年12月17日

本日の見所(ターコイズS)

2016年 ターコイズS
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昨年からは重賞に格上げされたターコイズS。同時に、一昨年までこの時期に行われていた愛知杯が1月に繰り下げられ、出走馬の質はかつての愛知杯レベルです。マイル戦ですが、前走芝2000mの秋華賞組や福島記念組が多数参戦し、対戦図式は中距離路線馬vsマイル路線組。逃げ候補が多い一戦ですが、それらが中距離路線馬ばかりなので、そこまでペースが速くなることはなさそうです。

また、この舞台の中山芝1600mは、最初の2コーナーまでの距離が約240mと短く、急コーナーなので内枠が断然有利のコース。2コーナーで内々を確保しないと、ずっと外々を回らなければならない円状のコースだけに、平均ペースを想定するならば、内枠先行馬が有利です。よって、馬券は前を中心に馬券を組み立ててみました。

逃げ馬不在の昨年は4F48秒4のスローペースで流れて前が残りましたが、今年は何が逃げるにしても47秒台半ばではないでしょうか。それくらいのペースならば、メンバー的に見ても前が踏ん張れるでしょう。
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2016年12月10日

本日の見所(チャレンジC)

チャレンジカップ
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チャレンジCが阪神芝1800mのハンデ戦で行われるようになって今年で5年目。このレースは、例年、中長距離路線馬のみならず、登録馬ラッシュの再来週の阪神Cへの出走が危ぶまれる短距離路線組やマイル路線組が出走してくるため、それらがペースを引き上げて淀みないペースになることが多いのが特徴です。

しかし、今年は短距離路線組やマイル路線組の出走頭数こそ例年のように多いですが、有力視されている馬は、差し、追い込み馬ばかり。差し、追い込み馬が坂の下りでスピードに乗せて、ラスト約1Fの坂をそれほど減速せずに上って来られる阪神コースだけに、極端に前が残るようにも思えませんが、ペース的な観点から先行馬にもチャンスがありそうです。

ハンデ戦らしく、PP指数の『能力値』が拮抗したレースですが、前記の前提で予想を組み立てたら、わりと点数が絞れました。なかなかの高配当も期待できるでしょう。
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2016年12月03日

本日の見所(ステイヤーズSなど)

2016年 ステイヤーズS、金鯱賞
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●ステイヤーズS

最長距離戦のステイヤーズS。天皇賞(春)などのG1では、やや能力が足りないステイヤーにとって、最終目標となるのがG2のこの舞台です。当然、重要なのは、芝3000m級の距離実績。過去10年の勝ち馬10頭中6頭に芝3000m以上での連対実績がありました。対象馬は、2006年のアイポッパー、2009年のフォゲッタブル、2011年マイネルキッツ、2012年トウカイトリック、2013年-2014年デスペラード。ちなみに2〜3着馬は各4頭です。

しかし、距離3000mを超えるレースは、国内ならばステイヤーズS以外に、万葉S、ダイヤモンドS、阪神大賞典、天皇賞(春)、菊花賞と、そう多くはありません。また、前記したレースの勝ち馬は、まず、上位人気に支持されるし、人気を裏切ることもあります。そこで個人的には芝3000m以上を未経験の隠れステイヤータイプを狙うことをお勧めします。

よくある穴パターンは、2008年の勝ち馬エアジパング(6番人気)、2010年の勝ち馬コスモヘレノス(5番人気)、2011年の2着馬イグアス(6番人気)などのように、デビューから距離を伸ばしてPP指数を上昇させたタイプ。2009年に13番人気で2着に入線し、波乱の立役者となったゴールデンメインも、近走、距離が短いところを使われて凡退続きでしたが、もともとは距離を伸ばして指数を上昇させた馬でした。


●金鯱賞

暮れの中京開幕日に行われる金鯱賞。新装オープン後の中京は国内屈指のタフな馬場で、開幕日でも高速馬場になることは、まず、ありません。ただ、金鯱賞が行われる中京芝2000mは、坂を上って下るコースであること、スタートして約314mで最初の1コーナーを向かえるため、並びが落ち着きやすく、それほどペースが上がりません。

また、今回の出走メンバーを見ても、逃げ馬がリアファルとスズカデヴィアスぐらいで、この2頭ともに陣営が逃げない可能性があることを示唆するコメントを出しています。リアファルは長期ブランク明けによるスタミナ面の不安、スズカデヴィアスはいといろな競馬を試したいと思っているというもの。互いに「お先にどうぞ」の競馬になる可能性もあるでしょう。

よって、平均よりもスローペースよりの想定で予想を組み立てます。強い馬であれば、どんな展開でも来れますが、有利なのは、前に行ける馬か、瞬発力のある馬です。また、スローペースよりの流れになると、騎手の位置取りや動き出しがポイントになるので、この辺りも少し、予想ファクターとして加えて見てもいいでしょう。
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2016年11月26日

本日の見所(京都2歳S)

京都2歳ステークス
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今年はレーヌミノルの小倉2歳S圧勝に始まり、アルテミスSでは良馬場という表記以上に重い馬場を、ラストまで加速しながらリスグラシュー、フローレスマジックがワン、ツーを決めるなど、牝馬がとても強い勝ち方をしてきました。デイリー杯2歳Sも勝ったのは牝馬のジューヌエコールだし、下級条件ではソウルスターリング、アドマイヤミヤビも強い勝ち方をしました。

対して牡馬はだらしなく、これまで1頭たりとも強い勝ち方をしていません。先週の東京スポーツ杯2歳Sも「そろそろ大物が現れるかしら?」と楽しみにしていたのに、勝ち馬プレスジャーニーはラスト1Fで失速して、2着、3着馬にクビ差、クビ+ハナ差まで迫られる始末。当然、PP指数はそれほど高くありません。断続的に雨が降り、やや時計の掛かる馬場状態だったことを考慮しても、強くはあるけれど、超大物ではないことを裏付けてしまったことは確かです。

このままでは来年の牡馬クラシック戦線が危ぶまれ、もしかするとワンアンドオンリーがダービーを制した年よりもレベルが低くなる可能性もあります。このまま牝馬に席巻されっぱなしという状況下は、後の競馬が盛り上がらなくなるので(古馬相手に3歳牡馬がこてんぱんにやられる姿をあまり見たくない)、東京スポーツ杯2歳S以上に素質馬が揃ったこのレースでは、そろそろ大物誕生に期待したいところです。

ここはメンバー中で「能力値」「最高値」ともに一番高い馬に◎で!


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