2017年03月10日

明日の見所(金鯱賞)

017年 金鯱賞
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今年からG1に昇格した大阪杯の前哨戦として生まれ変わった金鯱賞。G1の前哨戦に相応しく、これまで以上に豪華メンバーが集結しました。しかし、実績馬のステファノス、ヤマカツエース、ルージュバックは揃って、昨年のG1レースを大目標にした後の始動戦。ここが本気ではないはず。よって、本命馬には少々格下でも、年明けにレースを使われている馬の中から、ここが目標かつ、今回の想定される展開にマッチする馬を据えたいところです。

まず、金鯱賞が行われる中京芝2000mは、前半で坂を上って、後半で坂を下るコースのため、前半スローの後傾ラップが発生しやすいのが特徴。しかし、昨年末の金鯱賞で前半5F61秒5-後半5F58秒2ながら、ラスト4F目から11秒台が連発したように、前半があまりにもスロー過ぎると、後方勢が3コーナーの下り坂で勢いに乗せて仕掛けてくるため、極端な前残りにはなりづらいものがあります。

また、後傾ラップが発生しやすいコースだからこそ、ポジションを意識し過ぎて、淀みのない流れになることも多く、結局のところ強い馬が勝つという総合力勝負になることがことがしばしば。東京競馬場とは似て非なるコースなので、東京コースでの実績が直結しません。東京、京都などの決め手比べで結果を出して来た馬よりも、総合力勝負になることが多い中山や阪神で結果を出して来た馬のほうが好ましいし、中京での実績があれば理想的でしょう。
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2017年03月05日

本日の見所(弥生賞)

2017年 弥生賞
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皐月賞の前哨戦となる弥生賞。昨年こそチャンスがない馬が無駄に飛ばしてハイペースが発生したものの、基本的にトライアルらしく、ペースがそこまで上がりません。ただ、弥生賞が行われる中山芝2000mの舞台は、最初の1コーナーまでの距離が約405mく、もともと先行争いが激化しやすい舞台。極端なスローペースになることもそう多くはありません。脚質や枠番による大きな有利不利は考えなくてもいいでしょう。

しかし、弥生賞はあくまでも皐月賞の主役候補たちにとっては始動戦。例えば2013年のエピファネイアのように、人気を裏切って大波乱となる場合もあります。今年も今回が始動戦となるカデナが1番人気に支持されていますが、余力残しのレースでも通用するほど強い馬でしょうか?

また、弥生賞の最大の穴パターンは、2012年の勝ち馬コスモオオゾラ(9番人気)や、2013年の勝ち馬カミノタサハラ(6番人気)のように、年明け出走組。主役候補が休養明けだからこそ、レースと順調に使われている強みが生きてくるのです。今年の弥生賞もそのようなパターンに期待して穴狙いです。配当面では穴でも、個人的には順当な狙い目です。
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2017年03月03日

明日の見所(オーシャンS)

2017年 チューリップ賞、オーシャンS
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●チューリップ賞

桜花賞の前哨戦となるチューリップ賞。このレースは、桜花賞の主役候補たちの始動戦、叩き台となるために、しばしば番狂わせが起こります。その中でも最もよく起こるパターンは、4コーナーの下り坂までペースが上がらずの前残りです。

2008年には5番人気のエアパスカルが逃げ切り勝ち、2009年には7番人気のサクラミモザが逃げ粘り2着となりました。また、2013年のクロフネサプライズの逃げ切りや、2015年のレッツゴードンキのまさかの逃げで3着に粘ったことが記憶に新しいところです。

チューリップ賞は、あくまでも桜花賞の主役候補たちにとっては叩き台。よって、無理をさせたくない(消耗度の激しいハイペースにはしたくない)という心理が、本来は前が残るのがなかなか厳しい阪神芝1600mという条件にして、前残りを誘発しているようです。

しかし、例えば2007年のウォッカやダイワスカーレットのように、強い馬は問答無用に強いので、叩き台でもある程度の上位着順を拾ってくるのも事実。余力残しのレースでも、チューリップ賞で勝ち負け出来るような馬でなければ、本番・桜花賞でも通用しません。つまり、穴目は逃げ、先行馬から、本命馬は問答無用に強い馬から狙うべきということになります。


●オーシャンS

高松宮記念の前哨戦、オーシャンSは中山芝1200mが舞台。中山芝1200mと言えば、外回りの向こう上面の坂の頂上からスタートして、約2Fほど勢いよく坂を下って行くコース。3コーナーまでの距離は250m強ですが、見た目にどこがコーナーなのかわかりづらい緩やかなカーブのため、逃げ、先行馬は勢いがついたまま3コーナーを曲がることもしばしば。つまり、オーバーペースが発生しやすいコース形態になっています。

例えば、先週の土曜日に行われたアクアマリンS(準オープン)。外枠の馬がスタートで加速がついてハナを主張するかの勢いを見せ、内枠の逃げ、先行馬がそれに抵抗して行ったために、前半3F33秒5-後半3F35秒0のオーバーペースが発生しました。前走準オープン2着のファインニードルこそ先行策から粘り込んだものの、2〜6着馬は差し、追い込み馬という結果です。

また、先週の日曜日の500万下も外枠軽量馬のキャラメルフレンチが好スタートを切ったために、逃げ馬ソレイユフルールが内目から必至に抵抗して、まさにアクアマリンSと似たような結果。つまり、逃げ、先行馬が揃ったレースはもちろんですが、外枠にテンが速い馬がいるとよりオーバーペ―スの発生率が上がります。

しかし、今年のオーシャンSは、芝1200m戦としては、逃げ、先行馬が少ないのは確か。この舞台で前走時、前半3F33秒2のオーバーペースで逃げバテしたクリスマスは、「昨夏の連勝時のように好位から競馬をしたい」とコメントしているので、おそらく控えるはず。また、外枠に取り立ててテンの速い馬もおらず、先週よりも馬場が回復していることを考えると、そこまでペースは上らないのではないかと見ています。

中山芝1200mで極端に前が残ることも滅多にありませんが、ある程度は前が残れる前提で予想を組み立てたいです。
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2017年02月25日

本日の見所(アーリントンC)

2017年 アーリントンC
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阪神芝1600mは、最初の3コーナーまでの距離が約440mと長いために逃げ、先行馬の隊列がスムーズに形成されず、ペースが上がりやすい舞台。さらに差し、追い込み馬は直線の下り坂で勢いに乗せてラスト約1Fの上り坂を上ることが出来るために、基本的に差し、追い込み馬の活躍が目立ちます。

しかし、アーリントンCは、阪神の開幕初日に行われるため、意外とペースが上がりきらずに前が残れることもしばしば。このレースの過去10年で、2桁人気で穴を開けたマイネルエルフ(2009年)、キョウエイバサラ(2011年)は、ともに最内を先行した馬でした。最内を立ち回れる先行馬の一発を警戒しつつ、自在性ある差し馬を本命に据えるのが理想的でしょう。

個人的に本命馬は、これしかないと思うのですが、意外と人気がないので驚いています。
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2017年02月17日

明日の見所(ダイヤモンドS)

2017年 京都牝馬S、ダイヤモンドS
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●京都牝馬S

昨年から京都芝1400mで行われるようになった京都牝馬S。京都芝1400mは、前半で坂を上って、後半フラットのコース形態のため、短距離戦としてはペースが上がりづらい舞台です。スタートしてすぐに3コーナーの坂を上る芝1200mほどではありませんが、基本的には、逃げ、先行馬が有利なコース。

しかし、この時期は本当に雨が多く、明日も昨年同様に雨模様とのこと。昨年のこのレースは逃げ、先行馬が揃った上に、重馬場でペースがやや速くなり、2着、3着に差し馬が台頭しました。今年も雨模様のこと。ある程度は、タフな馬場が予想されます。

今年も、スプリント路線組の参戦が多く、逃げ、先行馬が揃った一戦。差し馬の台頭を警戒しましょう。


●ダイヤモンドS

ダイヤモンドSは、2012年の勝ち馬ケイアイドウソジン(15番人気)のような、中距離戦を主体に使われてきた隠れステイヤータイプが穴を開けることがとても多い舞台。このレースがハンデ戦で行われ、実績がなければ軽ハンデの恩恵を受けることも好走要因ですが、一番の理由は、中距離では追走に苦労していた馬が、距離が長くなることで、楽に前を意識して動いて行けるということでしょう。

本来は逃げ馬でありながら、中距離では楽に逃げられなかったケイアイドウソジンはその典型。距離が長くなったことで、楽にハナを奪って逃げ切ることが出来ました。2007年に6番人気で穴を開けたエリモエクスパイアも中距離では追い込み馬で、長距離では先行馬。初距離のこのレースで2着入線し、同年の天皇賞(春)でも2着と健闘。ステイヤーとしての資質の高さを証明しました。

つまり、今回でスタミナ特化型の隠れステイヤータイプがいるかどうかが馬券の重賞ポイント。いればハンデの軽い新興勢力にチャンスがありますが、いなければ実績馬が上線する形になるでしょう。
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2017年02月11日

本日の見所(クイーンC)

2017年 クイーンC
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昨年は牝馬が2歳重賞を賑わせたように、牝馬クラシック路線はハイレベル。今回も百日草特別で後の京都2歳Sの覇者カデナを撃破したアドマイヤミヤビ、アルテミスSで後の阪神ジュベナイルFの2着馬リスグラシューと差のない競馬をしたフローレスマジックを筆頭に強豪が集いました。

短距離馬ではありますが、阪神ジュベナイルFの3着馬レーヌミノルも強いし、オーバーペースとなったサフラン賞、フェアリーSで2番手追走からしぶとく粘って連続2着のアエロリットも地味ながら強い馬です。相手がここまで強いと1戦1勝馬が今回で上積みを見せたとしても、勝つのは容易なことではないと見ています。やや評価を下げてもいいのではないでしょうか。

逆にここまで相手が揃った中で、1戦1勝馬が勝ったならば、一躍、阪神ジュベナイルFの上位馬と並ぶ、牝馬クラシック候補です。さて、どうなることやら?

あと、フローレスマジックが1番人気というのはちょっと…前走のアルテミスSは、勝ち馬リスグラシューの直後から動いて行ったのが良かったと思うのですが…リスグラシューが切り開いて行った進路を突かなければ、リスグラシューを0.1秒差まで追い詰められなかったと見ています。

確かに3着馬に3馬身半差(着差0.6秒差)つけた点や休養させて成長を促した点は褒められますが、前走のレース内容から言うと、人気し過ぎだと思います!
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2017年02月05日

本日の見所(きさらぎ賞)

2017年 東京新聞杯、きさらぎ賞
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●東京新聞杯

古馬マイル重賞路線の確たる逃げ馬不在により、例年スローペースが発生しやすいレースです。しかし、本来は逃げ馬ではない馬が逃げていることが多いために、スローペースでも容易に逃げ切りが決まらないという現象が起こっています。

過去10年で唯一の逃げ切りは、昨年のスマートレイアーのみ。他に3着以内もありません。スマートレイアーはそれまで出遅れ癖があったために、後方からレースをすることが多かったのですが、昨年は好発を決めて前半4F48秒4-後半4F45秒7の超絶スローペースで逃げ切りました。

ただ、スマートレイア―はもともと持久力のあった馬。トップスピードを持続させることの出来る馬だけに、東京新聞杯で出遅れないと読み切れるならば、本命候補レベルの馬だったはず。つまり、これまでに逃げたことがない馬が逃げる場合、スタミナが特化した能力上位馬でなければ、容易に通用しないということです。

今年は、一応、逃げ馬マイネルアウラートが出走していますが、勝つ競馬よりも怒られない、叩かれない騎乗を好む柴田大知騎手ですから、行き切ることはないでしょう。前走のニューイヤーSのように各馬の出方を窺いながら前を意識する競馬。当然、ペースはスロー。

このあたりは多くの競馬ファンが考えていることなのか(?)、G1でも好走の連続だったエアスピネルは別格として、ヤングマンパワーを始めとする先行馬の馬券が過剰に売れているようです。しかし、あえて差し馬を中心視するのも面白い気がします。

ヤングマンパワーは、昨年の関屋記念、富士Sを連勝しているように、実績は問題ないのですが、前走のマイルCSで16着に凡退しています。一応、前走の敗因は、夏場を休ませずに連勝してきた疲れがどうの、輸送の影響で12sの体重減がどうのってことになっていますが、馬がそう言ったならともかく、人が考えた理由なので違う可能性もあり得るという話です。


●きさらぎ賞

一昨年はルージュバック、昨年はサトノダイヤモンドと近年はクラシックの活躍馬を出しているきさらぎ賞。今年も一昨年のセレクトセールで1億9500万円で落札された、大本命馬のサトノアーサーが出走してきます。

サトノアーサーは、サトノダイヤモンドと同じ馬主、厩舎で、秋にデビューして2戦2勝。池江厩舎と言えば、かつてドリームジャニーやオルフェーヴルのように、期待馬は夏の新潟デビューから朝日杯フュ―チュリティSを目指すのが主流でしたが(オルフェーヴルは、京王杯2歳Sで惨敗して朝日杯フューチュリティSに出走できず)、近年は仲良しの堀厩舎スタイルを真似たのか(?)、成長を促して秋デビュー、新馬戦から馬を作り過ぎないスタイルに切り替えて、盛り返した感があります。

堀厩舎スタイルは、馬がスムーズに上昇しないと、クラシックに間に合わないローテーションですが、早期デビュー馬はクラシックまでにスランプ期間がないと競走成績が尻窄まりになるリスクも多し。よって、期待の高い馬ほど秋にデビューさせるべきと、新ためて実感する今日この頃です。

確かにサトノアーサーは、デビュー2戦目のシクラメン賞では、上り3F32秒7の鬼脚を繰り出して突き抜け、圧勝したほどの高素質馬。この馬が先頭に立ったラスト2F目のレースラップは10秒8。これは超絶スローペースでも暮れの阪神ではなかなかお目に掛かれない数字です。高素質なのは確かですが、昨夜の前売りで単勝オッズ1.3倍とは、過剰人気をとおりこして、異常人気。勝つ可能性も十分ありますが、本命にはしづらいというのが本音です。

その理由は2つ。前走であれだけ強烈な競馬をしてしまうと、今回でダメージが出る可能性があること。また、本日は雨模様で例年のきさらぎ賞よりも速い流れが予想される中、サトノアーサーは速い流れを経験したことがないこと。しかし、それでも勝つようなら、やや低調な牡馬クラシック路線にピリオドを打って、皐月賞、ダービーと2冠馬になる可能性も十分あります。

馬券はサトノアーサーが勝つ可能性も視野に入れて、2着馬をしっかりと仕留めたいです。サトノアーサーがうっかり取りこぼせば、高配当が狙えるように組み立てました。
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2017年01月28日

明日の見所(シルクロードSなど)

2017年 根岸S、シルクロードS
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●根岸ステークス

ダ1400mの重賞は、交流重賞ならば数あれど、中央で行われるのは冬の根岸Sと夏のプロキオンSのみ。さらに中央のダ1400mは、東京、京都、阪神、中京と中央4場で行われていますが、スタート地点がダートなのは根岸Sのみなので、交流重賞組はもちろん、今年のラブバレットのように地方競馬から挑戦してくる馬もいます。例年、登録馬が多く、過去10年ともにフルゲート16頭立てで行われています。

また、東京ダ1400mは、芝スタートではありませんが、向こう上面の2コーナーよりからスタートして、3コーナーまでのストレートが長いこともあり、ペースは極端ではないにしても上りがち。ただでさえ、スプリント路線馬よりもマイル〜中距離路線馬のほうがレベルが高いというのに、スプリント路線馬がレースを引っ張っていくことになるので、ペース以上に前が残れていないという現象が起こっています。

根岸Sの過去10年を見ても、逃げ馬の勝率はゼロ。唯一、連対したのはタイセイアトムのみですが、この年は雪が降って日曜日から月曜日に代替えされ、不良馬場だった上に、2列目を追走していたトウショウギアが故障して、有力馬がことごとく後退する不利があったので、例外と考えても良さそうです。基本的に差し馬有利です。

ただ、今年は逃げ馬のコーリンベリーは出負け癖のある馬。またノボバカラはカペラSのように、スタート地点の芝で勢いに乗せて行くタイプで、ダートスタートだとそこまでテンが速くないタイプ。大方の想定を裏切ってスローペースになっちゃった…ということも考えられなくはありません。

それでも土曜日のダ1600mの準オープンでハイペースよりの平均ペースで1分37秒4を要したことを考えれば、差し馬を中心視したほうがいいのではないでしょうか。馬場がタフなので、基礎能力が高い馬が勝ち負けするでしょう。


●シルクロードステークス

シルクロードSが行われる京都芝1200mのスタート地点は、向正面の直線半ば付近。3コーナーにかけて上り坂になっており、これが逃げ馬のテンの速度を鈍らせます。それゆえに前半3F34秒台以上で、後半3F33秒台のスローペースが発生することもあります。著書『逃げ馬ナビゲーション』でも紹介したように、過去3年でもレディオブイペラ(2着)、アンライブライベン(1着)、ローレルベローチェ(2着)などの逃げ馬を残してきました。今回と同舞台の昨年の京阪杯でもとんでもないオーバーペースでしたが、ネロが逃げ切っています。

基本的に前残りが発生しやすいコースですが、今年はローレルベローチが回避しても逃げ、先行馬が多すぎるメンバー構成です。さらに京都は、例年のこの時期以上に時計を要しています。今週からBコース使用で先週までよりも時計が速くなっているとはいえ、平均ペースなら1分08秒台、ハイペースでようやく1分07秒台が視野に入ってくると言ったところでしょう。

例年どおりに前残りに賭けるか、例年以上の逃げ、先行馬揃い+時計の掛かる馬場で差し馬に賭けるか悩ましいところですが、配当妙味があるのは差し馬。ネロが京阪杯どおりの競馬なら楽勝が濃厚ですが、二番が利くほど競馬は甘くないもの。今回はネロよりもスタートの速いソルヴェイグやセカンドテーブルもいて、それらがネロに絡まないとも言い切れないので、差し馬に期待する手もあるでしょう。
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2017年01月22日

本日の見所(AJCCなど)

2017年 東海S、AJCC
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●東海S

土曜日の中京は、凍結防止剤がまかれての良馬場ということで非常に時計を要していました。メインレースの中京スポニチ賞(1000万下)でもラスト3F、ラスト1Fで13秒台が刻まれて、決着タイムは2分01秒0という具合です。ここまで馬場がタフだと、道中で容易に息を入れられないので、基本的にPP指数の能力値や最高値の高い馬を狙うというスタンスでいいでしょう。

また、スタミナが不足する休養明けで、タフなダートをこなすのは容易なことではないので、そういう馬は割引が必要でしょう。確かに芝スタートで最初の1コーナーまでの直線が長い阪神ダ2000mらしく、淀みの少ない流れとなった昨年のシリウスSで、逃げ馬マスクゾロのキックバックを食らいながら2着したピオネロは強いです。ダートでは底を見せてもいませんが、連軸にするのはどうかなあ? 

個人的にはピオネロがリスクを背負ってくれたことで、本命馬がわりとスムーズに決まりました。当てたいです(^▽^)/。


●AJCC

AJCCが行われる中山芝2200mは、レース前半で坂を上っていくコースなので、前半でペースが上がるポイントがありません。あの暴走型逃げ馬ツインターボが圧勝したのも、中山芝2200mのオールカマーです(当時としては高速馬場)。前半で坂を上っていくことで珍しく折り合いがついて、最後の脚に繋がったんですね(笑)

つまり、AJCCはスローペースが発生しやすい舞台。過去10年でも速い流れとなったのは、ネコパンチが玉砕逃げを打った2013年ぐらい。逃げ馬が意図的にレースを引っ張らなければ、ハイペースになることはほとんどありません。そのぶん後続勢が3コーナーあたり(ラスト4-5F目)からレースが動いて前が潰れることもありますが、基本的に前々有利を考えてもいいでしょう。

話は変わりますが、ちょっと前に田辺騎手がバックヤードで「ワンアンドオンリーは力んで走って行って、力を抜くことを覚えさせたい。力が抜ければ復活する」とコメントしていたのが耳に入ってきたことがあります。その打開策が馬群に入れないことだそう。つまり、前に行かせるか、行けなければ外目を走らせる選択をするということ。おそらく確固たる逃げ馬不在の今回ならばハナを主張してくるでしょう。

本質的に逃げ馬ではない馬がハナを切る流れだと、出たなりだと後方から競馬をすることになるステイヤータイプの馬は、厳しいんじゃないでしょうか? タンタアレグリアは一昨年のゴールドシップと似たような結果になってしまいそうな予感がしています。ただ、想定1番人気で実績断然のタンタアレグリアは、驚くほど人気がなく…この人気ならば、ヒモに加えてもいいのではないでしょうか。
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2017年01月15日

本日の見所(日経新春杯など)

2017年 京成杯、日経新春杯
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●京成杯

京成杯は、葉牡丹賞で前崩れの展開に恵まれて2着のコマノインパルスが前売り1番人気(先週のフェアリーSで逃げて2.2秒差の最下位に負けたアルミューテン▲に推しましたが、予定以上に雨が降り、時計の掛かる馬場のオーバーペースとなったわりに先行策から5着に粘りました)。ホープフルSで前崩れの展開に恵まれて2着のマイネルフェーンが3番人気。そしてレベルがそれほど高くない新潟2歳Sで3着&休養明けのイブキが2番人気。

確かに2勝馬が前走の京都2歳Sで最下位に敗れたアダムバローズだけなので、前記した馬たちが人気に支持されるのもわからなくはありません。それらもここに入れば、能力上位の存在です。しかし、これがこの先の皐月賞へと繋がっていく一戦であることを考えると、もう終わった(!)って感じ…。現時点では、ここからクラシックで通用するような馬が誕生する気配が感じられません。

このレベルなら新馬戦や未勝利戦を勝ったばかりの馬でも通用してしまうのではないでしょうか。それほど目立つレースはしていないけど、実は強い、素質を見せているという馬を狙いたいレースです。

また、昨日、土曜日の中山は、雪の影響もあったのか先週よりも特に中距離戦ではラスト1Fで急失速するレースが目立ちました。ただ、蛯名騎手が逃げ馬(アダムズバローズ)に騎乗するとなると、ペースを落とし過ぎるか、他の馬に行かせるかでスローペースが発生しやすいのも確か。実は、以前、蛯名騎手は芝のレースで逃げて勝った記憶があまりないなぁ〜と思い、過去に調べたことがあります。結果、マイル以上では今から2015年の2月8日の早春Sのメイショウカドマツまで遡らないとないのです。メイショウカドマツの逃げも純粋な逃げではなく、前半でスーサングレードに行かせて3コーナー先頭から押し切る形。

短距離の芝でも2015年7月25日の白川特別のゴールドペガサスまで遡らなければありませんでした。それ以来、蛯名騎手が芝のレースでいつになったら逃げ切り勝ちを決められるかという、カウントの日々が続いていますが、なかなか勝てません。

なぜ勝てないか、わかりますか? 蛯名騎手が芝のレースで逃げ馬に乗る機会が極端に少ないのではなくて、逃げ馬に乗っても逃げさないか、タメごろししていることがやたら多いということなんです。つまり、中山は時計が掛かる馬場ですが、蛯名騎手が逃げ馬に乗る以上、この馬が逃げても、逃げなくてもスローペースが発生しやすいということ。そういう前提で予想を組み立てると、京成杯でも思わぬ高配当にぶち当たるかもしれません。


●日経新春杯

日経新春杯が行われる京都芝2400mの舞台は、4コーナーの奥ポケットからスタートして最初の1コーナーまでの距離が約600m。最初のストレートが長いこともあり、ある程度はレースが流れます。秋の京都開催が開幕して間もない時期に行われる同距離の京都大賞典ではしばしばスローをとおりこしてどスローが発生することもありますが、この時期は秋の京都開幕当初と比べると時計を要すために、なおさらレースが流れがちです。

ただし、あくまでもそれは全体の傾向。距離が2400mもあるので、前半で脚をタメて後半に特化させる馬もいれば、前半からリードを奪って、後続の末脚を封じようとする馬もいます。後半に特化しようとする馬が揃えば、当然、前が残るし、前半からリードを奪おうとする馬が揃えば、当然、前が潰れます。

さて、今年の日経新春杯はというと後半型の馬や追走力のない馬が多いので、前が残る可能性が高いのではないでしょうか。今回は前走で菊花賞やステイヤーズSなどの長距離を使われている実績馬が多く、さらにそこでも先行できない馬たちが揃っているとなると、前を残してしまう可能性が高いでしょう。長距離でも通用するスタミナを利して、4コーナーまでに位置を上げて行ければチャンスがありますが、そういう馬に田辺騎手や横山典騎手が騎乗しているわけではないのでその辺りがどうか?

実績馬に乗っている騎手が、決め手特化型の高素質馬に乗り慣れている方ばかりなので、教科書どおりに4コーナーまで動かず、「あのペースじゃ、厳しいよねぇ〜」と言い訳するシーンが頭を過ります。いちファンの視点で聞いていると、「地方で機動力のない馬に乗って、揉まれてこいや!」と思いますが…(笑)。

つまり、日経新春杯は、実績馬が向こう上面で動いて行くかが勝敗の分かれ目。さて、どうなるか?
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