2018年12月15日

本日の見所(ターコイズS)

2018年 ターコイズS
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オープン特別から重賞に格上げされ、今年で4年目となるターコイズS。重賞に格上げと同時に、この時期に行われていた愛知杯の施行時期が年明けに繰り下げられたこともあり、オープン時代と比べると好メンバーが集うようになりました。

マイル戦ながら、秋華賞やエリザベス女王杯組などの中距離路線組が多数参戦し、対戦図式は中距離路線組vsマイル路線組。この比較が予想を難しくさせますが、秋華賞組やエリザベス女王杯組が苦戦傾向なのは確か。これはG1を目標にした後の一戦では余力がない上に、重いハンデが課せられるからでしょう。

特に、差し、追い込み馬は、昨年、人気を裏切っラビットランやワンブレスアウェイのように、追走に苦労し、外々を回るロスの大きい競馬で敗れています。このレースは、中距離路線組が集うことで、先行馬が手薄となり、前が容易にバテずに上がりの速い決着となるのも、前記の差し、追い込みタイプが苦戦する理由でもあります。

基本的には、前走マイル路線組が優勢ですが、中距離戦組でも3年前のシングウィズジョイのように、逃げ、先行馬ならば、十分チャンスがあるでしょう。さて、今年も荒れるのか? 楽しみな一戦となりました。
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2018年11月17日

本日の見所(東京スポーツ杯2歳S)

2018年 東京スポーツ杯2歳S
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今年のダービー馬ワグネリアンを始め、翌年のクラシック活躍馬を多く輩出している東京スポーツ杯2歳S。昨年は逃げてアイビーSを制したコスモイグナーツが、序盤でケワロスに競り掛けられて行き切ったために、オーバーペースが発生しました。

しかし、例年は、瞬発力を武器に勝ち上がって来た馬が多く出走することもあり、これと行った逃げ馬が不在の年は、スローペースからの直線勝負が定番。末脚比べのこのレースで敗れた馬は、この先で先行馬となり、勝者は差し馬として確立することが多いです。

そういうレースだけに、瞬発力が優る馬を狙いたいところ。今年は何が何でも行き切るタイプの逃げ馬が不在なだけに、なるべく前の位置から速い上がりでまとめてこられるタイプを狙うのが好ましいでしょう。


今回は前記のことが考慮されて、ルヴォルグやヴェロックスが上位人気に支持されています。確かに先行策から独走したルヴォルグやヴェロックスの新馬戦は強く、新馬戦のPP指数としてはかなり優秀でした。ヴェロックスの前走・野路菊Sでカテドラルに先着を許しましたが、カテドラルも強かったし、折り合いに専念して4番手の外から動いたことが敗因でしょう。大きな減点材料ではありません。

しかし、今年は人気に反して北海道経由馬が手強いのも事実。けっこう指数が出ています。さて、このレースをどう組み立てるか? 結論を言うと、けっこう荒れる、ルヴォルグやヴェロックスの上積み次第では、大波乱も考えられると見ています。個人的にワクワクするレースになりましたので、久々に記事の投稿をしてみました。
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2018年10月20日

本日の見所(富士S)

2018年 富士S
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マイル路線のトップクラスは、長らく逃げ馬が不在。高速馬場で行われることが多いこのレースでも、1分33秒台の決着タイムはあたりまえ。前半4F48秒1で通過して、1分34秒0で決着した年もありました(一昨年)。しかし、マルターズアポジーのマイル路線への転向で、1分32秒台の決着も視野に入ってきました。

これまでマルターズアポジーとの対決では控える選択をしてきたウインガニオンですが、今回は「ハナにこだわる競馬を」と逃げ宣言。この2頭が競り合ってペースが上がれば、1分31秒台後半の決着もありえるでしょう。ウインガニオンは前走時にブリンカー着用で行き切る競馬をしているあたりから、本気でハナを奪う覚悟のレースをしてくると見ています。

しかし、今回は先行馬がそれほど多いわけではありません。前へ行く2頭が後続を突き放して、2列目馬群が形成される可能性が高いでしょう。おそらくその位置、先行馬が有利なレースになると見ています。しかしその位置は、エアスピネルではない可能性が高いでしょう。その理由に関しては、予想コメントでお伝えします。
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2018年10月13日

本日の見所(府中牝馬S)

2018年 府中牝馬S
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先週の毎日王冠と同じ東京芝1800mで行われる府中牝馬S。先週の毎日王冠の見所では、高速馬場の東京芝1800mは、逃げが決まりやすいことをお伝えしました。実際に先週のアエロリットも4F通過47秒3まで落として上手く逃げ切りました。また、昨年のこのレースもクロコスミアが逃げ切っています。

昨年は馬場は逃げ馬の出走がクロコスミア一頭という状況下。さらにほとんど雨の影響を受けていないのに、「稍重」発表だったことで、騎手の仕掛けの意識が下がり、有力馬が直線勝負に徹したことで、前半4F49秒5の超々スローペースになりました。もちろん、次走で芝2200mのエリザベス女王杯が控えているので、積極的に行かせたくない騎手心理もあったでしょう。

しかし、昨年は去10年では2番目のスローペース。一番は逃げ馬不在で先行馬が互いにハナを譲り合う異次元のレースとなった2013年ですが、昨年は逃げ馬が出走していたわりにはペースが遅く、上手くレースを支配できていました。

さて、今年はどうかというと、ここはさすがに逃げなければ持ち味が生きないカワキタエンカが逃げるでしょう。陣営も「単騎で行けて、どこまで踏ん張れるか」とコメントしています。おそらく淡々と逃げるでしょう。

ただし、毎日王冠よりも一枚メンバーが落ちるここは、4F通過タイムを毎日王冠よりもあと1秒は落とさないと、逃げ馬は容易に逃げ切れません。しかし、カワキタエンカがそこまで落とすと、クロコスミアあたりに先頭を奪われてしまうので、4F47秒台くらいのペースは刻むでしょう。

逃げ馬が47秒台だと、先行勢は4F48秒台で通過できますから、このレースでの立ち回りが楽な位置は、先行馬ということになります。ここは先行馬を中心に馬券を組み立てたいです。
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2018年10月08日

本日の見所(京都大賞典)

2018年 京都大賞典
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毎日王冠は逃げ馬が活躍する舞台ですが、京都大賞典は開幕週ながら逃げ切りが決まりにくい舞台。過去10年で一度も馬券に絡んでいません。確かに、キタサンブラックが2番手につけて、それをマークする形でレースが進んだ一昨年など、本来は逃げ馬が好走できても不思議ないペースだった年も過去に何度かあります。

しかし、それでも逃げ馬が活躍できないのは、長距離路線にそれなりにでも強い逃げ馬が存在していないことや、このレースは実績馬が休養明けで挑んてくることが多いのが理由です。スタミナが不足する休養明けで、芝2400mを克服するのはなかなか厳しいでしょう。

ただし、実は逃げ馬有利のペースであることを証明するかのように、特に近年は追い込みが決まらず、先行〜好位勢が活躍しています。確かに京都芝2400mは、ストレートが長いため、騎手の意識ひとつでペースを上げることもできますが、テイエムプリキュアやドリームフライトくらいのスピードと持久力を持っていないと、レースをハイペースにすることすらも厳しいものがあります。

今回で逃げるのは、ウインテンダネスが濃厚。この馬は前々走の緑風Sで超々スローペースに落として逃げ切った馬。自ら逃げてメンバー中2位の上がり3Fタイム(末脚)を引き出せるのだから、レースをハイペースにする理由がありません。

また、シュヴァルグランは昨年の宝塚記念の一件から、さすがに逃げられないでしょう。オーナーには好位でレースをする約束をしながら、レースではおっつけて逃げたのですから……。個人的にはひっかっかっても2番手だと思っています(笑)。

そんなこんなで今回は先行馬と、決め手ある馬を中心に馬券を組み立てます。ウインテンダネスは強いとは思っているのですが、休養明けで逃げるという行為自体がやや不安。また、菱田騎手に緑風Sのようなレースメイクができないとも思っていて感覚的には「消し」です。しかし、昨日の毎日王冠しかり、最近、勘が悪いので一応、印は回します。
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2018年10月07日

本日の見所(毎日王冠)

2018年 毎日王冠
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天皇賞(秋)の前哨戦の毎日王冠は、東京芝1800m戦で行われるもっとも格が高いレース。開幕週らしい超高速馬場で行われるこのレースは、サイレンススズカ(武豊)、マグナーテン(岡部)、エイシンヒカリ(武豊)などの数々の馬が逃げ切って来ました。また、2014年に11番人気のサンレイレーザー(田辺)が逃げて2着に粘り、大波乱の立役者となったことも……。

個人的に馬券で美味しい思いをさせてもらったのは、8番人気のトーヨーリファール(松永昌)が逃げて2着に粘り、アヌスミラビリスという怪しい名前のゴドルフィンの馬が優勝した1996年の毎日王冠ですが!!

これまでに数々の馬が逃げ切り、また逃げ馬が穴メーカーとなているように、毎日王冠はジャストペースで逃げれば、逃げ馬が大変有利になります。毎日王冠のジャストペースは、超高速馬場と想定した場合は4F47秒台後半。しかし、多くの騎手はペース配分を間違えるのがポイント。走りやすい馬場状態で前半で坂を下るUターンコースなので、大抵はペースを上げ過ぎます。

それもシルポートなど、出走馬中逃げ馬1頭、単騎逃げ確定という年ほど、4F46秒台のオーバーペースで飛ばし過ぎているという傾向。東京芝1800mで4F46秒台というマイル戦のペースまで上げれば、古馬一線級でも逃げ馬は潰れます。サイレンススズカはそれでも優勝しましたが、通常はアウトでしょう。

今回の毎日王冠で普通に考えるとアエロリットの単騎逃げが濃厚。しかし、鞍上は東京芝1800mは2度目の経験も初めて逃げることになるモレイラ騎手。ここは47秒台後半までペースを落とせるのか? 落として上位に連れて来れたら本当にマジックマンだと思いますが、数々の騎手がしくじる場面を見て来ていると、単騎逃げだからと言って飛びつけないというのが本音です。この1番人気馬は△に止めて、大穴を狙ってみたい一戦です。
posted by 山崎エリカ at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2018年10月06日

本日の見所(サウジアラビアRC)

2018年 サウジアラビアRC
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一昨年と昨年は、秋の東京開幕初日にもかかわらず、芝のレースでは、行った行ったが決まらないほどの雨に見舞われました。特に昨年は重馬場スタートで、5レースでは稍重に回復。馬場はそこまで悪くありませんでしたが、サウジアラビアRCは、まさかの激流。ラスト2F目で逃げ馬が早々とバテてたところをダノンプレミアムが2番手から交わし、追い込み馬ステルヴィオの追撃を押し切っての勝利でした。

思えば、伝統のいちょうS(オープン)から続くこのレースは、エアグルーヴやメジロドーベル、イスラボニータなどの後のクラシックホースを輩出。クラリティスカイやダノンプレミアムも後のG1馬となっていることから、出世レースと言っても過言ではないでしょう。昨年こそフルゲートだったものの、例年、少頭数ながら好メンバーが集うことが多いです。

また、2歳重賞は、エアグルーヴやメジロドーベル、イスラボニータ、クラリティスカイがキャリア3戦目、4戦目だったように、経験豊富な馬が勝つことが多いですが、稀にダノンプレミアムのような1戦1勝馬が勝つことがあります。ただし、レースぶりがまだ素材に近い状態でも、経験豊富な馬たちを上回れるだけのものがあればです。

今回、断然の1番人気馬は、1戦1勝馬のグランアレグリア。同馬は、東京芝1600mの新馬戦は、4F通過47秒9のどスローから1分33秒9の好タイムでまとめて完勝。直線だけで2着馬に2馬身、3着馬に5馬身半差、4着馬に15馬身半差の見事な勝ちっぷりでした。2馬身半差敗れたダノンファンタジーの中内田先生が「使うレースを間違えた」とコメントをくれたほど。また、この馬が走った後のPOGでも、この馬の争奪戦になりました。

私自身は、グランアレグリアの新馬戦での完成度が高すぎたように感じ、伸びしろの面で不安を感じたので、争奪戦には加わりませんでした。しかし、クラシックはまだまだ先。しかも、今回は出走馬9頭中、5頭が1戦1勝馬という状況下です。

人気のキャリア2戦のドラウブニルは、前走のアスター賞では、グレイシアが強かったにせよ、グレイシアには完全切れ負けのレース内容でしたから、ここならどうか? 楽しみな一戦となりました。


さて、この写真は西暦何年のサウジアラビアRCでしょう?

SaujiarabiaRC1.jpg


ヒントは、下の写真の馬が優勝しました!!

SaujiarabiaRC2.jpg
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2018年09月30日

本日の見所(スプリンターズS)

2018年 スプリンターズS
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阪神は台風の影響で開催中止。中山も降り続ける雨の影響で、重〜不良のかなり時計の掛かる馬場で開催が推測されます。ここまでのタフな馬場で行われるのは、3歳馬のアストンマーチャンが逃げ切った2007年のスプリンターズS以来でしょうか。

アストンマーチャンは、同年のファンタジーSを5馬身差の圧勝を飾るなど、もともと高いスプリント適性を兼ね備えていた馬。さらに休養明けの前走・北九州記念でオーバーペースに巻き込まれて失速したことがスタミナの復活へと繋がって、まんまとこのレースを逃げ切ることができました。

しかし、ペースは前半3F33秒1-後半3F36秒3で、ラスト1Fでは13秒2まで失速しており、本来は、逃げ切るのが難しい展開でした。さて、今年は、どうでしょうか?

逃げ馬がワンスインナムーン、その直後に前に行く構えを見せているナックビーナス。それらの出方を窺いながらラブカンプ―、セイウンコウセイという隊列が濃厚。好位勢が手薄なだけに、ファインニードルが早めに動いて、他有力馬はその直後を狙って行くレースになる可能性が高いでしょう。

そうなると意外とペースが上がらない可能性もありますが、それでも道悪である以上、前に行く馬にとって楽ではないはず。それに前に行く馬たちで厳しい流れを経験しているのがナックビーナスとラブカンプ―ですが、連対してしまっている点がネック。福永騎手が『祐言実行』で発した「逃げ切った馬の次走の好走率は極端に下がる」というコメントもニ理はありませんが、一理はあります。

逆に、ワンスインザムーンやセイウンコウシは、そこまで厳しい流れを経験していないので、消耗戦にどこまで対応できるが疑問。相手候補ならばともかく、本命馬は回避したいところです。

また、1番人気に支持されている高松宮記念の覇者ファインニードルに関しての取り扱いは……、セントウルSの『見所』から予想がつくでしょう(笑)。
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2018年09月17日

本日の見所(セントライト記念)

2018年 セントライト記念
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神戸新聞杯はダービーの上位馬が集う舞台に対して、セントライト記念は上がり馬が集う舞台。セントライト記念は主にダービー組vs上がり馬の対戦図式となります。例年ならば今回が始動戦となるダービー組より、指数上位の上がり馬を積極的に狙いたいのですが、今年は休養明けで激走レベルの走りをした馬ばかり。上昇期の3歳馬とはいえ、二走ボケが気になるところです。

また、セントライト記念が行われる中山芝2200mは、超スローペースか、超ハイペースが発生しやすいのが特徴。中山芝2200mは、スタートしてから高低差約5.3mの最高地点(1コーナー)を目指し、後半で最低地点まで下って行くコース。基本的にはスローペースが発生しやすいコース形態ですが、大逃げ馬が出走していると1コーナーを過ぎたところから、後続との差を広げてオーバーペースが発生する場合があります。

なぜなら大きな坂ほど上りながら後続との差を広げるのが困難だから、緩やかに坂を下る2コーナーで後続との差を広げていくのです。また、2コーナーが緩やかなカーブだから、積極的に動けるのもあるでしょう。逃げ馬がここでもハロン11秒台のラップを踏み続ければ、5F通過57秒台、58秒台の超ハイペースになるし、ここで逃げ馬が無理せずに一旦脚をタメつ形を取れば5F通貨60秒台、61秒台の超スローペースになります。

ただ、近年はハナに行けないと脆いヤマニンエルブ(2010年)、ロイヤルクレスト(2011年)のような馬が出走しておらず、超スローペースの傾向。今回はハナへ行ってこそのタニノフランケルが出走していますが、この馬はニの脚が遅い馬。逃げ宣言しているジェネラルウーノが本気で行けば、同馬のハナは叩けないでしょう。

普通に考えるとジェネラルウーノの単騎逃げで超スローペースが濃厚ですが、場合によってはノーザンFのダブルフラットがジェネラルウーノを突く可能性もあるでしょう。ノーザンFのあの馬を勝たせるために……。これだけノーザンFの馬が出走していれば、やりようがあります。
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2018年09月16日

本日の見所(ローズS)

2018年 ローズステークス
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オープン時代の紫苑Sは上がり馬が集う舞台に対して、ローズSはオークスの上位馬が集う舞台でした。しかし、今年のオークス上位のアーモンドアイ、リリーノーブル、ラッキーライラックは揃って秋華賞に直行。最近はG1レースの優先出走権がある馬は、前哨戦を使わなくなってきているとはいえ、寂しいメンバー構成になりました。

また、ローズSが行われる阪神芝1800mは、外回りコースで最初の3コーナーまで約665mとたっぷりと距離があります。このため先行争いが激化することもあれば、各馬が長い直線を意識して序盤でペースが落ち着くこともあります。つまり、非常に展開に振れ幅が広いということ。

先行馬が手薄ならば、ホエールキャプチャ(2010年)、ジェンティルドンナ(2011年)、ヌーヴォレコルト(2014年)が優勝した年のように、先行押し切りが決まることが多いです。一方、玉砕型の逃げ馬が出走していたり、先行馬が集うとデニムアンドルビー(2012年)やタッチングスピーチ(2015年)が優勝した年のように、追い込み馬が上位を独占することもあります。9番人気のムードインディゴが2着に追い込んだ2008年も、オーバーペースでした。

まとめるとローズSは展開読みが重要。特に今年のような実力拮抗のレースでは、より展開が重要になってくるでしょう。さて、今回はというと、逃げ馬がラテュロスくらい。さらに上位人気のサトノワルキューレ、センテリュオは追い込み馬、サラキアもゲート難で後方からが基本スタイル。また、馬場も昨日土曜日から回復して高速馬場が濃厚なだけに、前目からの穴一発が決まる可能性が高そうです。私自身はその前提で予想を組み立てる予定です。
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