2017年11月18日

本日の見所(東京スポーツ杯2歳S)

東京スポーツ杯2歳Sの予想
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将来のG1馬を多く輩出している重賞、東京スポーツ杯2歳S。今年は、新馬戦ではメンバー最速の上がり3F32秒6の末脚でのヘブンリーバローズ(次走・未勝利戦を圧勝)とのマッチレースを制し、次走の野路菊Sでは重馬場でも強烈な末脚を駆使して突き抜けた大注目のワグネリアンが出走して来ます。

このワグネリアンが恐れられて、今年の東京スポーツ杯2歳Sは7頭立てと寂しいメンバー構成になったわけですが、しかし、それほどの馬でも取りこぼすことがあるのが競馬。一昨年もワグネリアンと同じローテーション、同じように末脚を生かす競馬で勝ち上がってきた1番人気馬ロスカボスが、馬群に沈んだことがありました。

なぜかというと、小頭数11頭立てゆえにペースが落ちつきすぎて、勝ちに行く競馬をしたからです。デビューから末脚を生かす競馬しかやってこなかったロスカボスにとって先行したことが苦しかったと同時に、馬脚を現す結果となりました。確かにワグネリアンはロスカボスよりも高いPP指数で勝ち上がって来た馬ですが、ロスカボスの二の舞にならないという保証はどこにあるのか?

また、モーリスの全弟ということで2番人気に支持されているルーカスも新馬戦のPP指数、内容も悪くはないのですが、ラスト2F11秒4‐11秒7と最後に減速している点がやや不安。確かに札幌の終盤で時計を要したことを考えると、及第点以上の馬という評価になりますが、今回のメンバーが相手となると、過信していいものなのか?

そんなこんなで、ここは人気薄の馬からの一発を狙います。一発を狙うというよりは、配当が高いだけでもっとも安全策を取ったつもりです。ワグネリアンとの組み合わせは、ワイドで厚く、他馬が2着以内に入ってくれたら、高配当という形で攻撃を仕掛けることにしました。
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2017年11月11日

本日の見所(デイリー杯2歳Sなど)

2017年 武蔵野S、デイリー杯2歳S
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●武蔵野S

チャンピオンズCの前哨戦、武蔵野Sが行われる東京ダ1600mは、差し馬有利の舞台です。2コーナー奥の芝からスタートするため、スピードがある馬ほど加速がつく上に、最初の3コーナーまで約640mと長いので、逃げ馬は3-4コーナーまで息を入れられません。

例年の武蔵野Sならば、前半4F46秒台前半だと、まず、差し、追い込みが決まるし、そのペースで逃げ、先行策から粘れたならばその馬はG1級。一昨年のこのレースを前半4F46秒1のペースで先行策から粘った、2着タガノトーネール、3着モーニンは相当に強いと思ったのですが、3着モーニンは昨年フェブラリーSの覇者となり、タガノトーネールは昨年のこのレースを優勝した後、お星さまになりました。

昨年のこのレースのタガノトーネールは、重馬場で前半4F46秒6とペースはそこまで上がらなかったけれど、内枠のドリームキラリを行かせて番手から。3-4コーナーで息を入れたくなるところを我慢してドリームキラリに並びかけて、4コーナー先頭から押し切った内容がけっこう強くて、当然、指数も十分。今年のフェブラリーSで狙いたいと思っていただけに、宝物を失ってしまった気分です。

さて、今年はというと、確たる逃げ馬不在。スタートが速いほうではありませんが、外枠のほうが芝の部分を長く走れるためにモーニンが逃げるか、内枠からアキトクレッセントやサンライズソアが逃げるかといったところ。

モーニンの場合は、揉まれ弱いから逃げているところがあるので、外枠の今回は無理させない可能性もあります。しかし、前に競り掛けて行く候補馬がブラゾンドゥリス、ピエネロと手薄なので、前半4F46秒台前半までペースが上がるようには感じません。

逆に逃げ馬の不在よって、逃げ、先行馬にもチャンスが転がって来ました。しかし、今回と同じ東京ダ1600mののユニコーンSやフェブラリーSでも前が失速している年がとても多いように、前半4F47秒台まで遅くならないと逃げ、先行馬が楽ではないもの。

武蔵野Sの過去10年でも前半4F47秒以上ペースが遅かったことが3度ありますが、その3年はジャパンCダート(現チャンピオンズC)が阪神ダ1800mへと舞台を移し、それに伴って京都ダ1800mのみやこSが創設された2010年から2012年の3年間。

当初、陣営は、同じ距離を経験させておいたほうが有利と考えたようで、その頃は、そいういうコメントをやたらと目にしました。しかし、後にそれが意味をなさない行為と理解したようで、その後は武蔵野Sのレベルが上昇しています。

2010-2012年は、上がり馬対決の凡戦でしたので、そこまで遅くなっただけ。G1上位馬や重賞ウイナーが出走する今回で、そこまでペースが落ちるようには感じません。そこまで緩み切る前に、どの馬かが早め先頭を狙ってくるでしょう。よって、差し馬を本命にするのがべストのはず。


●デイリー杯2歳S

朝日杯フューチュリティSの前哨戦となるデイリー杯2歳S。このレースが行われる京都芝外1600mは、脚質による大きな有利不利がないのが特徴。このコースは、2コーナー奥のポケットからのスタートになるので、最初の3コーナーまでの距離が約712mと長いく、逃げ、先行馬が不利のように感じるかもしれません。

しかし、前半3F目くらいから徐々に坂を上って行くため、そこまで前半ペースが上がり切らず、平均ペースくらいで収まることがしばしば。ペースが上がり切らないので、逃げ、先行馬でも残れるという構成になっています。波乱模様の安田記念に対して、マイルCSが本命サイドの決着になることが多いのも、このためでしょう。

ただし、デイリー杯2歳Sは、まだ体力がついてない2歳馬同士の対決。体力のついていない馬がある程度行き切ったとしても、ハイペースには容易に持ち込めません。例えるなら、軽自動車でぶっ飛ばしているようなものです。

それに逃げ、先行馬に騎乗する騎手の意識として、3歳になるとある程度行かせてみようとするのですが、2歳馬だと無理させたくないので、抑え気味に行こうとします。素質馬ならば、折り合いを教えたいというのもあるでしょう。つまり、2歳戦であるうちは、逃げ、先行馬が不利なコースだったとしても、それらから馬券を買う作戦もありです。

問題は、年明けの3歳戦です。ある程度行かせた結果が…失速、大失速という荒れ方をします。そこで落ちこぼれなかった馬が、昨年のこのレースの2着馬ボンネルヴィーソみたいに、重賞やG1でも活躍できるのです。まあ、多くの馬は落ちこぼれますけれども、そういう馬でもここで狙えないこともないということです。逆に差し、追い込み馬を狙うのであれば、将来性がある馬でないと厳しいでしょう。

一昨年のエアスピネルのように、将来性のある馬(新馬戦を高指数勝ちした馬)が先行馬であれば理想ですが、そういう馬は滅多に出走してきません。狙い方は、大きく分けて2パターン。やや能力の足りない逃げ、先行馬を狙うか、今回で差す型になる素質馬を狙うか…

ちなみに今回1番人気のフロンティアは、新馬戦、新潟2歳Sともに、超絶スローペースを逃げ、番手でレースを進めて優勝した馬。ペースが上がった場合に、落ちこぼれる可能性も秘めている馬です。新潟2歳Sの優勝馬がペースが上がって全く対応できないということもないはずですが、過信も禁物。それよりも前走の新潟2歳Sがけっこうハイレベルでしたので、そこを激走した直後になるのが、余力の面でマイナス。

さらに先週の京都は、直線で外に出していないと苦戦していたので、2番枠が不安。先週の日曜日の長岡京Sで、対抗にした1番枠のサロニカも直線で外に出そうとしたものの、内に閉じ込められて6着まで失速していることを考えると、今回、最悪な枠番を引いたとも言えるでしょう。私の印は頑張って○、▲でもいいかなぁ〜と考えています。
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2017年11月04日

本日の見所(京王杯2歳S)

2017年 京王杯2歳S
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昨日のファンタジーSは、芝1400mながらコース構造上、前半ペースが上がりづらく、前残りが発生しやすいレースであることをお伝えしました。昨日のファンタジーSは、テンの速いモズスーパーフレアが調教師の指示どおりに逃げることをご遠慮し、前半3F36秒3と中距離戦レベルのスローペースとなり、コーディエライトが逃げて2着に粘りました。

さて、京王杯2歳Sが行われる東京芝1400mはというと、これもまた前半ペースが上がりづらく、前残りが発生しやすいコース構造になっています。東京芝1400mは、スタートして約60mで緩やかに坂を上り、下ったところで最初の3コーナーがあるため、ペースが上がりづらいのです。

確かに京王杯2歳Sは、昨年のモンドキャンノのように、後の朝日杯FSでも通用するような素質馬が出走してくることが多いため、差し切りが決まることも少なくないのも事実。しかし、3年前に11番人気で逃げ切りを決めたセカンドテーブルや一昨年に逃げた7番人気のレッドラウダが2着接戦の4着に粘り込んだことなどが、このレースの本質を物語っています。

先週の日曜日の東京芝コースが最初から不良馬場で、かなり時計の掛かるコンディション。さすがに良馬場で行われた先週土曜日の馬場状態まで回復するのは難しいとは見ています。しかし、前開催の東京はもともとかなりの高速馬場だったことを考えると、通常レベルの高速馬場ではやれるのではないでしょうか。良馬場でありさえすれば、京王杯2歳Sは、前有利の状況は変わらないと見ているので、先行馬を本命にして予想を組み立てます。

戦帰したようにこのレースは、差し馬のほうが素質が高いことが多く、実際に結果を出していることも少なくない反面、1番人気の差し馬の不発率も半端ではありません。あのオルフェーヴルだって1番人気でぶっ飛んだくらい。オルフェーヴルの生涯成績で見れば「距離不足だった」と言い切れますが、キャリア1〜2戦の段階でなんとなくそう思うことはあっても、確信するのは霊感などの怪しい能力を持ていなければ、不可能に近いこと。

つまり、スピード不足の将来の中距離馬やステイヤーを知らずに買ってしまうリスクを減らすためにも、毎度のように過少評価される先行馬から馬券を買って、あわよくば高配当というスタイルを貫くほうがベスト。特に、2歳のこの時期の差し馬は出負け癖があるか、短距離がベストではない馬も混在しているので、よっぽどこの馬はスプリンターと確信が持てる差し馬でなければ、積極的に狙うことをオススメしません。

競馬をギャンブルとして考えた場合に、このレースを人気の差し馬から馬券を買うのは、確信がない前提ならば効率のいい賭け方ではないです。運よく勝ち越したとしても、その次はやられるはず。ちなみにギャンブルの本質は何かというと、もっともリスクの少ない方法で賭けに出るということ。もっともリスクの高い方法で賭けに出るのは、競馬ならばお金を失い続けるということです。
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2017年11月03日

本日の見所(ファンタジーS)

2017年 ファンタジーS
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ファンタジーSが行われる京都外回りの芝1400mは、スタートして約200m地点から3コーナーの急坂を上って行くコース。このため短距離戦ながら前半ペースがそこまで上がらず、後傾ラップが発生しやすくなっています。つまり、前が残りやすいということです。

特に近3年は、前半3F35秒台前半で通過して、後半3F34秒台前半でまとめているという結果。よって、近2年とも逃げ馬が2着に粘っています。今年は前走で芝1600mを逃げたコーディエライトが、芝1400mの今回で逃げる可能性は薄く、メンバー中でもっともテンの速いモズスーパーフレアが逃げると考えるのが順当。

しかし、モズスーパーフレアは、上級条件での逃げ戦法をとても嫌う音無調教師の管理馬。前走の小倉2歳Sでも絶好スタートを切りながら、内から出して行くフローラルシトラスにハナを譲ていたので、正直、この馬が逃げるという確信は持てません。

ただ、それでも本日は2週連続の極悪馬場から一転して良馬場であることや、今週からBコースで行われることを視野に入れると、今年も前が頑張れるはず。素質が高いのはズズカフェラリー、ベルーガの後方勢2頭ですが、本命馬は先行馬で予想を組み立てたいです。
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2017年10月21日

本日の見所(富士S)

2017年 富士S
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今年の富士Sは、マイルCSの前哨戦らしく、出走馬15頭中10頭が休養明けというメンバー構成。さらに残る5頭のうちの3頭が今回が成績の乱高下が激しい休養明け2戦目。菊花賞で池江厩舎同士の星の奪い合いを避けるかのように、皐月賞2着馬のペルシアンナイトが「距離が長い」という大義名分を掲げてここに出走しているし、けっこう難解の一戦となりました。

また、近年のマイル重賞路線は、確たる逃げ馬不在。このレースの過去4年も本来は逃げ馬ではない馬が逃げて、スローペースを演出。ちょっと地力のある逃げ馬ならば、残れてもいいはずのペースでありながら、普段楽なレースばかりしている馬が逃げているため、掲示板にすら載れていない状況が続いています。

今年も、今回のメンバーだと、さすがにマイネルアウラートが逃げる可能性大。これを外からミュゼエイリアンやクラリティシチーが追い駆ける形。もしかすると時計の掛かる馬場で行われたニュージーランドTを、先行策から押し切ったジョーストリクトリも今回で先行、場合によっては一発狙いで逃げる可能性もありますが、それでもペースが上がり切る可能性は低いでしょう。

よって、ここは先行〜好位で立ち回れる馬を中心に馬券を組み立てるのが無難。また、競走馬の休養明けはスタミナが不足するため、極度に馬場が悪化してオーバーペースが発生すると、思わぬ大敗のパターンも考えられます。土曜日の東京芝コースは道悪スタートですが、東京は基本ベースが超高速馬場なので、そこまで時計が掛からないはず。さらにペースが上がらない可能性が高いとなると、休養明けを大きく割り引く必要もないでしょう。
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2017年10月14日

本日の見所(府中牝馬S)

2017年 府中牝馬S
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先週の毎日王冠と同じ東京芝1800mで行われる府中牝馬S。東京芝1800mは、1-2コーナーの間にあるポケット地点からスタートして、緩やかにカーブしながら向正面に合流していくコース。東京芝1600m同様に前半から坂を下って行きます。

原則として、下り坂スタートのコースでは逃げ馬が加速がつくのでハイペースになりやすいのですが、このコースはスタートしてすぐ(2F目)に緩やかにカーブを曲がるため、かなりの確率で序盤スローペースが発生するのがポイント。コース形態上、シルポートのような玉砕逃げ馬が、よっぽど前半から気合いをつけて行かない限りは、まず、ペースが上がりません。

しかし、ただのスローペースで終わらせないのが、天皇賞(秋)の前哨戦である毎日王冠であり、エリザベス女王杯の前哨戦である府中牝馬S。序盤のスローペースによって余力を残した逃げ馬が4コーナー手前から再加速することが多いため、高速馬場ならばラスト3F目に10秒台後半から11秒前半のレース最速ラップが刻まれることがほとんど。

弱い馬は4コーナーのペースアップで脱落するために、一見、単調な前残りレースのように見えて、意外と実力どおりに決まっています。このレースが逃げ馬から追い込み馬まで万遍なく上位入線しているのは、ほぼ実力どおりに決まっていることの証と言えるでしょう。

ただし、今回の一戦においては、昨年のこのレースの勝ち馬で、秋のエリザベス女王杯を制したクイーンズリングや今春ヴィクトトリアマイルで上のアドマイヤリードを始めとする実績馬が、近走、前走で勢いを欠いており、全幅の信頼が置けないのも確か。

また、前走で世界を制したヴィブロスは間違いなく強いのですが、その後イスパーン賞を制した仏国トップクラスのザラックや英国マイルトップクラスのリブチェスターなどを撃破した内容は、さすがに強過ぎました…。それゆえに強い疲れが出て、アウォーディーやゴールドドリームの二の舞を演じる可能性が高いと見ていますが、今回でも通用するようならモンスターでしょう。

よって、ここは勢いのある馬を本命にするのがベスト。まして今年のヴィクトリアマイルは、それまで重賞勝ちのなかったアドマイヤリード、デンコウアンジュ、ジュールポレールが上位を独占したように、今春の阪神牝馬Sを下回る低レベル。つまり、重賞で上位の実績があるか、準オープン勝ちの実績に+αがあれば、通用するということです。
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2017年10月09日

今週の見所(京都大賞典)

2017年 京都大賞典
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京都芝2400mで行われる京都大賞典は、スタートしてから最初の1コーナーまでの距離が約600mと長いため、極端なハイペースになることもあれば、極端なスローペースになることもあるレース。2009年のようにテイエムプリキュアが大逃げを打って、オーケンブルースリのような追い込み馬を連れてくることもあれば、昨年のヤマカツライデンのように「何が何でも逃げる」とまるで大逃げを打つかのような宣言をしておきながら、たいして逃げずに内々、前々を残らせてしまうこともあります。

最初のコーナーまでの距離が長いコースは、テンの遅い馬でもハナへ行く意思があれば主張が可能なため、騎手の判断ひとつで激流にも暖流にもなります。大きな傾向としては、明確な逃げ馬がいるか、昨年のように何かが逃げ宣言をしてくれたほうがペースが上がりません。しかし、今年は何が逃げるのかがよくわからないメンバー構成。案外と先行争いが激化することも考えられます。ただ、近年は、例えスローペースでも芝2400mを楽々逃げ切りVが決められるほど体力がある馬がいないので、スローペースと見るのが順当でしょう。よって、内々、前々有利が前提で予想を組み立てます。

さすがに5F通過が62秒0の昨年よりはペースが上がると見ていますが、60秒台くらいで通過してくれれば、内々、前々を残らせてくれるでしょう。また、今回は始動戦となる馬が多いですが、明確に叩き台の馬とそうではない馬がいます。明確に叩き台の馬が人気を食ってぶっ飛んでくれたらそれなりの配当がつくので、ここはひとつ勝負に出てみようと考えています。展開が一転して激流というパターンにならなければ、いい線の予想になるのではないでしょうか?
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2017年10月08日

本日の見所(毎日王冠)

2017年 毎日王冠
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天皇賞(秋)の前哨戦の毎日王冠は、東京芝1800m戦で行われるもっとも格が高いレース。1-2コーナーの間にあるポケット地点からスタートして、緩やかにカーブしながら向正面に合流していくコースで、東京芝1600m同様に前半から坂を下って行きます。

原則として、下り坂スタートのコースでは逃げ馬が加速がつくのでハイペースになりやすいのですが、このコースはスタートしてすぐ(2F目)に緩やかにカーブを曲がるため、かなりの確率で序盤スローペースが発生するのがポイント。コース形態上、シルポートのような玉砕逃げ馬が、よっぽど前半から気合いをつけて行かない限りは、まず、ペースが上がりません。

毎日王冠の過去10年を見ても、それこそシルポートが逃げた2012年や、同じくゴリゴリ系の逃げ馬コンゴウリキシオーが逃げた2007年以外は、スローペース〜平均ペース。それも過去10年中5回も超絶スローペースが発生しています。

しかし、ただのスローペースで終わらせないのが、さすがは一線級が集う毎日王冠。逃げ馬が4コーナー手前からスパートしいくので、ラスト3F目に10秒台後半から11秒前半のレース最速ラップが刻まれることがほとんど。ほとんどどころか、過去10年でそうならなかった年は、前半でぶっ飛ばして後半で再加速する余力がないシルポートが逃げた年くらい。

玉砕型の逃げ馬がいなければ、まず、前半スローペースです。よく「府中の千八展開いらず」と言いますが、展開がいらないというよりは、ワンパターンなほど「前半スローの再加速戦」となり、弱い馬は4コーナーのペースアップで脱落するために、あまり展開を考えなくてもOKなのです。

ただ、4コーナーの逃げ馬の再加速に合わせて、後方勢も動いて行くので、4コーナーで外を回すと無理脚で追い上げる必要があるので不利なのも確か。それゆえに昨年のように多くの馬が4コーナーのインを突いて、前が壁になって進路を失うこともあるのが競馬の難しいところです。しかし、良馬場でスムーズならば内々を立ち回った馬が断然有利。特に毎日王冠は、開幕週で内目の馬場も良好なのでなおさらです。

また、土曜日は雨の影響を受けて、やや時計が掛かる馬場。直線の外からの伸びが目立ちました。しかし、日曜日は、馬場回復化でおそらく内々が有利になるでしょう。厄介なのは今回逃げ馬不在で、この枠の並びだとソウルスターリングが逃げる可能性もあるということ。1番ゲートの大本命馬ゆえに出していかなければ、ポケットに入り込んでしまうので、一度出して他の馬がハナを奪ってくれるのを待つ形になると見ています。

しかし、待ったところでヤングマンパワーやダイワキャグニ―がソウルスターリングのラビットのような役割を果たしてくれるでしょうか? ヤングマンパワーは2列目で立ち回りたいと考えている馬だけに、ハナへ行ってくれるかなあ? 可能性を否定しないまでも、あてにしずらいのは事実。

ソウルスターリングと同じ社台Fのダイワキャグニ―は、持久力勝負のプリンシパルSを勝利しているあたりから、逃げたら面白い馬だと思っていますが、天皇賞(秋)の前哨戦であるということを考えると、ソウルスターリングのラビットのような動きはしないのではないでしょうか。ソウルスターリングには、ラビットが用意された前哨戦チューリップ賞で、始動戦にもかかわらず好戦して、本番、桜花賞でドボンした過去があります。

つまり、何が言いたいのかというと、例えスローペースであったとしても逃げて目標にされるのは競馬では不利なこと。逃げた場合、ソウルススターリングはその不利を克服できるのかどうか? ただ、同じ逃げるにしても、開幕週の東京芝1800m戦であるという点では恵まれました。あとは力関係の問題でしょう。
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2017年10月07日

本日の見所(サウジアラビアRC)

2017年 サウジアラビアRC
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東京は、金曜日の14時過ぎから断続的に雨が降り続いています。この雨は土曜日の午前中まで続くとのこと。しかし、開幕週なので重馬場くらいからスタートして、サウジアラビアRCが行われる頃には稍重くらいまで回復すると見ています。土曜日の午前中に雨が降った昨年のこのレースよりもやや時計を要して標準馬場。決着タイムは、平均ペースで1分35秒台くらいでしょうか。

また、今年は逃げ、先行馬が揃った一戦ではありますが、何が何でも逃げたい馬は、ハクサンフエロとスターリーバーくらい。この2頭はそこまでスピードがあるわけではないので、そこまでペースを上げきれない(上がっても平均ペースくらい)と見ています。よって、馬番や脚質のよる極端な有利不利なく、ほぼ能力どおりに決まる前提で予想を組み立てます。

ただし、注意しなければならないのは、今回はキャリアが浅い馬のほうが新馬戦のPP数が高く、素質がありそうなこと。キャリアの浅い素質馬が、今回で少し上昇するだけで、勢力図が入れ替わりそうな感があります。しかし、キャリアが豊富な馬も成長するもの。特に2歳戦は、このあたりの匙加減が上手いか、下手かで馬券の勝敗が決まるところがあるので、上手い匙加減で的中へと繋げたいです。

もっとも新馬戦で強い勝ち方をしたら、その馬をただひたすら追い駆けるというのももひとつの馬券手段ですが、個人的に勝つべきところ、あるいは激走するべきところをピンポイントで狙って美しく当てたい、そうでなければければ面白くないと考えているので、なかなか登る山が高いです。「かっこつけんな!」とよく言われますけど…(;´・ω・)。
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2017年10月01日

凱旋門賞の見所

2017年 凱旋門賞
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今年は、凱旋門賞の前哨戦・フォア賞でサトノダイヤモンドが6頭立ての4着と見事な負けっぷりを披露してくれました。これに対して悲鳴の声も上がりましたが、個人的には素晴らしいことだと思っています。

何が素晴らしいのかというと、日本馬もようやく前哨戦を調教替わりに使えるようになったということ。欧州では、フォア賞やニエル賞など、ほとんどのG2は、G1レースの調教として使うのが通常スタイル。過去に凱旋門賞で2着と好戦したエルコンドルパサーもフォア賞では、サンクルー大賞で完敗したボルジアにクビ差まで迫られましたが、凱旋門賞ではそのボルジアにしっかりと借りを返しています。

つまり、欧州のG2の着順は、全くあてにならないということ。ここで各馬の能力を図るのは大きな間違いです。では、逆に何で能力を見極めるのが一番早いかというと、G1レースの中でも賞金の高い、いわゆる王道G1での成績です。

王道G1は、英国ならKジョージ6世&QエリザベスS(しかし、実は英国の最高峰は凱旋門賞の後に行われる、英チャンピオンS)。愛国なら昨年の凱旋門賞の勝ち馬ファウンドが経由した愛チャンピオンS、独国はバーデン大賞、仏国は最高峰のレースが凱旋門賞になるのですが、強い馬はそれまでに2014-15年の凱旋門賞の勝ち馬トレヴのようにサンクルー大賞を経由していることが多いです。

これを今年の凱旋門賞出走馬ににあてはめると、英国最強馬はエネイブル、愛国最強馬は不在、独国最強馬は不在、仏国最強馬はザラックということなります。ちなみに昨年の凱旋門賞の3着馬オーダーオブセントジョージが経由している路線は、愛国のステイヤー路線、ウィンターが経由している路線は、英国のマイル王道路線です。

愛国、独国の最強馬不在で、仏国の最強馬が休養明けならば、英国最強馬のエネイブルが国内外でも1番人気に支持されるのは当然のこと。しかし、よーく考えよう、お金は大事だよ(笑)。英国の馬が仏国の最高峰を大目標にするはすもないということ。昨年の1番人気の英国馬ポストポンドも1番人気でぶっ飛んでいます。

これはなぜかというと、英国馬にとって、凱旋門賞を勝つよりも英チャンピオンSを勝つことが名誉なことであり、牡馬ならば英チャンピオンSを勝ったほうが種牡馬価値上がるからです。仏国で名声を得るよりも、自国で名声を得たいというのがイギリス人の考えることです。

ただし、エネイブルがポストポンドと大きく異なるのは、英国の王道路線でしっかりと結果を出しているということ。昨年のポストポンドは、前年とは異なり、王道路線を使われていなかったことが、下降線を見極めるに至った最大のポイント。それを知っていたおかげで、ポストポンドを嫌い、万馬券にたどり着くことが出来ました。

エネイブルは王道路線を使われている上に、3歳馬の軽斤量メリットもあり、昨年のポストポンドよりもずっと状況がいいのですが、強いゆえに不安な材料を抱えてきました。それはサトノノブレスの先行力をもってしてでもハナを主張できるのかというほど、他有力馬陣営がラビットを引き連れて、ここへ乗り込んできたことです。特にオブライアン陣営は、エネイブルをぶっ潰す構えでしょう。

さて、かなりのハイペースが想定される中で、エネイブルは勝ち負けすることが出来るのか? とても楽しみな一戦となりました。シャンティイの馬場が急に悪化したこともあり、進行が遅れていますが、凱旋門賞の予想は、更新する予定です。ぜひ、ご覧になって下さい<(_ _*)>。
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