2018年06月17日

本日の見所(函館スプリントS)など

2018年 ユニコーンS 函館スプリントS
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●ユニコーンS

フェブラリーSと同じ東京ダ1600mで行われるユニコーンS。芝スタートの直線の長いコースらしく、ペースが上がりやすいのが特徴。過去10年でも平均ペースで決着したのは、高速ダートで逃げ馬がサマリーズのみだった2013年(勝ち馬ベストウォーリア)のみ。それ以外の年は全てハイペースで決着しており、差し、追い込み馬が台頭することもしばしばあります。

今回の出走馬で、逃げて好走した実績があるのは、内からセイウンクールガイ、ハーベストムーン、コマヒョウ、ダンケシューンの4頭。このうちハーベストムーン、コマヒョウは中距離の逃げ馬で、芝スタートコースでは逃げた実績がありません。セイウンクールガイかダンケシューンがハナへ行く形になるでしょう。最内枠から包まれないようにある程度、出さなければいけないセイウンクールガイ、芝の部分を多く走るために勢いに乗せやすいダンケシューンが前へ行く展開が濃厚か!?

芝スタートコースは、展開が読みにくいのですが、普通に見てハイペースは免れないでしょう。実力上位なのは、青竜Sや伏流S、鳳雛Sの上位馬、特に先行馬ですが、ローテーションに問題もある馬も多く、展開面でも割引。この辺りに穴馬のつけ入る隙はありそうです。


●函館スプリントS

函館スプリントSが行われる芝1200mは、前半で坂を上って、後半で坂を下るコース。このため、本来はペースが上がりにくいのですが、高松宮記念以来の芝1200m戦となるために、トップクラスのスピードタイプが集い、意外とペースが上がるのがポイント。ただし、開幕週の高速馬場、年によっては超高速馬場で行われるため、ある程度、ペースが上がっても前から押し切れているのが実情です。

今回も内からセイウンコウセイ、ダイアナヘイロー、ワンスインザムーンと逃げ馬が揃った一戦。逃げなければ持ち味が生きないワンスインザムーンは何が何でも逃げたいはずですが、同馬はテンが遅い馬。セイウンコウセイが第二のロードカナロア(最内枠から出して行かなかったために、4コーナーから前が詰まって2着に敗れる)のようにならないようにと、池添騎手ならばある程度、積極的に出して行くでしょう。ダイアナヘイローは今年の高松宮記念でセイウンコウセイと競り合って最下位に敗れたことから、競り合わずにセイウンコウセイの2番手を狙う可能性が高いはず。

今年は、昨年1分07秒6のレコード決着となったHTB杯(1000万下)が1分07秒9だったように、昨年よりは少し時計を要しているものの、超高速馬場と言ってもいいレベル。昨年はシュウジが暴走して前半3F32秒2で通過したことにより、前が崩れて1分06秒8のレコード決着となりましたが、通常は速くても33秒台前半。セイウンコウセイが逃げる展開ならば、前半3F34秒台前半で決着タイムが1分07秒半ばくらいでしょう。これくらいのペースならば、十分前から押し切れるはずですが……。個人的には、前中心で予想を組み立てたいレースです。
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2018年06月10日

本日の見所(エプソムCなど)

2018年 マーメイドS、エプソムC
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●マーメイドS

マーメイドSは、先週の鳴尾記念と同舞台で行われるレース。先週の鳴尾記念の「見所」で、阪神芝2000mは、阪神芝コースの中では、逃げ、先行馬がけっこう頑張れるコースであることをお伝えしました。阪神芝2000mはスタートしてから急坂を上るため、前半のペースがそれほど上がりづらいからです。

前記の事柄を示すかのように、マーメイドSの過去10年では、逃げ馬が穴を開けています。該当馬は2008年・ピースオブラヴ(10番人気・2着)、2009年・コスモプラチナ(9番人気・1着)、2010年・セラフィックロンプ(14番人気・2着)、2013年・アグネスワルツ(10番人気・2着)の4頭。

一方、軽ハンデの追い込み馬も、しばしば活躍しているのがポイント。該当馬は、ハンデ52s以下が対象で、2008年・トーホウシャイン(12番人気・1着)、2011年・アースシンボル(13番人気・3着)、2012年・クリスマスキャロル(7番人気・2着)、同年・メルヴェイユドール(10番人気・3着)、2016年・ヒルノマテーラ(7番人気・2着)の5頭。

2008年こそ道悪のハイペースでしたが、2009年以降は5F通過59秒台後半よりも遅い平均〜スローペースで決着しています。ところが追い込み馬が2着か3着に来てしまっていることもあるのは、高速馬場で行われることが多いゆえに、逃げ、先行馬が仕掛けのタイミングが速いからでしょう。

マーメイドSで逃げ、先行馬が残れている年の大半は、レースのラスト2F目が最速。対して、軽ハンデの追い込み馬が2着、3着に台頭した2012年はラスト4F目が最速、追い込み馬が2着の2016年は、ラスト3F目が最速です。

結果的にラスト1F目に急坂のある阪神コースでは、前半で上手く脚をタメながら逃げても、3コーナーから動いて最後まで息が持つほど甘くないということ。実際にこのあたりから逃げ馬が動いた年は、ラスト1Fで軽ハンデの追い込み馬が突っ込んできているという現象が起こっています。

つまり、逃げ馬に乗る騎手が、どこから動いて行くかで前残りか、ラスト1F 追い込み馬がズドンと来るか決まるということ。そのあたりを的確に判断すれば、かなり的中に近づけるでしょう。ひとまず、マーメイドSで穴を開けるのは、逃げ馬か軽ハンデの追い込み馬が大半であることを覚えていて損はなさそうです。


●エプソムC

東京芝1800mで行われるエプソムC。「府中の千八展開いらず」と言われていますが、このレースはまさにその言葉がぴったり。東京芝1800mは1〜2コーナーの間のポケット地点から斜めに横切りながらスタートするため、ストレートが長く、紛れが生じずらいコースです。

特に高速馬場前提の上級条件では、レースがスローペースになったとしても、ラスト4〜5F目から11秒台の速い脚を使って、さらにラスト2〜3F目で11秒台前半の速い脚を連発させなければ勝てないような極限のスピード比べのレースになります。ラスト3Fで33秒台の脚が使えるような馬でないと厳しいでしょう。

逆にラスト3Fで33秒台の脚が使えないというような馬ならば、3年前の2着馬マイネルラクリマや昨年の3着馬マイネルミラノのように、前半でリードを奪って行けばチャンスがあります。つまり、自分の弱点を補うことも可能なコースのため、ほとんど能力どおりに決まっています。このレースが比較的に本命サイドで決着することが多いのもそのせいでしょう。
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2018年06月02日

本日の見所(鳴尾記念)

2018年 鳴尾記念
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昨年ほど超々高速馬場かどうかはともかく、3回阪神開幕日のパンパンの良馬場で行われる鳴尾記念。また、阪神は坂を下って上るコースがほとんど。全体的にはペースが上がりやすい競馬場ですが、阪神芝2000mは、スタート直後に上り坂があるため、意外とペースが上がりません。

逃げ馬不在の今年の大阪杯も、スワーヴリチャードが早め先頭から押し切りを決めましたし、阪神芝2000mで行われるようになってからの過去5年の鳴尾記念でも2度ほど逃げ切りが決まっています。(2013年のトウケイヘイロー、2017年のステイインシアトル)

今年は、二の脚が速いマルターズアポジ―が逃げる展開が濃厚。しかし、同型のヤマカツライデンも出走しているとなると、けっして楽な逃げも打てないはず。そもそも武豊騎手がレースメイクする展開ならば極端なスローペースは考えづらく、超高速馬場でも平均ペースくらいで収まる可能性大。平均ペースならば、後方からでも脚引き出せるので、ほぼ能力どおりの決着となるでしょう。また、淡々と流れるレースでは、スタミナが不足する休養明けはマイナス。レースを順調に使われている馬を中心に馬券を組み立てたいです。
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2018年05月27日

本日の見所(目黒記念)

2018年 目黒記念
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ダービーデーの最終レースとして、お馴染みとなった目黒記念。このレースは、ダービーよりも距離が1F長いだけですが、直線の坂を2度上ることになるので、ダービーよりも大きくスタミナが要求されます。

スタミナが要求されるレースだけに休養明けはマイナス。レースを順調に、また、前走で長い距離を使われている馬のほうが有利です。しかし、前走・天皇賞(春)の好走馬は、5年前のアドマイヤラクティのように、馬群に沈むことがほとんど。強豪相手のG1で能力を出し切って、おつりがないからでしょう。もちろん、天皇賞(春)で好走すれば、重いハンデを課せられてしまうのもあります。

逆にレースを順調に使われている馬が穴メーカーとなりますが、スタミナが問われるレースだけあって、軽ハンデ馬の活躍は目立ちません。軽ハンデが有利でないわけではないのですが、スタートダッシュが問われる短距離戦や、瞬発力比べのレースほど軽ハンデの優位性がないということです。

まとめると適度なハンデでレースを順調に使われている馬、そして前走で長い距離を使われている馬が有利となります。そこにフォーカスすると、買い目が絞れて行きますね♪ 目黒記念もぜひとも当てたいところです(^▽^)/。
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2018年05月26日

本日の見所(葵S)

2018年 葵S
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3歳馬のスプリント路線を充実させるために新設された重賞。今年が第1回となりますが、昨年までも2週前にオープン特別として行われていました。

このレースが行われる京都芝1200mの舞台は、スタートしてからしばらく坂を上るため、本来スローペースが発生しやすいのが特徴。しかし、2011年以降は芝1200mの3歳オープン特別以上のレースはここしかないため(今年はマーガレットSが芝1200mに変更)、スピード自慢の馬たちが勢揃いすることが多く、前半からゴリゴリやりあっててハイペースが発生した年もありました。

今年も逃げ、先行馬が多数のメンバー構成。しかし、最内枠に逃げ馬ラブカンプー、2番枠に番手を狙いたいアサクサゲンキ、そして3番枠に積極策を取りたいゴールドクイーンが揃って内枠に入ったことで、隊列がすぐに形成され、ペースがそれほど速くならない可能性もあるでしょう。個人的に差し、追い込み馬が上位を独占するような決着にはならないと見ています。

また、このレースは、デビューからスプリント路線を使われてきた上がり馬よりも、重賞戦線、特にクラシック路線で落ちこぼれた馬が活躍する舞台。今年からこのレースが重賞に昇格したとしても、日本競馬が中距離至上主義である以上、この傾向は大きく変わらないはず。
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2018年05月19日

本日の見所(平安S)

2018年 平安ステークス
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かつてはフェブラリーSの前哨戦でしたが、5年前からこの時期に移行し、帝王賞への前哨戦として生まれ変わった平安S。昨年は、グレイトパールの末脚を警戒して、前が飛ばして行ったために、前半4F47秒2-後半4F49秒5の超々ハイペースとなりました。それゆえにこのレースで先バテしたケイティブレイブは帝王賞で巻き返しVを決めたのです。

今年もグレイトパールが出走の一戦。さらにテイエムジンソクを始め、先行馬が集ったメンバー構成。ミツバやグレイトパールのように早目に動くことで、馬場が軽くてもさほど中盤のペースが緩まずのハイペースが予想されます。

展開は、昨年同様にグレイトパールに味方する可能性が高いのですが、何しろ11ヵ月の休養明けでアンタレスSを好走した後の一戦だけに二走ボケが心配。調教の動きがいくら良くとも、ローテーション次第ではぶっ飛ぶことも多々あります。

ここは少々リスクを背負っても、強い先行馬を本命にするのが無難か? グレイトパールの連勝がストップするとすれば、ここと推測されるだけに楽しみな一戦となりました。
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2018年05月12日

本日の見所(京王杯SC)

2018年 京王杯スプリングC
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京王杯スプリングCは、安田記念の前哨戦。また、このレースは、高松宮記念以来の短距離重賞となるために、短距離馬がとりあえず出走してくることが多く、対戦図式は前走・高松宮記念組vsマイル路線組。さらに上がり馬も参戦してくるので、おおよその力関係を知っておくことが重要になるでしょう。近年は、マイル路線のレベル低下に伴い、短距離路線馬の活躍が目立っています。

しかし、高松宮記念の上位馬は、激戦の疲れが抜けきらずに、2014年のコパノリチャードや2012年のサンカルロ、2010年のエーシンフォワードのように、あっさりと人気を裏切ることもしばしば。また、マイル路線の上位クラスの馬は、今回が始動戦になる馬も多く、昨年のサトノアラジン(次走・安田記念V)のように、凡走するケースも少なくありません。だから毎年波乱、大波乱の連続なのです。(過去10年で馬連万馬券が3回)

では、何を狙えばいいか? 上がり馬か前走、近走で凡走していた実力上位馬です。この場合の凡走とは、あくまでもその馬にとっての凡走。本来の能力を出し切れなかった馬を指します。休養明けで凡走、オーバーペースに巻き込まれて凡走、致命的な不利があったなど、もともと今回のメンバーにおいて、能力上位馬であれば理由は何でもいいです。

また、東京はこの開催よりBコース使用となり、昨年のように雨でも降らない限り、前週よりも馬場が高速化することがほとんど。今年も良馬場、超高速馬場で内枠からトウショウピストが楽に逃げるのであれば、スローペースが濃厚。前を意識して動いて行ける馬、決め手上位の馬が有力になるでしょう。
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2018年05月06日

本日の見所(新潟大賞典)

2018年 新潟大賞典
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春の新潟開催を代表する新潟大賞典。このレースは、ここをステップに宝塚記念へ向かう馬もいれば、来月の鳴尾記念やエプソムC、その先のサマー2000シリーズを目指す馬もいて、中距離路線のG3としてはレベルが高くなることがほとんど。今年も昨年の大阪杯2着馬ステファノスや直近でG3級を超える指数をマークしている馬が出走しており、豪華な顔ぶれとなりました。

また、このレースはステップレースらしく、しばしば休養明けの馬が出走してきます。しかし、さすが好メンバーだけあって、格下の休養明けの馬はほとんど通用していません。休養明けでも通用しているのは、昨年の2着馬マイネルフロストや一昨年の勝ち馬パッションダンス、2着馬フルーキー、2015年の2着馬ナカヤマナイトのように、重賞で上位の実績のあるタイプが多いです。

さらにこのレースは、超高速馬場でストレートの長い新潟芝2000mが舞台。こういった条件下では、先行〜中団からもうひと脚、速い上がり3Fタイムでまとめてこられる馬が有利。極端な中緩みが生じた2009年のこのレースでは、追い込み馬のオースミグラスワンが上がり3F31秒9という、驚く数字で直線一気を決めたことがあまりに有名ですが、追い込み馬は、このレベルとまではいかずとも、33秒を切るか、切らないかの末脚を使える馬ではないと厳しいでしょう。

新潟は昨日、雨の影響を受けて時計を要していましたが、本日は馬場が回復して、高速化してくるはず。先行〜中団からもうひと脚、そしてハンデが重すぎない馬を本命馬に据えたいものです。ここにフォーカスすると、本命にすべき馬が絞れますね♪
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2018年04月28日

本日の見所(青葉賞)

2018年 青葉賞
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青葉賞は、みなさんもご存知のダービートライアル。このレースは皐月賞から中1週で行われるため、皐月賞組の参戦はほどんどありません。そのためレベルが低い年もありますが、遡ればゼンノロブロイやシンボリクリスエスのように、遅れてデビュー&年明けに休養から復帰した大物が出現することもあります。

2012年のダービー2着馬フェノーメノや2011年のダービー2着馬ウインバリアシオンも、このレースの優勝馬。昨年のダービー3着馬アドミラブル、2014年のダービー3着馬マイネルフロスト、2013年のダービー3着馬アポロソニックもこのレースの連対馬でした。

今年は皐月賞当日がけっこうタフな馬場で、消耗度の高いレースになっただけに、ダノンプレミアムの出走ひとつでダービーでのチャンスもあるでしょう。今年もなかなかの素質馬が出走してきているだけに、個人的には見物です。

また、このレースも先週のフローラS同様にスローペースが基本。超高速馬場で行われることが多い上に、今回の芝2400mが初距離となる馬が多いからでしょう。ただし、さすがに牡馬のレースだけあって、仕掛けのポイントが早くなっているのが特徴。ラスト4F目から11秒台の脚の持続が求められることが多く、一昨年のようにどスローになった場合には、ラスト6F目から11秒台の脚の持続が求められることもあります。

つまり、このレースは持久力、ステイヤー適性が必要であるということ。例年、前走芝2200m以上の500万下の上位馬が活躍しているのはそのせいでしょう。また、フェノーメノやウインバリアシオンのように、弥生賞大敗から巻き返してくる馬というのは、これまで長距離を使わなかっただけの隠れステイヤータイプが多いです。

フェノーメノやウインバリアシオンのように他馬を上回れる速いトップスピードの持続力があれば、差し、追い込み馬でも勝ち負けできますが、そのような3歳馬はそう多くもありません。ある程度前を意識して動いて行けるステイヤー適性が高いタイプを本命馬とするのが好ましいでしょう。
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2018年04月22日

本日の見所(マイラーズCなど)

2018年 フローラS、マイラーズC
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●フローラS

フローラSは、みなさんもご存知のオークストライアル。このレースは桜花賞から中1週で行われるため、桜花賞組の参戦はほどんどありません。そのためレベルが低い年もありますが、昨年の優勝馬モズカッチャンなどのように、遅れてデビューした大物が出現することもあります。

2016年のオークス2着馬チェッキーノも、2013年オークス3着馬デニムアンドルビーも、2010年に史上初のオークス同着を決めたサンテミリオンも、このレースの優勝馬です。今年は桜花賞組の層が厚いですが、桜花賞路線と別経由のキャリアの浅い馬が勝てば、オークスでも上位に食い込めるチャンスはありそうです。

また、フローラSの脚質傾向は、いたってワンパターン。ストレートが長い東京芝2000mの舞台は、本来、差し、追い込み馬でも十分に勝ち負けを意識できますが、このレースはまだ、体力のない3歳牝馬の対決。しばしばスローペースの前から押し切りが決まります。いや、過去10年を見てもパンパンの良馬場、超高速馬場でスローペースにならなかった年は一度もありません。年はありません。(平均ペースの2016年度は良馬場発表も、午前中の雨の影響あり)

実際にこのレースの過去10年を見ても、1番人気を裏切っているのは、2017年ホウオウパヒューム、2016年ビッシュ、2014年マジックタイム、2009年ミクロコスモスなどのように、4コーナー10番手以下だった馬たちばかりです。また、中団くらいで立ち回れば前まで届くこともありますが、その場合は昨年のモズカッチャンのようにイン強襲がほとんどです。

本日は、パンパンの良馬場。高速馬場。やっぱり前を意識して動いて行ける馬でなければ、苦戦するでしょう。逃げ、先行馬を本命とし、中団よりも前で立ちまわれることを前提に馬券を組み立てたいです。


●マイラーズC

安田記念の前哨戦の位置付けとなるマイラーズC。このレースは4月の阪神最終週から、4月の京都開幕週に舞台を移して、今年で7年目。しかし、京都に移してから、全く本番・安田記念には繋がらなくなりました。京都で行われるマイラーズCをステップにして安田記念で連対した馬は、これまで皆無です。

これは、なぜか? 良馬場ならば走破タイム1分32秒台は当然、1分31秒台でも平気で出るほどの超高速馬場で、スピードばかりが求められるからです。前哨戦で求められるのは「負荷」。つまり、心肺機能の強化(スタミナの強化)です。しかし、マイラーズCではそれを補えないのだから、本気で安田記念を勝ちたいのであれば、ここをステップにするのはタブーでしょう。

このレースは、牡馬混合の古馬マイル路線では、唯一のG2。賞金目当てで出走させるならばともかく、本気で安田記念を勝ちたい馬がここをステップに選ぶ陣営がいるのだとすれば、調教師としての見識を疑っちゃいます。いないことを信じていますが…(笑)。

また、それだけスピードが問われるレースだからこそ、コーナーロスは致命的。昨年のマイラーズCでイスラボニータとエアスピネルの勝敗を分けたのも、終始インにこだわて騎乗したイスラボニータ&ルメール騎手と、外から来られて外に出しながらの競馬になったエアスピネル&武豊騎手の差でしょう。

エアスピネルは、また、昨年と同じ4番枠を引き当てましたが、昨年と同じ乗り方だと勝つまでは厳しいか? しかし、外に出さなければ、包まれて何もせずに終わる可能性もあるので、騎乗パターンの選択は外に出しながらの一択しかないのかもしれません。それがずば抜けた先行力がなく、決め手もない馬の内枠、1番人気馬の怖さです。

また、このレースの穴は、一昨年、2番クルーガー、1番ダノンシャーク、4番クラレントで決まったことからもわかるように、最短距離を立ち回れる内枠です。あと、超高速馬場&外回りコースでは、インに拘った騎乗(インから合流地点で馬群が開いたところで、外へ出すパターンを狙ってくる騎乗)をするルメール騎手ですが、この騎手は過剰人気にになるので、むしろ厄介な存在か?

まとめるとマイラーズCは、能力の他に位置取りで決まることが多いということ。また、スタミナが求められないだけあって、2013年の優勝馬グランプリボスや2015年の2着馬サンライズメジャーなど、休養明けの馬もよく好走しています。
posted by 山崎エリカ at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所