2012年05月19日

今週の見所

東海S、オークス
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●東海S

帝王賞の前哨戦の位置付けとなる東海S。ダートの一線級はフェブラリーS→かしわ記念→東海Sとステップを踏んでいくこともあり、05年のタイムパラドックス以来、東海Sから帝王賞馬が誕生していません。しかし、今年はなかなかの実績馬が多く出走していますから、ドバイ帰りの馬が出走してこなければチャンスがありそうです。

注目は3年前と昨年のこのレースの覇者ワンダーアキュートでしょう。ワンダーアキュートは昨年の東京大賞典ではスマートファルコンにハナ差迫り、前々走のフェブラリーSは東京大賞典の3着馬テスタマッタの3着と好走した実績馬です。しかし、前走のダイオライト記念は4着に敗れました。その敗因をどう読むかが、このレースの鍵でしょう。ヒントはかしわ記念の結果でしょうか。

しかし、それにしても最近は実績馬が外枠に入るというのがブームですね(^▽^;。


●オークス

オークスを予想する上で芝2400mへの対応力が気になる方は多いかと思います。牡馬は皐月賞芝2000mからダービー芝2400mと2Fの距離延長ですが、牝馬は桜花賞芝1600mから芝2400mと4Fも距離が延長されます。しかし、オークスは桜花賞組優勢の傾向があるように、雨が降って馬場がよほど悪くならない限り、距離適性がそれほど問われるレースにはなりません。

それはこの時期の3歳牝馬限定という条件から芝2000m以上を経験したことがある馬が少なく、大半の馬が一気の距離延長を意識するため、道中のペースが大きく緩むからです。例年オークスよりもダービーのほうが明らかに決着タイムが速いのは、牝馬が牡馬よりも弱いということよりも、牝馬のほうが距離延長を意識したレースになることが一番の理由です。

今年は桜花賞の決着指数があまり高くないので、別路戦組が勝利する可能性もありますが、同じくらいの力関係なら前走でなるべく長い距離を経験しているほうがやや有利というくらいに捕らえて予想を組み立てるのがベストでしょう。
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2012年05月10日

今週の見所

京王杯スプリングC、ヴィクトリアマイル
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●京王杯スプリングC

安田記念の前哨戦となる京王杯スプリングC。例年、安田記念を本気で目指す馬は、同距離のマイラーズCに出走し、京王杯スプリングCはスプリント路線の馬が“もうひと稼ぎ”的に出走してくるか、上がり馬か、調整が遅れてマイラーズCに出走できなかった馬たちが、「メンバー手薄でラッキー!」とばかりに出走してきます。

今年はその傾向が特に強いようで、マイラーズCと比べるとこちらのほうはメンバーがスカスカ。G1級の馬といえば、高松宮記念で2年連続2着のサンカルロや、近年の短距離G1よりも高い指数の決着だった昨年のスワンSの2着馬ジョーカプチーノ、そして昨年のこのレースの勝ち馬で、安田記念2着のストロングリターンくらいです。

しかし、ストロングリターンは上がり馬の立場だった昨年とは異なり、今回は長期の休養明けとなります。マイル路線のレベル低下が問題視されている近年ですが、それでもスプリント路線よりは上。よって今回のメンバーでは1番強いストロングリターンがどのような走りをするかが、このレースの鍵を握るでしょう。


●ヴィクトリアマイル

最大の見所は「休養明け2戦目女アパパネの連覇なるか?」ということでしょう。昨春のアパパネは休養明けのマイラーズCで、シルポートとクレーバートウショウの行ったきりのゆったりとした流れを、大外18番枠から終始外々を追い上げる見せ場のある内容で4着に破れた後、同レースを勝利しました。

昨年のヴィクトリアマイルは、ブエナビスタが本調子ではなかったこと、オウケンサクラが3F目からラストに向かって減速するスプリント戦のような流れを利した勝利ではあったもの、1分31秒9の高速決着で、大外16番枠から再び終始外々を回るロスある内容での勝利でした。3年前の勝ち馬ウオッカや一昨年の勝ち馬ブエナビスタ級ではないにしても、牝馬限定戦ならさすがにトップクラスであることを証明してくれました。

しかし、アパパネは昨秋緒戦の府中牝馬Sでトンコロします。全く見せ場のない14着に敗れたのです。しかし、次走のエリザベス女王杯では一変。シンメイフジがレースの前半から一気に後続を引き離す超オーバーペースを、ヴィクトリアマイルの時のように利用してではなく、今度は3番手追走から直線で一旦先頭に立つ内容の濃い3着だったのです。

アパパネは今春も予定どおりか? それとも順調さを欠いたのか? 休養明け緒戦の阪神牝馬Sでトンコロし、全く見せ場のない7着に敗れました。さて、今回も「またアパパネが巻き返すのか?」というのがテーマとなりました。私自身は「他にも強いのがいるから、無理にアパパネから買う必要はないんじゃないかなぁ〜」と思います。

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2012年05月05日

今週の見所

京都新聞杯、新潟大賞典、NHKマイルC
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●京都新聞杯

今回の出走メンバーで1番強いのは、若葉賞の2着馬メイショウカドマツです。前走の皐月賞でも競り合ったゼロスを17着まで振り落としてのオーバーペースの逃げ。それでいて勝ち馬ゴールドシップとは0.8秒差の7着にがんばりました。

しかし、メイショウカドマツは時計の掛かる馬場を逃げてこそ真の力を発揮するスタミナ特化型。速い上がりの決着を得意としているタイプの逃げ馬ではありません。今の京都は直線ヨーイ、ドンの競馬が続いていることを考えると、メイショウカドマツが道中でどこまでセフティリードが保てるかが今回のポイントです。うまいペース配分ができれば勝つのはメイショウカドマツ、できなければ瞬発力のある馬に敗れてどこまで粘り込めるかといった感じでしょう。


●新潟大賞典

開幕週に行われる新潟大賞典は一見前が残れるように思われがちですが、京都大賞典の見所同様、直線ヨーイ、ドンの競馬になりがちです。あまりにも馬場が速すぎて、スタミナ型の逃げ馬が道中でセフティリードを保てないのが理由です。

実際に過去10年を振り返っても、よほど馬場が悪くならない限り、そのレースにおいて上がり3F3位以内の馬が大活躍しています。昨年の勝ち馬セイクリッドバレーも、一昨年の勝ち馬ゴールデンダリアも、3年前の勝ち馬シンゲンも、4年前の勝ち馬オースミグラスワンもメンバー中で最速の末脚を使っての勝利でした。

最後の直線が長く、よほど置かれない限りは最後方からでも届くので、脚質に関係なく、瞬発力のある馬を狙いましょう。あまりハンデが重いと瞬発力を殺ぐので、ハンデとのバランスを考えて予想を組み立てるのがポイントです。

※追記.新潟は雨で馬場が悪くなってきているのでハンデに関係なく、強い馬が勝つ可能性が高まりました。


●NHKマイルC

無敗のニュージーランドTの勝ち馬カレンブラックヒル、そして当レースでの活躍馬が目立つ毎日杯の2着馬マウントシャスタ。朝日杯フューチュリティSの勝ち馬アルフレード、アーリントンCの勝ち馬ジャスタウェイ、チューリップ賞の勝ち馬ハナーズゴール、新潟2歳Sを夏の2歳重賞としては高指数で勝利したモンストールなど錚々たるメンバーが揃いました。それでいて今回有力とされている馬たちのほとんどが初対戦となるわけですから、“主役不在の混戦レース"という扱いになるのは必然です。

競馬は今回で準備不足の馬は、よほど今回のメンバーにおいて力が上回らない限り勝てません。しかし、前走で力を出し切ったおつりが残っていない馬も勝ち負けするのは厳しいです。前走で自己最高指数をマークしていたとしても、素質が高ければ今回で更に上回る可能性もありますが、前走の自己最高指数が現時点でのベストパフォーマンスなら今回は厳しいでしょう。

つまりNHKマイルCのポイントは、これまでの成績を美しくまとめた馬たちの素質がどれくらいかをジャッジすることにあります。キャリアの浅い優等生の素質が高いと見るならそこから、素質がそれほどでもないと見るなら、成績が傷がついた実績馬から馬券を買うべきでしょう。個人的な意見を言うならば、キャリア2戦目で阪神ジュベナイルFを勝利したジョワドヴィーヴルが大題的に取り上げられた理由を考えて欲しいですね。あのエルコンドルパサーでさえも、このレースがキャリア5戦目での勝利でした。

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2012年04月28日

今週の見所

青葉賞、天皇賞(春)
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●青葉賞

先週の新緑賞で6馬身差の独走Vを決めたカポーティスターが出走してきます。いくら東京開幕週とはいえ、ラスト200m手前から先頭を交わし、ラスト2F11秒1→11秒1、ラスト3F33秒0でまとめたあたりは、いくら東京開幕週とはいえ高い評価ができます。G1でも通用級の高い能力の持ち主であることは間違いありませんが、デビューが遅れたために今回は連闘で挑まなければなりません。

連闘策でダービー出走権を手に入れた馬といれば、昨年のトーセンレーヴのプリンシパルS勝ちが記憶に新しいですが、それは前走の青葉賞が案外の結果で連闘を敢行し、手に入れた出走権。いくら持ったままとはいえ、前走で爆発的な脚を使って連闘を敢行するカポーティスターとは状況が異なります。

今年の青葉賞の有力どころは新興勢力というよりは、皐月賞で通用しなかった馬と、G1戦線に乗せようとして権利を取り逃したばかりということを考えると、カポーティスターを全く無視することもできません。しかし、少なからずとも疲れが出ると見るほうが順当でしょう。勝ち負けになるとすれば、先週のフローラSのミッドサマーフェアのように、前走比で横ばいか、指数を下げる形での浮上が濃厚です。


●天皇賞(春)

近年の天皇賞(春)はかつてと比べるとスローペースの傾向にあり、「距離3200mで行われる必要があるのか?」と議論されることもしばしばです。しかし、昨年の天皇賞(春)で先頭に立つ馬が次々と脱落していったように、いくらスローペースでも必ずスタミナも問われるレースとなります。決め手があってもスタミナのない馬は道中で脱落し、総合力で他馬を上回った馬が勝ち負けすることができるのです。

04年のイングランディーレ(10番人気)も、05年のスズカマンボ(13番人気)も、09年のマイネルキッツ(12番人気)も決め手があったから勝利したわけではありません。前記した天皇賞(春)の波乱の陰には、前年度にG1で2勝クラスの強い馬が出走していなかったという事実もありますが(04年に参戦したネオユニヴァースは前年の2冠馬ですが、皐月賞、ダービーともに例年の水準に達していなかったのでノンカウント)、総合力で他馬を上回ったから勝利したのです。

天皇賞(春)と言えば、荒れるG1レースのひとつとされていますが、最近は決め手がある=強いと評価されがちで、モンスター級のスタミナを見逃してしまっているから、荒れているだけです。本当の意味で、距離3000mを超えるレースで荒れることは少ないです。私がダイワモンドSやステイヤーズSなど、距離3000mを超えるレースを得意としているのは、モンスター級のスタミナをあまり見逃さないからかなぁ〜と思います。「天皇賞(春)は強い馬が勝つ」というのが私の格言です。

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2012年04月20日

今週の見所

福島牝馬S、フローラS、マイラーズC
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●福島牝馬S

福島が再開されて初めての重賞となる福島牝馬S。福島牝馬Sはヴィクトリアマイルの前哨戦という位置づけながら、例年ヴィクトリアマイルには繋がらず、「福島牝馬S組はヴィクトリアマイルで無条件に消し」というような取り扱いでした。しかし、今年は阪神牝馬Sに見劣らないメンバーが揃いましたね。ひょっとしたらヴィクトリアマイルで馬券の対象になる馬が出現するかもしれません。

また、福島は開催後半となり、そろそろ外差し有利の傾向になりそうです。1番人気は急上昇中のオールザットジャズでしょうか? 人気どころはすべて差し馬で、馬場に恵まれそうな感はありますが、阪神牝馬Sでクィーンズバーンが逃げ切ったことを忘れないでいて下さい。末脚に頼る馬が調子が悪いと、前を残らせてしまうこともあります。


●フローラS

東京の開幕週に行われるフローラSは、よほど馬場状態が悪くならない限り前、内枠が有利です。外枠がいかに不利がクローズアップされる天皇賞(秋)が行われる芝2000mの舞台ですからなおざらです。外枠で勝利した馬といえば、その後のオークス勝ち馬サンテミリオンや、その後のオークス、ヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯で3着のディアラノビアなど強い馬ばかり。外枠の馬は慎重に取り扱いたいものです。

またフローラSは、いかにもG2らしくオークスで通用のレベルに到達する年と、500万下をほんの少ししか上回れない年があります。今年は出走馬の自己最高指数から言えば、それなりのレベルで決着する可能性が高い年です。1番人気はおそらくオーバーペースの展開を利用したものとはいえ、前走の君子欄賞で独走Vを決めたミッドサマーフェアでしょう。

ミッドサマーフェアはアネモネS、忘れな草賞の3着馬クッカーニャを3馬身半差も引き離しての勝利ですから、もしミッドサマーフェアが1番人気とするならば順当な評価でしょう。上がり3Fタイム2位のデルマイザナミの37秒0を0.8秒も上回る36秒2の末脚で勝利したのですから、今回のメンバーではトップクラスの存在だといえます。逆に言うのであれば、あれだけの脚を使った後の東京開幕週では危険を伴う存在でもあります。当然◎にはしませんが、勝てればオークス馬候補に名乗りを挙げることになります。


●マイラーズC

今年から京都の開幕週で行われます。前開催の阪神最終日に行われていたマイラーズCと異なるのは、斤量の影響でしょう。京都は上がりがワンペースになりがちな阪神とは異なり、ペースのアップダウンが激しくなりがちですから、斤量の重い馬はけっして有利とは言えないでしょう。

今年は昨年のマイルCSで上位のエイシンアポロン、フィフスぺトル、ダノンヨーヨーに安田記念の勝ち馬リアルインパクト、NHKマイルCの勝ち馬グランプリボス、昨年の当レースの勝ち馬で中山記念2着のシルポートなどの実績馬に上昇一途の上がり馬や芝路線に転じて上昇中の馬が加わり、マイルG1のようなメンバー構成です。ここに香港馬や牝馬のトップクラスが加われば、ほぼ安田記念でしょう。マイルG1レベルの指数で決着すると思われるので、パワーポイント指数の能力値5位以内の馬以外で、最高値が赤色に表記されていない馬はバンバン消しちゃってよろしいでしょう。
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2012年03月24日

今週の見所

今週も重賞4本立て
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●毎日杯

皐月賞へ向けて賞金を加算したいヒストリカルが出走します。ヒストリカルは前走きさらぎ賞では先週の若葉Sを勝利したワールドエースを徹底マークで乗り、先週の若葉Sの勝ち馬ワールドエースとマッチレースを演じた馬。3着以下につけた着差は3馬身以上。上がり3Fではワールドエースを上回る32秒8をマークしているのですから、高いポテンシャルを持った馬だと言えるでしょう。

しかし、今回は前走で自己最高指数をマークした後の一戦となります。メンバー中でもっとも素質があるのは間違いありませんが、疲れが気になるところでもあります。上がり3Fで32秒台をマークしてしまうと、容易に次走は突破できないものですが、ここを突破すれば皐月賞で馬券圏内突入のチャンスはあるでしょう。今回ヒストリカルがどういうレースをするかが楽しみです。


●日経賞

昨年の日経賞の勝ち馬ルーラーシップが出走してきます。ルーラーシップは昨年力をつけて、前走AJCCで指数-28をマークした馬。オルフェーヴルの自己最高指数が-28(日本ダービー)ですから、ルーラーシップは現状では打倒オルフェーヴルにもっとも近い存在と言えます。

これまでルーラーシップは昨年の日経賞や金鯱賞を勝利した次走で凡走しているように、強いレースをすると次走で凡走というパターンを繰り返してきてきましや。しかし、6ヵ月の有馬記念でオルフェーヴルの0.2秒差まで迫った後の前走AJCCで楽勝した点は地力強化の証と受け取れます。

ルーラーシップは今回、前走で自己最高指数をマークした後の一戦となりますが、それでも勝てるようならば、打倒オルフェーヴルに更に近づけます。そういう意味で、ルーラーシップが今回でどのようなレースをするかが楽しみです。もともとインコースが有利な中山ですが、馬場の内側が傷み、外枠が有利になってきたという傾向もいいでしょう。


●マーチS

マーチSは強い馬がフェブラリーSを目標とした後のハンデ重賞ということもあり、「1番人気はなかなか勝てない」というジンクスを持つレースです。過去10年を見ても1番人気で勝利したのは絶対王者となる手前の09年エスポワールシチーだけです。

今年デビルにとり憑かれたのは、上がり馬のシルクシュナイダー。強い馬が休養明けやフェブラリーS好走後のローテーションとなりますが、それらを凌いで勝つことができるのでしょうか? 過去10年のうち8年で馬連の配当が50倍以上を記録。そのうち5回が万馬券となる波乱度の高いレースだけに、シルクシュナイダーがどういうレースをするかが見物です。

ちなみにワンペースのダート戦においては斤量はあまり関係ありません。単純にもともと強くて、今回で力を出しきれる可能性の高い馬を狙いましょう。


●高松宮記念

これまでの中京競馬場で行われた高松宮記念と言えば、間催最終日に行われるために馬場の内側の傷みが激しいことが多くありました。またジョッキーがどうしても平坦小回りで前残りになるということを意識しすぎるため、結果的にオーバーペースとなり、よく外差しが決まっていました。

しかし、今年は新装された中京競馬場で行われます。新装中京競馬場はかつての中京競馬場よりも時計が掛かり、開幕週でも前が残れていませんでした。開催をとおして見ても差しが決まる傾向にある新装中京競馬場ですが、今回の高松宮記念はメモリアルイヤーの回避により先行勢が手薄となりました。

能力は横一線のほぼメンバー構成の高松宮記念。微妙な能力差と展開読みを制するものが高松宮記念を制すると言えるでしょう。これまでの高松宮記念の流れを踏襲するのか、それとも逆パターンが起こるのか楽しみですね。

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2012年03月17日

今週の見所

今週は重賞4本立て!
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●フラワーC

レベルの高い札幌2歳Sの5着馬ヒーラが出走してくればかなり有力と見ていたレースですが、同馬は回避してしまいました。そんな経緯もあり、低レベルの大混戦です。しかし、完全に底を見せきったとは言えない馬も出走してきているので、そういう馬が勝利すれば新星誕生でもしかすると桜花賞に繋がるのかもしれません。新星が誕生すれば楽しいですね。


●ファルコンS

新装中京競馬場で行われる重賞レース第2弾のファルコンS。これまでは芝1200mで行われていましたが、今年は芝1400mで行われます。芝1200mで行われていた頃は、例年先行争いが熾烈となり差しが決まるレースでしたが、芝1400mになったことでややペースが落ち着くのか、それとも更に差しが決まりやすくなるのかが見所です。新装中京競馬場自体は差しが決まりやすいので、「差し有利の傾向は変わらないのではないか?」と見ています。


●スプリングS

新潟2歳チャンプのモンストール、札幌2歳チャンプのグランデッツァ、朝日杯フューチューリティSの勝ち馬アルフレード、そしてみんなの人気者ディープブリランテが出走してきます。弥生賞の出走メンバーが小粒だったのに対して、こちらは強豪が集いましたね。

スプリングSの上位馬と若葉S出走のワールドエースの比較で、今年の皐月賞が見えてくるでしょう。土曜日の夜に更新されるパワーポイント指数を見ていただければわかるように、力差の大きいレースなのでそこまで荒れないと見ています。


●阪神大賞典

3冠馬のオルフェーヴルが始動します。かつて3冠馬となったナリタブライアン、ディープインパクトは3冠達成の後、有馬記念で連対し、翌年は阪神大賞典から始動しました。ナリタブライアンは7馬身差、ディープインパクトは3馬身半差の圧勝です。果たしてオルフェーヴルは?

オルフェーヴルの父ステイゴールドも母父メジロマックイーンも相当に気性の激しい種牡馬で、通常なら“禁じ手”の配合でした。それをうっかり配合して生まれたオルフェーヴルの全兄ドリームジャーニ。その“禁じ手”はしばらく封印され、ドリームジャーニの母オリエンタルアートが何度ディープインパクトをつけても妊娠しないというので、その封印を破って再び配合されたオルフェーヴル。名馬は“禁じ手”(非常識)によって誕生するという理論の元に全参加のPOGで同馬を指名しました。

オルフェーヴルは今回の阪神大賞典で走るとか、天皇賞(春)に繋がるレースをするというような視点を通り越して、どうやって過去と未来を繋ぐのかを見ていきたい・・・そういう魅力の馬です。
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2012年03月10日

今週の見所

中山牝馬S、フィリーズレビュー
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●中山牝馬S

中山牝馬Sが行なわれる中山芝1800mは、坂の途中からスタートするためにペースが落ち着きやすい上に、4つのコーナーを回る息の入れやすいコースです。ゆえにロスなく立ち回れる内枠&先行馬が大活躍します。

07年の勝ち馬マイネサマンサ(8番人気)、08年の2着馬マイネカンナ(13番人気)ともに追い込みですが、ともに内枠からインコースを追い上げ、4コーナーから外目に持ち出して穴を開けました。枠順と勝ちに行かない開き直りの騎乗が功を奏した結果だったと言えるでしょう。

玉砕型の逃げ馬がいて隊列が縦長になるか、よほどの道悪になるようなら枠順の影響はそれほど大きくありませんが、基本的には1コーナーで外へ張られると、終始外々を回らされることになります。外枠の馬は割り引いて馬券を組み立てるべきレースです。


●フィリーズレビュー

ガチンコ対決で敗れたジョワドヴィーヴルを意識したのか? すでに桜花賞へ向けて賞金が足りている馬たちが、今回をトライアルとせず、着実な賞金加算のローテーションで挑みます。

土曜日の夜に更新されるパワーポイント指数を見てもらえればわかると思いますが、力差の大きいレースですからそこまでは荒れないでしょう。波乱を期待するなら同桜花賞トライアルのアネモネSのほうでしょうから、本命党はフィリーズレビューを、穴党はアネモネSを中心に馬券を買うことをオススメします。 土曜日の夜に更新されるパワーポイント指数を見てもらえればわかると思いますが、力差の大きいレースですからそこまでは荒れないでしょう。波乱を期待するなら同桜花賞トライアルのアネモネSのほうでしょうから、本命党はフィリーズレビューを、穴党はアネモネSを中心に馬券を買うことをオススメします。
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2012年03月02日

今週の見所

今週は重賞4本立て!
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今週は重賞が4つもあるので、ひとつは会員限定公開で行きます。オーシャンSの見所が見たい方は、やまくら会員掲示板でご確認下さい。会員じゃない方はごめんなさい<(_ _*)>。


●チューリップ賞

本番、桜花賞と同距離、同舞台で行われることもあり、例年どおり桜花賞を見据えたなかなかのメンバーが揃いました。注目はやはりブエナビスタの妹で阪神ジュベナイルFの勝ち馬のジョワドヴィーヴルでしょう。

姉ブエナビスタはキャリア3戦目で阪神ジュベナイルFを高指数で勝利して、クラシック候補に名乗りを挙げました。ジョワドヴィーヴルは姉ほど高い指数で阪神ジュベナイルFを勝つことはできませんでしたが、キャリア2戦目でのものだけに、伸びしろは姉以上のものが期待できます。

しかし、桜花賞へ向けての出走賞金が足りているジョワドヴィーヴルにとっては今回トライアルの一戦となります。阪神ジュベナイルFを涼しい顔で勝ったジョワドヴィーヴルは、7〜8分の状態でもでも勝てるだけの素質馬ではありますが、3冠馬アパパネが阪神ジュベナイルF勝ちから直行ローテーションで躓いたレースでもあります。

どうせ余力を残すなら、差し馬ジョワドヴィーヴルにとってはオーバーペースの競馬で、桜花賞楽勝のパターンを期待します。着実にトライアをトライアルらしく使いこなし、3冠馬となって欲しいです。


●中日新聞杯

今年の中日新聞杯は新装された中京競馬場で行われます。今までの中京開幕週と言えば、ジョッキーがどうしても平坦小回りで前残りになるということを意識しすぎるため、結果的にオーバーペースとなってしまいがち。開幕週でもそれほど前が残れませんでした。

しかし、新装された中京競馬場は今までよりも直線が約100m長くなり、直線には西日本最大と言われる坂も出来ました。となれば今までよりも一層差し、追い込み馬が有利になるように思えます。ところが直線の長い東京競馬場ではジョッキーが長い直線を意識しすぎるためにペースが緩み、結果的に前残りになるという傾向が多く見られます。

今回の新装中京競馬場も東京競馬場と同じで、おそらくジョッキーは直線の長さと坂を意識するようになるはずです。また新装したばかりとなれば良好な芝で行われ、水を含んだ状態でも極端に差し、追い込みが決まるようなことはないと見ています。実際にレースを見てみないと断定はできませんが、現時点では「逃げ、先行馬が有利の可能性大」ということでまとめておきます。


●弥生賞

キャロットFの現2歳馬最高価格6000万円のアダムスピークが出走してきます。アダムスピークといえば、キャリア2戦目で先月の共同通信杯を勝利したゴールドシップ、札幌2歳Sの勝ち馬グランデッツアなどのメンバー質の高い一戦となったラジオNIKKEI杯2歳Sを勝利した馬です。

通常2歳馬はキャリアを積みながら少しずつ成長していくものですが、その途上の途上と言えるキャリア2戦目で強豪相手に勝利できるというのは、チューリップ賞出走のジョワドヴィーヴルもそうですが、本当にすごいものがあります。将来、それなりの活躍が約束されたも同然でしょう。

しかし、アダムスピークはラジオNIKKEI杯2歳Sで展開がハマったことも確かです。昨年のラジオNIKKEI杯2歳Sはスタートから一定のラップが刻まれたスローペースだったのですが、その好位のインで一定のペースで走れたことも好走の要因でした。その時のアダムスピークの通過順位3・3・3・5が示すように、4コーナー手前で進路を失う不利もあったのですが、結果的にそこで脚を溜めたことが終いのキレに繋がった印象もあります。実際にアダムスピークの直後で立ち回った5着馬ブライトラインは後の京成杯、アーリントンCで10着、7着に敗れています。

「アダムスピークはラジオNIKKEI杯2歳Sで展開に恵まれた」と書くと、急にアダムスピークを狙いたくなくなる方もいるかもしれませんが、キャリア2戦目でラジオNIKKEI杯2歳Sを勝利した馬と言えば、アグネスタキオンやロイヤルタッチがいます。アグネスタキオンは無敗で皐月賞を制しました。ロイヤルタッチは勝ったり負けたりを繰り返しながら、皐月賞と菊花賞で2着でした。私の腹は決まっているのですが、さじ加減はみなさまにお任せします。

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2012年02月25日

今週の見所

アーリントンC、阪急杯、中山記念
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最近、ブログのコメントにお返事せずにごめんな{oJo}サイ!
{oJo}(←あんまり似てないけど、動物のサイのつもり)

見所は真面目にいきますヽ(*´∀`)ノ。


●アーリントンC

阪神の開幕日に行われるアーリントンCは、ダンツキッスイ(08年)、コスモセンサー(10年)などが逃げ切り勝ちしているように、逃げ馬が有利なレースです。阪神の外回りコースで行われるようになった07年以降は、とにかく4コーナー先頭だった馬の活躍が目立ち、4コーナー先頭で馬券圏外に敗れたのは09年(ジョーメテオ)のみです。「4コーナーを制す馬が勝負を制す」と言っても過言ではないでしょう。

また昨年、前走でダート戦を使っていたノーザーンリバーとキョウエイバサラもワン・ツー決着で波乱となったように、前走でダート戦を使っている馬が穴メーカーとなります。08年の勝ち馬ダンツキッスイも前走でダートを叩いてアーリントンCに挑んだ馬でした。先行力ある前走ダート戦出走馬には注意しましょう。


●阪急杯

昨年の阪急杯の勝ち馬で、昨年の高松宮記念で2着の実績があるサンカルロが出走してきます。同馬は昨年の阪神Cで勝利しているように、差しが決まりやすい阪神芝1400mや、ペースが速くなるスプリントG1の舞台で追い込んで上位に食い込んで来るタイプです。

阪神芝1400m巧者でメンバー中でもっとも強いサンカルロは今回も展開さえ向けば上位争いは濃厚ですが、同じ阪神芝1400mでも暮れに行われる阪神Cよりも2月の開幕週に行われる阪急杯のほうが前が残れる傾向にあります。今回は大外枠に入りましたから、先行力のない同馬は当然差し競馬をするでしょう。サンカルロの展開になるかどうかがこのレースの馬券の要となります。


●中山記念

伝統の中山記念は、開幕週でも極端にペースが緩むことがないため、もともと強い(指数の能力最大値が高い)か、近走が充実している(能力値が高い)馬が活躍します。

また、09年の勝ち馬カンパニーは同年秋に天皇賞(秋)とマイルチャンピオンシップを勝ち、2着のドリームジャーニーは同じく同年の宝塚記念と有馬記念を制覇。昨年の勝ち馬ヴィクトワールピサは次走でドバイワールドCを勝利したように、近年の上位馬はその年に活躍する傾向にあります。

今年は例年以上に近走充実の馬が揃いました。現状の実力最上位は有馬記念で2度の3着実績があるトゥザグローリーですが、同馬はドバイワールドCへ向けての一戦。となれば能力値の高い上がり馬に期待してみるというのが無難な選択かもしれません。
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2012年02月11日

今週の見所

クイーンC、共同通信杯、京都記念
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●クイーンC

能力の裏付けがあるイチオクノホシが1番人気、良血馬ヴィルシーナが2番人気に支持されています。しかし、イチオクノホシは現状では先行力がなく、前有利の流れになると取りこぼす可能性も考えられるでしょう。また、パワーポイント指数的な穴馬(隠れた実力馬)も多数存在し、荒れる可能性はおおいにあります。

3歳牝馬路線はジョワドヴィーヴルが抜けた存在で、それ以下は横一線。今回でそれに次ぐ存在が現れるかどうかが、今年のクイーンCの見所でしょう。


●共同通信杯

東京スポーツ杯の勝ち馬ディーププリランテ、ラジオNIKKEI賞2歳Sの2着馬ゴールドシップ、関東圏の素質馬が集結した1月29日の平場戦、勝ち馬フェノーメノの上位馬スピルバーグ、ストローハットが出走してきます。(ちなみに1月29日の平場戦の上位馬はクイーンCにも出走しています)

ディーププリランテはデビュー戦では好位からの競馬で、5馬身差の圧勝を決めたことなどからも、タフな流れで真価を発揮する、いわゆる王者タイプです。今回の相手なら能力面で特にケチをつけるところはありませんが、今回は3ヵ月の休養明けになります。休養中に疲れが完全に抜け切っていれば勝ち負け、疲れが抜けきっていなければ敗戦も考えられるでしょう。

また、ゴールドシップが今回で通用するかどうかで、ラジオNIKKEI賞2歳S組が、クラシックで通用するのかのおおよそのメドが立ちます。また、昨夏の新潟では明らかに強い競馬をしたエアネドが、前走で不良馬場を使ったことにより、どこまで調子を取り戻すかも見所です。

先週のきさらぎ賞で4着のジャスタウェイしかり、昨夏の新潟で強い競馬をした馬たちが、揃いも揃って順調さを欠いているので(確かに新潟は高速決着すぎて、その後の成長があまり促せないというのもありますが)、どの馬かが、忘れられた頃にアドバルーンを打ち上げるに違いないと見ています。


●京都記念

昨春の天皇賞を勝利したヒルノダムール、そして秋の天皇賞で2着のダークシャドウ、日本ダービー2着、菊花賞2着のウインバリアシオンなどG1級の馬が3頭出走してきます。

日経新春杯はトゥザグローリー、AJCCはルーラーシップが勝利したように、現5歳馬は「最強世代」という表現が正しいかはともかく、層が厚いことは間違いありません。菊花賞馬のビックウィークこそ迷走していますが、皐月賞馬ヴィクトワールピサ、ダービー馬エイシンフラッシュともにその後の古馬G1で通用しているように、平均的に強い世代なのです。昨秋、トレイルブレイザーもその領域に名乗りを挙げました。

それに対して、現4歳馬は3冠馬オルフェーヴルの存在ばかりが浮き彫りになっていますが、けっして層が厚いとは言えません。オルフェーヴルからやや離れてオルフェーヴルがいなければ2冠馬になれていたかもしれないウインバリアシオンが食らいついていますが、それ以下は横一線です。

菊花賞2着馬ウインバリアシオンと菊花賞3着馬トーセンラーとの間には大きな差があります。トーセンラーが今回で成長力を見せる可能性は否定しませんが、現4歳馬はオルフェーヴル、ウインバリアシオンは強いけれど、それ以下はこと中距離戦において、あまり強いとはいえない馬たちばかりです。それは皐月賞2着のサダムパティクが古馬重賞でほとんど通用していないことからもわかります。

京都記念は実力上位のどの馬が叩き台で、どの馬が勝ちに着ているのかを見極めるのがポイントです。ちなみにヒルノダムールが今年も海外遠征を視野に入れていると窺いました。

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2012年02月04日

今週の見所

小倉大賞典、東京新聞杯、きさらぎ賞
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●小倉大賞典

小倉大賞典は昨年のバトルバニヤン(7番人気・2着)、一昨年のオースミスパーク(7番人気・1着)、マヤノライジン(13番人気・3着)など、超ド級の穴馬の活躍が目立ちます。過去10年を振り返っても、2005年以外は必ず7番人気以下の馬が馬券に絡んでいるのです。

その理由として、1.群雄割拠のメンバー構成であること。2.ハンデ戦で行われること。3.内、中、外のドラックバイアスの生じた荒れ馬場で行われることです。

しかし、軽ハンデ馬はあまり活躍しません。なぜなら先行勢が馬場の良いところ(伸びるところ)を確保しようと積極的に動き、ペースが緩まないからです。脚を小出しにするペースのアップダウンが激しいスローペースのレースでは軽量馬の活躍が目立ちますが、一定のペースが刻める小倉大賞典のようなレースでは軽量の恩恵が存分に受けられないのです。

もし、軽量馬が馬券に絡んだとしたなら、それはハンデに恵まれたのではなく、単に実力があるからでしょう。過去10年でもっとも軽い重量で馬券に絡んだのは、2004年のメイショウバトラー(51s・1着)ですが、同馬は上昇中の4歳牝馬で、その後の重賞でも活躍した馬です。

つまり、ハンデ戦というのは、人の心理をぐしゃぐしゃにする目くらましのようなもので、実のところは1と3の2点だけで荒れている傾向にあるのです。実力はパワーポイント指数で吟味して、当日内、中、外のどこが伸びるのかを丁寧に見たいです。昨年はド本線で当てたレースで、荒れるレースながらもわりと相性がいいので、今年も決めたいですね。


●東京新聞杯

昨秋の毎日王冠の2着馬は、昨春の安田記念の勝ち馬リアルインパクト、そして4着馬のエイシンアポロンがその後マイルチャンピオンシップの勝ち馬となったように、近2年の年のマイルG1はかなりの低レベルでした。中距離路線のG2で上位争いできる能力の持ち主であれば、平気で賞金1億円をかっさらえたのです。

しかし、今年の京都金杯が4歳馬のワン、ツー決着だったのを見て、世代交代の始まりを感じました。今年の安田記念ではおそらく世代交代が起こり、今後は4歳馬がリードして行く形になるでしょう。そしてマイル路線の低迷にピリオドを打つと見ています。

今年の東京新聞杯は近走成績の良い4歳馬が4頭出走します。その4頭が今回でどのようなレースをして安田記念に繋がっていくのか、非常に楽しみなレースとなりました。予想としてはけっして簡単ではありませんが、明るい未来のあるレースです。


●きさらぎ賞

クラシック候補として賛否両論のミリオンホース、ワールドエースが出走してきます。時代をリードするサンデーレーシング&池江厩舎というバックボーンと新馬戦が持ったままの勝利だったことから多くの方から賞賛され、「ワールドエースと戦うのはイヤだ!」ということで、若駒Sを5頭立てにしました。しかし、その若駒Sでは逃げ馬のゼロスを交わせないどころか2馬身半差も引き離せなかったことで、今度は一部の方たちから否定される存在にもなりました。

そのワールドエース。私の評価は「賛」か「否」のどちらかというと、その中間です。「否」の理由としては、新馬戦で持ったままではあったけれど、それほど余裕があったようには見えなかったことや4馬身差引き離された3着以下の馬が、未だに未勝利を勝ち上がっていないこと。また、前走の若駒Sは名馬タイキシャトルが逃げ馬テンザンストームを捕らえ切れなかった状況下とは異なり、自分から動いていかなかったことです。手応えがあれば、道中からでも動いて行けたはずです。

しかし、この時期に1600万下の馬と併せられるというのは、将来オープン入りを果たす可能性は高いという意味では「賛」です。ワールドエースは重賞の今回のメンバーが相手だと、並の馬になってしまうので、今回で大きく変われる可能性を秘めた△評価が妥当と見ています。ワールドエースが人気を被ってくれるのなら、ここは勝負に出たいレースです。

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2012年01月28日

今週の見所

シルクロードS、京都牝馬S、根岸S
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●シルクロードS

昨年の香港スプリントでカレンチャンが日本馬で最高着順の5着と好走したように、ここへ来て短距離路線のレベルが上がっています。5連勝でスプリンターズSを制したカレンチャンが群雄割拠の短距離戦に一応のピリオドを打ったのです。しかし、新たなる勢力が出現しました。それが4連勝で京阪杯を制したロードカナロアです。

パワーポイント指数を見ていただければおわかり頂けるように、各馬の近5走でもっとも高い指数をマークしているのはエーシンダックマン(淀短距離S)です。エーシンダックマンはかつてあざみ賞を圧勝した後の次走ファルコンSで15着大敗を喫したように、展開がハマれば圧勝し、疲れが残れば脆さを見せるタイプです。

競走馬の強さを図る上で、「崩れない」というのも重要なファクターです。そういう意味では、ロードカナロアは今回のメンバーでNO.1的な立場でしょう。そのロードカナロアが本番、高松宮記念へ向けてどのようなレースをするかがとても楽しみです。


●京都牝馬S

4歳馬が52s、5歳以上が53sで、収得賞金1600万円ごとに1s増という別定戦ですが、条件馬のドナウブルー、クィーンズバーン、ビッグスマイルが揃いも揃って4歳馬だけに、実質ハンデ戦のような一戦になりました。能力と斤量のバランスが絶妙だけに荒れる要素はあります。

また、京都はこれまでAコース使用で、内枠の先行馬が有利な馬場状態で行われていましたが、今週からBコースになります。これにより世間では「外枠が有利になるんじゃないか?」と言われていますが、そう言われながらも意外と内が残ったりすることもしばしばあります。土曜日のレースを見てから決断を下したいところです。


●根岸S

今回のメンバーで能力上位なのは南部杯でトランセンドとアタマ差を演じたダノンカモンや、一昨年のフェブラリーSの2着馬で、前走の東京大賞典でも3着のテスタマッタでしょう。(長期休養前まで考えるならフェラリーピサも加わってきますが)

しかし、ダノンカモンやテスタマッタは前走でダ1800m、ダ2000mを使った後の一戦になります。両馬ともダ1400mでの実績はありますが、一気の距離短縮となると追走面に不安が残ります。例年フェブラリーSで前走ダ2100mの川崎記念上位馬の活躍が目立ちますが、それはレースの流れの変化に戸惑いながらも能力の違いで好走している場合が多いです。ですから、ダノンカモンやテスタマッタの強さを認めつつも、思い切って前走で短距離戦を使っている短距離馬を本命にするのもひとつの手でしょう。

個人的な意見になりますが、よく「地方の深い砂は合う、合わない」という議論は耳にします。しかし私は、砂の深さよりも前走からの距離の短、長を含めた距離適性のほうがよっぽど大きいように感じます。トランセンドはマイル前後を主体とする中央向き、スマートファルコンは長丁場を主体とする地方向き。ヴァーミリアンは年齢を重ねてスピードが衰え、長丁場(地方)向きになったというのが私の考えです。
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2012年01月22日

今日の見所

AJCC、平安S
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FLASHさんのご要望にお応えして、これからも見所を書きます。


●AJCC

日経新春杯、金鯱賞をG1通用級の指数で勝利したルーラーシップの1本被りになっています。6ヵ月の休養明けとなった前走の有馬記念でも4着に好走していますから、能力面では申し分ないでしょう。問題は6ヵ月の休養明けで好走したダメージが出るか、出ないかということです。今年のAJCCが堅いか、荒れるかはルーラーシップ自身に掛かっています。

個人的には、タフな流れに強い逃げ馬シャドウゲイトやミヤビランベリのようなお宝馬が出走していないので、あまり興味が湧きません。中山芝2200m、中山芝2500mは真の逃げ馬(スタミナに絶対の自信があって逃げている馬)しか通用しません。その時だけ逃げるような逃げ馬では通用しないので、今回のメンバーだと逃げた時点で、その馬は“アウト”になるでしょう。


●平安S

今回の出走メンバー中、古馬重賞で連対実績のある馬は、エスポワールシチー(交流も含めてG1で5勝)、トウショウフリーク(昨年のみやこS2着)、インバルコ(昨年の平安S)の3頭です。エスポワールシチーは、昨年のみやこSでトウショウフリーク、インバルコに完勝しているわけですから、今回で断然の1番人気に支持されるのは当然のことでしょう。パワーポイント指数でも断然の存在です。

しかし、昨年のJCダートは、結果的に逃げたトランセンドが勝ち、2番手を追走したエスポワールシチーが3着に好走していますが、エスポワールシチーがトランセンドに簡単にハナを譲ろうとはせず、真っ向勝負に出たために、先行馬にとっては厳しい流れでした。エスポワールシチーはそれなりに力を出し切っているはずです。これをどう読むかが、馬券の要となるでしょう。
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2011年12月21日

今週の見所

ラジオNIKKEI杯2歳S&有馬記念
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いよいよオーラス!


●ラジオNIKKEI杯2歳S

先週の朝日杯フューチュリティーSはアルフレードが前半3F34秒5、1000m通過が57秒8のオーバーペースを好位の4番手から突き抜けて勝利しました。これで3戦3勝。本当に強い勝ち方でした。2着は札幌2歳Sで3着の◎マイネルロブスト。先行勢をぶっ潰したアルフレードの直後に着けての2着でしたから、同馬も強い内容だったと言えます。

このマイネルロブストの好走により、ラジオNIKKEI杯2歳Sは札幌2歳Sで1着、2着のグランデッツァとゴールドシップが人気の中心になるでしょう。確かに今年の札幌2歳Sは例年以上のハイレベルの一戦でした。しかしマイネルロブストは東京スポーツ杯2歳Sを叩いた後の一戦だったのに対して、前記2頭はぶっつけ本番となります。過信は禁物でしょう。


●有馬記念

今年のジャパンCは妙にメンバー手薄でしたが、有馬記念は例年と比べると少頭数ながら、春秋の天皇賞上位馬、宝塚記念の上位馬、ジャパンCの上位馬にドバイワールドCの勝ち馬、菊花賞馬とG2をG1級の指数で勝利したトゥザグローリーとルーラシップが加わり、出走メンバー合計20冠の豪華キャストです。

今年のジャパンCは肉を切らせて骨を断つような先行馬がおらず、各馬が出方を窺う形でウインバリアシオンが捲くるまでレースが動かない前代未聞のスローペースになりました。しかし、今回の有馬記念は先行馬を早めに捲くるアーネストリーが出走します。このアーネストリーの出走により、レースの道中が引き締まったペースで流れ、差し馬向きの展開になる可能性が高いでしょう。

また、レースが厳しい流れになればなるほど、前走でスローペースの競馬をしている馬は致命的になっていきますから、同じような力関係ならば、なるべく前走で厳しい流れを経験している馬を上位に獲りたい一戦でもあります。
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2011年12月17日

今週の見所

阪神C、愛知杯、朝日フューチュリティS
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●阪神C

暮れのG2ということで、大半の馬がレースを順調に使われてこのレースに挑みます。レースを順調に使われている馬というのは、成績の乱高下が少ないため、自分の力を出し切れることが多いのが特徴です。このため阪神Cはあまり荒れません。一昨年、7番人気で連対したプレミアムボックスもパワーポイント指数では、能力値4位の馬でした。今年も実力上位馬が力を出し切れる状況下にあり、実力馬同士で決着する可能性が高いでしょう。


●愛知杯

みんなのアイドル、レーヴディソールが出走します。前走エリザベス女王杯で連勝がストップしたレーヴディソールですが、「8ヵ月の休養明け」、「初距離」、「古馬G1級が相手」と三重苦を背負っての出走でした。よほどの怪物じゃなければ通用しないローテーションだったことは確かです。さて、そのレーヴディソール。愛知杯で上積みを見せることができるでしょうか? 愛知杯が荒れるか荒れないかはレーヴディソールが支配します。


●朝日フューチュリティS
(お待たせした分、長めに書きました)

新潟2歳Sで早くも朝日杯フューチュリティS勝ち負けレベルの指数をマークしたモンストール、ジャズタウェイがこのレースを回避。そしてハイレベルの札幌2歳Sの勝ち馬グランデッツァがラジオNIKKI杯2歳Sへ回ることになったために、とても2歳チャンピオン決定戦とは言い難い、寂しいメンバー構成になりました。

前売り3番人気のダローネガは新潟2歳Sでモンストールに1.1秒も離された4着馬、前売り5番人気のマイネルロブストは札幌2歳Sの2着馬。過去に前走未勝利を勝ったばかりのメジロベイリーが勝った時に、「最優秀2歳牡馬」を選出するにあたって大きな議論を呼んだことがあるのですが、今年も勝つ馬によっては大きな議論を呼んでしまいそうです。(個人的に2歳チャンピオン決定戦をボイコットした馬なんぞに、チャンピオンの称号を与える必要はないと思うのだが) つまり、波乱の要素を存分に秘めたレースです。

また、中山外回り芝1600mは道中外を回る円状の外回りのため、一度外を回らされるとずっと外を回らされやすくなる、内枠、先行馬有利の特殊コースだと言われています。このためほとんどフルゲート16頭立てで行われる朝日杯フューチュリティSは「8枠は鬼門」といわれています。しかし実のところ、外枠はそれほど不利ではなく、昨日(土)のひいらぎ賞でもフルゲート大外枠のモエレフルールが連対しました。(ターコイズSでごっつい穴を開けたマイネルプリンセスも大外15番枠)

では、なぜ朝日杯フューチュリティSは「8枠は鬼門」なのかといえば、前走で例年スローペースの京王杯2歳Sや芝1600m以上の距離を使われている馬が多く出走し、先行馬と前とスムーズに距離が詰められる内枠有利のスローペースになりやすいからです。今年の出走馬の中で前走の前半ラップがもっとも速いのはマコトリヴァーサルで前半3F34秒7。これでは今年もどちらかと言えば内枠、先行馬が有利の可能性が濃厚でしょう。いつかその「8枠は鬼門」のデータが打ち破られる日が来ると思いますが、今年も外枠は割り引いて考えたほうが良さそうです。
posted by 山崎エリカ at 10:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 今週の見所

2011年12月10日

今週の見所

中日新聞杯、カペラS、阪神ジュベナイルF
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●中日新聞杯

2009年から国際競走となった中日新聞杯。それに伴うようにして出走馬の質が向上し、高い指数で決着するようになりました。近2年は翌年のG1戦線で活躍することになるアーネストリー、次走の有馬記念で3着のトゥザグローリーがこのレースを勝利しています。

今年もなかなかのメンバー出走してきましたね。つまり今年も、来年G1級の活躍が出来そうな馬を狙えばいいのです。近2年はそれに該当する馬が断然の1番人気で堅い決着でしたが、今年は勝ち負けが予想される馬の素質と人気に返りがあるのがいい感じです。


●カペラS

今年は第1回カペラSの勝ち馬ビクトリーテツニー、昨年の第3回カペラSの勝ち馬で、今年の根岸S&名古屋かきつばた記念の勝ち馬のセイクリムズン、一昨年のプロキオンSの勝ち馬ケイアイガーベラ、07年のガーネットSの勝ち馬スリーアベニュー、昨年の佐賀サマーチャンピオン&今年の大井東京スプリントの勝ち馬セレスハント、今年の盛岡クラスターCの勝ち馬ドスライス、そして2年1ヵ月ぶりの出走となる08年のエルムS、一昨年の根岸Sの勝ち馬フェラーリピサなど、重賞勝ち馬が大量出走してきます。とてもG3とは思えない豪華メンバーです。

当然ながら、これまで以上に指数の高い決着になるでしょう。今年のカペラS出走馬からは、来年G1馬が誕生するとまでは行かないまでも、いい線までいける馬が誕生するでしょう。今回での着順に関係なく、今年のカペラSを出走馬の質の高いレースとして記憶しておくと、後の馬券回収率に差が出ます。そういう意味でも要注目のレースと言えるでしょう。


●阪神ジュベナイルF

パワーポイント指数を見るとファンタジーS上位馬よりも500万下勝ち馬の指数のほうが全体的に高いのが特徴的です。これはファンタジーSのレベルが例年よりも低いということではなく、牡馬混合の500万下を牝馬が勝ち上がって阪神ジュベナイルFの出走権を手に入れた馬が多いということです。また、今年は萩Sが例年よりもレベルが低かったのも特徴でした。

成長力が問われる2歳戦では、伸びシロも馬券の重要なポイントではありますが、能力の裏付けがある前走500万下かオープン特別の勝ち馬を本命にするほうが無難でしょう。

白菊賞で同日古馬500万下のセイルラージと同タイム決着の流れを逃げて作って2着のフレイムコードが、お決まりのように抽選で弾かれたのが残念でなりません。ジョワドヴィーヴルのような馬はまず抽選を通るよねぇ〜?

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2011年12月04日

今日の見所

JCダート
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今年も外国馬の参戦がなく、中央で行われる日本のダート馬頂上決戦となりました。パワーポイント指数上はトランセンドとエスポワールシチーの2強です。

しかしエスポワールシチーは一昨年の絶対王者ではありますが、旬が過ぎてしまったのも確か。全盛期の実力のおつりで好走と反動を繰り返しながら、スマートファルコンを含めた3強の1頭に加わっているのが現状です。つまり下降傾向にあるのです。

それを考えれば、「未知の魅力」や「展開利」に期待する手もあるでしょう。というか、2強に割って入ってくるには、どちらか一方を満たす必要があると見ています。

未知の魅力とは、今回で自己ベスト指数をマークするかもしれない馬を意味します。展開利とは、トランセンドとエスポワールシチーが潰し合った場合に浮上する差し馬です。私はトランセンドもエスポワールシチーも折り合える逃げ馬だけに、潰し合う可能性は低いと見ているので、「未知の魅力」に期待してトランセンドとほぼ1本で行きたいです。

 GOOD LUCK!!
posted by 山崎エリカ at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所

2011年11月26日

明日の見所

ジャパンC
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日本で行われる日本馬vs外国馬の頂上決戦、ジャパンC。注目は凱旋門賞の勝ち馬が12年ぶりに参戦することでしょう。今年の凱旋門賞馬デインドリームは独国最高峰のバーデン大賞の勝ち馬でもあり、今年出走の外国馬の中では抜けた存在と言えます。しかし、トニービン、キャロルハウス、アーバンシー、エリシオ、モンジューなどの名だたる凱旋門賞馬が次走ジャパンCに出走してことごとく敗れ去ったように、前走を大目標にした馬が2度続けて大レースで結果を出すというのは難しいことです。

ただし、デインドリームが凱旋門賞をレコードタイムで勝利したように、近年の仏国は馬場高速化の傾向にあります。英国よりも日本の馬場状態に近くなってきているという意味では、凱旋門賞馬がジャパンCを勝利する可能性が広がりました。これまで凱旋門賞馬が強いと思ってジャパンCで狙っていた人が、「凱旋門賞の勝ち馬はジャパンCでは勝てない」という傾向があったことに気づき、デインドリームをヒモにも加えなかったら、「あちゃぁ〜〜〜」という結果になりかねないような気も少し・・・ほんの少ししないわけではありませんが(笑)、強い競走馬は今回で負けるからこそ、次走で強烈に巻き返すという理念から嫌います。

これまで凱旋門賞の連対馬をジャパンCで一度も買ったことがないから、「ジャパンCの女」として競馬雑誌などで何度か特集が組まれたわけですから、貫きましょう! スクリーンヒーローの意外な好走から調子を崩しているような気がするけど、復権を狙いましょう! ◎は当然、今回で惨敗したもともと強い日本馬にします。日本馬優勢の傾向は近5年の傾向が証明しています。

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2011年11月19日

今週の見所

東スポ杯2歳S、福島記念、マイルCS
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●東京スポーツ杯2歳S

近2年の勝ち馬ローズキングダムやサダムパティックなどがその後のクラシック戦線で活躍したように、将来の大物を輩出するレースです。かつての2冠馬メイショウサムソンも東スポ杯2歳Sの2着馬でした。

今年もいかにも東スポ杯2歳Sらしく、デイリー杯2歳Sの勝ち馬クラレント、新潟芝1600mの新馬戦で上がり3F32秒5という破格の瞬発力を見せたエアネド、そしてハイレベルの新潟2歳Sで2着のジャスタウェイなど、素質馬が多数出走します。1番人気のディープブリランテも、ラスト1Fで失速したとはいえ、2着に5馬身差をつけての新馬勝ちはなかなか優秀です。

さて、どの馬が来年のクラシックで活躍しているか? 将来性を見る目が問われる一戦です。


●福島記念

先週の新潟は芝の内側が荒れて、外差し有利の馬場状態でした。しかし雨が降ることで、インコースからでも伸びる馬場状態に変化する可能性が高いです。馬場を見極めてから決断を下したい一戦です。


●マイルCS

中距離路線でやや足りない馬vsマイル路線の上位馬の対戦図式で今年のG1最大の混戦レースです。日本は中距離路線で足りない馬がマイル路線に回ってきますから、力関係はほぼ互角となります。

こういうレースでは特に前走で厳しいレースをしている馬、前走で力を出し切っていないもともと強い馬が優勢のレースとなります。つまり前走で前哨戦にふさわしいレースをした馬が活躍するということです。そういうレースは私の得意とする領域ですから、アドバルーンを打ち上げたいです。

posted by 山崎エリカ at 10:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 今週の見所