2012年02月04日

今週の見所

小倉大賞典、東京新聞杯、きさらぎ賞
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●小倉大賞典

小倉大賞典は昨年のバトルバニヤン(7番人気・2着)、一昨年のオースミスパーク(7番人気・1着)、マヤノライジン(13番人気・3着)など、超ド級の穴馬の活躍が目立ちます。過去10年を振り返っても、2005年以外は必ず7番人気以下の馬が馬券に絡んでいるのです。

その理由として、1.群雄割拠のメンバー構成であること。2.ハンデ戦で行われること。3.内、中、外のドラックバイアスの生じた荒れ馬場で行われることです。

しかし、軽ハンデ馬はあまり活躍しません。なぜなら先行勢が馬場の良いところ(伸びるところ)を確保しようと積極的に動き、ペースが緩まないからです。脚を小出しにするペースのアップダウンが激しいスローペースのレースでは軽量馬の活躍が目立ちますが、一定のペースが刻める小倉大賞典のようなレースでは軽量の恩恵が存分に受けられないのです。

もし、軽量馬が馬券に絡んだとしたなら、それはハンデに恵まれたのではなく、単に実力があるからでしょう。過去10年でもっとも軽い重量で馬券に絡んだのは、2004年のメイショウバトラー(51s・1着)ですが、同馬は上昇中の4歳牝馬で、その後の重賞でも活躍した馬です。

つまり、ハンデ戦というのは、人の心理をぐしゃぐしゃにする目くらましのようなもので、実のところは1と3の2点だけで荒れている傾向にあるのです。実力はパワーポイント指数で吟味して、当日内、中、外のどこが伸びるのかを丁寧に見たいです。昨年はド本線で当てたレースで、荒れるレースながらもわりと相性がいいので、今年も決めたいですね。


●東京新聞杯

昨秋の毎日王冠の2着馬は、昨春の安田記念の勝ち馬リアルインパクト、そして4着馬のエイシンアポロンがその後マイルチャンピオンシップの勝ち馬となったように、近2年の年のマイルG1はかなりの低レベルでした。中距離路線のG2で上位争いできる能力の持ち主であれば、平気で賞金1億円をかっさらえたのです。

しかし、今年の京都金杯が4歳馬のワン、ツー決着だったのを見て、世代交代の始まりを感じました。今年の安田記念ではおそらく世代交代が起こり、今後は4歳馬がリードして行く形になるでしょう。そしてマイル路線の低迷にピリオドを打つと見ています。

今年の東京新聞杯は近走成績の良い4歳馬が4頭出走します。その4頭が今回でどのようなレースをして安田記念に繋がっていくのか、非常に楽しみなレースとなりました。予想としてはけっして簡単ではありませんが、明るい未来のあるレースです。


●きさらぎ賞

クラシック候補として賛否両論のミリオンホース、ワールドエースが出走してきます。時代をリードするサンデーレーシング&池江厩舎というバックボーンと新馬戦が持ったままの勝利だったことから多くの方から賞賛され、「ワールドエースと戦うのはイヤだ!」ということで、若駒Sを5頭立てにしました。しかし、その若駒Sでは逃げ馬のゼロスを交わせないどころか2馬身半差も引き離せなかったことで、今度は一部の方たちから否定される存在にもなりました。

そのワールドエース。私の評価は「賛」か「否」のどちらかというと、その中間です。「否」の理由としては、新馬戦で持ったままではあったけれど、それほど余裕があったようには見えなかったことや4馬身差引き離された3着以下の馬が、未だに未勝利を勝ち上がっていないこと。また、前走の若駒Sは名馬タイキシャトルが逃げ馬テンザンストームを捕らえ切れなかった状況下とは異なり、自分から動いていかなかったことです。手応えがあれば、道中からでも動いて行けたはずです。

しかし、この時期に1600万下の馬と併せられるというのは、将来オープン入りを果たす可能性は高いという意味では「賛」です。ワールドエースは重賞の今回のメンバーが相手だと、並の馬になってしまうので、今回で大きく変われる可能性を秘めた△評価が妥当と見ています。ワールドエースが人気を被ってくれるのなら、ここは勝負に出たいレースです。

posted by 山崎エリカ at 09:59| Comment(1) | TrackBack(0) | 今週の見所
この記事へのコメント
お見事、小倉大賞典は考察通りでしたね。
Posted by FLASH at 2012年02月05日 00:17
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