2011年03月18日

チューリップ賞の回顧

レーヴディソール圧勝
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レーヴディソールが単勝オッズ1.1倍の高い支持率に応えて、2着ライステラス以下に4馬身差以上も差をつけて圧勝しました。近2走は出遅れが続いた同馬ですが、今回はまずまずのスタートを見せ、いつものように後方を追走。ゆっくりと外から上がっていくと、直線での不利を恐れて大外へ持ち出し、そこから早めに動いていったライステラスなどを並ぶ間もなく抜き去り、そこから更に1馬身、2馬身…と差を広げ行く内容は見事でした。当然ながら自己ベスト指数マークです。

一見、何の死角もないように思われるレーヴディソールですが、実は今回で圧勝だったがゆえに、本番桜花賞へ向けての不安が残りました。本来、桜花賞へ向けての出走賞金が足りている競走馬のトライアルレースとは、本番に向けて1.疲れを残さないこと、2.厳しい流れを経験させることの2つの目的があります。しかし、今回は2番人気に支持されたライステラス以外は1勝クラスの馬だったために、ペースが緩み、前走の阪神ジュベナイルFで、実は力を出し切れていなかったレーヴディソールが圧勝してしまったのです。

このパターンは2009年のロジユニヴァースの弥生賞に該当します。ロジユニヴァースは本番皐月賞までに新馬、札幌2歳S、ラジオNIKKEI杯2歳S、弥生賞を4連勝し、本番皐月賞では断然の1番人気に支持されながらも14着に大敗しました。それはなぜかというと、前走の未勝利を勝ったばかりのミッキーペトラが2着入線したように、相手が弱かったがゆえにゆったりとしたペースで逃げることができ、それゆえに圧勝してしまったのです。(その時も自己ベスト指数マーク) つまり、トライアルレースで前記した1と2の条件を満たしていなかったがゆえに、本番皐月賞で敗れたのです。

レーヴディソールは確かに今年の3歳牝馬が相手なら、実力一歩リードの存在ではありますが、世間で言われているほどズバ抜けた存在ではありません。したがって2009年の皐月賞でロジユニヴァースを本命にしなかったように、今年の桜花賞でレーヴディソールを本命にすることもないでしょう。レーヴディソールを負かせる可能性がある馬が限られているだけに、それが出走してこないようなら話は変わってきますが、私の目にはレーヴディソールにイエロー信号をともしたチューリップ賞でした。
posted by 山崎エリカ at 15:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 重賞回顧
この記事へのコメント
◎が想像つかないなぁー。
Posted by J at 2011年03月18日 23:18
いや、ずば抜けた存在でしょうw
Posted by nabe at 2011年03月19日 17:03
ずば抜けた存在と言われて
フサイチホウオーも消えたぞ.

それで皐月賞と、伝説のダービーを獲らせてもらった.
Posted by キムラ at 2011年03月19日 18:12
レーヴディソール、骨折で春はお休みだね。
残念。過剰に人気を吸収してもらって、それを破る馬を見出しておいしい配当を、とこの回顧をみてニヤニヤしていたのに・・・
Posted by white johnson at 2011年03月31日 00:08
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