2018年08月25日

明日の見所(キーンランドCなど)

2018年 新潟2歳S、キーンランドC
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●新潟2歳S

新潟2歳Sは、前走芝1200mや芝1400mなど短い距離を使われ、芝1600mが未経験となる馬が多く出走してきます。当然、それらの短距離路線馬が、テンのスピードの違いから逃げ、先行することが多いのですが、まだ、体力のない2歳馬ということもあり、騎手が脚をタメ気味に逃げ、先行するのがこのレースのポイント。

つまり、スローペースや超スローペースが発生することが多く、本来は前が残れてもいいペースですが、それでもロードクエスト(2015年)やミュゼスルタン(2014年)、2013年ハープスターのように、追い込み馬が優勝することもあります。これは単に瞬発力が優る、素質馬だから。トップスピードが速いからです。

これは生涯1勝馬と、将来G1で活躍することになる馬が戦うのですから、必然の現象でしょう。2011年には前残りペースでりながら、好位のモンストールと追い込み馬のジャスタウェイが3着馬を5馬身も突き放したことがありました。

まとめると、逃げ、先行馬有利ながら、素質が優る差し、追い込み馬が台頭することが多いレース。明日、日曜日はかなり雨が降るとのことで、より差し、追い込み馬に展開が味方する可能性もあります。過去10年の新潟2歳Sでも、唯一、ハイペースとなったのが、不良馬場で行われた2008年(勝ち馬セイウンワンダー)でした。

しかし、穴馬は、2009年に10番人気で連対したマイネラクリマや2015年に12番人気で連対したウインファビラスのような、展開上有利なのは逃げ、先行馬です。また、道悪になるほど、休養明けの馬は不利になるので、その辺りを加味して予想を組み立てたいです。


●キーンランドC

札幌芝1200mは、2コーナー奥のポケット地点からスタートして、向こう上面の緩やかな上り坂をずっと上って行くコース。しかし、最初の3コーナーまでの距離が長いので、最初の3コーナーまでの競り合いが続けば一転してハイペースになることもあります。それが追い込み馬のエポワスが台頭した昨年です。

昨年は、戦前の段階から「逃げ、先行馬揃いで、ハイペースが濃厚」とコメントし、エポワスを本命◎にしました。対抗○をナックビーナスとしたのは、この馬がまさか逃げるとは想定していませんでしたが、それでも逃げて3着に粘れたのは、重賞未勝利ながら、昨年のメンバーでは指数上位でした。今年の高松宮記念で脚をタメだけで3着に食い込めるのだから、やっぱり強いんでしょう。

札幌芝1200mで前半3F33秒台前半のペースを刻んで、押し切れるような馬がいれば、その馬はまず、将来のG1馬となります。実際に前半3F33秒1で通過して押し切った2011年のカレンチャンは、その次走でスプリンターズSを制し、翌年の高松宮記念をも制しました。

今年も昨年前半3F33秒5で逃げた、ナックビーナスが逃げる可能性が高いですが、鞍上は積極的な競馬を好まないモレイラ騎手。外からオールインワンが行き切れば番手を狙う形になるでしょう。確かに一昨年のこのレースでは、モレイラ騎手がシュウジで逃げていますが、これはスタートダッシュさせたら、抑えきれなくなったもの。基本的には逃げたがらない騎手と認識しています。

さすがに昨年ほどのハイペースにはならないでしょう。普通に考えれば前半3F34秒台前半といったところですが、札幌は例年よりも力の要る馬場となっており、今回の決着タイムが1分09秒ジャストくらいで決着しても不思議ない状況。前半3F34秒台前半でも展開上は、差し、追い込み馬が有利となるでしょう。
posted by 山崎エリカ at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所
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