2018年07月07日

今週の見所(七夕賞など)

2018年 プロキオンS、七夕賞
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●プロキオンS

地方で行われるダ1400mの古馬混合グレードレースは、黒船賞、かきつばた記念、さきたま杯、サマーチャンピオン、オーバルスプリント、兵庫GTと数多くあります。しかし、中央で行われるダ1400mのグレードレースは、2月の根岸SとこのプロキオンSのみ。12月のカペラSと併せても、スプリント戦は計3レースと少ないため、仏全的にこのレースには好メンバーが集います。

今年も出走馬こそ多くはありませんが、今年のフェブラリーSの3着馬インカンテーション、昨年のこのレースの覇者キングスガード、さらに今年のかきつばた記念やさきたま杯を制したサクセスエナジーやなど、好メンバーが集いました。

また、このレースは芝スタートで最初の3コーナーまでの距離が長いコースらしく、ペースが上がりやすいのがポイント。昨年のように、先行馬総壊滅で差し、追い込み馬が上位を独占することも少なくありません。しかし、雨の影響を受けると、前半の芝の部分で勢いに乗せられず、前半ペースが落ちつきやすくなる上にダートも軽いため、前からの押し切りが決まることも……。逃げ馬コ―リンベリーが2着に粘った3年前は、まさに雨の影響を受けてダートが軽い年でした。

中京は雨が降り続いて、現時点で不良馬場。そこから少しずつ回復し、日曜日には脚抜きの良く、高速ダートになる可能性大。逃げ馬や揉まれたくな馬が内からドリームキラリ、ウインムート、ドライヴナイト、マテラスカイと揃った上に、逃げ馬マテラスカイが外枠に入ったとなるとハナを狙う選択しかなく、ある程度はペースが上がるはず。差し馬有利の流れになるとは見ていますが、前からの押し切りも警戒したほうがいいでしょう。


●七夕賞

まるでサイン馬券のように、「七夕賞は、七枠が有力」と言われていたのは、七夕賞が福島最終週に行われていた頃の話。当時は福島の馬場状態も悪く、最終日ともなると内側の芝がボロボロになり、外差しが決まってばかりでした。何も考えずに、外目の枠の差し馬のボックス馬券買っておけば、かる〜く万馬券が獲れたこともありました。

ところが! 福島は2012年に芝を密度の濃いものに張り替えて以来、馬場高速化が顕著。さらに春の東京開催が2週延長されたことで、七夕賞は2回福島4日目に繰り上がりました。つまり、七夕賞当日は、大雨が降らない限り、高速馬場で行われることが多く、レースは末脚勝負。内目の枠から逃げ、先行馬ががんばることがよくあります。

しかし、七夕賞が行われる福島芝2000mの舞台はちょっと例外。最初の1コーナーまでの距離が約505mと長く、さらにテンから2度の坂を下るために、福島芝1800mよりも前半が速くなる傾向があります。最初の下り坂でどうしてもダッシュがついてしまうので、昨年のマルターズアポジーように、前半3F33秒台までペースを上げてしまうことも……。とにかく、逃げ、先行馬は予定以上にペースを上げ、差し、追い込み馬が台頭することもあるのが、例年のパターンです。

逆に最初の直線が長いコースは、テンの遅い馬でもハナを主張することが出来るので、極端な話、鈍足な逃げ馬でもハナを主張することが可能。先頭に立つまで時間が掛かるメジロパーマーのような馬でも逃げることが出来るし、また、スタミナがあれば逃げ切ることも可能なのがこの舞台です。

その利点を味方につけて逃げ切ったのが、2014年のメイショウナルトであり、遡れば2008年のミヤビランベリもそう。2007年のミキノバンジョーも道悪や直線の長いコースでは逃げ馬になれる馬で、このレースでは3着に好走しています。つまり、全盛期よりも二の脚が遅くなってなかなか前に行けなくなったマイネルミラノでも、その気になれば逃げられるということ。

しかし、今回は同型のシルクドリーマーが大外枠に入ったこともあり、ハナを主張してくる可能性も十分。また、函館記念を勝った頃のマイネルミラノならば、後続を突き放して完勝しても不思議ありませんが、展開が向いたはずのAJCCでも3着だったことを考えると、どうか? 当日の馬場も視野に入れて予想を組み立てたいです。
posted by 山崎エリカ at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所
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