2018年06月10日

本日の見所(エプソムCなど)

2018年 マーメイドS、エプソムC
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●マーメイドS

マーメイドSは、先週の鳴尾記念と同舞台で行われるレース。先週の鳴尾記念の「見所」で、阪神芝2000mは、阪神芝コースの中では、逃げ、先行馬がけっこう頑張れるコースであることをお伝えしました。阪神芝2000mはスタートしてから急坂を上るため、前半のペースがそれほど上がりづらいからです。

前記の事柄を示すかのように、マーメイドSの過去10年では、逃げ馬が穴を開けています。該当馬は2008年・ピースオブラヴ(10番人気・2着)、2009年・コスモプラチナ(9番人気・1着)、2010年・セラフィックロンプ(14番人気・2着)、2013年・アグネスワルツ(10番人気・2着)の4頭。

一方、軽ハンデの追い込み馬も、しばしば活躍しているのがポイント。該当馬は、ハンデ52s以下が対象で、2008年・トーホウシャイン(12番人気・1着)、2011年・アースシンボル(13番人気・3着)、2012年・クリスマスキャロル(7番人気・2着)、同年・メルヴェイユドール(10番人気・3着)、2016年・ヒルノマテーラ(7番人気・2着)の5頭。

2008年こそ道悪のハイペースでしたが、2009年以降は5F通過59秒台後半よりも遅い平均〜スローペースで決着しています。ところが追い込み馬が2着か3着に来てしまっていることもあるのは、高速馬場で行われることが多いゆえに、逃げ、先行馬が仕掛けのタイミングが速いからでしょう。

マーメイドSで逃げ、先行馬が残れている年の大半は、レースのラスト2F目が最速。対して、軽ハンデの追い込み馬が2着、3着に台頭した2012年はラスト4F目が最速、追い込み馬が2着の2016年は、ラスト3F目が最速です。

結果的にラスト1F目に急坂のある阪神コースでは、前半で上手く脚をタメながら逃げても、3コーナーから動いて最後まで息が持つほど甘くないということ。実際にこのあたりから逃げ馬が動いた年は、ラスト1Fで軽ハンデの追い込み馬が突っ込んできているという現象が起こっています。

つまり、逃げ馬に乗る騎手が、どこから動いて行くかで前残りか、ラスト1F 追い込み馬がズドンと来るか決まるということ。そのあたりを的確に判断すれば、かなり的中に近づけるでしょう。ひとまず、マーメイドSで穴を開けるのは、逃げ馬か軽ハンデの追い込み馬が大半であることを覚えていて損はなさそうです。


●エプソムC

東京芝1800mで行われるエプソムC。「府中の千八展開いらず」と言われていますが、このレースはまさにその言葉がぴったり。東京芝1800mは1〜2コーナーの間のポケット地点から斜めに横切りながらスタートするため、ストレートが長く、紛れが生じずらいコースです。

特に高速馬場前提の上級条件では、レースがスローペースになったとしても、ラスト4〜5F目から11秒台の速い脚を使って、さらにラスト2〜3F目で11秒台前半の速い脚を連発させなければ勝てないような極限のスピード比べのレースになります。ラスト3Fで33秒台の脚が使えるような馬でないと厳しいでしょう。

逆にラスト3Fで33秒台の脚が使えないというような馬ならば、3年前の2着馬マイネルラクリマや昨年の3着馬マイネルミラノのように、前半でリードを奪って行けばチャンスがあります。つまり、自分の弱点を補うことも可能なコースのため、ほとんど能力どおりに決まっています。このレースが比較的に本命サイドで決着することが多いのもそのせいでしょう。
posted by 山崎エリカ at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所
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