2017年09月15日

今週の見所(ローズS)

2017年 ローズステークス
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オークス圧勝のソウルスターリングは、天皇賞(秋)が目標のために毎日王冠に出走予定。また、オークス3着のアドマイヤミヤビは直前で屈腱炎を発症して戦線離脱。本来は「主役不在のローズS」という表現がピッタリかもしれません。しかし、今年は春の牝馬クラシックが史上空前と言っても過言ではないほどのハイレベル。さらにフラワーCの内容圧巻で怪物と呼ばれたファンディーナが出走するとなると、かつての主役と名脇役が揃った超豪華メンバー構成と言えるでしょう。

また、今年のオークスでソウルスターリングがマークした指数は、-21ポイント。これは古馬オープンレベルの数字で、2012年のオークス馬ジェンティルドンナと並ぶもの。例年のオークスは、古馬1000万下レベルしかないために、前哨戦では直前の上り馬に食われることも少なくありません。2014年には未勝利を勝ったばかりのタガノエトワールが2着したこともありました。

これは馬番3番タガノエトワールが内々を上手く立ち回ったのも好走要因ですが(秋の阪神開催は、馬場高速化で近年は内枠有利の傾向。特に外回りのこのレースでは、合流地点で馬群がバラけたところで、内々をすくってくる内枠の馬が多い)、ヌーヴォレコルトとハープスターで決着した年のオークスは、高い注目度とは裏腹に、オークスのレベルが低かったのが一番の理由。つまり、オークスのレベルが低い年ほど、下剋上が起こりやすいのです!

しかし、今年はオークスが超A級の上に、ファンディーナの皐月賞は明らかに実力以外の何かが混在した敗戦(おそらくは、クラシックに間に合うように仕上がりすぎるほど仕上げて使ったことが敗因)なので、下剋上を起こすのはなかなか厳しいものがあるでしょう。

確かに、2014年のローズSで前走1000万下・3着のラスヴェンチュラスが3着入線したように、ハイレベルでも前走1000万下で上位だった馬が、3着くらいに突っ込んでくることも少なくはありません。それでも勝ち負けするとなると簡単ではないはず。稀に春の活躍馬が休養中に能力を喪失するパターンもあるので、絶対とは言えませんが、今年は80%くらいの確率で春の実績馬が勝ち負けすると見ています。

しかし、さすがにどう転がるかはわからない推定1番人気のファンディーナにぶっ込めるほど勇気はありません。ここはクラシック組を本命にしてリスクヘッジを図りたいところ。また、ファンディーナは、皐月賞で好スタートを決めて楽に逃げられそうだったところから、内々で待機して外のアダムバローズにハナを譲ったように、スタートの速い馬。

阪神芝1800mのローズSは、昨年、逃げたクロコスミアが2着に粘ったように、逃げ、先行馬がけっして不利ではありません。しかし、差しや追い込みが決まることも多いように、決して前々が楽でもないコース。また、競走馬が休養するとスタミナが不足するので、そこで初めて逃げの手に出るかもしれない不利を考えると、やはり本命は避けたほうがいいように感じます。

もし緩いペースで折り合いを試みたとして、気性難タイプの馬のようなチグハグな走りになってしまう可能性もあるし、台風の影響で馬場が悪化すれば、オーバーペースに巻き込まれてしまう可能性もあります。それでも勝ってしまうようならば、本当に怪物でしょう。とにかく、ここは狙い下げて様子を見たいところです。
posted by 山崎エリカ at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所
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