2016年05月14日

明日の見所(ヴィクトリアM)

2016年 ヴィクトリアマイル
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現在は、女性活躍推進法などで大人の女性に優しい時代ですが、競走馬界も同じ。古馬牝馬の番組がどんどん充実し、今年は1月・愛知杯、2月・京都牝馬S、3月・中山牝馬S、4月・阪神牝馬S&福島牝馬Sと月1回ペース以上で牝馬限定重賞が行われました。そして春の頂上決戦が、今年で11年目を迎えるヴィクトリアマイル。今年は、史上最多のG1馬が7頭出走という、豪華メンバー構成です。

また、このレースは、G1史上初の3連単高配当2000万円馬券が飛び出した昨年を始め、2010年に8番人気のヒカルアマランサスが2着、2013年に12番人気のホエールキャプチャが2着、2014年に11番人気のヴィルシーナが1着するなど、波乱の連続となっています。

波乱になる一番の理由は、一昨年のスマートレイア―や昨年のヌーボレコルト、ディアデラマドレなどの中距離戦を差し、追い込みで結果を出して来た馬の差し損ねによるもの。このレースは、例年Aコース→Bコース使用で前週以上に馬場が高速化することが多いこと。さらにスタミナよりも決め手を生かしたい牝馬限定戦ということもあり、ほぼスロー〜平均ペースで前残りが多発しがち。

それを象徴するかのように、このレースの過去10年では、追い込み馬が1度も3着以内に来れていません。また、差して勝ったのもオウケンサクラの大逃げで前崩れの流れとなった2011年アパパネと、ベストロケーションとブラボーデイジーの競り合いでやや速い流れになった2010年のブエナビスタのみです。

また、前記したヒカルアマランサス、ホエールキャプチャ、ヴィルシーナの共通項が、前走、芝1400mの阪神牝馬Sで距離不足で凡退していること。つまり、もともとマイル戦以上の実績馬でありながら、前走短距離戦を使われたことで、楽に追走してこの舞台での巻き返し劇を見せています。理想的なポジションでレースを運ぶことが出来るという観点から、本質は短距離よりもマイルでこそのストレイトガールも、昨年は高松宮記念凡退からの巻き返しVでした。このレースが前が残り勝ちなレースだからこそ、今回で前目を意識できる前走短距離組が穴メーカーになるのでしょう。

しかし、今年からは古馬牝馬重賞路線の番組改正で、阪神牝馬Sが芝1400mから芝1600mへ。今年はこのことと、本日土曜日の京王杯SCで明確なスローペースなのに1分19秒6の決着タイムが飛び出した超高速馬場であることが、最重要ポイントであり、ある程度は荒れる予感はしています。
posted by 山崎エリカ at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 今週の見所
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