2015年12月27日

本日の見所(有馬記念など)

2015年 ホープフルS、有馬記念
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●ホープフルS

一昨年まで翌年のクラシック戦線を占う出世レースとして知られていたラジオNIKKEI杯2歳Sが、昨年から中山に舞台を移し、G2に昇格。ホープフルSに改名されて行われることになりました。G2に格上げされたばかりの昨年は、なぜかメンバーが揃わず、前走の新馬戦を水準レベルのPP指数で勝利したシャイニングレイが、ここを勝つ結果となりました。しかし、今年は明らかに昨年以上のメンバー構成で、ここからクラシックホースが誕生する可能性も十分あります。

そのなかでも一番の注目は、新馬戦が圧巻で、続く新潟2歳Sでは直線だけで後続をぶっこ抜く強烈な末脚を見せたロードクエストでしょう。新馬戦でロードクエストが撃破した相手は、後のサウジアラビアRCの勝ち馬ブレイブスマッシュなど。新潟2歳Sでロードクエストに4馬身以上も突き放された相手は、先々週の阪神ジュベナイルFで2着のウインファビラスなどです。

ロードクエストは、ゴーサインを出されてからの加速力、トップスピードの速さ、そしてその速さを維持する持久力と、どれをとっても非の打ち所のない馬ですが、致命的な弱点は出遅れ癖があり、これまでに一度も先行して馬群を捌いた経験がないことです。

今回は積極的に行きたがる逃げ馬はいないとは言え、逃げ、先行馬が揃った一戦。ある程度はペースが上がって、差し馬向きの流れになる可能性もあるでしょう。しかし、休養明けでテンションが高く、好発を切った場合にどうか? また、どの馬も行きたがらずに馬群が団子状態になった場合にどう捌いてくるのかが大きな課題。この一戦においては過信は禁物です。しかし、もし前記の課題をあっさりとクリアして勝った場合には、クラシックに王手をかけたも同然。この先が逆らいづらい存在になります。


●有馬記念

昨年試みた枠順ドラフト制が、即廃止になりました。昨年、最初に希望枠順を引き当てたジェンティルドンナが4番ゲートを選択して1着。2番目のトゥザワールドが6番ゲートを選択して2着という結果で、マスコミやファンから「不公平」と非難を浴びたからのようですが、最初の前提としてドラフトというのは、不公平なものではないでしょうか?

また、昨年はたまたま強い馬が絶好枠を引き当て、展開もスローペースで内々、前々が有利になったことで、希望順どおりの結果になりました。自分からは動けない弱い馬ならば、絶好枠を引き当てても通用しなかったはず。個人的にドリームレースとして人気を博している有馬記念だけに、他のレースとの色分け(特別感)があってもいいと考えています。枠順をドラフトにすることで、陣営がどう乗りたいと考えているかが推測できるし、それにより展開も読みやすくなります。そして何よりも直前から有馬記念が盛り上がるので、枠順ドラフト制の復活を願います。

さて、本題の有馬記念の見所ですが、まず、最初に近年の有馬記念の傾向を振り返ると、過去5年ともスローペースで決着しています。芝1200mのスプリンターズSでもスローペースになる時代ですから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、過去5年とも極端なスローペースで決着しているのです。ただ、近2年は1〜2コーナーで前が息を入れているところで、ゴールドシップがもっと前を窺っていけばいいものを、そこでは動かず、向こう上面からじわりと動いて、4コーナー手前から追い出しを開始したのもスローペースが生まれた原因でしょう。

序盤からおっつけて行っても容易にバテないゴールドシップの乗り方ではなく、優等生な馬の乗り方で2年連続3着に負けているので、3度目の正直があるのか? それとも歴史は繰り返されるのか? 正直、ゴールドシップにゴールドシップの乗り方をされたら勝つのはゴールドシップかもしれません。希望枠順で自ら好んで外枠を引いたとなれば、ゴールドシップの乗り方をしてくる可能性が高いのですが、意思が伝わらない抽選となると、今回での戦法が判断しがたいところです。

しかし、ゴールドシップが優等生の乗り方をした場合には、前を残らせてしまう可能性もあるので、今回はゴールドシップがどういう出方をしてきても対応できるように予想を組み立てました。
posted by 山崎エリカ at 11:51| Comment(1) | TrackBack(0) | 今週の見所
この記事へのコメント
同じく競馬中毒です。
まずはメール下さい!
Posted by 原 at 2015年12月29日 08:51
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